職種研究

【客室乗務員の志望動機】3つの例文とポイント・NG例を紹介

客室乗務員について

客室乗務員は、飛行機や電車などの旅客機において接客サービスを提供する職業のことです。一般的には、航空会社に勤めるキャビンアテンダントを思い浮かべる人が多いでしょう。

女性の乗務員が多く活躍しているイメージですが、時に危険を伴う職業でもあるため、男性乗務員の需要も高まっています。

この記事では、そんな客室乗務員に就職を希望する際に、参考になる志望動機の例文と書き方のポイントをご紹介します。

客室乗務員の主な業務内容

客室乗務員の業務は、大きく分けて接客業務と保安業務の2つに分かれます。

接客業務は、運行中の旅客機において飲食物を提供したり、テレビやWi-Fi機器などの電子機器の使用環境を整えたりします。また、必要に応じてブランケットの配布や各種器具類の使い方を説明するなど、接客業務の全般を担います。

保安業務では、機内アナウンスを通じて非常口の場所と避難ルートを説明したり、救命胴衣や酸素マスクの使用方法を説明したりします。また航空事故やハイジャックなどの緊急時には、避難ルートの確保や乗客の誘導など、乗客の命を最優先に考えた行動が求められます。

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志望動機を書く際の注意ポイント

客室乗務員の志望動機において採用側が重要視するポイントは、主に3つあります。

1つ目は、数ある会社の中で「なぜその会社を選んだのか」という動機です。他の会社にはない特性や、自分が魅力に感じた点などを具体的に述べることで、その会社でなければならないという強い気持ちを伝えましょう。

2つ目は、「会社の研究をしているか」という点です。採用側は、会社のことをどれだけ知っていて、どのような見解を抱いているのかなどに着目して会社への適性を見極めます。

3つ目は、「今後のビジョンを描けているか」という点です。実際に客室乗務員として働くにあたり、どのような理想像を描いているかという今後のビジョンを示すことが大切です。

客室乗務員の正しい志望動機例3選

客室乗務員の志望動機において、採用されやすいフレーズやおさえておきたいポイントをご紹介します。

志望動機の例文①

私は、以前貴社の旅客機を利用したことがあります。その時私は、背筋がピンと伸びて、いつも笑顔を絶やさずに堂々と立ち振る舞う乗務員さんの姿を見て、「将来はわたしもあんな風になりたい」という憧れの念を抱きました。さらに、小さいお子さまやお年寄りの方を気にかける姿は、マニュアル通りの対応ではなく、とても人情的で人に寄り添った接客だと思いました。
このように乗務員さんが輝ける職場は、周囲の環境が整っており、誰もが働きやすい職場だと思います。もし入社することができたら、基本的な接客はもちろん、自分で考えて自分で行動できるような自主的な接客を心がけていきます。

乗務員の様子から企業内全体の職場環境を予測することで、想像力や推察力が豊かである印象を与えることができ、臨機応変な対応が求められる接客で強みになる要素の持ち主であると示すことができます。

さらに、今後のビジョンを具体的な接客内容を挙げて意思表明することで、相手側に好印象を与える効果があります。

志望動機の例文②

私は以前、貴社の旅客機を利用したことがあります。その時、機内で指輪をなくしてしまったのですが、添乗員さんが見つかるまで一緒に探してくださいました。そんな接客を一番に優先する姿を見て、素晴らしい志を持っていると思いました。おそらくそれは、貴社が掲げる「お客様が第一優先」という経営理念に基づいているものだと思います。
経営理念やコンセプトは、言葉だけで行動が伴わないことも少なくありませんが、経営理念を忠実に守り実現しているという貴社の社風をとても尊敬します。その姿は私が将来乗務員になった時の理想であり、その理想を実現できるのは貴社しかないと思い、志望しました。

客室乗務員を目指すようになったきっかけを、具体的なエピソードをもとに述べることで信憑性が高まります。

また経営理念を実現できていることを会社の強みとして捉えることで、企業研究をおこなっていることをアピールでき、その会社を特別視しているという気持ちを伝えることができます。

さらに、今後の理想像と会社の経営理念をリンクさせることで、会社に適性のある人物であることをアピールできます。

志望動機の例文③

私は、客室乗務員はとてもやりがいのある仕事だと思います。客室乗務員は、基本的な接客業務だけでなく、アナウンスをする際の英語力も必要ですし、緊急時には体を張った対応が求められる上に、命が危険にさらされる場面も少なくありません。危険と隣り合わせにもかかわらず、いつも笑顔を絶やさない乗務員さんの姿はとても強かだと思いました。
学生時代は、ソフトボール部に所属していたので体力には自信があります。また、大学では英語と韓国語を学んだので、もし入社することができたらこれらの知識や経験を活かして貴社に貢献できるよう、努力いたします。

客室乗務員に必要な能力を述べることで、業界研究を行えていることが分かります。さらに研究により得た客室乗務員に対する自分の意見を述べることで、採用側が人物像を描きやすくなります。

また、体力と英語力という客室乗務員に欠かせない強みをアピールすることで、業界に適性のある人物であると示すことができ、採用されやすくなります。

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客室乗務員の志望動機NG例

  • 客室乗務員の志望動機において好ましくないワードや表現を、具体的な文章を例に見ていきましょう。

    NG例

  • 私は、幼少期より客室乗務員に憧れていました。国内には多数の航空会社がありますが、前年度の利用客数が国内NO.1の貴社に魅力を感じました。たくさんの人が利用するということは、従業員やスタッフを多く配備しなければならないため、リストラの危険性が低いと思ったからです。
    また利用客が多い分、利益も見込めるので経営状態が良好であると判断しました。もし入社することができたら、1日でも早く仕事を覚えられるように頑張ります。

  • 「客室乗務員に憧れていた」という語句だけでは、なぜ憧れたのか、どのような部分に憧れたのかという詳細が分かりません。抽象的な文章なので人物像がつかみにくい表現となっています。「利用客数No.1」というのは確かに会社の強みですが、その後の文章がその実績により自分が恩恵を受けるかのような表現になっています。受け身の姿勢ではなく、さらに利益に貢献するというような前向きな姿勢を見せなければ、熱意を伝えることができません。

客室乗務員の志望動機は例文を参考に作成しよう

客室乗務員の志望動機を作成する際に、参考になる例文をご紹介しました。客室乗務員は、一見すると誰もが憧れる華々しい職業ですが、実際は高い身体能力と強い精神力が求められるハードな仕事です。研修期間や訓練内容は決して生やさしいものではありませんが、人と接する機会が多いので、航空会社や企業のイメージとなる重要なポジションでもあります。

客室乗務員には、日常業務に耐えられるだけの基礎体力をはじめ、臨機応変に行動できる対応力、自分の命にかえても乗客を守り抜く責任感などが必要で、生半可な覚悟では務まらない職種だといえるでしょう。そのため、これらの覚悟を決めたうえで、「客室乗務員になりたい」という強い意志を伝えることが重要となります。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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