業界研究

【業界と業種の違いとは】就活生が知っておくべきよく聞く言葉の意味を徹底解説|一覧あり

業界や業種などの言葉の違いを知らない就活生は多い

業界・業種などの言葉の違いを知らない就活生は多く、就活をスムーズに進めていくためには、正しい言葉の意味を知っておくことが大切です。言葉の意味を知らないままでは、就活を進めるにあたって問題が起きてしまうこともありますし、場合によっては納得できる就職先が見つけられないこともあります。

面接などで業界や業種の言葉の意味について説明を求められることはまずありませんが、聞かれないから知らなくてもいいものではありません。細かい部分まで徹底し、理解しておかなければ就活を上手に進めることはできませんので、正しい意味を理解しておくことが大切です。業界と業種は似た言葉ですが、意味は大きく違いますので、それぞれ正しい意味を知っていきましょう。

業界と業種の違いとは

業界・業種の正しい意味を知るためには、それぞれの違いを理解しておくことが大切です。業界の正しい意味、業種の正しい意味を知って、何が違うのかを確認していきましょう。

業界と業種は混同して使われることが多い言葉ですが、実際の意味は大きく異なっています。違いを知らないままでは、就活を正し進めることができませんし、良い成果が得られない場合もあります。細かな言葉の意味も正しく理解し、すべてを把握した上で就活を進めていくことが大切です。

業界は「扱っている分野」

業界は「扱っている分野」を指した言葉です。取り扱いのある商品や事業内容などがこれに当てはまります。同じ商品、類似商品を扱う企業同士は同じ業界ですし、事業内容が概ね同じ場合も同じ業界だと言えます。何を主力商品としてビジネスを進めているか、企業を運営しているかが業界ですので、同じ業界内であれば仕事内容なども似ていることが多いです。

業界は取り扱う商品、事業内容ごとに企業を分類したものであり、業界が違えば仕事の内容は大きく異なります。また業界と一括りに分類はされますが、他の業界同士で一切関りがないわけではありません。他業界同士であっても連携している場合はありますし、取り扱う分野が広い企業は複数の業界にまたがっていることもあります。

業種とは「企業が携わっている分野」

業種とは「企業が携わっている分野」を指した言葉です。業界は企業が扱う分野であるのに対して、業種はそこからさらに細分化したものを意味する言葉だと覚えておきましょう。業界内にはさまざまな仕事があり、複数の分野にわけられています。企業規模が大きければ業界内すべての分野で活躍する場合もありますが、大抵の場合はいくつかの分野に絞って事業が展開されています。

業界内にはさまざまな分野があり、それぞれの分野を示す言葉が業種ですので、同業界であっても企業ごとに業種は違っていることもありますので、注意が必要です。やりたい仕事は業界で選ぶだけではなく、企業ごとの業種を見て、自分がやりたい仕事があるか、やりたい分野に携わっているかを確認することが大切です。

就活生に人気の高い業界

業界・業種の意味の違いを正しく理解すれば、次に就活生に人気の業界を知っていきましょう。業界・業種の違いを知るのは、自分が本当にやりたい仕事を見つけ、理想とする就職先を見つけるためです。

理想の企業を見つけるためには、業界、業種、企業と少しずつ絞り込んでいかなければなりませんが、まずはどの業界を目指すのかを決めておく必要があります。就活生に人気の業界を参考にしながら、業界ごとの特徴や有名企業を知って、就活の選択肢の幅を広げていきましょう。

金融業界

金融業界は金融、つまりお金に関係する業界です。お金の貸し借りや資産の運用など、基本的にはお金が主力の商品となって事業が展開されています。有名企業としては、みずほフィナンシャルグループや三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行などが挙げられます。メガバンクと呼ばれる規模の大きい銀行が有名であり、金融業界=銀行のイメージを持つ人も多いですが、金融業界の分野はそれだけではありません。

株式取引などに関する証券会社も金融業界に属しますし、クレジットカード会社やモノの貸し借りをおこなうリース会社なども金融業界に含まれます。金融業界は業界規模も大きく、分野も多岐にわたりますので、就職の選択肢が広いことも就活生に人気が高い理由の一つです。

保険業界

保険業界は保険を主力商品として扱っている業界です。生命保険や損害保険など複数の分野に分けられており、企業によって得意分野が違うことも多いです。有名な企業としては、東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン日本興亜、三井住友海上火災保険などが挙げられます。保険業界は他業界の情勢や経済の動きなどと密接に関わっている業界であり、外的な要因によって売上なども左右されやすい業界です。

近年では景気の上昇に伴う自動車需要の増加によって、自動車保険の需要も高まりを見せていますし、他の業界の業績などに影響されることも多いです。また保険業界は大きく分類すれば金融業界の一つでもあります。金融業界内の保険業と考えることもできますので、金融業界に次いで人気の業界です。

航空業界

航空業界は主に航空事業を扱っている業界です。航空事業にもさまざまな分野があり、旅行や出張などで使われ、人員を輸送する旅客機事業もあれば、貨物を輸送する貨物事業もあります。大きく考えれば物流業界にも属している業界であり、仕事の内容も多岐にわたる業界です。有名企業としては全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)が挙げられ、上位2社が高い売上を獲得している業界でもあります。

航空業界は物流業界のニーズの上昇によって注目されている業界ですし、訪日外国人観光客の増加によっても好調に推移している業界です。2020年の東京オリンピック開催に向けて今後もさらに需要が伸びることが期待されていますし、注目度、人気度ともに高い業界です。

メーカー業界

メーカー業界は物作りの分野で活躍している業界です。メーカーは業界として考えれば物作りとひとまとめにすることができますが、分野は非常に多く、業種も多岐にわたります。メーカー業界は素材、加工組立、自社生産などに分けられますし、そこからさらに細分化されます。有名企業もさまざまであり、食品であれば日本ハムや明治、化粧品であれば資生堂や花王、自動車であればトヨタや日産などが有名です。

ほかにもさまざまな分野がありますし、日本の物作りの技術や品質などは世界でも高く評価されていることが多いです。国内だけではなく、国外にも事業を展開している企業が多いですし、選べる選択肢も広いので、就活生人気は高い業界だと言えます。

就活生に人気の21業界をチェック!

就職先を決めるには、自分自身に合った業界を知ることも大切です。そのためには、まず業界について知っておく必要があります。そこでおすすめなのが「人気21業界丸わかりマップ」です。こちらでは、就活生に人気の21業界をピックアップしています。

21の業界ごとに主要企業の売上高や年収も掲載しているため、この1冊でたくさんの情報を無料で収集することができます。就活は、時間との戦いでもあります。就活を効率よく進めるためにも、GETしておきましょう。

知っておくべき「職種」と「職業」の違い

業界や業種以外で知っておくべきものとしては、「職種」と「職業」の違いが挙げられます。これらも似た言葉で混同されることが多いですが、実際の意味は違っています。職種は仕事の種類を指した言葉です。企業内ではさまざまな仕事があり、営業や事務、人事、総務、広報などに分けられています。これらを分類したものが職種であり、他業界で重複している場合もあります。

一方で職業は何をして生計を立てているかを表した言葉です。職業は意味の大きい言葉であり、企業に勤めているのであれば会社員、自身で経営しているのであれば自営業などのように分けられます。医師や看護師、SEなど特定の仕事を指して職業と使われることもありますが、実際にはそれらも職種として考えるので正解です。

業界や業種などの言葉の意味を把握して就活に挑もう

言葉の意味を理解しておくことは非常に大切なことであり、就活をよりスムーズに、有利に進めたいのであれば意味の理解を欠かすことはできません。言葉の意味を知らないままに就活を進めてしまうと、最善の選択ができない場合もありますし、面接などでも上手に解答できない場合があります。

就活に関係した言葉の意味を正しく理解できていないと、就活そのものに対しての意欲が低いと評価される可能性もありますし、正しい意味を知っておくのは大切です。些細に思えることであっても疑問を残さず、正しく理解して進める姿勢が就活の成功にもつながりますし、細部まで徹底する必要があります。業界や業種以外にも似た言葉はたくさんありますので、それらの意味も正しく理解して就活を進めていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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