筆記試験

【SPIで電卓は使えるのか】テスト形式ごとに異なる持ち込みの可不可と選び方をご紹介!

スピード勝負のSPIで電卓は使えるのか?

SPIは就職活動において就活生を苦しめる関門の1つとなります。SPIは基本的に難易度が高い問題がつらいというよりは、時間との勝負が厳しいテストです。実はこのSPIのテストは場合によっては電卓を持ち込むことが可能になります。

いくら難易度が高くないとは言え、ときには多少複雑な計算もあるため、一つでも計算が楽に正確にできるなら、どんな手段でも使いたいものです。こちらではそんなSPIにおける電卓持ち込みの可不可や、電卓を使用する際の注意点などをご紹介します。

適切に電卓を使いこなせば、正答率は飛躍的に上昇することは間違いありませんが、逆に使いこなせないとハンデを背負った戦いになってしまういます。正しい電卓を用いた対策法を理解して、他の就活生より一歩リードしていきましょう。

問題集を無料で手に入れよう

SPIの対策をするには、問題を多く解く必要があります。そこでおすすめなのが「WEBテスト問題集」です。こちらの問題集では、玉手箱とTG-WEBに対策できる問題が非言語と言語に分かれて掲載されています。

詳しい解説つきなので、問題が解けなかったという人も力をつけることができます。分からなかった問題をそのままにせず、解説を読んで意味や解き方を理解することが大切です。無料でダウンロードできるので、腕試しがしたいという就活生にもおすすめです。

形式によって異なる電卓持ち込みの可不可

SPIの中でも、電卓を持ち込むことができる場合とそうでない場合があります。もちろん、不可の場合はカンニング扱いとなって即時退場処分となりますので、よくよく持ち物や注意点を事前に確認しておきましょう。

また、電卓が使えない受験方式の場合は、使えないなりに計算問題に対する勉強をする必要があります。形式ごとの持ち込み可不可を確認して、速めに対策に取り掛かっておくことがおすすめです。

テストセンター・ペーパーテストは持ち込み不可

まず、一般的にテストセンター方式では電卓の使用は不可です。テストセンターでは、専用のパソコンで受験することになりますが、当日に会場で筆記用具とメモ用紙が渡されますので、そこで自ら計算を行う必要があります。

ペーパーテストの方式でも、基本的に電卓の使用はできません。こちらも問題用紙の合間などを活用して、上手に計算を行うことが重要だと言えるでしょう。この双方の方式は比較的採用企業が多いため、必ず再度自分でも電卓の持ち込みの可不可を確認しておいてください。

電卓が使えない場合には、計算ミスが非常に増えます。日常的に電卓を使用することは控え、時間制限を設けて時間内に正確な計算を行う練習をすることで、計算能力を磨くことが大切になります。

Webテスティング方式は電卓使用可

対して、Webテスティング方式では電卓が使用できます。こちらは電卓を大いに活用できるため、計算ミスなどの減点は非常に減ります。しかし、電卓を普段から使用していないという方は、安心してはいけません。

上記の2方式と変わらず、Webテスティング方式も時間的な制約は厳しいです。さらに、電卓を使用可としている以上は、出題者もそれに合わせた出題をしてくることは容易に想像できるでしょう。

また、他の就活生も条件は同様ですので、電卓の操作スピードや操作の正確性などが問われることにもなるのです。これからご紹介するポイントを押さえて、効率よく対策をしていきましょう。

SPIで使う電卓の選び方

SPIでの電卓持ち込みにあたって、まず考えることはどのような電卓を選ぶかです。基本的に持ち込む電卓は常識の範囲内で、ご自身に一任されています。しかし、逆に考えると、それゆえにSPIの勝負は電卓選びから始まっていると言えます。

一口に電卓といっても、100円ショップにある電卓や研究用の多機能な電卓までさまざまなものがあるでしょう。以下の注意点を意識して、自分に合った電卓を選ぶことで有利に試験を行うことができます。

自分の手にあったサイズを選ぶ

電卓を操作するときに、まずはそのサイズが重要です。大きすぎても手の移動が多くて疲れますし、小さすぎると思わぬ場所を押してしまうなどの弊害があります。しかし、電卓を日常的に使わない人にとっては、ピンとこないかもしれません。

一つの目安としては、電卓の上で人差し指・中指・薬指を3本並べてみてください。このときに指を無理に動かさずとも、キーサイズがぴったりくれば使いやすい大きさの電卓であると言えるでしょう。

また、実はSPIでは携帯電卓も使用が可能です。しかし、携帯電卓は押せているかどうかの判別ができないときがある他、携帯の処理速度によっては不意に固まることもあるかもしれません。SPIのような時間との勝負では、操作性の面で少し不向きであると言わざるを得ません。

機能は使いこなせる程度にとどめる

一口に電卓と言っても通常の電卓から、複雑な関数も計算できる関数電卓、消費税などを簡単に計算できる会計用の電卓など、多種多様です。

しかし、1つ注意点として機能は使いこなせるものだけに絞ってください。関数電卓は簡単に累乗や根号の計算ができるため、魅力的に感じるかもしれません。しかし、多機能であればキーの数は増えますし、キーサイズも小さくなります。

また、使いこなせない場合は正直電卓より、手計算の方がよっぽど早いこともあります。電卓を使いこなす練習に費やせる時間はあまり多くはないはずですので、思い切って自分の使いこなせる機能を精選することも大切です。

SPIで電卓を使う際のコツ

上記のように、電卓は非常に便利ではありますが、それは上手に使いこなせてこそ真価を発揮するものです。それでは、少ない時間で電卓を上手に使いこなすための練習はどうすればよいのか考えてみましょう。

電卓の全ての機能を使いこなす必要はありません。まずは大事なポイントを押さえておきましょう。SPIではとりあえず意識すべきポイントを以下に3点にまとめましたので、参考にしてください。

日頃から電卓を使って問題を解く

とにかく電卓の操作に慣れることが最優先事項であると言えます。日常的にSPIの勉強をする際は手元に電卓を置き、使いながら問題を解いてみてください。試行回数を重ねることで、電卓の操作には嫌でも慣れてくるはずです。

慣れてくると、自分がどのような操作でミスをしやすいかということも見えてきます。ミスしやすい操作は少し落ち着いて行うように意識をしたり、紙に書き出してからゆっくり打ち込んだりといった練習の工夫を常に意識していきましょう。

また、関数電卓を使用する場合は練習の段階で、多くの機能を試しに使ってみてください。自分で使ってみて、使いやすいと感じた機能は積極的に練習し、使いにくいと感じた機能は控えるといった判断も重要です。

電卓は補助的に使う

勉強の際は電卓の使用も重要ですが、電卓に頼りっきりにはならないように注意が必要です。特に、電卓を使っていると電卓上で全ての計算をしてしまうことがありますが、これはあまり良いとは言えません。

電卓を使用する際も、まずは考え方や計算の過程をノートなどに必ず記入してください。そのうえで、実際の計算は改めて電卓を用いて行うというように、上手に分担することが大切です。

問題を解く上では結局、思考の過程が最も重要です。計算の作業はそこから実際に解答を導き出す作業でしかないのです。本番では時間の制約上、仕方ないかもしれませんが、普段の勉強ではあくまで補助的な要素として電卓を使用しましょう。

使いこなしたい便利な機能

関数電卓でなくとも、電卓にはあまり知られていない機能が多くあります。代表的なものがACキーとCキーです。ACキーは「オールクリア」で行っている計算を全て消去できます。

Cキーは「クリア」で現在画面に出ている数字だけを消すことができるのです。打ち間違えた場合は、Cキーで打ち直す方が、ACキーで全消去して最初から打ち直すより時間短縮になります。

また、ラウンドセレクターといって、端数の丸め処理(切り捨て・切り上げ・四捨五入)を自動で行う機能がある電卓もあります。電卓ディスプレイの下についているスライド式のつまみがそれです。「F」で表示限界までに表示、CUT(↓)で切り捨て、UP(↑)で切り上げ、5/4は四捨五入ができます。

本番のSPIで使用する電卓で日ごろから練習しておく

文系の学生は特に、電卓を常用している人は少ないかもしれません。しかし、自分のテストが電卓持ち込み可能な場合は、多くの就活生が対策してくるでしょう。正しい方法で対策を行い、効率よく他の就活に差を付けることが重要なのです。

Webテスティングの練習をする際には、市販の問題集を使用する他に、マイナビの公式サイトなどで模擬検査も行っています。模擬検査を活用して本番の感覚に慣れながら、電卓の練習をすることもできます。可能な方は利用することをおすすめします。

電卓の使用は専門的な知識はいりません。ご自身が練習をした分だけ、本番では強い味方となってくれます。本記事で学んだことを活かし、上手に電卓を使って高スコアを目指していきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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