履歴書

【大学指定の履歴書を使うメリット】合否の影響や注意点をご紹介

就活では大学指定の履歴書がいい?

日本の就職活動において、必ずと言っていいほどに避けて通れないものが「履歴書」です。その履歴書ですが、市販のもの以外にも、独自で編集し作成したその大学専用の履歴書を販売していることも少なくありません。自分の学校にも後者のものがあった場合、どちらを選ぶのが就活においては効果的なのでしょうか。

そこで本記事では「大学指定の履歴書」に焦点を当て、大学で販売されている履歴書を使用するメリットや、市販のものと比較して、どちらが選考を通過しやすいのかという疑問などについてまとめてご紹介していきます。あわせて履歴書を記入する際に守っておいてほしい注意点についても解説していきますので、履歴書を作成する際の参考にしてみてください。

就活で大学指定の履歴書を使用するメリット

アルバイトなどで使った履歴書の余りがあって、それを使おうとしている方もいるのではないでしょうか。大学が独自に発行している履歴書が売っているのであれば、それを使用するのがおすすめです。

ここでは、就職活動に提出する応募書類として「大学指定の履歴書」を使用することのメリットを3つご紹介いたします。これから登場する情報を参考にしたうえで、市販・大学どちらのものを採用するかを決めるようにしてください。

学校内で履歴書を入手できる

1つ目のメリットが、「学校内で履歴書を入手できる」ということです。学内にあるキャリアセンターや、売店などで購入することができることが多くなっています。お金など商品との交換手段を持っていることが前提ですが、大学内で手に入れられるということから、履歴書を買い求めるためだけにどこかに立ち寄るという手間は減らせます。

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無駄な記入欄がない

大学が発行している履歴書のメリットの2つ目が、「無駄な記入欄がない」ことです。市販の履歴書には「配偶者欄」、「扶養家族欄」などあったり、職務経歴の記入欄が多すぎたりなど、就活生にはあまり必要とされていないものが結構多く含まれています。

しかし先述の通り、大学が発行している履歴書は「新卒の就活生向け」に作られているものです。そのため、「就活生には職務経歴はないので、職歴欄は縮小する」など、上記のような無駄は最初から省いてくれており、就活生にとって作成しやすいと感じさせる履歴書になっています。

スペースの圧縮や無駄の削除によって生まれた空きスペースには、「大学で頑張ったこと」や「ゼミの研究内容」などを書き入れる欄があります。

自分をアピールできる記入欄がある

大学が発行している履歴書を使うメリットの3つ目が、自分をアピールできる記入欄が多くあるという点です。市販物の多くでは、項目がひとまとめにされていて、かつスペースも大きくとられていないため、自分の魅力を十分に伝えるということは容易ではありません。

一方、大学の履歴書だと「志望動機欄」や「自己PR欄」以外に、「大学時代に頑張ったこと」、「ゼミの研究内容・卒業論文の内容」などがあり、記入できる内容が細かく分けられています。そのため、資格欄などと合わせてより効果的に自分をアピールしていくことが可能となっているのです。自身について詳しく知ってほしいという気持ちが強い方にはおすすめできます。

市販の履歴書と大学指定の履歴書で合否に影響はあるのか

大学で発行されている履歴書のメリットをご紹介しましたが、市販のものを使うことがけっして悪いわけではありませんので、好みで選ぶようにしてください。選べるものがいくつかあると、「これは合否に影響してくるのだろうか」と考える方もいます。

そこでここでは、市販の履歴書・大学の履歴書どちらを選択するかによって合否に影響してくるのかということについてを詳しく解説していきます。

基本的にどちらの履歴書も合否に関係ない

結論から言うと、どちらを選んだとしても合否には影響しません。全国の就活生が出した応募書類はみな平等に扱われ、そして等しく評価されます。市販のもので作成したからと言って見てもらえないとか、無条件で落とされてしまうということはないので安心してください。

そのため、自分の使いやすいフォーマットのものを使用するのがもっとも効率的かつ効果的だといえるでしょう。市販のものの場合でも、インターネット上にさまざまなフォーマットのものが用意されていますので、使いやすいものを見つけ出すというのは難しい話ではありません。

そのほか、コスト面というところで選ぶというのも悪いことではないでしょう。どちらを使うにせよ、自分が納得したうえで採用するようにしてください。

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市販の履歴書を使う場合は内容を充実させる

大学指定の履歴書には「学業で力を入れたこと」「学業以外で力を入れたこと」などの欄が設けられていることがあります。自己PRの欄で書き足りなかったことも、このような欄を活用して積極的にアピールできるのです。

市販の履歴書はこのような欄が設けられていないケースが多いため、自己PR欄や趣味・特技の欄に書くしかありません。記入できる欄が少なくても、内容を充実させることが大切です。最も伝えたいことを書き漏らさないように、文章の添削を繰り返しおこなうようにしましょう。

企業側が見やすいのは大学指定の履歴書

企業側が見やすいと感じているのは「大学が発行している履歴書」です。企業の採用担当者がそう思う一因としては、「欲しい情報が効率的に手に入るから」という理由が挙げられます。

大学の履歴書は「新卒の就活生向け」に作られたものです。就活生自身のことについて、企業側が知りたいのは「大学時代に頑張ったこと」であるため、大学が発行している履歴書を使用していたほうが効率的です。

一方で、市販のものを使った場合には、ここに関しては与えられる情報の量が少なくなってしまいます。そのため、面接前にどれだけ自分を開示できているかというところでは、物足りないでしょう。

大学指定の履歴書を使用するときの注意点

大学が発行している履歴書に関するメリットなどをご紹介してきました。それらの情報を踏まえたうえでこれを採用するとして、実際に書き入れていく際には一定のマナーがあるということには気を付けておきましょう。

ここでは、大学の履歴書を使用するときに守っておいてほしい注意点を2つご紹介いたします。これは、市販のものを使用する場合でも同様のことが言えますので、履歴書を作成する前にぜひ参考にしてみてください。

きれいに丁寧な字で書く

履歴書を書くうえで守っておいてほしい注意点の1つ目が、「きれいに丁寧な字で書く」ということです。手書きのものを読むときには、きれいな文字で書いてあったほうがよいと感じる方は多いです。履歴書は相手に読みやすい字で書くことが重要になってきます。

乱雑に書かれた字だと、そこまで志望度が高くないのかと思われがちです。ここでイメージを悪くするのは完全に必要のないことですので、最後まで気を抜かないようにしましょう。

読み手が読みやすいよう簡潔に書く

履歴書を書くうえで守っておいてほしい注意点の2つ目が、「簡潔に書く」ということっです。これも相手が読みやすいようにするためにやっておくべくことだといえます。読み手が理解しやすい文章を書くための方法の具体例としては、「一文を短くし、何行にもわたって書き連ねない」ことや、「結論先行型で書く」ということなどが挙げられます。

とは言っても、自分の書いた文章の良しあしは客観的には評価しづらいものです。そのため、記入後時間をおいて再度読むなどの自分でできる手段のほか、友人や知人に読んでもらうというのが効率的だといえます。後者に関しては、大学のキャリアセンターなどでも対応してくれるところは多いです。

空欄を作らない

大学指定の履歴書を使用する場合は、市販にはない欄が設けられているというメリットがありますが、空欄を作らないように注意しましょう。「書けることがない」とあきらめずに、今まで力を入れてきたことや継続してきたことを振り返ってください。

空欄を作るとそこまでアピールする気がないと捉えられ、志望度が低いという印象を与えてしまいます。「こんなこと書いてもな」と思わずに、企業に自分を知ってもらうつもりで自信を持って記入することが大切です。

書き間違えたら新しい履歴書を使用する

履歴書の日付や生年月日、学校名など、どのような些細な箇所でも書き間違えたら新しい履歴書を使用しましょう。履歴書は正式な書類になるため、修正ペンや修正テープの使用はNGです。失敗したときのためにも、履歴書は余分に用意しておく必要があります。

履歴書にペンで清書する前に、鉛筆で薄く下書きをしておくことがおすすめです。清書をしたら、鉛筆の跡を綺麗に消しましょう。使用するペンは油性やゲルインクがおすすめです。0.5~0.7mmのペンを使い丁寧に書きましょう。

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就活では大学指定の履歴書を使おう

この記事では「大学指定の履歴書」に焦点を当て、大学で販売されている履歴書を使用するメリットや、市販のものと比較してどちらが選考を通過しやすいのかという疑問、そして、履歴書を記入する際に守っておいてほしい注意点などについてまとめてご紹介してきました。

もちろん強制するものではありませんが、本文で登場した情報から、就職活動においては大学で発行されている履歴書を使うことをおすすめします。職歴がない就活生にとっては、大学で頑張ったことなど自分をアピールする内容をどれだけ出せるかということも大切なことであり、それを効率的に伝えられるのは大学の履歴書のほうなのです。

就職活動をより良いものにするために「使用する履歴書を選ぶ」という些細なことにも気を配ってみましょう。

 

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監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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