志望動機

建築業界の志望動機の書き方|例文5選やNG例もご紹介

建築業界について

建築業界はその名の通り、様々な形の建物を建築していくのが主な仕事です。建築は欠かすことができず、最も歴史のある業界のひとつとも言えます。人間に欠かすことのできない仕事なだけあって、社会への貢献度はかなり高く、人気のある業界です。

最近では2020年の東京オリンピックに向けて多くの建物が建設予定で、大きな注目を浴びています。ここでは、建築業界で働くにはどのような志望動機を書くべきかを、例文を挙げながら紹介していきます。

建築業界の主な業務内容

建築業界での主な仕事は、ビル・マンション・戸建て住宅などを建てることです。もう少し細かく説明すると、まず最初に建築主からの依頼を受け、その内容をもとに設計事務所で設計を行います。次に建築確認の申請が行われ、その後ゼネコンや施工業者が実際の工事を行うというのが、この業界での仕事の一連の流れになります。

志望動機を書く際のポイント

志望動機を書くにあたって、数ある建築企業の中でその会社を選んだのかを明確にしないことには、相手もなぜ自分の会社が選ばれたのか不審に思うでしょう。また、自己アピールがないと相手もあなたがどのように会社に貢献してくれるかのイメージができず、採用に結びつく可能性は低くなってしまいます。よい印象を与える志望動機を書くためにも、ポイントについて詳しくご紹介していきます。

企業で働きたい理由を具体的に伝える

建設業界の志望動機を書く際は、その企業で働きたい理由をしっかり伝えましょう。志望動機の大きな柱となるポイントです。このとき、同業他社と比較できる内容だと、さらによいでしょう。なぜ建設業界を志望したのか、その中でもなぜこの企業を選んだのか、しっかり伝えることが大切です。

一言で建築業界と言っても、ハウスメーカー、ゼネコン、ほかにも多くの種類があります。その企業で働きたい理由を考えるには、業界研究だけでなく企業研究も深く進めましょう。何社か企業研究していくうちに、自分の志望する企業やその理由も明確に見えてきます。また、念入りな企業研究は面接対策にもつながります。他の就活生と差をつけられるような、自分らしい志望動機を見つけてください。

どのような仕事をしたいのか

建設業界の志望動機を書く際には、どのような仕事をしたいのかを具体的に伝えるのも有効です。建設業界の中にも様々な種類があるので、企業によって業務内容も異なってきます。中には、その企業でないと体験できないものもあるでしょう。その企業でないと体験できない仕事は、企業独自の魅力や強みでもあります。

企業独自の特色を知っていると、それだけで強いアピールポイントとなって面接官に印象付けることができます。できれば、各企業の採用サイトなどに公開されている情報だけでなく、自分独自の情報を入手しましょう。OB・OGの話を聞きに行ったり、書籍を活用するのもよい方法です。志望動機を作るだけにとどまらず、企業研究や面接対策へ発展させていきましょう。

企業で活かせる能力を伝える

志望動機が具体的になってきたら、さらにステップアップさせていきましょう。自分の能力や特技、特徴、性格がどのように活かせるか考えてください。理想は、企業独自の特徴に絡めながら、自分自身のアピールをしていく志望動機です。重要なのは、自分を採用するメリットを感じてもらうことです。

人事担当者は、志望動機や面接の過程で、業務への適性も見ています。実際採用した場合はどのような部署に配置すべきか、判断の材料にされることもあります。志望する情熱はもちろん大事ですが、それだけでなく自分が企業にどう貢献できるか、どう貢献したいかをしっかり伝えていきましょう。

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建築業界の正しい志望動機例文5選

続いて、志望動機の例文5選のご紹介とそれぞれの解説をおこなっていきます。

例文①

私は質が高く、地震などの災害にもビクともしないような安全な住宅を建てることで人々に貢献したいと考え、貴社を志望しました。貴社は、利益追求よりも安心できる住宅を追い求める社風であると聞きました。また、安全性の高い、頑丈な資材を作る技術を持っているため、入社させていただいた際には、安全な建物づくりに大きく関われるだろうと感じました。
また、大学では建築を専攻しており、今所属しているゼミでも、安全性を重視した住宅・まちづくりをテーマにした卒研を行なっているため、その経験も大きく活かすことができるのではと考えています。

この例文では、その会社を志望した理由として、「安全性の高い住宅を建てたい」「貴社の安全性の高い技術や安全を追い求める社風から、自分も安全性の高い住宅の建築に関わることができる」と述べています。会社の特性を挙げることで、うまく自分の志望動機と重ね合わせることができています。

また、「仕事と関連のある建築を大学で学んでいた」という経験を述べることも、「入社後すぐに戦力になってくれるかもしれない」と相手に思わせる材料になっています。

例文②

私は昔から物作りをしたい考えていて、その中でも長く形に残る、建物を作ることに関わる建築業界で仕事をしたいと思うようになりました。その中でも、人々の目に止まるデザイン性の高い建築をやりたいと考えており、機能的で洗練されたデザインの建築が多い貴社を志望しました。
また、大学でもヨーロッパの建築を中心に学んでおり、その建築をいかに日本の住宅・街並みに取り入れるかを研究しています。デザイン性を強く求められるテーマであるので、その経験を活かすことができるのでは、とも考えています。

志望動機として、「デザイン性の高い建築をやりたい」と述べています。志望する会社の特徴である「デザイン性の高い建築の技術」を例に挙げて、自分の動機と重ね合わせることができています。これによって、数ある会社の中でなぜその会社なのかを明確化する形になります。

また、大学でもデザインを中心とした建築を学んだという経験を述べることで、会社に貢献することができるというアピールを行うこともできています。

例文③

私は、建築を通して世の中に貢献したいと考えています。なぜ建築なのかというと、建築は人間の生活の基盤で、決して欠かすことができない大きな使命を担うことができると考えたからです。特に、近年では高齢化が進む日本ですから、住宅のバリアフリー化を進めることはこの国にとって急務だと考えています。
貴社を志望した理由は、貴社がバリアフリー住宅に強みを持つからであり、貴社で働くことで世の中に大きく貢献できると考えたからです。
また、私は学生時代によくボランティアなどでお年寄りのお世話をする機会がありました。その経験を生かし、お年寄りの目線に立つことで、貴社がバリアフリー化を促進することに大きく貢献できると考えています。

志望動機として「バリアフリー化を進めることによって、世に貢献したい」と述べており、その動機によって「バリアフリー技術の高いあなたの会社を選んだ」と、他の会社との差別化を行うことができています。

また、「ボランティア経験からお年寄りの目線に立つことができる」「その経験をバリアフリー住宅の建設に生かしたい」とも述べており、他の人にはない経験を例に挙げて、会社に貢献できることをアピールしています。

例文④

私は、人の心に残るようなものを作りたいと思っています。貴社を志望したきっかけは、貴社が建築した〇〇ビルを見たときです。一目見て、あの独特な形状に誰もが目を奪われます。〇〇ビルには御社が開発した新技術が使われていると聞き、さらに深い興味を持ちました。
大学でも建築を専攻しており、世界中の建築について学び、実際に訪れて実物を見てきました。これの経験は、貴社での新技術開発に活かすことができるのではないかと考えています。ぜひ、貴社で世界中の人々の心に残るような建築物を作っていきたいと思います。

こちらの例文では、志望先の企業が実際に建築した建物を、志望動機として挙げています。建物について詳しく調べてあり、志望度の高さがアピールされています。同時に、自分の専攻分野を述べて、自分を売り込んでいます。

例文⑤

私が貴社を志望したのは、貴社が耐震分野で高い技術力を持っているからです。2016年の熊本地震の際、私は現地でボランティア活動を行い、そこで地震の恐ろしさを改めて目にしました。この経験から、耐震について強く興味を持つようになりました。貴社は世界中で地震に強い建物を作っており、英語を学んできた私にとっては、グローバルに貢献できるのも魅力に感じました。

日本の耐震技術は世界でもトップクラスなので、グローバル展開している企業も多くあります。ボランティア活動という体験談と志望動機をマッチさせ、さらに自分の強みが英語力にあることをアピールしています。

建築業界の志望動機NG例

次に志望動機のNG例を紹介します。NGな理由も解説しますので、参考にしてください。

私は、人間の生活に欠かせない住宅の建築を深く学び、その建築に貢献したいと考え貴社を志望しました。なぜ貴社を志望したかというと、貴社は業界の中でもトップのシェアを誇るリーディングカンパニーだからです。
リーディングカンパニーであるからこその歴史やノウハウなどがあると思うので、入社させていただけるのであれば、建築について大きく学ぶことができると考えています。大学では建築学部を専攻しているため、興味やモチベーションの部分では他の人に負けていません。どうぞよろしくお願いしたします。

なぜその会社を選んだかという理由について、「リーディングカンパニーだから」と述べていますが、それだけでは説得力に欠けるでしょう。これでは、相手側には「会社が大きければどこでもいいのだろう」と伝わってしまいかねません。もっと詳細にその企業の特性を挙げないことには、動機が弱いと感じられてしまいます。

また、「学びたい」という自己アピールが悪いわけではないのですが、それだけが前面に出てしまっており、どのように会社に貢献していくかのアピールが不足していることも問題です。会社側は利益をあげることができそうな人物を採ることが最優先であることを忘れてはいけません。

建築業界の志望動機は入社意欲のアピールが大切

建築業界は2020年の東京オリンピックなどで、今大きく注目を浴びており、就活生からの人気も高い状態です。多くのライバルがいる中から内定を勝ち取るには、志望動機を書く際のポイントをしっかり守ることが重要になります。

この記事で紹介した全ての良い例文でも、「なぜ他の会社ではなく、その会社なのか」「志望する会社に何をもたらすことができるか」という点が共通して入っています。

会社側は採用によって、将来最大限の利益をあげるための投資を行なっているという認識を持ってください。ですから、志望動機はいかに自分が優れた人物であるかを述べるものではありません。いかに会社に貢献できるかを、会社の目線に立って書くことが重要です。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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