身だしなみ

【就活での爪の長さは意外と重要】手先まで気を遣える学生は内定をもらいやすい?好印象を与えられる手先とは

爪の長さは意外と重要

身だしなみを整える上で手先まで意識している就活生はどのくらいいるのでしょう。髪型やメイクを気にすることはあっても、指先まで気にしているという人は少ないと思います。しかし爪の長さは意外と重要で合否のボーダーラインに立った時に、この些細なことが実は、判断材料になることもあるのです。

選考試験の結果が似通った学生を振るい落としていくために、企業は学生の様々なところを見ています。爪が長いままケアされていない状態だと、清潔感に欠けるといった印象を、採用担当者に与えてしまうかもしれません。最終的に企業に選ばれる学生になるには、採用担当者や面接官に少しでも好印象を与えるために、手先まで意識を巡らせることが大切です。

短く切るよう意識している学生が多い

キャリアパーク会員の就活生を対象に「女性の方!ネイルや爪の長さについてなにか気をつけていることはありますか?」というアンケートを実施しました。

【女性の方!ネイルや爪の長さについてなにか気をつけていることはありますか?】

  • 清潔さ
  • ない
  • マニキュアを塗らない
  • 短くするようにしている
  • 常に短くしている

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「女性の方!ネイルや爪の長さについてなにか気をつけていることはありますか?」

就活中の派手なネイルはもちろんNGになります。就活生は、爪の状態を清潔に保つことや、爪の長さを意識して短くカットしている人が多いようです。就職活動中にネイルケアをする上では、例えば「爪はどれ位の長さが良いのか」と目安にするものが無いので、具体的にどうすれば良いかわからないと悩んでいる方も多いのがこの結果からもわかります。

就活でベストな爪の長さとは

冒頭で爪の長さは意外と重要だと話しましたが、手先を自分の武器にするためには、定期的にセルフメンテナンスしなければなりません。プロに頼むことが一番ですが、就職活動中はなにかとお金がかかるものです。「なるべく節約して過ごしたい」と考える学生も多いと思います。では、就職活動中における「理想的な爪の長さ」とは、一体どれくらいの長さなのでしょう?

手のひらを返して爪が見えない程度

せっかく爪を短く切ったとしても、指ごとに長さが違って不揃いだと見た目が悪くなってしまいます。後から爪の形を整えようにも短く切ってしまっては修正が利かなくなります。少しずつ形を整えていくうちに「いつの間にか短くなり過ぎていた」なんてハプニングも、よくある経験です。

そこでお手入れするときのポイントとしては、手のひらを返した時に爪が手のひらからはみ出して見えない程度の長さがベストな状態と考えましょう。爪の白い部分をつめ切りでカットしていくか、もしくは爪が割れやすい人は爪やすりで少しずつ削っていき、目安にした長さに合わせて少しずつ丁寧にケアをしていけば、指一本一本の爪の長さがキレイに揃い、手先に統一感が生まれます。

爪は意外と目につく

社会人になると、お客様と名刺交換をしたり資料の受け渡しをしたりすることも、よくあります。そんな場面はもちろん、職場でミーティングをしている時やパソコンのタイピング時など、ふとした時に意外と指先に目がいくものです。選考の場でなくとも目に入るので、就職活動中の学生はなおさら手先まで身だしなみを意識する必要があります。

ネイルNGの理由について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

マニュキュアは基本NG

数カ月にも及ぶ辛い就職活動ですが、女の子だったら少しはオシャレをしてストレス発散したくなるものです。しかし、マニュキュアは就職活動中は控え、どうしてもというときはプライベートで遊びに行くときなどに限定しましょう。たとえ無色透明のトップコートだとしてもマニュキュア全般は使わない方が良いでしょう。

トップコートやジェルネイルは爪に不自然な光沢がでてしまい、企業側からしてみるとすぐに自爪でないことが分かってしまいます。ネイルを施してあると、新卒のフレッシュさが一気にが無くなってしまいますので、手先のオシャレも就活が終わるまではグッと我慢しましょう。選考の時には指先のオシャレはせず自爪で挑みましょう。特に遊びに行った時のマニュキュアの落とし忘れが無いように気をつけて下さい。

業界によっては評価に繋がらない

もしかするとほとんどの企業が、マニュキュアをして選考に参加する就活生に対してマイナスイメージをもっているかもしれません。しかし、芸能関係やITなど、身だしなみがラフな企業では、プラスの評価にはなりませんが、必ずしもマイナス評価に繋がる訳では無いようです。

アパレル系、美容系の企業だと自爪に近い色をしたベージュや薄いピンクのカラーネイルは逆に清潔感や上品さがあると好まれることもあるようです。清潔感を狙ったマニュキュアが、選考で逆効果とはならないように、志望する企業についてよくリサーチしておくと良いでしょう。

ネイルをする場合は剥がれないように注意

業界によってはシンプルなネイルであれば問題ない場合も多いですが、これも剥がれているとマイナスの印象を与えてしまうので注意が必要です。いかにシンプルで綺麗にネイルをしていたとしても、一部が剥がれていると途端に汚く見えてしまいますし、身だしなみとしてもよくありません。

剥がれたネイルは見た目が悪いだけではなく、だらしない印象も与えてしまいますので、ネイルをする場合は面接前には剥がれていないかを確認しておくことが大切です。ネイルはいつ剥がれるかわかりません。場合によっては面接直前にどこかにぶつけるなどして剥がれてしまう可能性もあります。剥がれてマイナスの印象を与えるリスクもありますし、就活中はネイルは控えるのが無難でしょう。

書類を手渡しする時に注目される

指先は書類を手渡すときに特に目に入りやすいです。会社説明会や選考では、履歴書を提出したり試験の用紙を配布したり回収するときなど、様々な場面で書類の受け渡しをする場面があるでしょう。

普段全く意識していなかった学生は、選考前は特に気を付けるようにしましょう。

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自爪で面接に挑むのが好ましい

自分の志望する企業が、マニュキュアやジェルネイルなどのオシャレに寛容な企業であっても、選考の場では控えた方が無難です。企業としてはOKなのかもしれませんが、もしかしたら採用担当者個人の潜在意識として、学生のマニュキュアにネガティブな印象を持っている可能性もあります。しかしそんなところまで、確かめることはできません。ですので、爪は短く切り揃えて自爪のまま面接に挑めば損は無いでしょう。

爪だけではなく手のケアも大切

就活では爪など細部まで見られていますので、細かい部分まで気を遣うことが大切ですが、爪だけではなく手全体も見られていることを忘れてはいけません。爪がいかに整えられていたとしても、がさがさに荒れた手では印象が悪くなることも多いですし、爪と併せて手のケアもしておくことが大切です。手荒れや乾燥などは日頃のケア次第で緩和させることができますし、完全に治らなくてもある程度は綺麗な状態を保っておきましょう。

爪が見られるということは、手全体も当然見られています。手のケアができていないことで印象が悪くなることも多いです。就活中は忙しいですし、手だけではなく肌荒れをすることも多いですが、だからこそ念入りにケアをしておくことが大切です。

手のムダ毛処理も忘れないこと

手のケアでは肌荒れや乾燥などに気を遣うことも大切ですが、それだけではなくムダ毛の処理もおこないましょう。指や手の甲にも毛は生えていて、濃く目立つ人も意外に多くいます。目につかない程度であれば処理しなくても問題はありませんが、あまりに濃い場合は見ている人を不快にさせてしまう可能性があります。

特にアパレルや美容系など見た目の美しさなども問われる場合は、処理していないとマイナス評価に繋がるので注意が必要です。指や手の甲も書類の受け渡し時などに見られることが多いですし、一瞬でも処理をしていないことはわかります。身だしなみは細部まで気を遣うことが大切ですので、自身の手を確認し、ムダ毛が目立つようであればきちんと処理しておきましょう。

好印象を与える前髪については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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清潔感にも最新の注意を払う

ただ単に爪を切るだけではなく、爪の形をきちんと整えたり清潔感にも注意しましょう。爪を短く切っても、それぞれの形がバラバラだと見栄えも悪くなります。ネイルの形状として、爪先の端を角にしたスクエア型や、爪先を尖らせたポイント型に揃えている女性も多くいます。

しかし、たとえマニュキュアを塗っていなくても特徴的な爪の形は不自然な印象を与えます。爪の白い部分とピンク色の部分の境目に沿うように、爪先は自然なラウンド型に揃えると見た目がすっきりとして派手さもなく優しい印象です。お風呂上りには、皮膚が柔らかくなっているうちに甘皮をオフしたり、ささくれをケアするなどして爪に清潔感を与えましょう。

好印象な服については、こちらの記事で詳しく解説しています。

手先はあなたの本質が現れる

爪は体の健康状態を表しているとも言われます。乾燥に対してはネイル用のオイルも売られていたり、ケア用品もたくさんあります。こまめなネイルケアを意識的に実践することを心がけましょう。

また、指先だけでなく、手全体の乾燥を防ぐためにハンドクリームでの保湿や、指のムダ毛処理も忘れずにしてください。適性検査や筆記試験とは違って、面接では学生の印象というのも立派な評価基準となり合否の結果に影響が出る可能性もあります。手入れが行き届いた手先を見れば、「細かいことにも配慮ができる人材」と判断され、内定に近づくことが出来るかもしれません。ですので普段から、指先のケアも怠らないようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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