身だしなみ

【冬のストッキングに黒はアリか】ベージュを履くときの防寒さ対策7つ

冬場は黒いストッキングでもいいのか

冬場になると寒くなってくるので防寒対策は欠かせません。寒くなると服装やカイロなどで防寒対策をしっかりしている人は多いですが、就職活動となると服装が決められてしまうので対策法は限られてしまいます。

寒さ防止として、黒の厚手のストッキングを冬場の寒い時ぐらい履いてもいいのではないかと迷う人も多いです。しかし、面接などで黒のストッキングはビジネスマナーとしてNGとされています。ではどうして履いていけないのか、また防寒対策はどうすればいいのかについて紹介します。

身だしなみは清潔感が最重要

就活では「見た目」「身だしなみ」が重要といわれ、「正解」に悩む就活生が多く言いますが、そもそも就活に正解はありません。

清潔感を持って選考に臨み、企業に自分の魅力をいかに演出することが最も重要です。
解説した内容を鵜呑みにしすぎずに自分自身で判断し、一つの参考と捉えてあなたの納得のいく就活をしましょう。

黒のストッキング・タイツがNGな理由

スーツを着る際、スカートでもパンツスタイルでもストッキングやタイツを履くことがビジネスシーンではマナーだと認識している企業は多いです。

一般的にカラーはベージュで、明るめから暗めのものがありますが、スーツに合わせた色や自然なカラー・自身の肌の色に近いものを選ぶほうが自然な印象になります。

就活中は肌を明るく見せ、伝染などのトラブルに対応しやすいライトベージュがおすすめです。では、なぜ黒のストッキングやタイツがダメなのか大きな理由を2つ紹介したいと思います。

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お悔やみを連想させるから

スーツと黒のストッキング・タイツを合わせることで、葬儀などのお悔やみの場面を連想させてしまうというのが理由のひとつです。会社によっては黒でも気にならない人がいるかもしれませんが、黒は葬式を連想させる適した色ではないと一般的にされていますのでマイナスイメージになる恐れがあります。

暗い印象を与えないためにも、黒いストッキングやタイツは避けるべきです。黒は場にふさわしい服装ではないといえるのかもしれません。黒のストッキングを履きたい場合は就活ではなく、企業に勤めてから周りの雰囲気を見たり女性の先輩に相談してから履くようにしましょう。

就活生のフレッシュなイメージに合わないから

就活生は明るくフレッシュなイメージが大切です。フレッシュさとは爽やかな受け答えや笑顔で対応するだけではなく、見た目が重視されます。黒は無難ではないかと思われがちですが、明るくフレッシュなイメージと逆のイメージを持つカラーとなっています。

就活中のスーツは、黒や紺の無地が一般的で真面目に見える効果があります。しかし全身黒い服装だとどうしても自分自身を暗い印象にみせてしまい、フレッシュさを薄れさせてしまいます。このように、黒い服装だけではなく全体のバランスを取るため足元の色に気をつけなければなりません。足元を明るく見せるためにも黒は避けるべきです。

ベージュのストッキングでできる防寒対策7つ

黒いストッキングやタイツがNGだからといって、寒さに耐えなければならないわけではありません。防寒対策することは自分の体調管理をするためにも必要なことです。冬の寒さをしのぐためには、ベージュのストッキングやタイツで防寒対策できる方法はもちろんあります。

ちょっとした工夫をするだけで移動中や面接時の寒さをしのぎ、しっかりと適した服装で面接に挑むことができるのです。どのように工夫すればいいのか、寒さの対策方法を7つ紹介していきます。

①移動時だけブーツを履く

面接や企業に行く場合はパンプスを履かなければなりません。しかし、家からずっとパンプスで行かなければならないというわけではありません。移動中は自分が動きやすい靴で構わないのです。そこで、移動中ブーツを履くことで寒さをしのぐことができます。

ここで注意するべきことは、靴は面接会場や企業で履き替えるのではなく、近くの駅などで履き替えてロッカーに預けるようにしましょう。企業前で履き替えてるのを見られてしまっては台無しですし、持ち歩くのもみっともなく見えるうえ荷物がかさばります。移動時だけブーツを履くことで移動中の冷えを最小限に抑えられ、面接時にマナーに沿った服装で挑むことができます。

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②暖かいインナー・防寒ガードル身に着ける

見えないところで防寒をするのであれば問題ありません。薄手の暖かいインナーを着たり、ストッキングの上からガードルを履くなどして、冷えやすいおなか周りをあたためましょう。おすすめは、ユニクロなどで売られているヒートテック素材のインナーです。極薄で寒い日でも体を暖かく保温してくれます。半そでや長袖などの他に8分丈もあり、1,500円程で手に入るので1枚は持っておくと便利です。

その中で注意しておきたいことは、厚手のものや目立つ色のものを着てしまうと不格好になってしまったり透けて見えたりするため、薄手の白・ベージュなど透けにくい色を選ぶことが大切です。

③厚手のストッキングを履く

冬で寒いときは、靴かストッキングで対策する必要があります。そこで、ベージュの厚手のストッキングを履くことで寒さ対策ができます。ベストな厚さは30デニールのストッキングですが、少し肌寒く感じる可能性があります。

30デニールのストッキングが肌寒いと感じる場合は、40~50デニールのストッキングを選びましょう。ベージュでありながらやや暖かいストッキングを選ぶことで、冷えを緩和できる可能性が高くなります。80デニールまでいくと野暮ったくみえてしまうため、ストッキングの厚さ選びは重要です。厚手のストッキングを購入する際は、厚さがどのくらいかしっかり注意して購入するようにしましょう。

④スカートではなくパンツスーツを着る

特に、冬場は寒さ対策としてパンツスーツで面接に行く女性も多いです。パンツスーツは動きやすいため、企業見学会といった動くことが多い場面や、面接会場まで歩く距離が長ければスカートより便利とされています。

スカートの方が面接官への印象が高いとも言われていますが、寒さで震えてしまっては顔色が悪くなったりと逆に印象が悪くなる恐れがあります。どうしてもスカートでは寒さに耐えられないという人はパンツスーツを履くといいでしょう。

⑤ストッキングを重ね履きする

ストッキングを2枚重ね履きすることも、防寒対策のひとつです。重ね履きすることで、少しではありますが足の暖かさを保つことができます。重ね履きする際の注意点として、厚手ではなく薄手のストッキングを選びましょう。薄手のストッキングを重ね履きするとしても、2枚までにしておきましょう。厚手のストッキングを履くときの注意点と同じで、重ねすぎや厚いストッキングの重ね履きでは野暮ったくみえてしまう恐れがあります。

ストッキングの重ね履きをする場合は、厚手のストッキングをもっていない寒い日にしましょう。違う色のストッキングを重ね履きすると、色味がおかしく見える場合があります。鏡などで自分の全身の姿をみた時色味のバランスがおかしくないか、暗く見えないかなどに注意をする必要があることを覚えておきましょう。

⑥温感ストッキングを履く

近年、寒い時期になると温感効果や保温効果のある肌着を購入する人が増えています。ここでは、そのストッキング版ともいえる温感ストッキングについてご紹介します。温感ストッキングは、通常のストッキングに保温性を高める素材を織り込んだもので、普通のストッキングと同じようにスーツに合わせて着用できます。

着用時に発熱を促し、長時間の保温に優れているので、会社説明会や面接に向かう道中でも寒さ対策が可能になります。着用してすぐに温感を感じるので、寒い朝にも大変効果的です。ブランドによって、厚手タイプや消臭効果タイプなどが販売されているので、自分にぴったりな温感ストッキングを探してみてください。

特に保温に力を入れているものは保湿効果が高く、乾燥しやすい季節にもおすすめです。通常のストッキングよりも割高ではありますが、機能性が高く便利なので、冬が始まる前に1枚だけでも購入しておくとよいでしょう。

ATSUGI

どのような温感ストッキングを購入すればいいのか迷っている方に、おすすめのストッキングをご紹介します。まずは、ATSUGIから販売されている「暖 温感発熱タイツ」をご紹介します。こちらの商品は80デニールの厚手タイプです。厚手なので保温効果も高く、しっかりと足を温めてくれます。カラーは黒色だけではなく肌色も展開されており、就職活動中でも使用できる色味です。

切り替えがないので動きやすく、移動の多い就職活動にもぴったりです。消臭効果もあるので、足蒸れによる臭い対策もできます。厚手タイプのストッキングは、通常のものよりも生地が厚いので、足が太く見えてしまうのではと不安な人もいるかと思われます。しかし「暖 温感発熱タイツ」は足のラインが綺麗に見えるように設計されているので、安心して着用できます。 

SABRINA

次にご紹介するのは、グンゼの「SABRINA あったかストッキング」です。こちらは通常のストッキング生地に温感効果が追加されたタイプのものです。伝染しにくいマイクロファイバーを使用しているので、伝染に強く、就職活動中でも安心して履くことができます。

つま先まで保温効果のある生地を使用しているので、足全体を温めることができます。デオドラント加工も施されているので、臭い対策も問題ありません。グンゼのSABRINAシリーズは足を綺麗に演出し、履きやすい設計をしているものが多いので、冬だけではなく他の季節にもおすすめなストッキングです。また、生地が薄いので、バッグの中に入れておく予備として持ち歩くのにも向いています。

⑦靴の中に敷く足用カイロを使う

靴の中に敷く足用カイロを使うことも、非常に有効な寒さ対策のひとつです。足先は体の末端であり、手と同様に冷えやすい箇所です。寒さに敏感でもある足先は、靴の中にカイロを忍ばせることにより、効果的に温かさを感じることができます。特に、就職活動中の女性の足元は、ストッキングとパンプスのみという組み合わせが求められるので、このような足用カイロの使用は非常におすすめです。

オンパックスより販売されている「足ぽかシート for ladies 足・靴・中敷用カイロ」は、靴の中に敷いて使用することができるカイロです。温かさは開封してから約5時間持続します。1日中外出する人は、交換用の予備を持ち歩くといいでしょう。サイズは22cmと大き過ぎず、女性の足のサイズにも合います。鉱物系吸着剤と抗菌不織布を使用しており、靴の中の臭いを抑える効果もあります。

基本のスタイルは崩さず冬の就活を乗り切ろう

防寒対策に気をつけすぎて基本スタイルを崩さないことをしっかり心掛けるよう注意する必要があります。健康管理の為にも防寒対策は大切です。しかし、それ以上に面接に受かるという大きな目的があります。ビジネスマナーである基本スタイルを崩さないことを一番忘れてはいけません。内定を取るためにも就活の基本スタイルを崩さないよう心掛け、寒い冬の就活を乗り切りましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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