就活その他

【証明写真は笑顔で撮ろう】自然な表情の作り方と撮影時のポイント

証明写真では自然な笑顔で好印象を勝ち取ろう

自分の履歴書を魅力的な文章で上手く書くのも非常に大切ですが、それと同じくらいに大切なのが、履歴書に貼る写真です。文章を見るときは、字が綺麗であるか、内容が印象の良いものであるかを企業側が判断します。ですが、証明写真の場合は写り具合のみで判断されてしまいます。

せっかく履歴書の文章が素晴らしく良いのに写真の写りが今ひとつではマイナスイメージになり、勿体無い事態が起こってしまうでしょう。履歴書の証明写真は本人の印象を決める大事なものであるため、無表情ではなく自然な表情で笑顔になるように写った写真が良いでしょう。なかなか自然な笑顔の一瞬を写真に収めることは難しいため、普段から自然な笑顔が出来るようにすることが大切です。日常生活でも気を付けて表情トレーニングをしていきましょう。

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無表情の証明写真は無愛想な印象になる

履歴書に貼る証明写真は自然な笑顔で撮りましょう。証明写真は、まさに履歴書の「顔」といっても過言ではありません。読み手は、真っ先に写真に目が行きます。どういった学生だろうとイメージを勝手にふくらませることでしょう。その証明写真が無表情の場合、相手には無愛想な印象を与えます。愛想のない表情では、履歴書を読む前に、こちらからやる気を削いでしまっているのと同じです。履歴書の証明写真一つで、読み手の意識を左右してしまいますから、まずは自然な笑顔で好印象を勝ち取りましょう。

自然な笑顔で第一印象をよくすることができる

笑顔は最高の化粧とは、よく言ったものです。履歴書に、自然な笑顔で撮られた証明写真を貼ることで、第一印象を良くすることができます。証明写真とはいえ、気を緩めずに撮影しましょう。むしろ、直接会っていないからこそ、証明写真一枚にしても、大事にしたいところです。自然な笑顔で第一印象を良くすることができれば、面接官も期待を持って、学生と会うことになります。

履歴書の証明写真に貼られたとおりの、自然な笑顔の学生が目の前に現れれば、面接も良い方向に進む可能性が高まります。自然な笑顔で第一印象を良くして、面接官の共感を得るための最善策を取りましょう。

思いっきり笑顔はNG

履歴書の証明写真は、第一印象を良くするために笑顔で撮りますが、思いっきりの笑顔はNGです。思いっきり満面の笑みの証明写真は、得てして大げさに映るからです。大げさな笑顔を作ると常識がないと思われかねません。やはり、自然な笑顔を心がけましょう。

自然な表情を作るポイントは3つあります。1つ目は、口角です。下がっていたり、真一文字に結ぶのではなく、口角は少しあげましょう。2つ目は、目線です。目は口程に物を言います。柔らかい表情を意識してみましょう。自然に目尻も下がり和やかな表情になります。3つ目は、顎の角度です。顎に関しては、上がり過ぎも下がり過ぎもよくありません。若干顎を引くくらいがベストです。

自然な表情を作る3つのポイント

証明写真に写った時に自然な表情で微笑んでいるように見せるには、ただ微笑もうとするだけでは不自然になることも多いでしょう。「自然に」と思っていると、逆に意識し過ぎて顔全体が引きつったり、ぎこちなく写ることもあるものです。

まず、顔の中のどこを動かせば自然な表情になるのかを自分の顔を見て研究することが大切です。人それぞれ顔の特徴が違っており、意識して動かす部分も差があるでしょう。自分の顔のどの部分を意識して表情を作るのかのポイントを押さえ、鏡を見て練習することが必要です。

①口角

口角は顔全体の印象を左右します。目のように目線を合わせたり、見る回数も注視する時間も長くはありませんが、口角がどのようであるかで、良い印象になるか、悪い印象になるかが決まります。口角の角度で自分がどんな気持ちでいるのかも相手に分かるでしょう。

良い印象の口角とは自然に微笑んでいる状態の口角です。良い印象にしようと思ってあまり口角を上げ過ぎても、不自然な笑みが生まれるため力んだ印象を与えてしまいます。逆に、口角を気にせず口元に気を抜いているとやる気のない印象になるため、引き締めて撮ることが大切です。

女性は落ち着いた大人のイメージで少し微笑むくらいがベストで、男性はしっかりしたイメージを与えるため、少し力を入れて凛々しい笑顔で決めると良いでしょう。好印象を与える口角の角度になり、印象の良い表情が撮れるでしょう。

②目線

目は口ほどにものを言うという諺がありますが、本当に的を得ていて、目線がどのようであるかは非常に大切です。目が自分の全てを語るとなれば、どのように目線を相手に印象付けるかがポイントとなるでしょう。

証明写真は決め顔の一瞬を撮るもので、まばたきをしたり気を抜かないように臨むことが大切です。目線は、表情や思っていることなどを着実に表しています。自分の生きてきた過程が表われ易いところでもあります。

写る時はカメラ目線で、しっかり目に力を入れ、グッと目を開いてカメラを見つめましょう。見つめる時に視線が上がり過ぎると、顎を突き出す形になり不自然に写ります。真っ直ぐ前を見ることができる自然な位置がベストです。視線が下がると睨んでいるように写ったり暗い印象になりがちなため、気を付けましょう。

③顎の角度

目線の位置を確認すると、次は顔全体のバランスを考えていきます。自然な目線の位置で顔のバランスを見る時、身体のちょっとした動きや姿勢によって写り方が変わることに気付きます。ここでは普段の自分の仕草が出やすいため、いつもより姿勢を正し、顎の角度を調整してみましょう。顎の角度も大切で、顎を引き過ぎると顔が暗い印象になってしまいます。

反対に、顎を上げ過ぎると不自然で態度が大きい表情で撮れてしまうため、これもまた良くありません。写真館で撮るならば、写真屋さんに何かしらのアドバイスをもらいながら証明写真を撮るのですが、写真ボックスで撮る時には自分で気を付けて撮らなければいけません。ボックスの場合は、顔を入れるベストな位置のラインが出るので、それに合わせて自分の顔を調節して合わせて撮ってみると良いでしょう。

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証明写真を撮るときの4つのポイント

証明写真を撮るときの4つのポイント

自然な表情で好印象な顔を作ることが出来たら、証明写真を撮るための準備はばっちりでしょう。普段から好印象な表情を作ることも大切ですが、証明写真を撮る時は一瞬です。その瞬間に、最高に自然な笑顔で撮れることが理想になります。写真に写るのは顔と上半身のみですが、全身が写るような気持ちで身だしなみを整えて写真撮影に挑みましょう。たかが写真、されど写真で、証明写真を撮る時のポイントはいくつかあります。

①姿勢を整える

就職活動のための写真を撮る時には、普段の自分より良く見せようと思って撮るはずです。ですが、いつもの癖や姿勢はそのまま写ってしまいます。就活のための写真、と自分に気合を入れて、姿勢を正し真っ直ぐに背筋を伸ばすことがポイントです。

写真を撮りに行く前にまず全身チェックが大切です。全身が写る鏡を見ながらスーツ姿の自分を、前後・左右から客観的に見てみましょう。意外と猫背は自分で気付きにくいのでチェックしてみましょう。肩が下がったり、逆に上がり過ぎて不自然な姿勢にならないようにしましょう。

姿勢が悪いと、スーツやシャツに皺がよってだらしない印象を与えてしまうことになるため、気を付けて姿勢を伸ばすことが大切です。姿勢を整えることで顔も上向きになり、明るい印象になります。全体の軸と思って姿勢に気を配りましょう。

②服装はリクルートスーツ

証明写真を撮る時の服装は、普段着ている私服やオフィスカジュアルの服装ではなく、就活に最適なリクルートスーツを着用するようにしましょう。実際に仕事をする時には私服の可能性もありますが、何かの節目には正装するように、就活する場合の証明写真も大切なターニングポイントと言えるため、スーツがベストです。

リクルートスーツを着る時は、男性と女性ではスーツの着こなし方にそれぞれポイントがあります。男性にはネクタイがあり、証明写真用には目立つ柄がなくブルーや紺色など深めの色を着用すると爽やかで知的な印象を与えることができます。仕事に対する本気度が伝わるでしょう。

女性スーツにはネクタイがないため、襟元のシャツがよく目立ちます。スーツの下に着るシャツはシンプルなタイプを選び、ボタンを開けるのは一番上のみにすると良い印象でしょう。

③清潔感を意識しよう

写真の場合でも、見る相手に好印象を与える工夫をしましょう。リクルートスーツの服装では、かっちりとした印象の服であることから、身だしなみもすっきりときちんとした装いを心がけることが大切です。女性の場合では、スーツに合うようなメイクが必要でしょう。就活の写真ですから、カジュアルで派手なメイクではなく、シンプルで落ち着いたナチュラルメイクをする方が清潔感があり好感が持てます。

男性の場合は、ネクタイの締め方1つで印象が変わります。ゆるんでいると野暮ったいイメージを与えてしまいますが、きっちりとネクタイが結んであると、爽やかで清潔感があり、知的な締まった印象になるのです。また、女性、男性ともに髪型にも気を配り、女性は髪をすっきりまとめる、男性は短髪にするなど清潔感を意識してみましょう。

④証明写真は写真館での撮影がオススメ

証明写真を撮る場所は、写真ボックスや写真館で撮影するなど複数あります。写真ボックスであれば、何回も撮り直しが出来て仕上がりを自分で確認しながらベストな写真を選べるので便利です。ですが、自分の目で見て選ぶ自己判断のため、見方に偏りがある場合に気付きにくいのが難点です。

写真館であれば、プロのカメラマンに撮ってもらえるため仕上がりに安心感があります。就活のための証明写真と話せば、社会人の先輩でもあるカメラマンから、写真を撮る際にさまざまなアドバイスをもらうことが出来るでしょう。

どちらも良い所はありますが、証明写真を撮る時にどちらにしようか迷う場合は、写真館での撮影をお勧めします。顔の表情などの不安な点を、写真のプロがしっかりと指示してくれるため、安心して撮ってもらえるでしょう。

書類選考を突破するために証明写真はとても大切である

就活の履歴書は、仕事を手にしたいと思う全ての人にとって一番最初に出す大事な自己アピールです。何をどのように履歴書に書いているのかが大切ですが、同じように企業に最初に顔を印象付ける証明写真も、採用の可否に関わる非常に大切なものとなってきます。

どのようなリクルートスーツの着こなしか、清潔感はあるか、人物の表情から伝わる印象はどのようであるかなど、写真から見る印象を企業側はチェックするでしょう。ですから、写真にも気を抜かずに面接をしているのと同じような気持ちで撮ると良いものが撮れるはずです。

まず、就活の第一歩として書類選考を突破しなくてはなりません。自分で納得のいく写真を撮り、書類の準備を怠らないようにしっかりと細かい点まで気を配り、就活を進めていくようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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