職種研究

【データ入力の志望動機】4つの例文とポイント・NG例を紹介

データ入力について

データ入力は、特別なスキルが必要なく、基本的なPC操作ができれば未経験でも始めやすい、人気のあるデスクワークの一つです。業務を続けていくことでPCスキルの向上も期待できるでしょう。

データ入力は正確さとスピードが求められる仕事でもあるため、集中力を持続させてコツコツと作業に取り組んだり、丁寧にテキパキと作業をこなしていくことが得意な人に向いている仕事です。

ここでは、データ入力の主な業務内容や、志望動機を考える際のポイントなどをご紹介していきます。

データ入力の主な業務内容

データ入力の主な業務内容は、オフィスや在宅などで、数字や文字など決められたデータをPCに入力する作業です。PCに向かって黙々とデータ入力のみをおこなっていく仕事もありますが、データ入力以外の業務を兼務する場合もあります。

例えば、コールセンターでのデータ入力の場合は、電話対応が主な仕事となり、それに付随してデータ入力作業をおこなうということが多いようです。通信販売の注文を電話で受けながら、注文内容をPC端末に入力していくといった具合です。

他にも、来客対応や伝票の処理など、事務的な仕事をしながらデータ入力業務も担当するという場合もあるようです。いずれの場合にせよ、企業に応募する前に、具体的な業務内容をしっかり確認することが重要でしょう。

志望動機を書く際のポイント

志望動機は、選考試験で必ず聞かれる項目のひとつとなっています。よくある志望動機を書くだけでは、ほかの入社希望者のなかに埋もれてしまい、よい印象を残すことができません。仕事に対する熱意や入社したいという気持ちを、自分自身の個性と合わせてアピールするこが大切です。

やる気を伝えたいと思って長い文章をだらだらと書いてしまうと、要点が分かりにくいものとなってしまいます。ポイントを絞って、簡潔に書くことも意識しましょう。ここでは、データ入力の仕事への志望動機を書く際のポイントを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

タイピングスキルをアピールする

データ入力には、タイピングスキルが重要となります。データ入力は、仕事の速さや正確さが求められます。決められた時間でどれだけ多くの情報を入力することができるのか、またミスなく仕事をこなすことができるのかが重要視されるのです。タイピングスキルとして、ブラインドタッチは必須でしょう。

自分のタイピングのスキルがどれほどか、具体的に伝えられるようにすると効果的です。「タイピングが得意です」というだけでは、どれだけの能力があるのかが分かりません。資格などがあると、相手にも分かりやすいでしょう。ワープロ検定、パソコンスピード認定試験、キータッチ2000などパソコン入力に関する資格があると、タイピングスキルを具体的にアピールすることができます。

データ入力に適した性格であることを伝える

データ入力の仕事は、主に文字入力のスピードが求められますが、ほかにも集中力がある人や、我慢強く根気のある人、丁寧な仕事ができる人、コツコツと自分の仕事をこなしていく人などが向いています。自分自身の性格と照らし合わせて、データ入力の仕事に合っているものがあれば、それもアピール材料となります。

これまでにしてきた学生時代のアルバイトやゼミの研究、ボランティア活動などを通して、自分の長所や得意なことを伝えることも効果的です。データ入力の仕事でも、文字の入力がメインの業務や、電話で顧客とコミュニケーションを取りながらおこなう業務など、それぞれの特徴があります。希望する職場の特徴と自分の性格が合っていることを伝えられるように書いてみましょう。

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データ入力の志望動機例4選

それでは、データ入力の志望動機としてふさわしい例をいくつか見ていきましょう。志望動機を考える際の参考にしてみてください。

志望動機の例文①

私が貴社を志望する動機は、自分のタイピングスキルを業務に活かせると思ったからです。◯◯で受けたタイピングスキルチェックでは、△△という結果でした。データ入力においては、スピードも大切ですが正確さも同じくらい大切だと思っています。貴社はデータ入力後のチェック体制がしっかりしていて、安心して業務に取り組めそうだと感じました。私も貴社の一員として、自分のスキルを活かしながら、一つ一つ丁寧に作業をおこなっていきたいと思っています。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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まず、自分のスキルをアピールする志望動機の例です。タイピングスキルの他に、エクセルやワードなどの操作も業務に役に立つかもしれません。その会社の業務内容に活かせそうなPC操作のスキルについて盛り込むようにするとよいでしょう。

志望動機の例文②

私が貴社を志望した動機は、社員のスキルアップのための体制がしっかりしていて、社員一人一人を大切にしている社風に惹かれたからです。私が以前にアルバイトしていたデータ入力の会社では、スキルアップのための体制がまったく整っておらず、業務に必要なスキルをある程度身につけるまで非常に苦労した経験があります。私が貴社の一員となった際には、貴社のお力をお借りしながらスキルを向上させていき、少しでも早く貴社に貢献できるように努力していきたいと思っています。

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次に、その会社の社風や理念などを盛り込んだ志望動機の例です。自分が働く上で大切にしていきたいことがその会社の社風と合っていれば、お互いが気持ちよく働いていけるはずです。

志望動機の例文③

私が貴社を志望した動機は、大学の研究室で行っていた◯◯の経験が活かせると思ったからです。◯◯は、実験のデータを専用端末に入力していく作業でしたが、長時間黙々とデータを入れていかなければならず、また少しでも間違いがあっては正しい結果が得られないため大変でした。しかし、この経験のおかげでタイピング速度が速くなり、△△などのPC操作もできるようなりました。貴社の一員となった際にはこの経験を活かし、常に集中力を切らさないように業務に取り組んでいきたいと思います。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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最後に、学生時代の経験をふまえてどのように業務に貢献できるかを述べた志望動機の例です。研究室での経験やアルバイト経験などの中から、データ入力の業務に活かせそうなことがあれば、積極的にアピールしていきましょう。

志望動機の例文④

私はコツコツと作業することが好きです。学生時代にはエクセルやワードなどのビジネスソフトの基本スキルを習得しました。集中してミスがない仕事ができると達成感を感じます。入力スピードにも自信があり、得意のデータ入力で実力を発揮できると思い、今回応募いたしました。タッチタイピングでは、1分間で100字程度打つことができます。貴社ではスピードも求められると思いますので、持ち前の根気と集中力を発揮して正確でスピードのある仕事をしたいと思います。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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自分自身のコツコツと作業をすることが好きだという性格を伝えて、データ入力に合っている人材であることをアピールしています。具体的な数字を出すことで、入力のスキルがどの程度か分かりやすくするとよいでしょう。

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データ入力の志望動機NG例

まず、データ入力の志望動機としてふさわしくない例を見ていきましょう。どこが良くないのか考えながら読んでみてください。

NG例

私が貴社を志望する動機は、人と話すことが嫌いなので、パソコンに向かって黙々と作業できることが魅力的だったからです。私はこれまでも◯◯や△△など、あまり人とのコミュニケーションが必要ではないアルバイトを選ぶようにしてきました。そのおかげで、どんなことでも自分の力でやり遂げる力を身につけることができました。貴社の一員となった際には、これまでの経験を活かして、黙々と業務に取り組んでいきたいと思っています。

データ入力を志望する方の中には、人とのコミュニケーションにあまり自信がないという方も少なからずいるかもしれません。しかし、黙々と作業することが多いとは言え、社員から指示を受けたりスタッフ同士で協力し合わなければならない場面もあるでしょう。コミュニケーションに自信がないことをあまりに全面に出してしまうと、採用担当者に不安を感じさせてしまうかもしれません。

それよりは、自分の長所や得意なことをどのように業務に活かしていけるかを伝えたほうが、好印象でしょう。

データ入力の志望動機ではスキルをアピールする

ここまで、データ入力の業務内容や、志望動機を考える際のポイントなどを見てきました。志望動機を考える際には、データ入力に必要なPCスキル、コツコツとした業務が得意といった自分の特性、なぜその会社に入りたいのかといった点を盛り込むように意識しましょう。

また、データ入力は、オフィスだけでなく在宅でできる仕事が多いのも特徴です。業務を続けていく中でスキルを磨いていくことで、将来ライフスタイルが変わったときにも何らかの形で仕事を続けることが可能かもしれません。志望動機を考える際には、身に付けたいスキルや将来の自分の姿などをイメージしてみるのも良いでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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