志望動機
【医療事務の志望動機の書き方】評価されるコツを例文付きで解説
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目次
医療事務の選考でも志望動機は重要
就活の選考において志望動機は重要視される項目であり、医療事務を志望する場合もそれは同じです。志望動機はその仕事に対する意欲をアピールするものです。医療事務を志望する際も、志望動機のなかで仕事への意欲をしっかり伝えていきましょう。
評価される志望動機にするためには、具体的な内容を書くことが求められます。具体的になぜ志望するのか、入社後どのように働きたいのかを述べると、熱意が伝わる志望動機になるでしょう。
また、志望動機を考えるために、作成する際のポイントを理解する必要もあります。ポイントを知らないまま志望動機を作成すると、的外れなことを述べてしまい、マイナスな印象を与える可能性があります。本記事では、医療事務の志望動機を作成する際のポイントを詳しく説明していきます。ぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事では、志望理由の書き方を紹介しています。
医療事務で志望動機が重要な理由
就活において志望動機は、仕事へのやる気や意欲を述べるものであるため、重要な評価ポイントとなります。医療事務においては、とくに志望動機が大切です。医療事務を志望するのであれば、志望動機をしっかり考えておかなければ、選考を勝ち抜いていくことはできません。
医療事務の就活においてなぜ志望動機がそこまで重要視されているのか、その理由を正しく知り、それらを踏まえたうえで志望動機を考えていきましょう。
仕事への意欲が重要視される
医療事務に限った話ではありませんが、選考では、仕事への意欲があるかどうかが評価ポイントとなっています。そのため、仕事への意欲が判断できる志望動機が重要視されます。
しかし医療事務の仕事は、キャリアプランが描きにくいです。志望動機のなかで入社後のキャリアプランを述べると意欲の高さをアピールできますが、出世という概念が少ない医療事務の場合は、それが難しいでしょう。
実際、「らくそう」などの理由で医療事務に応募する人も多いのが現状です。そのため、何のために就職するのか、なぜ医療事務なのかを説明することが重要といえます。医療事務として働きたい理由を明確にすることで、仕事に対する意欲を伝えましょう。
医療事務の平均年収やボーナス事情についてはこちらの記事で紹介しております。
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応募者の数が多い
医療事務は新卒でなくても就職しやすい職種です。実際に、子育てがひと段落した女性が、医療事務として社会復帰するケースもあります。そのため、医療機関によっては、応募者の数は非常に多くなります。
医療事務の仕事は未経験でも転職できるため、新卒でなくても将来挑戦できるチャンスはいくらでもあります。新卒なら医療事務でなくてもいいだろう、と思われては、採用される可能性が低くなります。医療事務として働きたいという強い思いを伝えることで、「なぜ新卒で医療事務なのか」と思われないようにしましょう。
転職しやすい仕事は挑戦自体のハードルは低いものの、周囲と差別化を図ることが非常に難しいです。たくさんいる応募者の中で採用担当者の印象に残れるように、エピソードを盛り込み、志望動機にオリジナリティを出しましょう。
下記の記事では、医療事務で正社員になる方法を解説しています。
志望動機を作成する際の3つのコツ
①医療事務として働きたい理由を述べる
②なぜその病院なのかを述べる
③どのように働きたいかを述べる
医療事務ならではの、志望動機を作成する際のコツを解説します。志望動機を作成するに当たり、事前に医療事務という仕事の内容を正しく理解しておく必要があります。漠然としたイメージで医療事務の仕事を選ぶと、志望動機を聞かれたときに面接官に熱意を伝えることができません。
医療事務に求められている人物像や資質などを正しく把握し、なぜこの病院を選び、医療事務として働きたいと思うのか、採用されたら自分には何ができるのかといったことを具体的に述べるようにしましょう。これからそれぞれのポイントごとに分けて、以下で詳しく説明していきます。
①医療事務として働きたい理由を述べる
医療事務の業務には、正確性と速さが求められます。検査・処置費用など、診察にかかった金額を正確に計算し、できる限り患者さんを会計で待たせないようにしなければなりません。診療報酬制度も定期的に改正されるため、勤務後も改正点をその都度身につける必要があります。
また、医療事務は病院の受付から会計までを受け持つため、病院の中で最初から最後まで働くことになります。18時までの受付であっても、最後の患者さんが会計が終わるまでその業務は続きます。
患者さんの対応や電話の問い合わせ、カルテの整理など複数の業務を抱えるため、大変忙しい仕事です。そのような医療事務の現場でなぜ働きたいと思うか、志望動機の中で強い志を伝える必要があります。
医療事務の志望動機を書く際のポイントはこちらの記事を参考にしてみてください。
②なぜその病院なのかを述べる
これは一般企業においてもいえることですが、なぜここで働きたいのか、ここでなければいけない理由を明確にしておかなければいけません。志望動機の中で、その病院に対して感じたことや、その病院が地域で果たしている役割の重要性を自分の言葉で面接官に訴えかけることが大切です。
「幼い頃父がこの病院に入院してお見舞いに来た時に、受付の人が優しかったので親しみがある」「地域の救急受入病院として指定されている貴院で働くことで、自分の育った町に社会貢献したい」など、具体的な志望理由を述べると熱意が伝わります。
こちらの記事では、志望動機の作り方を紹介しています。
- 【志望動機の作り方】作成する際のポイントを例文付きで解説
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③どのように働きたいかを述べる
自分の性格や特技、持っている資格などから、医療事務の業務でどのように活躍できるかをアピールしましょう。「ボランティア活動で培ったお年寄りとコミュニケーションを図るスキル」「接客業のアルバイト経験で培った常に笑顔で対応できる力」「学生時代に取った医療事務の資格」などといったように、仕事で活かせる自分の能力を志望動機に盛り込みます。
その強みに対する具体的なエピソードや根拠を述べることで、アピールする内容に説得力が増します。面接官に対し、自分にはどのような強みがあり、それを活かして病院にどう貢献できるのかを伝え、採用メリットを提示しましょう。
こちらの記事では、医療事務の志望動機の書き方を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
医療事務の選考における4つのポイント
①履歴書やエントリーシートは丁寧に作成する
②資格や経験より接遇が重要視されることを理解する
③企業研究を進めておく
④志望動機や自己PRではオリジナリティを出す
医療事務を志望するのであれば志望動機が重要です。しかし、当然ながら志望動機だけでは選考を勝ち抜くことはできません。確かに志望動機は重要視されますが、就活では他にもやらなければならないことがたくさんあります。さまざまな項目を総合的にみて最終的な評価が決定するため、志望動機の他にも気をつけるべきポイントを知ることが大切です。
医療事務を志望する際は、面接や履歴書でも気をつけるべきポイントがあります。それらを踏まえて選考の対策を進めましょう。
①履歴書やエントリーシートは丁寧に作成する
医療事務を志望するのであれば、履歴書やエントリーシートは丁寧に書くことを心がけましょう。履歴書やエントリーシートはパソコンが主流の時代ですが、医療事務は文字を書くことが多い仕事であるため、手書きで丁寧に作成すると好印象です。
履歴書の内容も大切ではありますが、字が汚かったり、雑に書かれているとそれだけで印象が悪くなっていまします。乱暴でがさつな印象を与えてしまう可能性が高いため、注意しましょう。
反対にキレイな字、丁寧な字で書かれていれば、穏やかで丁寧な人間性を印象付けることができます。丁寧に作成することに気をつけるだけでも、選考を有利に進めることができるでしょう。
下記の記事では、エントリーシートと履歴書の違いについて解説しています。
②資格や経験より接遇が重要視されることを理解する
医療事務は窓口で対応することが多いため、資格や経験よりも接遇が重要視されます。医療事務は病院の顔でもあります。窓口での印象が悪ければ、それがそのまま病院への悪印象へと変わってしまうでしょう。
知識も大事ですが、面接では言葉づかいや表情などに気をつけましょう。素晴らしい志望動機や自己PRができても、面接での印象が悪ければ不採用になってしまう可能性もあります。
面接では伝え方も大切です。鏡の前に立ってアピールの練習をすることもおすすめです。医療事務の面接では笑顔を心がけ、ハキハキと話すとコミュニケーション力をアピールできます。印象のよい話し方や立ち居振る舞いを心がけ、面接の通過を目指しましょう。
医療事務の自己PRの作成方法は、こちらの記事で紹介しています。
③企業研究を進めておく
医療事務の選考を通過するには、企業研究を念入りに済ませておくことが大切です。医療事務は病院で勤めますが、ひとくちに病院といってもそれぞれで違いはあります。選考ではなぜ他の病院ではなく、その病院を選んだのかを明確にしなければなりません。
そのため、他の病院との違いを知り、それをアピールの際に活かすことが大切です。その病院ならではの強みや特徴を知ることが、志望度の高さを示す近道といえます。単に医療事務の仕事をしたいというだけでは他の病院でもよいことになってしまい、志望度の高さをアピールすることは難しいです。
企業への理解度や興味関心の高さは、そのまま志望度として評価されます。念入りに下調べをしておき、志望先の病院にしかない強みを知っておきましょう。
こちらの記事で、企業研究のやり方を紹介しています。
④志望動機や自己PRではオリジナリティを出す
志望動機や自己PRはありきたりな内容を避け、自分らしさをアピールすることが大切です。採用担当者は何十人もの志望者を相手にしています。ありきたりな内容では印象に残りません。印象に残らないと、高評価を獲得することは難しいでしょう。
志望理由やアピールしたいことなどの結論を述べるだけでは、採用担当者の印象に残りづらいです。志望動機や自己PRでは、エピソードを盛り込むとオリジナリティが出しやすくなります。なぜ医療事務を選ぶのかを、自分の経験をもとに考えてみましょう。
下記の記事では、医療事務の自己PRを魅力的にするポイントを紹介しています。
医療事務の志望動機例文6選
志望動機の内容次第で、採用担当者の印象に残ることは可能です。魅力的な志望動機を伝えることができれば、それだけで採用にぐっと近づきます。しかし内容が薄い志望動機では、大きくマイナスになってしまう可能性もあります。
医療事務の仕事を目指すのであれば、志望動機が重要になります。例文から、採用担当者の心を掴む志望動機とはどのようなものかを知っていきましょう。
例文①患者の不安を取り除くことに貢献したい
私は医療事務として働き、患者様の不安を少しでも取り除きたいと考え、志望しました。
幼い頃、喘息で病院に行く機会が多くありました。病院は私にとっては不安な場所でした。しかし、いつも受付の方が優しく接してくれたおかげで、不安はなくなり、前向きな気持ちで通院を続けることができました。そのときに通っていた病院が貴院です。
医療事務では事務作業だけではなく、受付の仕事もあります。今度は私が受付に立ち、患者様に優しく接して、病気の不安を少しでも和らげたいと考えています。アルバイトで培ったコミュニケーション力を受付業務で発揮することで、貢献していきたいです。
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上記の例文では、患者の不安を少しでも取り除く仕事がしたいとアピールしています。自身の過去の通院経験を明かし、受付の人のおかげで不安を持たずに通院を続けることができたとあります。
自身の原体験をもとに志望動機を作成することで仕事に対する意欲や熱意がアピールできており、好印象です。また事務の仕事だけではなく、病院の受付としても働き、患者の不安を和らげたいとすることで、医療事務でなければならない理由も明確にできています。
他の事務の仕事と差別化を図るためには、医療事務にこだわる理由を明確にすることが大切です。例文では患者の不安を取り除くことに焦点を当てることで、こだわりをアピールできています。
志望動機の構成のコツを知りたい場合は、紹介しております。
例文②病院の方針に共感した
私は貴院の患者様とその家族をサポートする取り組みを知り、それを実現することで病気と向き合う人を応援したいと考え、志望しました。
貴院のHPを拝見し、患者様や家族が病気について正しく理解するための取り組みや、それにより病気にしっかりと向き合い治療していく方針に共感しました。私も兄弟が入院していた経験があるため、そのような取り組みがおこなわれていることは、患者様と家族にとって大変心強いことであると分かります。
ひとりで病気と向き合うのは怖いですが、家族と一緒であれば、勇気を持って立ち向かうことができます。私は医療事務の仕事を通して、患者様とその家族を勇気づけ、治療のサポートがしたいと考え、志望しました。
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上記の例文では、志望する病院の取り組みを挙げ、それを実現したいことを志望動機にしています。設備や取り組みなどは、病院によって異なります。志望する病院にしかない設備や取り組みを上げ、それを題材にすることで、そこでなければならない理由が明確にアピールできており、好印象です。
医療事務は単に事務作業だけではなく、受付をおこなったり、医者と患者の両方と関わる仕事です。病院の取り組みを実現し、患者と関わりたいとすることで仕事への意欲がアピールできており、これも好印象でしょう。
エントリーシートの志望動機の書き方はこちらの記事で確認しておきましょう。
例文③職場環境に惹かれた
私は貴院が女性が働きやすい職場づくりをしていること、そしてそれが実現されていることを知り、志望しました。
私は母子家庭で育ち、母は女手ひとつで私を育ててくれました。子育てをしながら働き、活躍することは難しいのが現実です。母が働く会社は環境が整っておらず、苦労も絶えないようでした。私は女性であっても働きやすく、また活躍できる貴院の職場にひかれ、ここで働きたいと思いました。
また、医療事務は医療従事者と患者のパイプ役です。医療事務として働くことで、不安になっている患者様を安心させるサポートがしたいと考えております。その際、コミュニケーション力を発揮させることで貢献していきたいです。
また、産休や育休などを取得しつつ、長く働き活躍したいと考えています。
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上記の例文では、女性が働きやすい職場づくりをしていること、それが実現されていることが志望動機としてアピールされています。医療事務の仕事は圧倒的に女性が多い職場です。長く働ける環境や、家庭を持ちながらでも仕事が続けられることは非常に重要です。女性が活躍できる環境が整っていることを志望動機にするのは効果的といえます。
下記の記事では、志望動機が書けないときの対処法を紹介しています。
例文④医療を事務の面からサポートしたい
私は医療を事務の面からサポートすることで、病院の円滑な経営を促したいと考えています。その結果、間接的に患者様の手助けになりたいと考え、貴院を志望しました。
貴院は患者様の数が多く、事務作業だけでも大変な業務であると考えています。大学時代に事務作業のアルバイトをして培った処理速度の速さを活かし、素早く正確な作業をすることで活躍したいと考えています。
また、貴院には小さい頃から何度もお世話になっているため、これまで助けてもらった分を仕事で成果を出すという形で恩返しをし、少しでも利益に貢献したいと思います。
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医療事務は直接医療行為に携わるわけではありませんが、事務の側面から病院のサポートはできます。医療事務という仕事の性質を理解した上で、どのように活躍したいのかが明確に示されています。
志望動機の書き出しのポイントはこちらの記事でまとめています。
例文⑤スムーズに医療サービスを届けることに貢献したい
迅速な事務処理と適切な受付対応によって治療をスムーズに行ってもらうことで、多くの人の助けになりたいと考え、貴院を志望しました。
貴院では毎日何百という患者様が来院され、待合室で多くの人が治療を待っている姿をお見掛けしたことがあります。しかし、受付でのスムーズな対応によって待合室からどんどん各課へ流れている様子もお見掛けし、私もその一員となって患者様のために尽力したいと思いました。
イベントスタッフのアルバイトをしていた経験から、臨機応変な対応力には自信があります。スムーズに医療サービスを届けるために、事務業務と受付業務を両立させ、仕事を素早く行うことで活躍したいと考えています。
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事務作業と受付の両立を志望動機に述べることで、仕事への意欲の高さがアピールできます。志望先の現状の忙しさを知っていることで企業研究ができていることも伝わり、就職意欲の高さも提示できているでしょう。
志望動機で将来性をアピールする方法を紹介している記事はこちらです。
例文⑥地域の人々の助けになりたい
私は医療事務の仕事を通じて、生まれ育った地域の方々の支えとなりたいと考え志望いたしました。
貴院には昔から通院しているだけではなく、私の友人や家族もお世話になっています。地域に寄り添い、地元の人たちの助けの場となっている貴院で働くことで、自分が育った町に恩返しがしたいと考えています。
大学時代はパソコン教室で講師のアルバイトをしていたため、事務作業の速さには自信があります。アルバイトでの経験を活かし、素早く事務作業を行って円滑に仕事を進めることで、病院経営をサポートし活躍したいと考えています。
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「地元の人々に頼られている病院で働くことで、地域に恩返しをしたい」という理由は、他の志望動機とは差別化が図りやすいです。とくにその地域にひとつしかない、または地域の中心的な病院であるなら、恩返しや地元への貢献といった点は、志望動機に盛り込みやすいでしょう。
こちらの記事で、志望動機に大学で学んだことを盛り込む方法を紹介しています。
医療事務の志望動機のNG例文
医療事務の志望動機を作成するにあたって、評価されやすい例文だけではなく、マイナス評価を受ける可能性がある例文も知っておくことが大切です。NG例文を知ることで、どのような点が評価されないのか、またマイナス評価を受けてしまうのかが把握できます。
失敗しやすいポイントを知り、それを避けて志望動機を考えることで、より評価されやすいアピールができるでしょう。
NG例文①労働条件を志望理由にしている
私が貴社を志望したのは、他の事務職よりも給料が良く、福利厚生も充実しているからです。より働きやすい環境で仕事をすることで、のびのびと業務ができ、スムーズに仕事を進められると考えています。社員がのびのびと仕事をすることにより、円滑な医療サービスの提供に繋がり、患者様の助けにもなります。
貴社では医療事務として素早く事務作業を行い、受付でも丁寧な対応をすることで、患者様の不安を取り除き、活躍したいと考えています。
医療事務で病院を志望する場合は、貴社ではなく貴院としなければなりません。また、給料や福利厚生など、条件面を志望動機にするのはNGです。実際の志望理由が条件であったとしても、選考でのアピールでは別の内容を用いるようにしましょう。
志望動機に企業理念への共感を盛り込む際のポイントはこちらの記事で紹介しております。
NG例文②結論が後回しになっている
私は小学生の頃から体が弱く、週に3回ほど通院する日々を送っていました。何度も病院に通ううちに慣れてはきたものの、それでも病院の入り口に入る瞬間はいつも緊張し、暗い気持ちになったことを覚えています。
病院に来ると、それだけで不安な気持ちになります。その不安を解消できるよう、受付で丁寧な対応し、患者様の気持ちを和らげたいと考えています。
小さい頃からお世話になっている貴院で働き、丁寧な接遇によって患者様の心を少しでも軽くし、スムーズな治療を提供できるよう努めたいと考えています。
志望先との接点は示せているものの、なぜその病院や医療事務を志望するのか、結論の部分が後回しになっています。志望動機は最初に結論を提示することが大切であるため、構成を入れ替え、最初に志望理由を述べることが重要です。
こちらの記事では、志望動機の文字数の目安を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
医療事務の志望動機にはオリジナリティをもたせよう
医療事務は未経験や無資格でも転職しやすい仕事であるため、新卒ではなくても挑戦しやすいです。そのためライバルの数が多く、志望動機の作成が難しい職種でもあります。
志望動機は仕事へのやる気や意欲を伝えるものです。それらが伝わるように工夫することが大切ですが、医療事務の場合はさらにオリジナリティも重要になってきます。他の応募者との差別化を図りましょう。それにより、採用担当者の印象に残りやすくなります。
志望動機のなかでオリジナリティを出すには、具体的なエピソードを盛り込むことがおすすめです。きっかけとなる経験をエピソードとして伝えましょう。