職種研究

ゆうちょ銀行の志望動機|3つの例文とポイント・NG例を紹介

ゆうちょ銀行について

ゆうちょ銀行は日本郵政グループの一員です。2007年の郵政民営化によって誕生し、日本全国の郵便局を通じて幅広い金融サービスを提供しています。もともと国営であることからも、会社が安定しているというイメージがあり、就職を希望する学生も多いのではないでしょうか。この記事では、ゆうちょ銀行の志望動機を考える際のポイントと例文をご紹介していきたいと思います。

ゆうちょ銀行の主な業務内容

ゆうちょ銀行の業務は、預入や貸付、為替など、一般的な銀行とほぼ同様です。ただし、一般的な銀行では預入金額に関して限度がないのに対し、ゆうちょ銀行では一人につき1,000万円までと決められているなど、国営時代のなごりで細かな違いがあります。

全国233の直営店と、約24,000ある郵便局ネットワークを通じて、それぞれの地域で顧客に総合的な金融サービスを提供するのがゆうちょ銀行の役割です。

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志望動機を書く際の注意ポイント

志望動機を考える上で大切なのが業界研究、企業研究です。事前にしっかりとリサーチをおこないましょう。特に「なぜ都市銀行や地方銀行ではなくゆうちょ銀行なのか」を明確に伝えることが重要です。

また、「自分の経験やスキル、性格がどのように業務に活かせるか」具体的なエピソードをまじえて伝えることで、採用担当者の印象に残りやすくなります。「将来どのようになりたいか」というビジョンを示すことも大切です。

ゆうちょ銀行の志望動機NG例

ゆうちょ銀行の志望動機の正しい例文をご紹介する前に、まずはNGな例文を見てみましょう。

NG例

わたしが貴行を志望した理由は、第一に安定していると考えたからです。また、金融の知識を身につけられることや、人と接する仕事に就きたいと思っていたこともあり、貴行を志望しました。貴行は知名度が高く、だれでも知っているので、働くことができたら家族や周囲に自慢ができることも魅力です。内定をいただけたら、早く一人前になれるように一生懸命がんばりたいと思います。

この例文では志望動機を複数述べていますが、どれも具体的ではなく浅い印象を受けます。伝えたいことを絞り、ひとつのことを深く掘り下げるとよいでしょう。また、「安定している」という理由は、他力本願に見られ印象があまり良くないためNGです。

「知名度が高く」「人と接する仕事」等はゆうちょ銀行に限りません。企業研究をしっかりとおこない、採用担当者に「ほかの会社でも良いのではないか」と思われないような志望動機を考えましょう。

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ゆうちょ銀行の正しい志望動機例3選

ここからは、ゆうちょ銀行の志望動機の正しい例文を見ていきます。3つご紹介しますので、参考にしてみてください。

志望動機の例文①

私は以前から、人と深く関わる仕事に就きたいと考えており、貴行の「もっとも身近で信頼される銀行」を目指すという企業理念に共感したため志望しました。日本で最大規模の金融機関でありながら、公共性が高く都市や地方に関わらず地域に密着しているところに魅力を感じています。入行できましたら、お客様ひとりひとりにより良い金融サービスを提供することによって、社会に貢献していきたいです。

この例文では、企業理念に共感したことを志望理由としています。企業研究がしっかりとできていることは採用担当者に好印象です。ただし、企業理念だけではありきたりな志望理由になりやすいため、自分自身の言葉でその理由を説明できるようにしましょう。

将来のビジョンは採用担当者も必ずチェックするポイントです。できるだけ具体的に述べましょう。

志望動機の例文②

お金は人々の生活にとても密接に関わっているものなので、その部分をお手伝いすることでお客様の役に立ちたいと考えています。貴行は全国に幅広いネットワークがあり、それぞれの地域でお客様の身近にあるため、私の希望である「人々に寄り添った金融サービスの提供」ができると思い志望しました。大好きな接客のアルバイトで培った経験を活かして、お客様に信頼され「この人に相談したい」と思われるような職員になりたいです。

上記の例文では、まず金融業界で働きたいということに触れ、その次に金融業界の中でもゆうちょ銀行で働きたい理由を述べています。接客が好きということも、金融機関への就職にとっては大切なポイントです。顧客の大切なお金を扱う仕事のため、真面目さや誠実さをアピールするのも効果的でしょう。

志望動機の例文③

私は大学時代に、ボランティアを通じて多くの人と接する機会がありました。さまざまな年代の人たちといろいろな話をする中で、人々や社会の根幹を支えるような仕事をしたいと考えるようになりました。地域格差などが問題となっていますが、貴行は全国に約24,000という郵便局ネットワークを持っており、一番身近にお客様を支えることができると考えました。金融サービスを通じて、お客様に安心と信頼を提供していきたいと思います。

この例文では、自分の経験をあげ、そこから学び感じたことを志望動機としています。具体的なエピソードをまじえることで、説得力が増し採用担当者の印象に残りやすくなります。「約24,000」など細かい数字などを述べることで、きちんと企業研究しているというアピールにつながります。

まとめ

この記事では、ゆうちょ銀行の志望動機のポイントと例文をご紹介してきました。ゆうちょ銀行は、「日本郵政グループの大きな規模や幅広いネットワーク・地域密着・公共性のある金融サービス」など、さまざまな特徴があります。それらの中から自分が魅力に感じているのはどこなのか、企業研究をしっかりと行ったうえで志望動機を考えてみましょう。

自分の経験やスキルなどを具体的に伝えてアピールすることや、将来のビジョンを明確に示すことも大切です。企業の目的や欲しい人材を把握し、それを意識して考えることが、良い志望動機作成につながります。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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