面接対策

【面接にベストな時間帯】メリットや変更を依頼する連絡方法をご紹介

面接の時間帯は関係ないと考える就活生は多い

就職活動において面接は最大の難関です。面接を受けるときには、企業から面接日時を指定されることが多いですが、就活生が複数の選択肢から面接日時を選べる場合もあります。スケジュールが詰まっている場合は、空いている日時に入れるしかないですが、複数の選択肢を選べる場合は、面接の時間帯を自分で決めることが可能です。

「面接の時間帯なんてどの時間でも変わらないでしょ?」と考える方もいると思われますが、面接官の気持ちや状況を考えると、面接の時間帯によっては面接を有利に進めることができます。ささいなポイントに思えるかも知れませんが、少しでも就職活動を有利に進められるように、面接の時間帯についても考えていきましょう。

面接のベストな時間は午前または昼

面接の時間帯は、大きく分けると「午前」・「昼」・「午後」の3パターンがあります。面接の時間を自分で決められる場合は、スケジュールが空いていることに加えて、面接を受ける時間帯も考えましょう。時間帯によって、それぞれメリットがあります。それぞれの場合にわけて、メリットを見ていきましょう。

午前のメリット

朝に面接を受けるメリットは、面接官が疲れていないことです。面接は朝の9時から夜まで1日を通しておこなわれています。就職活動のピーク時は、毎日朝から夜まで面接です。面接官も人間なので、1日中面接をしていると時間が経つほどだんだんと疲れてが溜まっていきます。疲れが溜まると、就活生のささいな言動が気になったり、正常な判断ができなくなる可能性もあるでしょう。

朝に面接を受けると、面接官が疲れていないため有利です。また、面接が始まってから時間が経つと、それだけ多くの就活生と面接しているので、前の就活生と比べられてしまいます。面接を受ける時間が遅くなると、自分の前に面接を受けた人の良し悪しで、自分の面接結果に影響が出ますが、朝だと面接を受けた人が少ないので、他の就活生の影響が少ないです。

昼のメリット

昼に面接を受けるメリットは、朝に受ける場合に比べて当日の時間に余裕があることです。朝に面接を受ける場合は、早い時間に面接会場に行く必要があります。住んでいるところが面接会場に近かったり、面接会場近くのホテルに前日から宿泊している場合は問題ないでしょう。しかし、面接会場まで電車やバスで数時間かかる場合は、その分朝早く家を出る必要があります。

寝坊して遅刻することは厳禁なので、前日は早く寝て翌日に備えなければならず、当日も朝から時間の余裕がありません。昼に面接を受ける場合は、午前中に準備したり気持ちを高めることができます。また、昼休みを挟むことで、面接官の疲れが取れていて、面接に有利になる可能性もあるでしょう。

午後のメリット

午後に面接を受けるメリットは、昼間に他のスケジュールを入れられることです。午前中や昼間は、他の面接や会社説明会を入れて、空いている夜の時間に面接を受けることで、時間を効率的に使えます。就職活動がピークの時期には、面接と会社説明会が何社も重なってしまうことが多いので、効率的にスケジュールを組む必要があります。

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午後の時間帯によって不利になることもある

午後に面接を受ける場合、早い時間帯と遅い時間帯で、面接が有利になったり不利になったりするのでしょうか。面接官の状況や心理を考えると、面接をお昼過ぎに受ける場合と、17時に受けるのでは結果が変わってくる可能性があります。面接を受ける時間帯による有利不利を把握することで、面接を有利に進めましょう。

後半は面接官が疲れてしまう

面接官は朝から夜まで1日を通して面接をしています。1日中面接をし続けるというだけでも大変ですが、就職活動における面接は、その人の今後の人生が決まるという非常に大事な機会です。そのため、面接官は面接を重ねていくことで、体力的にも精神的にもだんだんと疲れていきます。

時間が遅くなれば遅くなるほど、疲れが溜まった状態で面接に臨むことになるでしょう。就職活動のピーク期になるとなおさらです。疲れがたまってしまうと、面接官もイライラしたり判断力が落ちて正常な判断ができなくなってしまい、就活生のささいな言動で悪い評価をしてしまう可能性もあるのです。

他の人と内容がかぶってしまい印象に残りにくい

面接官は朝からたくさんの就活生と面接をしています。面接の中の志望動機や自己PRで、就活生が話す内容やエピソードはそれほど大きな違いがない場合が多いです。面接官からすれば、朝から同じような内容を聞かされているので、何度も聞いた内容だと面接官の印象には残りません。

面接の順番が早いほど、面接で話す内容が他の人とかぶらないで済みます。これは時間帯だけではなく、日程に関しても同じことが言えます。日程が後になればなるほど、前に同じような内容を話した人がいる割合が高いです。そのため、日程や時間帯が早ければ早いほど、面接官の印象に残り、面接を通過できる可能性が高まります。

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面接の時間帯を変えたいときの連絡方法と例文

就職活動が進んでくると、指定された面接の時間帯で都合がつかなかったり、面接日時が決定した後にその時間に他の予定が入ってしまうということがあります。面接の時間帯を変えたいときは、なるべく早いタイミングでメールか電話でお願いしましょう。

面接官がメールを見られない可能性もあるので、面接まで3日以内の場合は電話の方がよいです。メールや電話の対応次第では、面接官に悪い印象を与えてしまう可能性もあります。そこで、面接の時間帯変更をお願いするときの適切な連絡方法や例文を紹介します。

連絡方法①メール

件名:〇月〇日予定の面接日程変更のお願い/◯◯大学◯◯

株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇です。

先日は面接選考のご連絡をいただきまして、ありがとうございました。
大変申し訳ないのですが、
面接の日程を変更していただきたくご連絡いたしました。

〇月〇日〇時より面接に伺う予定でしたが、
その時間に別件の用事ができてしまい、
どうしても時間調整がつかなくなってしまいました。

こちらの都合で申し訳ないのですが、
下記より貴社のご都合がよい日程をご指定いただき、
面接日時を再設定していただけないでしょうか。

・〇月〇日~〇月〇日 午前中
・〇月〇日~〇月〇日 終日

ご多忙の中、お手数をおかけしてしまい申し訳ございません。
なにとぞご検討いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

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署名

メールの件名には自分の名前を入れて、面接官が一目でわかるようにしましょう。面接日程変更の理由に「他社の面接や会社説明会が入った」などは書かないほうがよいです。大学の研究やゼミでの用事、冠婚葬祭の場合はそのまま素直に書いても問題ありません。

他社の面接や会社説明会で面接日程を変更する場合は、面接で聞かれてもいいように理由を考えておきましょう。面接日時をいくつか提示することで、面接官とのメールのやり取りを少なくできます。面接官は採用選考や業務で忙しいため、相手の手間を少なくする気遣いが大切です。

連絡方法②電話

お忙しいところ恐れ入ります。〇月〇日の〇時から採用面接を受ける予定の〇〇と申します。採用担当者様はいらっしゃいますでしょうか?

はい、担当者です。

〇月〇日の〇時から面接を予定しているのですが、その時間に別件ができてしまい、どうしても面接に伺えなくなってしまいました。もし可能であれば、面接の日時を変更したいのですがよろしいでしょうか?

承知いたしました。では〇月〇日の〇時からに再設定させていただきたいのですがいかがでしょうか?

問題ございません、それでは〇月〇日の〇時〇〇にて面接をお願い致します。お忙しいところご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。当日はよろしくお願いします。ご対応いただきまして、ありがとうございました。

電話に出た人が採用担当者とは限らないので、面接日時と名前を最初に伝えて、採用担当者に代わってもらいます。面接日時変更の理由が「他社の面接や会社説明会」の場合は、理由を詳しく話さないほうがよいです。

他社の面接や会社説明会以外の場合は、悪い印象を与えない内容であれば正直に話しても問題ありません。面接日時変更の理由を聞かれる場合があるので、あらかじめ答えを用意しておきましょう。また、電話を切る前に、迷惑をかけた謝罪と対応してもらったお礼を言うことが最低限のマナーです。

面接はできれば午前または昼の時間帯に組み込もう!

面接では時間帯が違うだけで有利・不利があります。面接の時間帯は、面接官が疲れていなかったり、他の就活生と話す内容がかぶらない早い時間帯のほうが有利になるでしょう。また、時間帯だけでなく日程も早い方がおすすめです。企業によっては面接時間を自分で選べる場合があるので、選べる場合はなるべく早い時間帯を選ぶようにしましょう。

面接日に急用が入ったときは、面接日時を変更できます。面接日時変更のメールや電話は、面接官のことを考えてなるべく早く行動するようにしましょう。少しでも有利な時間帯で面接を受けることで、面接を突破する可能性を高くしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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