就活その他

【仕事の選び方5つ】就活生が着目すべきポイントをご紹介

仕事の選び方がわからない学生は多い

book-731199_1280

就活を始める上で考えるべきこととして「どんな仕事をするか」があります。自分の就きたい仕事がはっきりしないまま就活をしても、内定を貰える確率は低いです。また、就職した後に後悔するかもしれません。就活において「どんな仕事をするか」は、定めておくべき大切な軸だといえます。

事前に仕事の選び方を知り、自分が就職したいのはどんな仕事なのか、決めることが大切だといえるでしょう。そこで本ページでは、仕事の選び方として大切なポイントと、間違えないためにするべきことをご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

仕事の選び方5つ

仕事の選び方がわからないという就活生は多いのではないでしょうか。仕事の選び方を知り、自分が就職したいのはどのような仕事であるのかを明確にするためには、自分を知ることが大切です。自分のことをよく知り、実際に社会人として働くイメージを持つことで、具体的な目標が見えてきます。ここでは、仕事の選び方に役立つポイントを5つご紹介します。

①興味があるかどうか

仕事の選び方として外せないポイントとなるのが、「その仕事や業界に興味があるかどうか」です。

仕事で意欲を持ち続けるために重要

好きかどうかで仕事を決めるのには、リスクがあります。かといって、その仕事に全く興味がないのに就職すれば、嫌なことがあった際に長続きするかどうかが分かりません。仕事をしていく上で意欲を持ち続けるには「その仕事に興味を持って取り組めるか」というのも大切なポイントなのです。

長い目で考えたときに続けられる仕事が◎

働き始めたときに「考えていたイメージと実際の職務が異なる」と感じるケースがよくあります。そういった場合に、好きで興味を持てる業界や職種であれば、長い目で見ても頑張っていける見通しがつくはずです。こういった理由からも、仕事の選び方として「いかにその仕事が好きか・興味が持てそうか」について考えることは、ポイントだといえるでしょう。

②待遇がいいかどうか

仕事の選び方のポイントとして、待遇面をきちんと調べることも大切です。好きで興味がある仕事を選ぶのはもちろん大切ですが、いくら好きであっても、あまりに待遇が悪い仕事や業界だと、長く勤めるのが難しくなってしまうでしょう。

まずは給料面をチェック

仕事を選ぶ際に注意したい待遇のポイントは、給料です。そのため、まずは給料面の待遇をチェックしておきましょう。就職を希望する企業だけでなく、業界におけるその仕事の相場を知っておくといいです。気が早いかもしれませんが、その会社を退職した時のことまで考慮して、業界全体の給料面を調べておくといいでしょう。

福利厚生や休日も確認しておく

休日などの福利厚生に関する部分は、職種によってかなり異なります。だからこそ、あらかじめ相場を調べて事前に知っておくと、仕事選びをする際に参考にできるでしょう。相場を知っておくことで、仮に待遇が他業種に比べて悪い場合でも、心構えを持ってその仕事に就くことができます。仕事選びをする際には、待遇面をチェックするのも疎かにできないポイントといえるのです。

経営状態も確認するといい

内定が決まったとしても、会社の経営状態が悪く破綻したら意味がありません。上場企業の場合、IR情報から経営状態が閲覧できます。損益計算書は、1年間の収支を表しています。貸借対照表は、企業の財務状態を表しています。できれば、損益計算書で収益>費用を確認、貸借対照表で資産>負債の確認をしてみましょう。

上場企業以外で、IR情報を公開していない企業やIR情報だけではわからない場合、新聞や業界紙などで、こまめに応募した企業のチェックは必要です。また、IR情報を公開していない会社に、財務諸表(損益計算書・貸借対照表)を見せてくださいと言うのはタブーです。

経営状態がわかる資料が見つからなくても、応募した会社の関係者に聞くことはやめましょう。経営状態が悪化している場合、新聞や業界誌に載ることがあるので、経営状態にも注意を払いながら、さまざまな媒体を見るとよいでしょう。

仕事の選び方のポイント③適性があるかどうか

仕事の選び方としては、「その仕事をする上での適性があるか」を考えることも大切です。志望する職種が専門的なものの場合は、人によって向き不向きがあります。そのため、仕事を選ぶ際は「自分がその仕事に向いているかどうか」をしっかり考えるといいでしょう。

仕事選びでは「この仕事をやりたい」という自分の意思と、その仕事の待遇を知っておくことが大切だと述べてきました。しかし、「待遇がいいし好きだからやりたい」という気持ちだけでは、その仕事を全うできない可能性があるのです。

自分の体質や能力を考慮しなければならない

例えば、皮膚が弱い人の場合、水仕事の多い飲食関係や美容師に向いているかどうかと考えると、少し厳しい部分があります。また、体力的に自信のない人の場合、添乗員やフライトアテンダントといった体力が必要な職種に就職するのは難しいでしょう。

仕事の選び方としては、そういった自分自身の体質や能力を考慮したうえで、適性がありそうな仕事を選ぶことも大切なのです。自分に適した仕事を選べば、結果的に長く働き続けられる可能性が高まります。

資格などのスキルを洗い出す

自身が持っている資格などのスキルを洗い出すことも有効な方法です。スキルは、身につけた技術や資格などを指します。例えば、アルバイトで得た接客の技術や調理技術などもスキルに当たります。身につけてきたスキルをノートに書き出して、自分のスキルや能力を再確認してみましょう。

スキルは、自分の強みでもあり特技でもあります。スキルがあると、業務をするに当たって非常に有利です。スキルは、自分がその仕事に向いているかどうかの基準にもなります。資格などのスキルを洗い出すことは大変おすすめです。

④どんな人たちと仕事をするか

仕事の選び方として、人間関係も大切だといえます。就職してから、どんな人たちと仕事をするかという点はある意味とても重要です。いくら給料がよくても、職場の雰囲気や人間関係が合わなければ、ストレスになるだけです。会社説明会のあと、OB訪問や会社訪問を積極的におこない、職場の雰囲気がいいかしっかりと見極めましょう。

OB訪問や会社訪問を受け付けてない企業もあるので、教授や学校の就職課に相談し確認の上、訪問のアポイントを取るといいでしょう。また、OB訪問や会社訪問時の振る舞いや受け答えの内容も、企業側の選考の基準になるため、質問されてもしっかりと答えられよう準備して臨みましょう。

年功序列か実力主義か

年功序列の会社か、実力主義の会社か、どちらが自身の働きたいイメージに合っているかを考えてみましょう。年功序列の会社は、実績や功績よりも勤続年数が評価される傾向にあります。そのため、初任給は低めに設定されていることが多く、入社してから数年は昇給にあまり期待できません。しかし、長く会社に属することで確実に給与は上がるので、長い目で見ると給与が安定するメリットがあります。

反対に、実力主義の会社はインセンティブなどで給与額に反映されやすい傾向にあります。年功序列の会社では給与額として反映されない部分が評価されやすく、実績を評価されたい人にはおすすめです。しかし、実績を残せなかった場合や目標達成ができなかった場合は、給与に反映されずに不安定になりやすいというデメリットもあります。

女性の場合は女性社員の働きやすさを確認する

女性の場合、人生のライフイベントによって、仕事から離れることを余儀なくされることがあります。例えば、出産は女性にしか経験できない素敵なことですが、会社を長く休まなければなりません。妊娠や出産のタイミングによっては、会社を辞めた方がいいのではないかと悩む女性も多くいます。

また、長く会社を休んだ後、職場の人間関係が気になって会社に戻りづらいと考える人も多いです。育児休業を取得しやすい環境であるかどうかを確認することは、非常に重要だといえます。他にも、女性の働きやすい環境を推進している企業は、生理休暇を設けていることもあります。月経のため体調不良を起こしても、生理休暇を取得すれば業務の評価に影響しないと定めている企業もあるのです。

⑤勤務先はどこなのか

働く場所(仕事をする場所)がどこなのかも仕事選びのポイントといえます。勤務先や転勤については、募集要項に記載してある場合もあるので、まずは募集要項をしっかりとチェックしましょう。募集要項に記載してない場合、説明会の機会に勤務先や転勤について聞くといいでしょう。

会社説明会がなく、書類選考後に面接になる会社の場合、1次面接のときにしっかりと聞きましょう。勤務先や転勤について質問する際の注意点として、「転勤はありますか?」と事務的に聞くのではなく、「こういった理由で(事情で)、海外に転勤したいのですが(海外に転勤は控えたいのですが)転勤はあるのでしょうか?」と、理由と意思表示をしっかりと込めた質問が望ましいといえます。

転勤について面接で質問されることがある

面接では、面接官からこのような質問をされることがあります。

・「弊社の●●職は全国転勤の対象です。転勤は可能ですか?」
・「当社では海外への転勤があります。将来的に転勤は大丈夫ですか?」

転勤すると、居住する地域が変わるなどの環境の変化が起こります。家族や友人とも離れることになり、大きなエネルギーを消費するのです。新しい地域で勤務することは好奇心旺盛な人には適しているかもしれませんが、多くの人は乗り気にならないでしょう。企業によって募集している職種名は様々ですが、「地域限定総合職」というように勤務するエリアを限定している職種も最近は見受けられます。

ただし、地域限定という特権がある代わりに、転勤ありの職種よりも給与額が低く設定されていることが多いです。また、海外転勤がある会社を志望する場合は、将来的に結婚、出産、育児などを日本国内でおこないたいか、海外でも大丈夫かどうかを一度考えてみましょう。

希望する地域を考えておく

転勤のことも考え、あらかじめ就業したい地域を考えておきましょう。就活生の中には、「転勤なしの会社で、自宅から通いやすい場所がいい」「東日本圏内の転勤なら大丈夫」「全国転勤は構わない、海外にも行きたい」というように、様々な考えの人がいます。もちろん企業は「転勤は可能です」という返事を期待していますが、人によって様々な事情があることを企業は承知しています。

転勤が難しい人は、正当な理由があれば企業は納得しますし、転勤が可能な人は面接での印象はよくなるでしょう。とはいえ、いくら業務内容や待遇がよくても、働きづらい環境にいるとストレスが溜まり、日々の生活に嫌気が差してしまいます。そして、ストレスは体調にも大きく影響します。自分が社会で活躍するイメージをしたときに、働きやすい環境を考察することも仕事選びの基準になるのです。

仕事の選び方を間違えないためにするべきこと3つ

仕事の選び方のポイント5つをご紹介しました。「興味があるか」「待遇がいいか」「適性があるか」などは、仕事選びで失敗しないためにもチェックしておくべき部分です。しかし、人によっては、これらが判断できないという方もいるのではないでしょうか。

自分が何に興味があるか・どういった待遇を求めているか・持っている体質や能力は何かが把握できていなければ、判断することは難しいでしょう。そうして判断できないまま仕事を選んでも、就活に失敗する可能性が高まるだけです。そこで、仕事の選び方を間違えないためにするべきこと3つを、以下でご紹介します。

①自己分析

1つ目は、自己分析です。これは、仕事の選び方を間違えないために最も大切なことだといえるでしょう。自己分析をおこなうと、自分が何に興味があるか・どういった待遇を求めているか・持っている体質や能力は何かを、明確にすることができます。自己分析によって自分自身をしっかりと分析することで、就活に活かせるのです。

自己分析の方法としては、紙とペン、もしくはパソコンを用意するところから始まります。自分の過去の経験を思い出して、時系列で並べてみてください。そこから、自分が感じた思いや学んだ内容などをさらに詳しく書き出すと、自己分析をおこなうことができます。

②業界・企業研究

2つ目は、業界・企業研究です。自己分析をして、自分が何に興味があるか・どういった待遇を求めているか・持っている体質や能力は何かなどが分かれば、次におこなうのは業界・企業研究となるでしょう。業界・企業研究をしなければ、どのような職種があるのかや、仕事内容などを知ることができません。

仕事の選び方を間違えないためにも、業界・企業研究はするべきなのです。調べる方法としては、求人誌や企業ホームページが挙げられます。とくに、企業ホームページからは、経営理念や勤務形態、事業内容などの幅広い情報が収集できるでしょう。企業によりますが、求人誌では、企業が求めている人材の条件を掲載していることがあります。企業が求めている人材が分かれば、自分に向いているかどうかの判断もしやすいでしょう。

③就活の軸を決める

仕事の選び方を間違えないためには「就活の軸」を定めることが大切です。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえるでしょう。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、就活に迷いがある学生はぜひダウンロードしてみましょう。

仕事の選び方のポイント5つを押さえて就活をしよう

仕事の選び方としては、「興味があるか」「待遇はどうか」「適性があるか」などのポイントを仕事選びの際にチェックすると、就職で失敗しない可能性が高まるのです。場合によっては、何十年も働き続ける仕事になるわけですから、大切なポイントをしっかりと押さえて、ベストな仕事選びをするようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ