職種研究

パイロットの志望動機|3つの例文とポイント・NG例を紹介

パイロットについて

パイロットとは、コックピットにおいて航空機を操縦する人のことを指します。パイロットの資格は、飛行機やヘリコプターなどの機体の種類によって分けられていますが、それぞれ定められた教育課程を修了したのち、国家試験に合格することで国土交通大臣より技能証明を受けることができます。

この記事では、そんなパイロットの志望動機を作成する際に、参考になる例文についてご紹介します。

パイロットの主な業務内容

パイロットの業務内容は、機長と副操縦士で少し異なります。

機長は、主に航空機を操縦することはもちろん、副操縦士やキャビンアテンダントに指示を出したり、緊急時には自ら判断を下したりするなど、安全なフライトを実現するため全体を統括する役割を担います。

副操縦士は、機長の指示に基づいて管制塔と連絡を取ったり、気圧計や燃料計をチェックしたりして機長の補佐をおこないます。また、機長に万が一のことが起こった場合は、代わりに機体を操縦しなければならないため、機長と同様の緊張感と技術力が求められる立場だといえるでしょう。

志望動機を書く際の注意ポイント

パイロットの志望動機を作成する際の注意ポイントは主に3つあります。1つ目は、「なぜパイロットを志望したのか」という理由です。パイロットの魅力に思う点や、パイロットを目指すようになったきっかけなどを述べましょう。2つ目は、「どのような能力をパイロットに活かせるか」という点です。自分の性格や特技、経歴などから、パイロットに活かせそうなスキルをアピールしましょう。3つ目は、「どのようなパイロットになりたいか」という今後のビジョンです。自分がパイロットになったらどのような働きがしたいかという理想像を描くことでやる気を示しましょう。

パイロットの正しい志望動機例3選

次に、パイロットの志望動機においてふさわしい表現やアピールポイントを、例文を参考に3パターンに分けてみていきましょう。

志望動機の例文①

私は、幼少期からパイロットに憧れていました。鉄や合金でできた重い機体が、どうやって空に浮くのかという点や、なぜ速いスピードで飛行できるのかという点に興味があり、そんな航空機を操縦するパイロットは、とてもやりがいのある仕事だと感じたためです。パイロットには厳しい教育過程が設けられており、決して容易な業務ではないと存じております。しかし、その壁を乗り越えた先に見える景色や達成感は、パイロットにとってかけがえのない財産になると思います。もし入社することができたら、目標達成のために努力を惜しまない働きを心がけていきます。

「なぜパイロットを志望したのか」という理由を中心に書いた志望動機の例文です。パイロットは難しい仕事であると認識したうえで敢えて挑む姿勢から、業界研究をおこなっていることが分かり、パイロットになりたいという強い気持ちを伝えることができます。

また、明確な目標を掲げて、目標達成に向けて努力する姿勢を見せることで、パイロットとして働く姿がイメージしやすくなります。

志望動機の例文②

私は、自分の持つ能力を活かしたいと思い、パイロットを志望しました。学生時代はラグビー部に所属し、長期戦で鍛えられた体力やボールをゴールまで運ぶ筋力、そして体当たりして果敢に相手に挑む精神力を養いました。また、ゴールまでの道筋を瞬時に導き出す判断力は、予期せぬトラブルにおいて最善の判断が求められるパイロットの業務において、活きた力になると考えています。また、私は気象予報士の資格も所持しており、天候に応じた最適なフライトに貢献できるようなパイロットを目指していきたいです。

「自分の能力がパイロットにどのように活かせるか」という点にフォーカスした内容となっています。部活動で培った能力をパイロットにリンクさせることで、業界に適性の高い人物だとアピールすることができます。

また、肉体的な能力だけでなく精神的な能力にも言及することで、物事を多方面からみることができる人材だということが分かります。

志望動機の例文③

私は、不測の事態にも臨機応変に対応できるパイロットになりたいです。上空での飛行は、鳥などの生物や磁気を帯びた雨雲などのさまざまな危険が潜んでいるため、予期せぬトラブルが発生することがあります。しかし、その時パイロットが正しい対応をすることで、被害を最小限に抑えることができるのです。私がもしパイロットになることができたら、さまざまな状況を推定した予行演習をおこないたいと思います。フライト中は常に緊張感を持ち、些細な変化も見逃さないという意識を忘れずに、安全なフライトを心がけていきたいです。

「どのようなパイロットになりたいか」に焦点を当てた志望動機の例文です。「上空にはさまざまな危険が潜んでいるため、トラブルが発生しやすい」という文面から、既定の条件から論理的に結論を導き出せる性質が読み取れます。

また、パイロットとしての目標に向かって、自分がどのような努力をするのか、どのようなことに気をつけるのかという具体的な内容が書かれており、担当者にやる気のある人材だと認識してもらうことができます。

航空業界内定者のESを参考にする

志望動機は、就活においてかならず誰もが聞かれるものです。履歴書や面接以外に、ESでも志望動機をうまく書く必要があります。選考の第一歩となるのが、ESです。文面で、その企業を選んだ理由や自分の強みをアピールすることが大切でしょう。しかし、志望動機にそうした要素をいれて自分を売り込むのは、意外と難しいものです。ESをうまく書けない、何度書いても同じような内容になってしまう、という就活生は多いといえるでしょう。

就活の未来では、航空業界の内定者ESまとめを公開しています。この資料では、ANAやJALなど、学生から人気を集める航空業界各社に内定した学生のESを公開しています。内定者のESを参考にして、印象に残る文章の特徴を知っていきましょう。

パイロットの志望動機NG例

はじめに、パイロットの志望動機においてふさわしくない表現やNGワードを、例文を参考にみていきましょう。

NG例

私は、他の職種より求人が安定しており高所得であるため、パイロットを志望しました。また操縦士は国家資格であるため、一度身につけた経験や知識を別の現場でも活かしやすく、転職に有利だと思ったからです。また、研修制度が整っている貴社であれば、スキルアップも容易におこなえると感じました。入社後は、1日でも早く仕事を覚えて、1人前のパイロットになれるよう努力いたします。

「求人の安定性」と「給与面」を理由にパイロットを志望したのでは、消去法で選んだ感じがしてしまい、担当者に熱意を伝えることができません。また「転職に有利」というワードを使うと、いずれ会社を辞めることを予測してしまい、企業への貢献度が低い人材だと思われてしまいます。

また、研修制度を利用したらスキルアップが容易におこなえると踏んでいる点も、パイロットの業務を軽視しているかのような表現となっており、パイロットへの適性を疑われてしまいます。

志望動機が苦手な人は資料を活用する

志望動機を書く際には、企業の会社案内やホームページを見て情報を集める必要があります。社風や求める人物像を把握して、説得力のある志望動機を考えることが大切です。しかし、情報収集をするだけでは、相手の印象に深く残る志望動機を作成するのは難しいでしょう。また、志望動機を考えること自体が苦手だという就活生も多いといえます。

就活の未来では、そんな就活生のために志望動機ジェネレーターを公開しています。資料に出てくる穴埋め式のシートを使えば、簡単に説得力のある志望動機を考えることが可能です。無料の資料となっており、志望動機を書く際のポイントについても学べるため、ぜひ利用してみましょう。

パイロットの志望動機は例文を参考にして作成しよう

パイロットの志望動機を作成する際に、参考になる例文についてご紹介しました。パイロットは、乗客全員の命をあずかる責任の伴う職業です。時には、マニュアルにないトラブルに対して自分で判断し、実行しなければならない場面もたくさんあります。そのため、限られた時間で最善の結果を導き出す思考力や、機体をコントロールする身体能力などのさまざまなスキルが求められます。

パイロットの志望動機を作成する際は、なぜパイロットを志望したのかという理由と、パイロットに活かせそうな自分の能力、どのようなパイロットになりたいかという今後のビジョンを明確にしましょう。パイロットになりたいという気持ちを伝えられるような文章にすることが大切です。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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