職種研究
仕事の選び方の基準15選|4ステップで適職を見つける方法も紹介
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目次
- 仕事の選び方は自分次第! 自分が重視したい基準から考えよう
- 仕事の選び方に「給料」はあり?
- カテゴリー別! 仕事を選ぶ際の基準15選
- 仕事を選ぶ基準①仕事内容
- 仕事を選ぶ基準②働き方・待遇
- 仕事を選ぶ基準③安定性・将来性
- 仕事を選ぶ基準④やりがい
- 就活生に聞いた! 仕事を選んだ軸とは
- 仕事の選び方は一つじゃない! 優先順位を付けて自分だけの適職を見つけよう
- 仕事の選び方に迷ったら! 自分に合った仕事を見つけるまでの流れ4ステップ
- 適性のない仕事を選ばないために! 仕事を選ぶ際の4つの注意点
- 就活生に聞いた! 仕事を選ぶ際に気を付けたこと
- 一人で悩まない! 仕事の選び方で困ったときの対処法4選
- 仕事の選び方に正解はない! 大事にしたい基準をもとに自分に合った仕事を見つけよう
仕事の選び方は自分次第! 自分が重視したい基準から考えよう
就活を進めている人のなかには、どのような基準で仕事を選べば言いのか疑問を感じている人もいるでしょう。結論からいうと、仕事を選ぶ際に軸となる基準は人それぞれ異なるため、自分に合った基準を見つけることが大切です。
そこでこの記事では、仕事の選び方について疑問を感じている人に向けて、仕事を選ぶ基準をカテゴリー別で紹介するとともに、自分に合った仕事の見つけ方なども紹介します。
自分だけの仕事の選び方を定めて満足できる仕事を見つけるためにも、この記事を参考にしてください。
仕事の選び方に「給料」はあり?
仕事の選び方で迷っている人のなかには、給料で仕事を選ぼうと考えている人もいますよね。たしかに、モチベーションを保つためにはある程度の給料は必要だといえます。
ただし、給料が良くても仕事内容が合わなかったりやりがいを感じられなかったりすると、仕事自体が嫌いになってしまい、入社してもすぐに辞めたくなってしまいます。
長く仕事を続けるためにも給料だけを基準にするのではなく、仕事内容や働き方、将来性なども考慮して仕事を選ぶことが大切なのです。
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就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
カテゴリー別! 仕事を選ぶ際の基準15選
前述したとおり、仕事を選ぶ基準は人それぞれ異なります。そのため、ここからは仕事を選ぶ際の基準をカテゴリー別で15個紹介します。
仕事の選び方に迷っている人は、どのような仕事の選び方が自分に合っているのかを見つけるためにも、さまざまなカテゴリーから幅広い視野で仕事の選び方について確認してみましょう。
仕事を選ぶ基準①仕事内容
仕事を選ぶ基準として大切な軸は、仕事内容が自分に合っているかです。人にはさまざまな性格や特徴があるように、各仕事にもさまざまな特徴があります。
そのため、自分自身の特徴と仕事内容を照らし合わせてみて、自分に合った仕事を選ぶことも一つの手段です。
ここでは仕事を選ぶ基準を仕事内容に絞って4つ紹介するので、自分に合った仕事の選び方があるか確認してみてください。
①自分の強みを活かせる
自分の強みを活かせる仕事を選ぶことで高いパフォーマンスで仕事に取り組めるため、長期的な視点でのキャリアアップに期待できますよ。
自分の強みを活かせるかの基準で選ぶ仕事の選び方例は、以下のとおりです。
このように仕事ごとに求められるスキルは異なるため、自分の強みを洗い出して活かせる仕事を探してみてください。
②好きなことにかかわれる
仕事に対するモチベーションを保ち続けるためには、自分が好きなことにかかわれる仕事を選ぶことも重要です。また自分が好きなことに仕事を通じてかかわれると、やりがいを持って仕事に取り組めるため、仕事でちょっとした悩みが出たとしても挫折せずに仕事を続けられますよ。
好きなことにかかわれるかの基準で選ぶ仕事の選び方例は、以下のとおりです。
世の中にはたくさんの仕事があるため、好きなことにかかわれる仕事は探せばきっと見つかるはずです。そのため、仕事のモチベーションを保ち続けられる仕事を見つけるために、自分自身の好きなことから仕事を探してみましょう。
③仕事の進め方が自分に合っているか
仕事には一人で進める仕事もあれば、チームで進める仕事もあります。そのため、仕事の進め方を軸として、自分に合った仕事を選ぶ方法も一つの選び方だといえますよね。
仕事の進め方が自分に合っているかの基準で選ぶ仕事の選び方例は、以下のとおりです。
仕事に長く取り組むうえでは、仕事の進め方が自分に合っているかも重要です。そのため、あなた自身の物事の取り組み方などを参考に、仕事の進め方で仕事選びを考えることも良い手段だといえますよ。
④学んできたことを活かせる
これまで大学などでさまざまな知識を学んできていますよね。そういった大学で学んできた知識などを軸に、自分に合った仕事を選ぶのもおすすめです。
学んできたことを活かせるかの基準で選ぶ仕事の選び方例は、以下のとおりです。
特に専門的な分野についての知識を学んできたのであれば、即戦力として入社後の活躍に期待される可能性もあるでしょう。
仕事を選ぶ基準②働き方・待遇
前述したとおり、仕事でモチベーションを維持させるためには、給料などの待遇も仕事選びの基準として大切な要素です。
そこでここでは、仕事を選ぶ基準として働き方・待遇に絞って5つの選び方を紹介します。働き方や待遇を重視して仕事を選びたいと考えている人は、参考にしてくださいね。
ただし、働き方や待遇だけを基準にすることはおすすめできないため、ほかの基準と合わせながら自分に合った仕事を選びましょう。
①自分に合った働き方ができる
自分に合った働き方とはどこで働きたいか、どの時間帯に働きたいかなど、自分が考える理想の働き方で仕事ができるかということです。
たとえば、夜に働きたいと感じるのであれば夜勤のできる仕事が向いていますし、家で働きたいと感じるのであれば在宅ワークができる仕事が向いているでしょう。このようにあなたが思う理想の働き方を考えてみて、それを実現できる仕事を選ぶことも一つの選び方ですよ。
自分に合った働き方ができるかを基準として選ぶ仕事例は、以下のとおりです。
②ワークライフバランスを保てる
ワークライフバランスを保つとは、仕事と私生活のバランスを調整し、心身の健康や家族との関係を維持させることを意味します。
仕事ばかりではなくプライベートも重視したい人は、ワークライフバランスを保てるかで仕事を選ぶことも視野に入れましょう。
ワークライフバランスが保てるかを基準として選ぶ仕事例は、以下のとおりです。
ただし、繁忙期など、ときには残業時間が多くなる場合があることもをあわせて覚えておきましょう。
③給料や福利厚生に満足できる
給料や福利厚生は、業界や職種によって大きく異なります。そのため、仕事を選ぶ際に給料や福利厚生に満足できるかを軸とするのであれば、給料などの待遇が良い傾向にある仕事に絞って、自分に合った仕事を探すと良いですよ。
給料や福利厚生に満足できるかを基準として選ぶ仕事例は、以下のとおりです。
給料や福利厚生が良い仕事には、実績に応じたインセンティブが支給される仕事や、人々の生活を支えるインフラ系の仕事などが挙げられます。
④希望する勤務地で働ける
今後のライフプランを考えるうえでは、自分が希望する勤務地で働けるかも考慮すべき要素の一つです。たとえば、仕事のなかには海外でおこなう仕事もあるため、勤務地を考えずに就職した場合、海外勤務になってしまう可能性も考えられます。
そのため、仕事をしたいと考える場所があれば、自分が希望する勤務地で働けるかを仕事選びの軸として考えましょう。
希望する勤務地で働けるかを基準として選ぶ仕事例は、以下のとおりです。
ただし、最初は希望勤務地で働けたとしても、自身のキャリアや就職先の状況などで変わる可能性があることも覚えておきましょう。
⑤柔軟な働き方が可能
柔軟な働き方ができると無理のない範囲で仕事に取り組めるほか、結婚や子育てといったライフステージに合った働き方もできます。
そのため、プライベートも大切にできる柔軟な働き方を仕事に求めている人は、在宅ワークやフレックスタイム制などの柔軟な働き方ができるかを軸として自分に合った仕事を選んでみてください。
なおフレックスタイム制とは、決められた労働時間のなかで従業員が毎日の労働時間を自由に決められる制度のことです。
柔軟な働き方が可能であるかを基準として選ぶ仕事例は、以下のとおりです。
また、柔軟な働き方の一つとして副業も挙げられるため、副業で活かせるようなスキルが身に付くエンジニアやライターなども柔軟な働き方ができる仕事だといえますよ。
仕事を選ぶ基準③安定性・将来性
仕事を選ぶ際の基準として5年後・10年後も安定的に働けたり、需要が伸びる見込みがある将来性もあげられます。
ここでは、仕事を選ぶ基準として安定性と将来性に絞って3つ紹介するので、安定性や将来性を視野に入れた仕事選びを考えている人は参考にしてくださいね。
①手に職を付けられる
手に職を付けられる仕事に就職し、働き続けてスキルを磨くことであなた自身の市場価値を高められます。そのため、自分自身の市場価値を高めて同じ業界で長く活躍したい人は、手に職を付けられる仕事であるかを基準に仕事を選ぶと良いでしょう。
手に職を付けられるかを基準として選ぶ仕事例は、以下のとおりです。
ただし、手に職を付けるためには、継続して学び続ける姿勢が必要であることも覚えておきましょう。
②AIに取って代わられない
昨今は生成AIなどが進化を遂げ、さまざまな仕事の一部をAI(人工知能)が担うようになりました。そのため、AIに取って代わられない仕事を中心に仕事選びをすることで、今後も自身のスキルや経験を活かし続けられる仕事を見つけられるでしょう。
そしてAIに取って代わられない仕事例としては、相手のことを考えて取り組む仕事や、人間特有の感受性が求められる仕事などが挙げられます。
AIに取って代わられないかを基準として選ぶ仕事例は、以下のとおりです。
AIはデータ解析や文章の作成などは得意としている一方、人の感情などを読み取ることは苦手としています。AIに代替されない仕事を探すときは、このような基準で考えてみると良いですよ。
AIに取って代わられない仕事は10年後もなくならない仕事といえます。10年後なくなる仕事やなくならない仕事についてはこちらの記事で紹介しています。
③今後の需要増が期待できる
仕事の将来性を考えるのであれば、今後の需要があるのかを基準に仕事を選んでみましょう。たとえば、デジタル化が進んでいる社会では、システムの開発に携わるエンジニア系の仕事が需要増に期待できる仕事だといえますよね。
このようにこの先も長く働き続けられる仕事を考えているのであれば、将来的な需要も確認しておくことは大切ですよ。
今後の需要増が期待できるかを基準として選ぶ仕事例は、以下のとおりです。
今後の需要が増える仕事として、将来性のある仕事もあげられます。将来性がある仕事に就いてはこちらの記事で紹介していますよ。
仕事を選ぶ基準④やりがい
長期的に仕事に取り組むためには、仕事に取り組む意味や意義を見いだせるかも重要です。そのため、長期的にモチベーションを維持しながら取り組める仕事を選ぶ際は、やりがいがあるかで選ぶと良いですよ。
ここでは仕事を選ぶ基準として3つのやりがいで仕事の選び方を紹介します。仕事内容にこだわった選び方をしたい人は参考にしてください。
①人々の生活にかかわる仕事
私たちが快適な生活を送れるのは、さまざまな人が仕事を通じて各々の役割をはたしているからです。たとえば、食料品や日用品をすぐに手に入れられる背景には、生産工場から小売店に運送している人や、小売店でその商品を販売している人などが各々の役割をはたしています。
このように人々の生活にかかわる仕事をすることで、誰かの役に立っていることを実感でき、仕事を通じてやりがいを見いだせる可能性がありますよ。
人々の生活にかかわることを基準として選ぶ仕事例は、以下のとおりです。
こういった仕事はなくてはならない仕事なので、縁の下の力持ちとしてのやりがいも感じられるでしょう。
②人から感謝される仕事
人間が幸福を感じる瞬間の一つとして、人からの感謝があります。そのため、人から感謝されることに幸福感を感じるのであれば、人から感謝される仕事はあなた自身も幸福になれる仕事だといえるでしょう。
人から感謝される仕事には人々の役に立つ仕事や、人々に何かを提供する仕事が挙げられます。このような特徴からやりがいのある仕事を探してみてください。
人から感謝されることを基準として選ぶ仕事例は、以下のとおりです。
社会に貢献しているという意味ではすべての仕事が当てはまりますが、人からの感謝を重視したい場合は、人と直接かかわる仕事を選ぶと良いですよ。
③家族や知人に誇れる仕事
家族や知人に誇れる仕事は、あなたが自信を持って取り組める仕事でもあります。このことから、あなた自身が社会に役立っていると感じられ納得できる仕事であれば、それは家族や知人にも誇れる仕事だといえるでしょう。
人によって納得できる仕事は異なるため、自分の価値観などを整理したうえで仕事を選んでみてください。
家族や知人に誇れるかを基準として選ぶ仕事例は、以下のとおりです。
上記であげたものはあくまでも一例なので、自分理解を深め、自分が自信をもてる仕事を探してみてください。
就活生に聞いた! 仕事を選んだ軸とは
仕事の選び方で悩んでいる人は、ほかの学生がどのような選び方で仕事を選んでいるのか気になりますよね。そこで学生の皆さんに、仕事を選んだ軸について質問してみました。
アンケート結果として一番多かったのが32.7%で「事業内容」でした。そして21.2%で「社風」、17.3%で「待遇(給料・休日など)」と続いています。
この結果を考慮すると、多くの学生は仕事内容が自分の特徴や価値観に合っているかを軸として選んでいることがわかります。そのため、長期的に活躍できる仕事であるかを仕事選びで重要視することは有効な手段だといえますね。
あなたが受けないほうがいい職業をスマホで確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
仕事の選び方は一つじゃない! 優先順位を付けて自分だけの適職を見つけよう
先ほど紹介したアンケート結果からもわかるように、仕事の選び方を学生に質問しても回答割合が大きく偏ってはいません。このことからも仕事の選び方に正解はなく、人それぞれ仕事の選び方は異なっていることがわかりますよね。
また、仕事を選ぶ際の軸を一つに絞るのではなく、複数の軸を設けて優先順位を付けることが自分に合った仕事を見つける最善の手段だといえます。そのため、仕事選びで悩んでいる人は幅広い視野で仕事に求める軸を考えてみて、自分に合った仕事を探してみてください。
仕事の選び方に迷ったら! 自分に合った仕事を見つけるまでの流れ4ステップ
仕事を選ぶ軸について確認しても、どのような流れで自分に合った仕事を見つければ良いのか疑問を感じている人もいるでしょう。
そんな人は、自分に合った仕事を見つけるまでの流れを確認してみてください。そうすることで、どのようにして自分に合った仕事を選べば良いのか理解できますよ。
ステップ①仕事で重視したい基準をピックアップする
自分に合った仕事を選ぶには、まずはあなた自身が仕事で重視したいことを考えてみてください。たとえば、自分自身のスキルや経験が活かせるかを重視したいのか、ワークライフバランスが保てるかを重視したいのかなどです。
仕事に求められやすい要素例は、以下のとおりです。
仕事に求める要素は人それぞれ違うため、これらの要素からあなた自身が仕事に求める基準となる要素をいくつかピックアップしてみましょう。
自己分析について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
ステップ②重視したい基準のなかで優先順位を付ける
仕事に求める要素が複数ある場合、すべての要素を兼ね備えた仕事は多くありません。そのため、重視したい基準の中でも優先順位を付けることが重要です。
優先順位を付けることで、就職先候補として考えられる仕事の選択肢が増え、自分に合った仕事を見つけられる可能性を高められますよ。反対に仕事に求めるすべてのことを重視して仕事を探してしまうと自分に合った仕事が見つからず、就活を前に進めることができなくなる可能性があるため注意が必要です。
ステップ③優先順位をもとに該当する仕事を洗い出す
仕事に求める基準に優先順位を付けられたら、その優先順位をもとに自分に合った仕事を選びます。その際のコツとしては、優先順位の最も高い基準に当てはまる仕事の候補を挙げ、それ以下の優先順位を参考に、徐々に絞っていくと良いですよ。
たとえば、仕事を選ぶ優先順位を次のように付けたとします。
この場合、優先順位の最も高い「柔軟な働き方」では、在宅ワークでできるWebデザイナーやエンジニア、またフレックスタイム制できる営業などの仕事が挙げられますよね。そして、どれもスキルを身に付けられる仕事でもあります。
しかし、一番下の優先順位である「黙々と作業ができる仕事をしたい」では、営業の仕事は当てはまらないといえるでしょう。このことから、この人に合った仕事はWeb関連の仕事だといえるのです。
このように優先順位を上から確認していき、自分に合った仕事を洗い出しましょう。
ステップ④インターンシップに参加して仕事を体験してみる
自分に合った仕事を洗い出したら、インターンシップに参加して実際の仕事を体験します。
インターネットなどの情報だけでは、あなた自身が思い描いている仕事内容と合っているかを判断できないため、実際に働いて想像していた仕事であるかを確認してみましょう。
また、仕事内容が仕事を選ぶ基準でなかったとしても、仕事内容にストレスや退屈さを感じてしまうと仕事自体が嫌いになってしまうケースもあるため、選考前に確認しておくべきです。
あなた自身が仕事に求める基準と合致した仕事を長く続けるためにも、インターンでモチベーションを維持しながら長く続けられる仕事であるかを見極めてみてください。
インターンについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
適性のない仕事を選ばないために! 仕事を選ぶ際の4つの注意点
前述したとおり、仕事の選び方は人それぞれ異なります。しかし、仕事を選ぶ際にしてはいけないこともあるため、注意点を事前に確認しておきましょう。
ここでは仕事を選ぶ際の注意点を4つ紹介するので、間違った仕事の選び方をして後悔しないためにも把握しておいてください。
①他人の意見に流されないようにする
自分に合った仕事を選ぶためにも、他人の意見に流されないようにすることが大切です。
たとえば、仕事の選び方で悩んでいる人のなかには、親や友人にどのような仕事がおすすめなのかなど、アドバイスを聞こうと考えている人もいますよね。たしかに、ほかの人の仕事の選び方を聞くことで、自身では気付けなかった仕事選びの基準を見つけられるかもしれません。
しかし、親や友人からおすすめだと紹介してもらった仕事だとしても、必ずしもあなた自身にマッチしているとは限りません。そのため、他人の意見ばかりに流されないようにすることが大切なのです。
どのような選び方、仕事内容をおすすめされたとしても最終的には自分で判断し、自分に合った仕事を選ぶことを心掛けましょう。
②給料や待遇ばかり意識しないようにする
前述したとおり、給料や待遇も仕事を選ぶうえでは重要な要素です。しかし、給料や待遇ばかりに意識を向けてしまうと、仕事内容に対して不満やストレスを感じてしまう可能性があります。
たとえば、給料や待遇が良かったとしても、残業時間が多かったり休日出勤を頻繁に依頼されたりする仕事は長く続けられるでしょうか。
人によっては続けられるかもしれませんが、多くの人は途中で仕事にストレスを感じて辞めてしまうでしょう。このように、給料や待遇が良い仕事だからといって、必ずしも自分自身に合っている仕事だとは限らないため、ほかの要素もしっかりと考えることが大切ですよ。
③条件にこだわり過ぎないようにする
仕事は生涯の多くの時間を使って取り組むことです。そのため、仕事を選ぶ際に条件にこだわりすぎてしまう人もいるでしょう。
しかし、条件にこだわり過ぎてしまうと、選択肢が狭まってしまい理想の仕事が見つからず、就活が止まってしまう可能性があります。そのため、先ほど伝えたように仕事を選ぶ際は仕事を選ぶ基準に優先順位を付けて、興味のある仕事を幅広い視野で探すことが大切なのです。
たとえば、優先順位が低い仕事だとしても、インターンに参加してみると想像していたよりも楽しさややりがいを見つけられる可能性もあります。したがって、仕事を選ぶ際は条件にこだわり過ぎず、自分に合っていると考えられる仕事をいくつかピックアップできるほどまで条件を緩和させることが大切ですよ。
④理想だけで決めないようにする
インターネットや友人・家族からの情報だけを頼りに仕事を選んでしまうと、その仕事の良いところだけを目にしたり聞いたりしがちです。
そのため、長く続けられる仕事を見つけるためにも理想だけで仕事を決めず、インターンなどに参加してその仕事のネガティブな要素もしっかりと確認しておくことが大切ですよ。
たとえば、営業であればインセンティブによる高待遇やスキルの定着など良いイメージがある一方、実績に追われたり基本給が低かったりなどのネガティブなイメージもあります。
このように、各仕事にはポジティブな部分だけではなくネガティブな部分も存在するため、その仕事のネガティブな要素も理解したうえで選考に進むかを判断するようにしましょう。
就活生に聞いた! 仕事を選ぶ際に気を付けたこと
仕事を選ぶ際にどのような点に気を付ければ良いのかを知りたい場合、ほかの学生が意識したことを参考にすることで、自分では気付けなかった注意点を見つけられる可能性もあるでしょう。
そこで、学生の皆さんに仕事を選ぶ際に気を付けたことについて質問してみました。
やりたいことであるかという回答が多数
アンケートの回答には、やりたいことであるかという回答が多くみられました。
たしかに、高いモチベーションを保ちながら仕事を進めるには、自分がやりたいと考えられる仕事が大切です。
やりたいと考えられる仕事は、楽しさを感じられる仕事ややりがいを感じられる仕事などさまざまであるため、仕事を通じてどのようなことを成し遂げたいのかなどを考えて仕事を選ぶことも良い選択肢だといえるでしょう。
専門性を活かせるかという回答も
アンケートの回答には、専門性を活かせるかという回答もみられました。
仕事を選ぶうえで一つの基準となるのが、大学で学んだ専門性を活かせるかです。大学では、さまざまな分野に特化した専門的な知識や技術を学べるため、それらの経験を活かせる仕事であれば、即戦力として活躍できる可能性は高いでしょう。
そのため、仕事選びに悩んでいる人は、まずは大学で学んだ専門性を活かせる仕事から探してみるのも良い手段ですよ。
一人で悩まない! 仕事の選び方で困ったときの対処法4選
仕事の選び方で悩んだ場合、一人で悩まずに誰かに相談するなど考え方を変えることが大切です。そこでここでは、仕事の選び方で困ったときの対処法を4つ紹介するので、仕事選びに悩んだ際に対応できるように覚えておきましょう。
①適職診断テストを受ける
適職診断テストとは、いくつかの質問に回答することで、あなたにマッチした仕事を総合的に判断してくれるツールのことです。
そのため、自身で考えても仕事を選べない場合は、適職診断ツールで客観的な視点から自分に合った仕事を探してみると良いですよ。
おすすめの適職診断テストは、以下のとおりです。
性格診断ツールについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
②就活の専門家に相談する
就活の専門家に相談することは、就活をスムーズに進めるためにも有効です。そして就活の専門家に相談すると、自分に合った仕事の選び方についてもアドバイスをくれるため、明確な基準を定められますよ。
就活の専門家とは、就活アドバイザーやキャリアセンターの職員などが挙げられます。これらの人は、就活に関する幅広い知識を持っているほか、これまで多くの学生の就活をサポートしてきた経験を持っています。
そのため、あなたの特徴や価値観、強みなどを伝えることで、仕事を選ぶ軸の決め方などのアドバイスをしてもらうことが期待できます。
就活エージェントについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしましょう。
③身近な人に相談する
仕事の選び方に困ったら、あなたをよく知る家族や友人といった身近な人に相談することも一つの手段です。なぜなら、あなたをよく知る人であれば、あなたの性格を理解しているため、客観的な視点からあなたに合った仕事の選び方を提案できる可能性があるからです。
身近な人であればあなたの性格や価値観を理解した提案ができるため、就活アドバイザーやキャリアセンターの職員とは違った視点でのアドバイスに期待できるでしょう。
ただし、前述したとおり最終的には自分自身で仕事の選び方を決めることが大切ですよ。そのため、家族や友人といった周りからの意見はアドバイス程度に考えておくことを心掛けておきましょう。
周囲の人を頼って自己理解を深める方法を他己分析を言います。他己分析についてはこちらの記事で詳しく紹介していますよ。
④やりたくない仕事から仕事を絞るのもあり
やりたい仕事が見つからないのであれば、逆にやりたくない仕事から除外していく手段もあります。たとえば、次のように仕事を絞ってみてください。
このようにやりたくない仕事を考えることで、就職先候補から除外すべき仕事を考えられます。自分に合った仕事をより絞りやすくするためにも、やりたくない仕事を先に除外しておくことも効果的な手段だといえますね。
仕事の選び方に正解はない! 大事にしたい基準をもとに自分に合った仕事を見つけよう
これから就活を始めようとしている人のなかには、自分に合った仕事を見つけたいと考えている人もいますよね。この場合、どのような仕事の選び方で自分に合った仕事を見つけたらいいのか疑問を感じるでしょう。
結論としては、仕事の選び方に正解はないため、幅広い視野で自分が仕事で重視したい基準を決めてから基準ごとに優先順位を設定することが大切ですよ。自分に合った仕事を探そうと考えている人は、この記事で紹介した仕事選びの基準や適職を見つけるまでの流れなどを参考に、自分に合った仕事を見つけてみましょう。
【仕事の選び方に関する調査】