就活のマナー

【お世話になったお礼】メールと手紙の書き方や例文をご紹介

就活でお世話になった人たちへお礼をしよう

就職活動をしていると、お世話になったお礼をする機会がたくさんあります。社会人になると、お世話になった相手にお礼をするのは当然のマナーです。就職活動でも、お世話になった相手にはお礼をするようにしましょう。お世話になった相手にお礼をするといっても、誰にどのような形でお礼をすればいいのかわからない人は多いです。

いざお礼を伝えようとしたときに、お礼を伝えるポイントがわからなければ困ってしまうでしょう。お礼を伝える方法によってマナーやルールがあり、マナーやルールを守ることは大切です。マナーやルールを守れていないと、相手に対して失礼にあたります。お礼を伝えるポイントを押させて、相手にきちんとお礼を伝えられるようにしましょう。

就活でお世話になったお礼をすべき人とは

就職活動ではたくさんの人にお世話になりますが、具体的にどのような人にお礼をすべきなのでしょうか?就職活動でお世話になったお礼は、しなかったからといって内定取り消しとなるようなものではありません。しかし、お世話になった感謝の気持ちを相手に伝えるということは、礼儀として大切なことです。お礼をされる側も、お礼されて悪い気はしないでしょう。お礼をすべき人を把握して、しっかりとお礼をすることが大切です。

面接を受けた企業や内定先

就職活動では、企業の面接や会社説明会を受けます。採用担当者は採用選考のために、多くの時間と労力をかけて準備しています。面接や会社説明会を受けた後は、このような機会を提供してくれたことに感謝する気持ちを伝えましょう。面接の後のお礼では、面接では伝えられなかったことを補足することで、採用担当者の印象に残る可能性もあります。

また、内定先の企業は、これから社会人として長い期間お世話になる企業です。内定を出してくれたことや、企業の一員として迎えてくれることに感謝する気持ちを伝えましょう。内定先の企業にお礼をするときは、感謝の気持ちだけでなく、これからの意気込みを伝えることが大切です。

OB・OG訪問をした先輩

就職活動をしている間にOB・OG訪問をした人は、OB・OG訪問をした先輩にもお礼を伝えるようにしましょう。OB・OG訪問を受けてくれた先輩は、忙しい時間の合間に時間を割いて会ってくれています。先輩からしてみると、自分には何のメリットもないのに、後輩のために時間を作ってくれているのです。OB・OG訪問をした後は、時間を割いてくれたことに対する感謝の気持ちを伝えましょう。

恩師の先生

就活が一段落すれば、恩師の先生にもお礼をすることが大切です。就活を進める上ではさまざまな人のお世話になっていますが、大学の先生、特にゼミの教授にはお世話になっている人も多いです。就活のアドバイスを受けたり、相談に乗ってもらっている場合もありますし、きちんとお礼の気持ちを伝える必要があります。

両親

就活のお礼は両親にもきちんと伝えておくことが大切です。就活の相談などに乗ってもらっていた場合は当然お礼を伝える必要がありますが、そうでない場合でもお礼は伝えておきましょう。就活を立派にやり遂げることができたのは、自分の努力だけではなく両親がこれまで支えてくれたからでもあります。

お世話になったお礼で送るメールの書き方

前述でお世話になった方々は誰なのか、またその人たちへお礼をすることの大切さは理解できたかと思われます。ここからは、お世話になった方へお礼を送る際のメールの書き方についてご紹介していきます。わかりやすい例文を用いてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

冒頭の挨拶

お礼のメールにおいて、冒頭の挨拶をうっかり抜いてしまう人は多いです。初めてお礼のメールを書くという方は、この冒頭の挨拶を忘れずに盛り込みましょう。具体的には、「いつもお世話になっております」や「突然のご連絡失礼いたします。」などの言葉です。内定先の企業などにメールを送る際は、「お世話になっております。」という挨拶から書き始めるといいでしょう。

ちなみに、この「お世話になっております。」という1文は社会人が取引先にメールを送る際に必ず必要なマナーですので、この際に覚えておきましょう。こうした冒頭の挨拶がないと、本文がいくらしっかりしていても常識がない人だと思われ、マイナス評価につながってしまいます。

お礼

冒頭の挨拶を書き終えたら、次はお礼の文章を書きます。要点ははじめに伝えるのがマナーです。お礼を伝える際は、2つの点が盛り込まれているか確認しましょう。1つ目は、お世話になった日時が組み込まれているかです。お礼の文章は必ずいつお世話になったのか、日時を伝える言葉を盛り込みます。例えば、「本日は」や「先日は」などです。

お礼のメールは基本的に当日中に出すのが基本ですので、当日中に送るようであれば「本日は」から始めるようにしましょう。2つ目は、何に対してお礼を伝えているのか、その内容が組み込まれているかです。何をしてもらったからお礼を言っているのか、一目でわかるようにしましょう。例えば、面接等でお世話になったのであれば、「貴重な時間をいただきまして」などと盛り込みます。何に対してお礼を伝えているのかわかるようにお礼の文章を書くようにしましょう。

具体的なお世話になった内容

お礼の1文を書いたら、次はより詳しくお世話になった内容を書きましょう。何に対してお礼を伝えているのか、簡潔にわかりやすいように書きましょう。具体的な内容を書くに当たって、注意点が2つあります。まず、企業名や略称を間違えないように気をつけましょう。文章で企業をあらわすときは、「貴社」と書きます。よく「御社」と書いて間違える人がいますが、御社は話し言葉です。

メールなどの文章では「貴社」を使うようにしましょう。2つ目は、短くまとめることです。社会人の方は1日に何通ものメールを受信し、一通のメールに時間をかけることができません。良かれと思って長々とお世話になった内容を書くと、要点が掴みづらくなりかえってマイナスに捉えられてしまいます。自分が一番伝えたいことを簡潔に書き留めるようにしましょう。

今後の抱負

お礼のメールに欠かせないことは、今後どのようになりたいかなど抱負を述べることです。例えば内定先の企業にメールを送っているのであれば、「入社後は少しでも早く仕事を覚え、貴社の戦力として貢献できるように精一杯精進して参ります」などの簡単な将来の抱負を述べます。

これを書き忘れると相手の心象を悪くしてしまう場合があります。そのため、お礼の文章を書き終えた後は今後の抱負を書くようにしてください。お世話になった内容に繋がった抱負を書くことができると、文章に一貫性がでます。

最後もお礼で締める

今後の抱負についても書くことができたら、最後はもう一度お礼で文章を締めましょう。最後にお礼を添えることは、面接での退出場面と同様だと考えてください。面接室を出るときに、お礼を言わずに黙って退出する人はいませんよね。必ずお礼を言って退出すると思います。「礼に始まり礼に終わる」という表現があるように、最後は「ありがとうございました。」で締めましょう。

これからもお世話になる場合は、「まだまだ至らぬ点が多いですが、これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。」などの挨拶で締めてもいいでしょう。大切なのは一言挨拶を述べることです。また、最後の挨拶をテンプレートで済ませるのはあまりよくありません。自分で考えた一言を盛り込むようにしましょう。

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お世話になったお礼のメールやお礼状の例文

「お世話になった人にお礼のメールや手紙を送りたいけど、どんな内容を書けばいいのかわからない」という就活生は多いです。お礼のメールや手紙を書く際に、参考になる例文を紹介します。ただし、これらはあくまでも基本的な例文なので、例文のまま送るのではなく、自分の感謝の気持ちを表現することが大切です。自分が感じたことを書くことで、自分だけのお礼を送ることができます。

例文①メールの場合

【件名】
就職活動終了のご報告とお礼 ○○大学○○学部○○ ○○(自分の名前)

【本文】
○○(会社名)
○○部
○○ ○○様

お世話になっております。
○○大学○○学部○年の○○ ○○と申します。

先日は、OB・OG訪問で貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。この度、○○(会社名)から内定をいただくことができました。

OB・OG訪問の際に○○様から○○というお話しを聞けたことで、
自分が社会人になって○○の仕事がしたいという
具体的なイメージを持つことができました。

OB訪問で得られたことが、私の就職活動の軸となり、
内定をいただくことにつながったのだと感じております。

お忙しい中お時間をいただき、
貴重なお話しを聞かせていただけたことに、大変感謝しております。

これから社会人として少しでも早く仕事を覚えるよう、精一杯精進して参ります。

まだまだ至らぬ点が多いですが、
これからもご指導のほど、よろしくお願いいたします。

=====================
氏名:○○ ○○
大学名:○○大学○○学部○○学科○年
Eメール:○○○○@○○
電話番号:○○○-○○○○-○○○○
=====================

お礼をメールで送る場合は、件名は簡潔にわかりやすくして、誰からのメールかがわかるように自分の名前を入れます。相手の名前を書くときは、会社名の前後どちらに株式会社がつくかという点も注意しましょう。

メールの内容は、就職先が決まったことと、OB・OG訪問でアドバイスやサポートをしてもらったことへの感謝の気持ちを伝えます。また、今後どのようなことを意識して働くかという決意表明を書くとよいでしょう。メールの最後には、署名をつけることを忘れないようにしましょう。

例文②手紙で出す場合

【頭語】
拝啓

【時候の挨拶+安否の挨拶】
若葉青葉の候、○○様におかれましては、
ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

【本文】
先日は、私の就職に際し貴重なご助言をいただきまして、
誠にありがとうございました。

おかげさまで、○○(会社名)から内定をいただくことができました。
これもひとえに、○○様のお力添えのおかげと、心から感謝申し上げます。
○○様から○○のお話しを聞けたことで、私の就職活動における軸が決まり、
自信をもって就職活動を進めることができました。

入社後は、社会人としての自覚を持ち、
少しでも早く仕事を覚えるよう精一杯精進して参ります。
未熟な私ですが、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
まずは、書中にてご報告かたがたお礼申し上げます。

【結語】
敬具

【日付】
平成◯年◯月◯日

お礼を手紙で送る場合は、最初の頭語に拝啓と書きます。拝啓のあとに、時候の挨拶と安否の挨拶を書きましょう。時候の挨拶は、手紙を書く時期によって変わってくるので、適切な時候の挨拶を調べて書くようにします。

本文では、就職先が決まったこと、アドバイスやサポートへの感謝、今後の決意表明、結びの流れで構成すると、まとまりのある手紙が書けます。手紙の最後には、結語の敬具を書くことを忘れないようにしましょう。

例文③内定先へメールを送る場合

【件名】
採用内定の御礼 ○○ ○○(自分の名前)

【本文】
○○(会社名) ○○部 ○○ ○○様

お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○ ○○です。
先日はご多忙の中、面接をしていただきまして誠にありがとうございます。
また、この度は内定のご連絡をいただきまして、感謝の気持ちでいっぱいです。

入社後は少しでも早く仕事を覚え、
貴社の戦力として貢献できるように、精一杯精進して参ります。

まだ至らない点も多々あるかと存じますが、
今後ともご指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

まずは取り急ぎ御礼を申し上げます。

【署名】
=================
氏名:○○ ○○
大学名:○○大学○○学部○○学科○年
Eメール:○○○○@○○
電話番号:○○○-○○○○-○○○○
=====================

内定先へお礼のメールを送る場合は、誰からのどんな内容のメールかわかりやすい件名を書きます。本文に書く内容は、相手の名前、名乗り、面接と採用のお礼、今後の決意表明という流れで構成するとよいでしょう。今後の決意表明については、自分がやりたい仕事があれば、メールでアピールするという手もあります。このような場合でも、末尾に署名を入れることは忘れないようにしてください。

例文④内定のお礼状

【件名】内定のお礼 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 〇〇 〇〇(自分の名前)

【本文】

◯◯株式会社 人事部部 ○○ ○○様

お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○ ○○と申します。

この度は、内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。
非常に嬉しく、両親にも良い報告をすることができました。
本当にありがとうございました。

また、面接を通じて多くの社員の方とお会いすることができ、悔いのない就職活動になりました。重ねてお礼申し上げます。

入社後は期待を裏切らぬよう、一生懸命頑張っていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

=====================
氏名:○○ ○○
大学名:○○大学○○学部○○学科○年
Eメール:○○○○@○○
電話番号:○○○-○○○○-○○○○
=====================

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いかなる時もお世話になったお礼を忘れずに

内定は自分の力で勝ち取るものですが、自分だけの力で勝ち取ったわけではありません。内定をもらうまでに、たくさんの人にお世話になっています。内定をもらった瞬間は、例えようのないほど嬉しいものです。その嬉しい気持ちを、お世話になった人にきちんと伝えることが大切です。

お礼の手紙やメールを送るときはマナーを大切にしながらも、感謝の気持ちをしっかりと伝えるように意識しましょう。お礼の手紙やメールは必須ではありませんが、必須ではないからこそ感謝の気持ちが相手に伝わるものです。お世話になった人には、きちんとお礼を伝えるようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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