企業研究

【テイジン(帝人)インターン研究】実施内容・選考フロー・事業内容がまるわかり!

帝人を研究!

数ある企業のなかで、帝人に就職したいと考えている就活生は多いです。さまざまな製品・サービスを生み出す帝人で働けば、仕事のやりがいを大いに感じながら、自分自身をスキルアップさせることができます。技術系職種や建築職などがあるため、人によっては、高校や大学時代に鍛えたスキルを活かすこともできるでしょう。

本ページでは、そんな帝人の基本情報や企業の概要、インターンシップに関してご紹介します。帝人を目指している就活生は、ぜひ読んでみてください。

※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。

帝人の基本情報

帝人は、世界のさまざまな課題・ニーズに応えながら価値を想像・提供する企業です。高機能素材やヘルスケア、ITなど、多岐にわたる分野においてグローバルに展開しつつ、技術革新に注力している点が特徴となります。まずは、そんな帝人の基本情報を知っておきましょう。

正式名称:帝人株式会社(TEIJIN LIMITED)
所在地:〒100-8585 東京都千代田区霞が関三丁目2番1号 霞が関コモンゲート西館
設立年:1918年6月17日
従業員数:2,108名
平均年齢:43.4歳
平均勤続年数:19.6年

帝人を企業研究

帝人は、「Human Chemistry, Human Solutions」をブランドステートメントに掲げ、世界中の課題・需要に応える解決策を提供しています。企業理念としては「生きていることの価値の向上に努める」「社会と共に成長する」「社員と共に成長する」の3つを掲げており、全面的に成長することに重きを置いている企業だといえるでしょう。

事業内容は、大きく分けると「マテリアル事業領域」「ヘルスケア事業領域」「IT」の3つです。とくに、マテリアル事業領域では、線維・製品や複合成形材料など、多くの分野において活躍しています。

帝人において求められるのは、「自分のやりたいことを追いかけていく気概のある人材」です。多少強引にでも自分の思いを主張していくことで、変化していく学生が好まれています。就職活動やインターンシップにおいては、「自分」を出すことが大切といえるでしょう。

帝人インターンの選考フロー

帝人のインターンの選考フローは、コースによって異なります。応募多数の場合は面接または面談がおこなわれる場合もあるため、忘れずに対策しておきましょう。

<1dayインターンシップ ~化学とテイジンが創る未来の社会~>
エントリー→WEB適性検査→インターン参加
※申込者多数の場合は、適性検査結果に基づいて参加者を決定。

<事務系2dayインターンシップ ~マテリアル・ヘルスケア営業体感ワーク~>
エントリー→ES提出→インターン参加
※エントリーシートの提出をもって応募完了。
※応募者多数の場合、面談による選考で参加者を確定。

<技術系職種体験コース>
エントリー→ES提出→インターン参加
※応募者多数の場合、面接による選考で参加者を確定。

帝人のインターンの選考対策

帝人のインターンはその知名度から競争率が高く、参加するのが難しいとされています。帝人のインターン選考を通過するには、どのようなアピールをすればいいのでしょうか。対策として、帝人のインターン選考を通過した就活生の回答をみていきましょう。

ESでは苦労した経験を具体的に述べる

塾講師のアルバイトで働き始めた当初、生徒が他の講師の言う事は素直に聞き入れても私の教えには耳を傾けてくれなかったことが私にとって最も苦労したことです。
そこで私は生徒一人一人に志望校合格という目標を達成して貰うために学力向上という外面的な部分のみならず生徒を内面的にも支えてあげられる講師でいられるよう努めました。私は働き始めた当初、講師は生徒の学力を上げることさえ出来ればいいと考えていたことに「壁」の原因を分析する中で気付き、それでは不十分だと考えました。また、生徒にとって私の存在が「先生」ではなく「信頼できる大人」として認識して欲しいと考えたからです。
生徒の苦手分野の分析は勿論、保護者と面談の機会を多く設け、家での様子を聞き、性格を吟味した上で生徒一人一人に対して教え方の工夫を分析しました。また、保護者の方との連絡ノートを作るように塾長に提案し作りました。学力向上を家庭での様子を把握した上で全面的にバックアップしてあげたいと考えたからです。このノートは今も講師、保護者の方から好評を頂いています。内面的を支えてあげることで生徒は信頼してくれ生徒の目標へ近付けることを知りました。

上記は、選考通過者による帝人のESの回答例です。「これまでに主体的に取り組み、最も苦労したことを教えてください。また具体的にどう取り組み、どう乗り越えたか、そしてその中で残した実績や学んだことについても併せて教えてください。(500字)」という質問に対して、塾講師をしていた経験について述べています。取り組むうえでどんな課題があったのかを具体的に説明すると、状況がイメージしやすくなるでしょう。

企業研究をして帝人の仕事について理解を深めておく

私は将来、貴社のMRとして働きたいというビジョンを持っています。
貴社は骨・関節から、呼吸器、代謝・循環器の分野まで幅広い製品を扱っていることと在宅酸素療法の分野で業界トップシェアであることから在宅医療機器の営業担当と協力して医療機関にアプローチが可能な点で関心を持ちました。
将来、MRとして貴社の製品の強みを生かした営業でドクターから必要とされるMRとして働きやりがいを得たいと考えています。

上記は、「将来どのような場所でどのような仕事をしたいですか。(200文字以内)」という質問に対する回答例です。こうした問いに答えるには、企業研究を十分におこない、帝人の事業と業務内容を理解しておく必要があるでしょう。キャリアビジョンをしっかりアピールし、インターンに対する熱意を伝えることが大切です。

帝人の志望動機の例文

帝人のインターンに参加してみたい、興味があると考えている人は正しい志望動機の書き方を知ることで、厳しい倍率のインターンを獲得できることにつながるかもしれません。志望動機の書き方はサイトや本を参考にするのは、とても良いことですが、自分の言葉で書かなければ相手に気持ちが伝わりにくくなってしまうので、必ず利用するとしても参考程度に留めておくようにしましょう。こちらでは、営業職とMR職の志望動機のポイントをみていきましょう。

①志望動機|営業

帝人の営業職にインターンの参加を希望をしている場合、志望動機はどのような点をポイントとしたらよいのでしょうか。まず、自分自身が営業職を希望した理由と、帝人を希望した理由を明確に上げる必要があります。

例えば、「人とコミュニケーションをとることが得意で、説得力を活かすことのできる仕事をしたいと考えていたと同時に、グローバルにコミュニケーションをとることのできる営業職につきたいと思った」というように、営業職の志望動機を伝えたうえで、「幅広い分野を手掛けている御社で、多岐にわたる事業の営業に興味を持つとともに、グローバルに展開していることに大きな魅力を感じました」というように、営業職に志望しているだけでなく、帝人を選んだ理由も明確になるようにすると良いでしょう。

②志望動機|MR

帝人のMR職にインターンの参加を希望をしている場合、志望動機はどのような点をポイントとしたらよいのでしょうか。まず、自分自身がMR職を希望した理由と、帝人を希望した理由を明確に上げる必要があります。

例えば、「物事を伝える技術にたけていて、影響力が強みであるから活かせる仕事をしたいと考えていたと同時に、人の役に立ちたいと考えていたので、小さい範囲ではなく、地域全体と関わることのできるMR職につきたいと思った」ということでMR職の志望動機を伝えたうえで、「御社では、他の企業と違い、若いうちから大きな仕事を任されたり、1人で担当する責任感を持てることを知り、それと同時に、扱っている製品が幅広く、やりがいをもつことのできる企業であると感じたため」など、MR職に志望していて、帝人が良いと思った理由を明確にするとよいでしょう。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう!

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

こんな人に「適職診断」はおすすめ!
インターンの志望先を決められない人
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人

今すぐ診断する【無料】

帝人インターンの内容と日程

帝人のインターンシップは、「1dayインターンシップ ~化学とテイジンが創る未来の社会~」「事務系2dayインターンシップ ~マテリアル・ヘルスケア営業体感ワーク~」「技術系職種体験コース」の3種類です。

それぞれ細かい内容は異なりますので、事前にしっかりとチェックして、自分が参加したいのはどれか選んでおきましょう。ここできちんと定まっていないと出遅れてしまいますので、気を付けてください。

1dayインターンシップ ~化学とテイジンが創る未来の社会~

帝人の1dayインターンシップは、帝人が未来に向けて考えているテーマや化学の可能性について知ってもらうことを目的としています。 プログラムの内容は、講和や事業説明がメインです。 帝人が手掛けている新規事業の状況や、今後の展望やビジョンを体感することができます。 参加にあたり、大学生協などで加入できるインターンシップ保険の申し込みが前提となっています。 交通費、食費の支給はありません。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2018年12月14日

参加条件:
参加にあたって、大学生協などでインターンシップ保険の加入が必須(個人負担)

開催地:
渋谷ヒカリエ 9階ホールA

待遇:
交通費・食費の支給なし

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年11月30日
適性検査・ES:2018年11月30日
面接:不明
合否連絡:不明

事務系2dayインターンシップ ~マテリアル・ヘルスケア営業体感ワーク~

事務系2dayインターンシップは、帝人の営業職の就業体験ができる2日間のプログラムとなっています。 帝人のマテリアル(炭素繊維)事業とヘルスケア(在宅医療機器)事業の2種類の営業体験が可能です。 2種類の営業体感ワークを通して、帝人の理解を深めてもらい、営業職の楽しさや帝人の事業について知ることができるインターンシップとなっています。 こちらのインターンも、参加にあたり、大学生協などでインターンシップ保険の加入が必須となっています。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
<大阪開催>
第一回:2018年12月6日~12月7日
第二回:2019年1月17日~1月18日
<東京開催>
第一回:2018年12月20日~12月21日
第二回:2019年1月24日~1月25日

参加条件:
参加にあたって、大学生協などでインターンシップ保険の加入が必須(個人負担)

開催地:
<大阪開催>帝人大阪本社
<東京開催>帝人東京本社

待遇:
交通費・食費の支給なし

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2018年10月31日( ES提出をもって申し込み完了)
適性検査・ES:2018年10月31日 
面談:
【第一回】2018年11月中旬~11月下旬
【第二回】2018年11月下旬~12月初旬
※応募者多数の場合はエントリーシート、面談をもって参加者を確定する
合否連絡:不明

技術系職種体験コース

技術系職種体験コースは、実際に働いている社員と同じ業務が体験できるプログラムとなっています。 2つのコースがあり、「設備・製品エンジニア」と「医療機器エンジニア」のコースに分かれています。 「設備・製品エンジニア」は、機械・電気・化工・建築系専攻の学生を対象としており、「医療機器エンジニア」は、ヘルスケア事業に興味のある全ての学生を対象としています。 開催時期は2019年1月下旬~2月中旬を予定しており、1~2週間程度となります。 こちらのインターンは、食費や交通費の補助があります。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2019年1月下旬~2月中旬の1週間~2週間程度

参加条件:
設備・製品エンジニア…機械・電気・化工・建築系専攻の学生が対象
医療機器エンジニア…ヘルスケア事業に興味のある全ての学生が対象

開催地:
国内各研究所または事業所(東京・岩国・松山など)

待遇:
食費補助あり 1,000円/日(実習場所により社員食堂等利用可)
交通費補助 あり 1,000円/日(交通費がかかる人のみ)
※遠方から参加の場合、会社基準にて往復交通費の支給と宿泊場所を手配

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:不明
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

帝人のインターンに参加しよう

帝人の基本情報や企業の概要、インターンシップに関する情報をご紹介しました。帝人は、「マテリアル事業領域」「ヘルスケア事業領域」「IT」において、成長を続けている大手企業です。身近なものとしては、ホコリが出にくい布団や高尿酸血症の新薬の開発、一般消費者向けの通販サイト運営をおこなっています。

他にも、意外と身近に帝人の技術を活かした製品があるかもしれません。そんな帝人の就職活動において求められているのは、「自分のやりたいことを追いかけていく気概のある人材」です。まずは、帝人のインターンシップに参加することで、企業理解を深めましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ