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ベネッセを研究
「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」などでおなじみのベネッセ。教育業界で名の知れたベネッセですが、大手ということもあって、就活生からの人気が高いです。そのため、就職するのは簡単ではありません。
しかし、準備次第で就活の勝率を上げることは可能です。その準備とは、ずばりインターン。インターンでの経験をもとに、ESの作成や面接にあたることで、熱意をアピールすることができます。
そこでこの記事では、ベネッセが開催する、インターンの内容や実施時期などをご紹介します。
※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。
ベネッセの基本情報
岡山県岡山市に本社を置くベネッセ。「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」などの通信教育のほか、「たまごクラブ」「ひよこクラブ」などの子育て情報誌の出版事業も行なっています。従業員数や平均年齢などの基本情報は以下の通りです。
所在地:岡山県岡山市北区南方3-7-17
設立年:1955年(昭和30年)1月28日
従業員数:75人
平均年齢:44.7歳
平均勤続年数:14.5年
ベネッセを企業研究
社員ひとりひとりが「志」を持ち、理想や夢を実現させるために行動するのが、ベネッセの社風。結果だけではなく、プロセスも楽しみながら仕事をして、お客さまや社会に支持されるような企業グループを目指しています。
またベネッセでは、「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」といった通信教育講座、大学入試模擬試験「進研模試」を中心とした学校向け教育事業のほか、中国・台湾での通信教育事業なども手掛けています。
ベネッセでは、「志を持った人」を求めています。どんな困難なことでも乗り越えることが出来る情熱を持った人、論理的な戦略を練り事業を創造することができる人など、自分をアピールできる人間が求められています。
ベネッセの選考フロー
ベネッセのインターンの選考フローは、エントリー→ES提出・webテスト→個人面接→合否連絡です。ESの提出とwebテストの受検を済ませた上で応募する必要があるため、応募期限を過ぎないように注意しましょう。
ベネッセのインターンの選考対策
ベネッセのインターンは就活生から人気で競争率も高いです。ただし、参加することができれば、教育業界におけるビジネスについて深く知ることができます。また、現役の社員からフィードバックをもらえるため、就活生として本選考に向けて大きく成長することができます。そんなベネッセのインターンに参加するためにも、選考対策をしていきましょう。
教育と関連付けたアピールをする
【インターンに参加を希望する理由を教えてください】
貴社の幅広い世代に向けての教育サービスに興味を持ちました。更に少子化が進むと、学生以外の幅広い世代に向けてのサービスの提供が必要であると考えています。大学で初等教育と生涯教育について学び、幅広い世代により良い学びを提供する方法を追求したいと思うようになりました。さらにビジネスとして世の中に提供するということについて、インターンシップを通して新たな考え方を得たいと考えたからです。
上記は、ベネッセのインターン選考を突破した就活生の回答例文です。ベネッセは教育業界に位置する企業であるため、選考でも教育と関連付けたアピールをすることが大切でしょう。選考の前に業界研究・企業研究をしっかりとおこなっておくことが大切です。
面接ではデジタル技術の活用方法を問われる
【どのようにデジタル技術を活用して教育サービスを提供していきたいですか】
地方学生も含めた全国の中高生向けに、オフラインでも使える無料の「毎日復習アプリ」を提供したいと考えています。電子媒体は勉強の妨げであるとの認識を持つ方もいますが、私は最強の勉強道具だと考えています。
なぜなら私が勉強をする上で最も大事だと考える「反復」と「継続」は、スマートフォンを肌身離さず持つ世代だからこそアプリを通じて簡単に取り組むことができると考えるからです。特にテスト期間以外も、日々の学習のツールとして、忙しい中でも手軽に復習ができ毎日続けられると思います。アプリを開いたらすぐに今日のノルマを自動的に提示してくれるようなシステムを作れば、やるべきことが明確になり、勉強を簡単に始められると考えます。
また非受験学年に対しても、今日学校で習った内容が受験ではどのように出題されるかを解説する動画授業を配信することで、学校の授業とは視点の違う質の高いサービスを提供したいです。
教育業界では、ITを活用した学習支援の輪が広がっています。ベネッセでも、学習支援プラットフォームの「Classi」や、タブレット型学習ソフト「未来シード」などのデジタルコンテンツの強化をおこなっています。したがって、面接でもデジタル技術を活用した教育サービスについて問われるようです。自分ならITを使ってどんなサービスを提供したいか、前もって考えておきましょう。
適職診断でベネッセとの適性を確かめてください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
ベネッセのインターン内容と日程
インターンの種類は「Business Plan seminar」「Benesse Business School 2018」「Engineer Entry Seminar」の3つです。なかには合宿型のインターンもあり、全国各地から集まってきた就活生と仲良くなれるのも魅力の一つといえるでしょう。就活に関する情報をみんなで交換できるので、そこで得た情報を今後の就活に活かすこともできるでしょう。
Business Plan seminar
ベネッセのこのインターンシップは2日間開催の上、少人数限定の合宿形式のセミナーになっています。 その分2日の間に実際の事業課題などについて、徹底的に議論をしプランを練り上げていく形となっています。 参加する日程によってテーマが異なり、エントリーの際にある程度希望をいうことも可能なようです。確実に希望通りになる訳ではないので、その点には注意しましょう。 また面接の際に、遠方からの参加を考えている参加者には、skypeによる遠隔面接を実施しているのもポイントです。
実施時期や参加条件は以下のとおりです。
実施時期:
「家庭教育の未来を考えよう」2019年2月12日(火)、13日(水)
「デジタルで教育の課題を解決」2019年2月18日(月)、19日(火)
「英語教育のこれから」2019年2月21日(木)、22日(金)
「高校支援の新たな挑戦」2019年2月26日(火)、27日(水)
参加条件:
2020年3月卒業予定の大学生、大学院生 (学部・学科不問)
開催地:
東京都内 ※参加者に追って連絡
待遇:
宿泊費・交通費の規定支給あり
選考の日程は以下のとおりです。
エントリー〆切:2019年1月9日(水) 正午
webテスト・ES:不明
面接:2019年1月中旬
合否連絡:2019年2月上旬
Benesse Business School 2018
Benesse Business School 2018は、主に実際のインターンシップやビジネス現場で役立つ基礎・基本的な知識を身につけるためのインターンとなっています。 1day開催で複数日程が用意されているため、参加しやすいといえるでしょう。 開催内容は、午前中はグループでの議論から戦略とマーケティングに関する基礎知識や考え方を学び、午後はグループごとに企画を立案・プレゼンを行います。 活躍次第では2020年2~3月に開催予定のインターンシップへの招待もあるとのことです。
実施時期や参加条件は以下のとおりです。
実施時期:
【東京会場】2018年12月1日(土)、2日(日)、15日(土)、16日(日)、18日(火)、22日(土)、23日(日)
【大阪会場】2018年12月8日(土)、9日(日)
参加条件:
2020年3月までに卒業見込みの大学生、大学院生(応募時点で学部3年生、修士1年生の方)
開催地:
参加者へおって連絡あり
待遇:
交通費・宿泊費支給なし
選考の日程は以下のとおりです。
エントリー〆切:2018年11月12日(月)正午
webテスト・ES:2018年11月12日(月)正午
面接:不明
合否連絡:不明
Engineer Entry Seminar
Engineer Entry Seminarは、ベネッセの1dayインターンの中でも特にITスキルが要求されるインターンになっています。 ベネッセの主体とする教育領域に生かせるシステムエンジニアとしての知識・スキルを身につけることができるインターンであり、事前にオンライン学習をおこなった上でセミナーに参加します。 当日はプログラミングの追加講義を行った後、実際にシステム開発をおこない、プレゼンや講評が行われる形となっています。
実施時期や参加条件は以下のとおりです。
実施時期:
【東京会場】2018年11月25日(日)
【大阪会場】2018年11月23日(金)
参加条件:
2020年3月卒業予定の大学生・大学院生(学部・学科不問)
開催地:
東京都内、大阪都内
待遇:
交通費・宿泊費の支給なし
選考の日程は以下のとおりです。
エントリー〆切:2018年11月12日(月)正午
webテスト・ES:不明
面接:不明
合否連絡:2018年11月中旬
ベネッセのインターン選考では教育への考えを伝えよう
ベネッセのインターンについてみてきました。ベネッセのインターンはそれぞれのテーマごとに複数開催されています。自分の興味がある分野を選んでチャレンジすることができるので、学生としては非常にうれしいものです。選考フローについては、エントリー→ES提出・webテスト→個人面接→合否連絡という流れになっています。
自分が今後どういった仕事をしていけるのか、という疑問を解決するためにも、自分の興味にあったコースに、ぜひ参加してみてください。