面接対策
【面接でよくある質問100個】逆質問のコツや具体例をご紹介
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目次
就活において面接対策は必須
就活では面接が選考の中心になりますので、面接の対策は必須です。面接以外にも対策すべきことはさまざまありますが、面接はESや履歴書など書類だけでは見えない人間性や人柄などが出るものです。書類であればじっくりと考えてから作成することはできますが、面接は問われたことをその場で考え、回答しなければなりません。
上手に答えるためにも対策は必要があり、しっかりと対策して臨むことが選考の攻略にもつながります。面接に苦手意識を持っている人も多いですが、事前の対策を念入りにおこなっていれば苦手意識も払拭できますし、高評価を目指すことも可能です。面接の対策は徹底しておこない、完璧な準備で本番に臨んで就活の攻略を目指しましょう。
面接前は念入りな質問対策が必要
面接に臨むは、念入りに質問対策をおこなっておきましょう。志望動機や自己PRに関する質問の他にも、面接官は様々な質問を用意しています。面接という特別な場では、緊張がつきものです。志望度の高い企業になればなおさら緊張してしまうため、いつも通りの実力を発揮することは難しいといえます。
緊張状態にあるときに想定していなかった質問を受けてしまうと、余計に緊張してしまい頭が真っ白になる可能性もあります。面接の受け答えにおいて、沈黙のまま時間が過ぎてしまうことは避けたいです。そのような事態に陥らないよう、事前に入念な質問対策をしておきましょう。
頻出の質問は必ず押さえる
面接は面接官が質問し、就活生がそれに答えるという質疑応答の形式で進みますので、事前に質問内容を想定し、回答を考えておくことが大切です。業界や企業によって出題される質問は違いますし、すべてを網羅することは不可能ですが、それでもどの業界や企業でも共通して出される頻出の質問はあります。
面接の対策として頻出の質問の回答を考えておくことは大切であり、これば最も基本的な対策になります。頻出されるということは、それだけ面接官も重要視している質問とも言えますので、これに対してきちんと回答できなければ印象は悪いです。頻出の質問に上手に回答できないことで、準備不足と評価されてしまう可能性もありますので、最低限頻出の質問だけは押さえておきましょう。
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面接回答例を確認してください
面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
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根拠を明確にしておく
面接では、質問されたことにきちんと答えることが出来なければいけません。前もって自分はなぜ志望している企業に就職したいと思ったのか、根拠は何なのかを明確にしておく必要があります。また、質問に対して答えるときも同様です。すべての回答の元となる根拠を明確にし、統一するようにしておいてください。そうすることで、自信を持って回答でき、面接官にも説得力のある印象を与えられます。
面接での頻出質問①人間性について
1.自己紹介をお願いします。
2.あなたの強み・長所を教えてください。
3.あなたの弱み・短所を教えてください。
4.学生時代で最も頑張ったことを教えてください。
5.頑張れた理由は何ですか。
6.学生時代に出した成果を教えてください。
7.卒業研究の内容を教えてください。
8.アルバイトの内容を教えてください。
9.課外活動の内容を教えてください。
10.サークルやクラブ活動の内容を教えてください。
11.属している組織でのあなたの役割を教えて下さい。
12.リーダーシップを取った経験はありますか?
13.まわりの方のあなたへの評価を教えてください。
14.学生時代に学んだ事は何ですか。
15.自分の大学生活を一言で表してください。
16.成功体験を教えてください。
17.失敗体験を教えてください。
18.今まで一番感動したことを教えてください。
19.今までで一番うれしかったことは何ですか。
20.今までで一番悔しかったことは何ですか。
21.あなたが一番長く続けてきたことは何ですか。
22.○○大学に入った理由を教えてください。
23.履修した中で、最も有意義な授業を教えてください。
24.○○研究室に入った理由を教えてください。※理系院生
25.休学/留年した理由を教えてください。
26.趣味を教えてください。
27.尊敬する人を教えてください。
28.今まで一番感動したことを教えてください。
29.あなたの大切にしている言葉を教えてください。
30.あなたの夢を教えてください。
31.今後のキャリアプランを教えてください。
32.5年後,10年後の自分について教えてください。
33.死ぬときに何を考えると思いますか。
仕事への姿勢や適性を判断される
「あなたの長所・短所は何ですか」といったような人間性を把握するための質問は、仕事への姿勢や適性を判断するために行われています。どのような人にも、合う職場と合わない職場はあります。決断力とスピードが重要視される職場では、心配性な人は上手く機能しない可能性があります。
そのような職場においては、心配性な学生は自社には合わないと判断されてしまうのです。一方、スピードよりも正確さを重要視する職場であれば、心配性な性格は「慎重に物事を進められる性格」として好意的に捉えられる可能性が高いのです。そのような職場では、心配性な学生が重宝される可能性もあります。このように、仕事によって求められる人間性は変わってきます。人間性を把握することで、その学生の仕事に対する適性を見ているのです。
個性が仕事で活かせるかどうか
就活生の人間性について問うのは、その人がどんな人であるのかを知りたいということもありますが、それだけではなく個性を仕事で活かせるかどうかも見られています。企業は単純な労働力を求めているのではなく、個性を発揮して自分らしく働いてくれる人、活躍してくれる人を求めています。
誰にでもできる仕事をするのではなく、その人だからできる仕事、その人しかできない仕事をやってくれる人材を求めていますので、個性のアピールは重要です。もちろん単純に個性を発揮すればいいわけではなく、それが仕事で活かせる、企業に貢献できるものでなければなりません。就活生の個性から仕事で活躍できそうな人材かどうかを見られていますので、企業が求める人材像を事前に把握しておくことも大切です。
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面接での頻出質問②選考企業について
34.あなたにとって仕事とは何ですか。
35.仕事で大切だと思うこと何ですか。
36.仕事のやりがいは何だと思いますか。
37.仕事を通じてどのように成長したいですか。
38.仕事とプライベートはどちらが大切だと思いますか。
39.当社の業界を興味を持ったきっかけを教えてください。
40.当社の業界を志望する理由を教えてください。
41.当社の業界の存在意義は何だと思いますか。
42.当社の業界に必要なものとは何だと考えていますか。
43.当社の業界は今後、どうなっていくと思いますか。
44.当社を志望する理由を教えてください。
45.当社に興味を持ったきっかけを教えてください。
46.当社の印象/イメージを教えてください。
47.当社の理念や、ビジョンについてどのように考えていますか。
48.当社の強みや事業戦略についてどのように考えていますか。
49.当社のサービス、商品の魅力を教えてください。
50.当社の弱みはどこだと思いますか。
51.あなたが入ることによって、当社は何が変わりますか。
52.あなたの強みを当社でどのように生かせますか。
53.当社に入ってやりたいことを教えてください。
54.当社から最も何を得たいですか。
55.この職種を希望する理由を教えてください。
56.この職種はどのような仕事だと考えていますか。
57.この職種で最も大切なものは何だと思いますか。
58.当社の志望順位は何番目ですか。
59.他にどのような企業を受けていますか。
60.もし当社に落ちたらどこの企業にいきますか。
61.大企業としてのデメリット(転勤,年功序列等)に関してどのように考えていますか。
62.ベンチャー企業としてのデメリット(不安定等)に関してどのように考えていますか。
63.残業はありますが、どのように考えていますか。
64.土日勤務することも稀にありますが、どのように考えていますか。
65.一生、当社で働きたいと考えていますか。
66.結婚しても仕事は続けたいと考えていますか。※女性の方が中心
67.出産後も仕事は続けたいと考えていますか。※女性の方が中心
企業の強みや独自性を把握しておく
「自社の強みは何だと思いますか」など、選考企業について聞かれることも多くあります。このような質問では、どれだけ企業研究を入念に出来ているのかが見られています。このような質問に対して、HPを流し読みした知識だけで回答すると、「自社への関心があまり高くないのかな」と志望度を疑われてしまう可能性が高いです。
HPや説明会などで情報を集めるのはもちろんのこと、OB訪問なども適宜利用しながら、企業についての情報を多く集めましょう。集めた多くの情報をもとに回答を準備しておくことで、企業への入社意欲の高さをアピールすることが可能になります。特に、企業の強みや独自性についての質問にはしっかりと答えられるように情報取集に努めましょう。
企業の弱みや課題の理解も大切
選考企業については強みや特徴を理解しておき、同業界の他社との差別化を図ることも大切ですが、目を向けるべきはそれだけではありません。強みや特徴の理解に加えて、企業の弱みや課題の理解も大切であり、ここまで徹底して企業理解を深めることで選考を有利に進めることができます。
面接の質問では選考企業の強みだけではなく、弱みについて聞かれることもありますし、それに答えられなければ企業研究不足としてマイナスの印象を与えてしまいます。また課題をきちんと理解し、企業ではこれから何をすべきなのかを考えて将来のビジョンへとつなげておくことも大切です。弱みや課題を知るからこそ見えることもありますので、選考企業については良い面も悪い面も両方理解しておきましょう。
面接での頻出質問③能力を測る質問【スキル・考え方】
68.パソコンのスキルを教えてください。
69.語学のスキルを教えてください。
70.TOEICの点数を教えてください。
71.研究成果を出してください。※研究室
72.プログラミングスキルを教えてください。 ※エンジニア
73.開発言語、開発環境を教えてください。
74.ポートフォリオを見せてください。※デザイナー
75.デザインスキル(フォトショップ、イラストレーター等)を教えてください。※デザイナー
76.普段、情報収集をどの媒体で行なっていますか。
77.最近、気になるニュースを教えてください。
78.最近読んだ本を教えてください。
79.その本で何を学んだのか教えてください。
80.○○という書籍は何部売れると思いますか。
81.○○にキャッチコピーをつけてください。
82.今、世界で○○をしている人は何人いるでしょう。
83.1000万円あるとしたら、何に使いますか。
84.○○の売上を伸ばすためにはどのような施策が考えられますか。
85.○○の入場者数を増やすためにどのような施策が考えられますか。
86.無人島に3つ持っていくなら何を持っていきますか。
87.総理大臣になったら日本にどんな施策を行いますか。
88.活躍するビジネスマンの条件とは何だと思いますか。
89.これから成功するビジネスは何だと思いますか。
90.不景気の原因は何だと思いますか。
91.インターネットによって、今後何が変わりますか。
92.コミュニケーションはどのように変わっていますか。
93.ソーシャルメディアを使って何ができるようになりましたか。
94.一つ夢が叶うとしたら何をお願いしますか。
95.今日の面接で学んだこと、成長したことは何ですか。
96.本日の面接は何点だったか教えてください。
97.面接後、何をしますか。
98.あなたのことをどのように評価していると思いますか。
99.最後に何か質問はありますか。
100.あなたは今日、この場で就職活動をやめることはできますか?
スキルを身に付けた理由や過程を伝える
面接では、「あなたの強みを教えてください」など、能力を測る質問を受けることもよくあります。このような質問に対して、「私の強みは〇〇です」など、単に強みやスキルのみを述べるのはNGです。採用担当者はこのような質問を通じて、スキルや強み自体はもちろん、それらを身に付けた理由や過程について知りたいと考えているのです。
理由や過程について具体的に述べることで、スキルを効果的にアピールすることも可能になります。しかし、理由や過程を長々と述べてしまい、要点がぼやけてしまうのはNGです。要点がぼやけてしまうと、採用担当者に伝えたいことをしっかりと伝えることが出来なくなってしまいます。具体性を持たせながらも簡潔に要点をまとめ、スキルを身に付けた理由、過程まで踏み込んで述べるようにしましょう。
能力を使って企業で活躍できることをアピール
面接で自身の能力を問われることも多いので上手に説明できることが大切ですが、それだけではなく能力を使って企業で活躍できることをアピールするのも重要です。いかに優れた能力があっても、それが企業で活かせるものでなければ意味はありませんし、評価の対象にもなりません。
能力は持っているだけではなく、発揮できてこそ価値があるものですので、就職後どのように仕事で活かし、企業に貢献できるのかを伝えていくことが大切です。企業への貢献度の高さをアピールできれば採用メリットが伝わりますし、高評価も獲得しやすくなります。仕事での活かし方を伝えるためには仕事内容を理解しておく必要がありますので、企業研究もしっかりおこなった上で、企業で活かせる能力をアピールしていきましょう。
面接官の評価基準を知っておくことも大切
面接を攻略するためには質問に対しての回答を考えておくことも大切ですが、それだけではなく面接官の評価の基準を知っておくことも大切です。面接官はどのような点を評価しているのか、何が評価されないのかを知っておくことでアピールの仕方も変わってきます。
まずは実際の面接でも使用されている「面接評価シート」を使って、面接官がチェックしているポイントを確認しておきましょう。
どれだけ熱烈にアピールしても、それが評価の対象にならなければ意味はありませんし、選考を突破することもできません。面接官の評価基準を知り、評価されるポイントを踏まえて面接で上手にアピールしていきましょう。
志望度が高いか
面接官の評価基準としては、志望度が高いかどうかが挙げられます。企業では志望度が高く、仕事に対しての熱意のある学生を求めていますので、入社意欲が強いことをアピールすることが大切です。どれだけ優秀な学生でも、やる気がなければ評価の対象にはなりませんし、マイナスの評価を受けてしまいます。
新卒の場合は即戦力としてではなく、入社後の成長を期待して採用が決定することが多く、ポテンシャルが重要視される傾向にあります。就職時点での能力よりも、入社後にいかに成長できるかが見られていますので、成長力の高さをアピールするためにも、熱意を伝えるのは必須です。志望度が高く、やる気に満ち溢れている=成長力が高いと評価され、高評価を獲得することができます。
企業で活躍できるか
企業で活躍できるかどうかも、面接官の評価基準の一つです。志望度が高く、やる気があるのは大切なことですが、いかにやる気があっても仕事で活躍できなければ意味はありません。ビジネスでは結果が求められますし、評価されるのは過程ではなく常に結果です。
どれだけ過程で努力を重ねていたとしても、結果が出ていなければ評価はされませんし、きちんと結果を出して企業に貢献できる人材が求められています。新卒の入社の段階でいきなり高いレベルを求められるわけではありませんが、それでもある程度の能力は必要になることが多いです。現時点でどのような能力が備わっていて、それが仕事でどのように活かせるのかをアピールし、企業で働いている姿をイメージさせることが大切です。
好印象を与える逆質問のコツ3つ
面接では面接官が志望者に質問を投げかけ、志望者が面接官に対して回答します。しかし、逆質問といって学生から面接官に質問を投げかけることもあるのです。この逆質問では企業に関する質問をすることで、入社意欲をアピールできます。ここからは、好印象を与える逆質問のコツを3つ取り上げていきます。
①入社後の働き方について質問する
逆質問として最も代表的なものは、入社後の働き方に関する質問です。入社後の働き方について聞くことは、入社に対して強い意志があると思われやすいです。また、入社後の働き方を知りたいというアピールは、心構えができているということも印象付けられるでしょう。
面接担当者側も入社後の流れを伝えることで、志望者の入社後のイメージができるので、相互的にとてもよい質問になるでしょう。また、この逆質問をすることでどのような働き方をしたいかなど、そこから質問が返ってくることもあります。入社後の働き方について質問をするときは、そこから発展した質問についてもあらかじめ練習しておくといいでしょう。
②企業研究をした内容を盛り込む
逆質問で企業研究をした内容を盛り込むと、面接官の評価を得られやすいです。企業研究といっても、ある程度力を入れていなければ上辺だけだと思われてしまう可能性もあります。そのため、強く入社を志望している企業には、一生懸命企業研究した成果が伝わる内容を伝えてください。
企業側からしても、自社について一生懸命知ろうとしているということは、評価に繋がるというだけではなく真剣さが伝わるため、プラスの評価になるでしょう。他の企業でも面接を受けて入社を迷っている場合は、他社の企業研究結果と混ざらないように注意してください。
③事前に調べればわかる内容は質問しない
逆質問をする際に気を付けたいのは、事前に調査してわかる内容は質問しないようにするということです。あまりにも簡単な質問であったり、会社の経歴や規模、支店数や社員数など、企業HPで調べればわかる内容は避けましょう。質問することで、企業を知ろうとしていない、入社意欲が低いと思われてしまい逆効果になりかねません。逆質問をするときは、基本的な企業情報を把握した上で知りたいことを尋ねましょう。
面接で聞きたい逆質問5つ
逆質問といっても、具体的にどのような質問をしたらよいかが思いつかない人もいるかもしれません。そこで、ここからは面接で聞きたい逆質問をご紹介していきます。入社してからの働き方についてや、入社までの準備、また入社までに必要な知識などの他にも、先輩社員のように活躍したいという意欲を見せる質問もあるので、ぜひ参考にしてください。
①採用された場合の配属先
まずは、採用された場合の配属先が挙げられます。営業を希望していて営業部に配属されるのか、配属されるのはどの地方なのかなど、配属先というのは初めに気になるところなので、逆質問をする際に聞いておくとよいでしょう。しかし、質問に対してマイナスのイメージを与える回答は避けなければなりません。
関西出身だから関西に配属されたい場合でも、関東や海外など別の地方や国を言われることもあるでしょう。その場合、「それは難しい」「それは無理です」などの回答は印象を下げてしまいます。あくまで会社の指示に従うというのが前提ですので、面接の場で拒否するのは望ましくありません。
②同年代の社員の1日のスケジュール
社員の働き方に関連して、スケジュールについて質問するのもいでしょう。スケジュールといっても、配属先や役職、年齢によっても大きく変わってくるので、同世代の社員の1日のスケジュールというように、ある程度範囲を絞った質問にすることが大切です。
1日のスケジュールを知りたいというのは、実際に働いてからのことを考えていると捉えられることが多いといえます。スケジュールの話題から会話が広がることも多いので、面接官も実際に働いている姿を想像しやすく、好印象を与えるチャンスとなるでしょう。
③入社までに勉強しておくこと
逆質問の中でも代表的と言えるのが、入社までに勉強しておくこと、学んでおくことといった質問です。現在の知識では足りないところは入社までに勉強をして習得しておきたい、常に戦力となるように頑張りたいといった意欲を見せるチャンスでもあります。
入社までに勉強しておく内容を聞くことで心構えができるでしょう。就職が決まった後も中だるみすることなく常に社会に出るということを意識できるので、事前に尋ねる質問としてはいい質問内容だといえるでしょう。
④活躍している社員に共通する能力
企業に貢献したい、評価されたい、活躍したいなど、それぞれに意気込みはあるでしょう。しかし、就職するまでは企業の実態を詳しく知ることができず、誰がどのように評価をされているかは到底わかりません。就職後は最前線で活躍したいという意気込みのある人は、活躍している社員に共通する能力を聞いてみるといいでしょう。
活躍する人の中には入社当初から頭角を現している人も多いので、出だしが肝心といっても過言ではありません。入社するまでに、活躍するために出来ることを知りスキルアップするための行動をとりましょう。
⑤保有資格を企業で活かすことができるか
資格が活かせるかどうかという質問は、スキルのアピールとなり即戦力として注目される可能性が高いです。しかし、明らかに活かせない資格は逆効果になるかもしれないため注意しましょう。資格が面接であまり注目されていなかったとしても、逆質問で話題に出すことで再度注目してもらうきっかけになります。資格をアピールしたいと考えている人は、ぜひこの質問をしてみるといいでしょう。保有資格がたくさんある人は、アピールしたい資格を事前に選んで質問してください。
面接で緊張しないためにしておくべきこと
面接は緊張度の高い場ですし、どれだけ慣れていても全く緊張しなくなることはほとんどありません。よほど肝の据わった人でなければ少なからず緊張してしまいますし、緊張によって失敗してしまうことも多いです。
せっかく準備しても緊張して実力を発揮できなければ意味はありませんし、緊張しないための準備をしておくことも面接の対策としては大切です。実力を発揮できないまま終わってしまうのは悔しいですし、後悔も残りますので、緊張しないための準備もきちんとおこなっておきましょう。
事前の練習は必須
面接で緊張しないためには、事前の練習は必須です。頻出の質問に対しての回答内容を考えておくことも大切ですが、それらを頭の中で考えるだけではなく、実際に声に出して話しておきましょう。頭で考えているのと実際に話してみるのでは感覚が違いますし、声に出してみることで改善点が見つかる場合もあります。
短くまとめられているつもりが意外に長く感じてしまったり、その逆のパターンもありますので、声に出して練習しておくのは大切なことです。また入室から退室まで一連の流れについても実際に動きをつけて練習しておくことで、本番でも緊張しづらくなります。面接は流れをきちんと覚えておけば緊張も和らぎますので、一度通して練習し、流れを頭に入れてから本番に臨みましょう。
頭が真っ白になっても焦らない
面接で緊張すれば頭が真っ白になってしまい、何を答えればいいのかと困ってしまうことも多いです。事前に考えてきたことを忘れてしまうと焦ってしまいますが、焦ることで余計にミスを生んでしまうこともありますので注意しなければなりません。緊張で頭が真っ白になるのはよくあることですので、焦らずに対処することが大切です。
焦ったり、緊張してはいけないと思ってしまうと余計に緊張してしまいますので、緊張するのは悪いことだと思い込まないようにしましょう。誰しも少なからず緊張はしますし、程よい緊張感で臨むことで実力がしっかり発揮できる場合もあります。緊張を悪いことだと思ってしまうとミスにつながりますので、頭が真っ白になっても焦らず、ゆっくりと思い出し、つっかえながらでも回答していくことが大切です。
「人間性」「選考企業」や能力を測る質問対策をしよう
面接では「人間性」に関する質問、「選考企業」に関する質問、「能力を測る」質問がメインになります。「人間性」に関する質問では、自分をしっかりと理解できているのか、その人の人間性が自社にマッチするのかを見ています。
「選考企業」に関する質問では、企業研究をしっかりとおこない、志望する理由を論理的に説明できるかどうかで、自社への志望度を見られているのです。「能力を測る」質問では、自身の強みをしっかりとアピールできているか、自社で活かせるのかを判断しようとしています。
これらの質問の対策を進めるには、自己分析と企業研究が不可欠です。面接の質問対策を進めるにあたっては、場当たり的に進めるのではなく、自己分析と企業研究から始ましょう。