面接

【面接時の座り方】男女別の正しい座り方やカバンの置き方をご紹介

面接の座り方にもマナーがある

就活でもっとも重要なシーンのひとつである面接には、さまざまなマナーがあります。「しっかりと受け答えしていれば問題ない」と考える人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。ノックの回数、お辞儀をしているのかなど、細かいところもチェックされているでしょう。

複数あるマナーの中でも、緊張している時などに忘れがちなのが座り方や姿勢の取り方ではないでしょうか。学校や自宅、カフェなどの椅子に腰をかける時とは異なります。座り方や姿勢の取り方なども、面接官に見られているという認識を持ちましょう。この記事では、男女別の座り方マナーや座る位置、カバンを置く場所などをご紹介します。他の就活生よりも好印象を与えるために、しっかり頭に入れておきましょう。

面接時の座り方【男性編】

男性の場合、足を思いっきり広げたり、腕組みをして座る人もいるかもしれません。しかし、こうした座り方は、面接においてNGです。では、どのような座り方がマナーとして正しいのでしょうか。ポイントとなるのは、足や膝、手の位置になります。

マナーを守らないと「ふざけている」、「態度が悪い」などと思われてしまうかもしれません。少し気を配れば難しい所作ではありませんので、この機会に覚えておきましょう。

足は肩幅ぐらいに開く

足の開き方は、肩幅ぐらいがいいとされています。肩幅以上に開いてしまうと、少し偉そうな態度になってしまうかもしれません。膝頭をつけることなく、肩幅程度に足を開いて座りましょう。「そもそも足を開かなくてもいいのでは」と思う人もいるかもしれません。

しかし、足をぴたりと閉じてしまうと、真面目すぎる印象があります。それはそれでいいことかもしれませんが、基本的には足を少し開いて座ってください。また椅子に腰をかける際、「ドン」「ドスン」と音を立てるような勢いはNGです。

膝とつま先は前に向ける

足と膝の角度は、垂直にするとキレイに見えるでしょう。膝が大きく開いている状態や内に入っている場合は、少し不恰好に見えてしまいます。こうした膝の位置では、面接官に悪い印象を与えてしまうかもしれません。集中して話を聞いている時や、極度に緊張している時などは、足や膝の開き方に十分注意しましょう。

ついプライベートの時のように膝や足が外に向くような、リラックスした姿勢になってしまうかもしれません。座り方のマナーを守るコツは、すべての体の部位をまっすぐな状態で維持することです。特に足は気をつけていないと、すぐに外に開いたり、内に向いたりしてしまうかもしれません。不慣れな座り方になるかもしれませんが、内定を得るためにはマナーを守りましょう。

手は軽く握って太ももの上に置く

足や膝の位置の次に重要なポイントとなるのは、手の位置です。偉そうな態度になってしまうので、腕組みは避けてください。足の間で両手を握るようなこともしてはいけません。右手は右太ももに、左手は左太ももの上におきましょう。膝の上においてしまうと、前傾姿勢になってしまうので、いい態度には見えません。太ももであれば、すっと背筋が伸び、美しい姿勢をキープできます。

その際、手は開かないようにしましょう。両太ももに手をおき、軽く握りこぶしを作ってください。普段、こうした手の置き方はしないかもしれませんが、面接時はマナーを守りましょう。また、脇をぐっとしめるとよりよい姿勢に見えます。

面接時の座り方【女性編】

では、女性も男性と同様の座り方でいいのでしょうか。だらしのない雰囲気に気をつけることは同じですが、足・膝の位置や手の置き方が異なりますので、注意してください。女性が男性のような、男性が女性のような座り方をしてしまうとマナー違反になってしまうでしょう。

女性が男性のように足を広げて座ることは、プライベートでも気をつけているかもしれません。足の向きや手の位置なども正しいマナーがあるので、詳しくご紹介していきましょう。

足は膝とかかとを揃え垂直に座る

女性の場合、男性とは異なり、膝やかかとを揃えて座ることになります。膝を広げたり、足を組むような姿勢をすると、いい印象を与えることができません。就活生の中には、足全体を斜めにして座っている人もいるかもしれません。しかしこの姿勢は、避けるようにしましょう。膝頭とかかとをぴたりとつけ、足全体を横向きにしてはいけません。

かかとを浮かせることなく、つま先をきちんと揃えると、マナーを守られているキレイな姿勢になります。職種によっては、所作の美しさを入念にチェックされている可能性もありますので、十分注意してください。

手は太ももの上で重ねる

男性の場合、手は太ももの上におき、軽く握りこぶしを作りますが、女性は異なります。両手を太ももの上で重ね、指を伸ばしておきましょう。手の重ね方の注意点としては、右手が下になるようにしてください。指を組むことや、指先がバラバラの状態も避けましょう。また、指先を揃えると美しく見えます。

こうした手の置き方によって、気品のある雰囲気を演出することができます。面接官に対していい印象を与えられるため、マナーを守ってください。男性のように、手をそれぞれの太ももに置くより、スマートにも見えます。ちなみに、座っている時だけではなく立っている状態でも、体の前で手を重ねておくとエレガントさを演出できます。もちろん、横に下ろしても構いません。

面接力を診断してみよう

面接時の座り方などのマナーに関して対策を進めている人は、面接に対する意識が高いといえます。面接は事前準備が大切ですが、自己分析や業界・企業理解は進んでいますか?どのくらい面接の準備ができているのかを知るためにやっておきたいのが「面接力診断」です。

質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。弱点を把握することは、対策をする上で重要なことです。面接力をアップさせるスキルの解説もあるので、ぜひ役立ててみてくださいね。

椅子の座る位置と姿勢【男女共通】

椅子の座る位置と姿勢、それぞれの注意点は男女ともに共通です。どの位置に腰をかけ、どのような姿勢にすれば、面接官にいい印象を与えられるのでしょうか。まず椅子に座る際は、深く腰をかけないことに注意してください。

自然と不恰好になってしまう可能性があります。また姿勢は、背筋を伸ばしておきましょう。前かがみの姿勢などは、相手に悪い印象を与えかねません。正しい座る位置と姿勢を詳しくご紹介していきます。

背もたれから握りこぶし1つ分ぐらい間を開ける

学校やカフェなどの椅子では、奥まで座ることが多いかもしれません。しかし、面接ではNGです。奥にお尻を置いてしまうと、前傾姿勢になってしまう可能性が高いでしょう。また、リラックスした雰囲気も出てしまうので、奥に腰をかけることは避けてください。

どの位置がベストなのかと言えば、背もたれから握りこぶしひとつ分ぐらいです。この位置に座ると、前かがみになることはなく、背筋を伸ばせるでしょう。握りこぶしひとつ分は目安になりますので、椅子の大きさによって調節してください。

奥まで座ることもNGですが、浅すぎる位置も避けましょう。いい姿勢を作りづらい可能性が高く、話すことに集中しすぎて、滑って椅子から落ちてしまうかもしれません。「奥すぎず浅すぎず」を意識してください。

顎を引いて背筋を伸ばす

続いて姿勢ですが、まず顔の位置です。注意すべきことは、顎をあげないことでしょう。顎を上げると、面接官を見下しているような姿勢になってしまいます。もちろんこれでは、相手に悪い印象を与えてしまうでしょう。なので、顎をしっかり引いてください。次に重要になるポイントは、背筋です。面接の時は、必ず背筋を伸ばしましょう。曲がっている状態では、「やる気がない」、「ふざけている」と思われる可能性が高いです。

前かがみでも、後ろにのけぞっている状態でも、とにかく背筋を曲げてはいけません。背筋を伸ばす状態を続けていると、疲れてしまうかもしれません。とはいえ、面接官に好印象を与えるためにも、きちんといい姿勢を持続させましょう。

面接時のカバンの置く場所と置き方【男女共通】

面接の際に、「カバンはそもそもどうすればいいのか」、「カバンの置き方がわからない」などと疑問を持っている人もいるかもしれません。就活において、ビジネズバッグは欠かせないアイテムですが、面接の際はどの位置に置けばいいのでしょうか。

基本的には、利き手側の足元に置くようにしましょう。そしてカバンは、椅子にもたれかけるような置き方は避けてください。倒れることのない立った状態をキープできる種類がいいでしょう。

利き手側の足元に置く

カバンを持参する際は、利き手側に置く方がいいとされています。その理由は、カバンの中からすぐに履歴書などを取り出せるからです。事前に履歴書を郵送している場合は別の話ですが、直接手渡しする場合、カバンの位置は重要になるでしょう。利き手側に置くことにより、サッとすぐに取り出すことができます。

利き手側にない場合、もたもたして取り出すのに時間がかかってしまうこともあるでしょう。面接の時間は、大変貴重です。面接官も、できるだけ無駄な時間を過ごしたくないはずです。集団面接の場合、他の就活生の不手際によって時間を短縮されてしまっては、気持ちのいいものではありません。誰にも迷惑をかけないように、利き手側にカバンを置いてください。

カバンは立たせてる

利き手側にカバンを置いても、そのカバンが倒れてしまったり、椅子によりかかってしまうことはNGです。面接中に一生懸命話している時、カバンが倒れて中身が飛び出してしまう危険性もあります。そうなると、集中力も欠いてしまうでしょう。ビジネスバッグは、独立して立ったままの状態を持続できるタイプを選んでください。

底面の狭い種類のカバンは、スタイリッシュなデザインではあるものの、床に置いた瞬間に倒れてしまうかもしれません。面接室によっては、荷物の置き場所が用意されている場合もあります。とはいえ、入室してすぐにその場所に向かってはいけません。基本的には面接官の指示があるまで、手で持っていることにしましょう。指示がなければ、椅子の横に置いてください。

事前に面接の座り方を練習してから挑もう!

面接の時、座り方にもマナーがあります。男性は、肩幅程度に足を開き、太ももの上に手を置いてください。足の向きは必ずまっすぐにしましょう。女性は膝とかかとを合わせて、太ももの上に手を重ねておきましょう。足全体を斜めにしてはいけません。椅子の座る位置は、「奥すぎす浅すぎす」がポイントです。背もたれから、握りこぶしひとつ分ぐらい前の位置を目安にしてください。奥すぎると前傾姿勢になって、印象はよくないです。

またビジネスバッグは、履歴書などをすぐに取り出せるよう、利き手側に置きましょう。そして、倒れないで立った状態を持続できるタイプを使用してください。座り方や姿勢に自信のない人は、事前に練習しておくと良いでしょう。面接時の姿勢をマスターし、自信を持って面接に挑みましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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