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【バイトしながら就活はできる?】メリットとデメリットを解説

バイトしながら就活をすべきか

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就活単体でも非常にハードなため、バイトをしながらおこなうか悩む人も多いでしょう。バイトも就活も上手に両立できるならそれに越したことはありませんが、どちらか一方に偏ってしまい、結局両方失敗する場合もあります。バイトで失敗するだけならまだましですが、就活で失敗すると挽回をはかるのが大変なため、注意しなければなりません。

就活が大変ならバイトはすっぱりやめて、就活1本に専念するという方法もありますが、事情によってはバイトが必要になることもあるでしょう。また、バイトが必ずしも就活に悪影響を及ぼすとは限らず、場合によってはプラスに働くこともあります。バイトをしながら就活をするべきか、それぞれの関係性を考慮して考えましょう。

バイトしながら就活をするメリット

バイトをしながら就活をするのは、時間的にも体力的にも、なかなかに難しいことです。しかし、それでもバイトを続ける人がいるのは、何かしらメリットがあるからでしょう。一般的には、大学生がバイトをする一番の理由は「お金のため」であることが多いようです。

ですが、バイトをしながら就活をするメリットは、それだけではありません。就活中だからこそのメリットもあるのです。それはどんなメリットなのか、詳しくみていきましょう。

メリット①金銭的な余裕が持てる

バイトをしながら就活をするメリットは、金銭的な余裕が持てる点が挙げられます。就活と並行しておこなうことで、それほど稼ぎが出るわけではありませんが、少なくとも3万円以上は稼ぐことは可能でしょう。就活中は何かと物入りになることが多く、お金がなくて就活が進められなくなることもないわけではありません。

就活を始めるには、スーツやシャツ、ネクタイ、靴、ベルト、かばんなどの購入が必要になり、さらに企業説明会や選考に参加するための交通費も欠かせません。就活が近場で済むならいいですが、遠方に出かける場合は交通費も高く、場合によっては宿泊費まで必要になることもあります。金銭的な余裕がないと、就活だけではなくプライベートまで大変になるため、バイトを続けることでこの問題からは解放されるでしょう。

メリット②就活の息抜きになる

就活の息抜きになることも、バイトを続けるメリットのひとつです。バイトは大変な反面、就活のことを忘れられる時間でもあり、仕事に没頭することでマイナスの気持ちも吹き飛ばせます。職場に親しい人がいるなら、一緒に働き、話すだけでも息抜きになり、気持ちを切り替えて就活に臨めるでしょう。

就活は集中して取り組むことも大切ですが、のめり込み過ぎると視野が狭くなり、空回りしてしまうことも多いです。適度に息抜きをすることで、就活の疲れを癒すことができるでしょう。バイトはちょうどいい息抜きになり、定期的に気分転換の時間が取れることは大きなメリットとなるはずです。

メリット③経験が積める

人によって取り組むバイトは異なりますが、仕事の経験が積める点は共通しています。バイトと正社員では区分が違いますが、働くという点では共通しており、仕事の経験を積むことが就活に活かされることも多いです。バイトを通して培った仕事観や仕事への心構え、仕事の段取りの付け方などは、就職してからも活かせる場合があります。

もちろん、正社員として働くのとバイトでは大きな違いがあるため、完全に仕事を理解した気になるのはよくありません。しかし、違いを把握した上で経験をアピールするなら、仕事への理解度も高く豊富な経験を積んでいると評価され、高評価に繋がることも多いです。

メリット④スキルを磨ける

バイトをすると、その職種や業種に応じたスキルが身につきます。例えば、ホテルや結婚式場などでのアルバイトをすれば、接客術が身についたり、言葉遣いや立ち居振る舞いが洗練されたものになったりするでしょう。コンビニや飲食店などの接客業であれば、愛嬌やハキハキとした受け答え、レジなどで金銭を扱う際の注意力などが身につきます。

また、仕事に役立ちそうなスキルに固執する必要はなく、飲食店の調理場で料理のスキルを身につけるというのも、将来役立つときが来るでしょう。同業種であれば、バイトで身についたスキルを就活でアピールできる可能性が、より高くなります。たとえ違う業種であっても、バイトで学んだこともひとつの経験としてアピールすることは十分に可能といえます。

バイトしながら就活をするデメリット

バイトをしながら就活をするのには、メリットと同時にデメリットもあります。人によって感じ方はそれぞれですが、就活と学業とバイトの全てを同時にこなすのは、並大抵のことではありません。

バイトをすることで得られるメリットと比べてデメリットが大きくはないか、自分の力量に合わせて吟味する必要があります。客観的な視点でメリットとデメリットを比べましょう。では、バイトをしながら就活をするデメリットについて、詳しくみていきます。

デメリット①スケジュール管理が大変

バイトをしながら就活をするデメリットは、スケジュール管理が大変になることが挙げられます。就活は短期間でハードに動き回らなければならず、就活のスケジュールを組むだけでも大変です。企業説明会や選考の日程、さらには書類選考の締め切りまで把握しなければならず、選考の進み具合によっては急遽予定が増えることもあります。

就活の予定は当日に組まれるイレギュラーなものが多く、対してバイトのシフトは遅くても1週間前程度には決めなければならないことが多いです。イレギュラーな就活の予定と、早めに決めるバイトの予定の調整をするのは難しく、ダブルブッキングになることも少なくありません。スケジュール調整の労力を考えると、就活中にバイトを続けるのはデメリットになりやすいでしょう。

デメリット②就活とバイトの両立は難しい

バイトと就活にはそれぞれ違った大変さがあり、どちらか一方をきちんとやり遂げるだけでも大変です。そのため、両立させようとしても大変過ぎて両方中途半端になり、就活まで失敗するケースも少なくありません。バイトが忙し過ぎて就活の予定が組めず、なかなか選考にも参加できないこと場合や、働き過ぎで選考の準備ができないままに面接を迎えてしまうこともあります。

両立に失敗する理由は人によって違いますが、基本的には忙しさのあまり、どちらも中途半端になりやすいことが原因と考えましょう。中途半端になってしまった場合、バイトのほうが迷惑をかける人数が多いため、そちらを優先してしまいがちです。自分のことを後回しにしているうちに、気づいたら他の就活生と大きく差が開く可能性も0ではありません。

バイトをしながら就活をするポイント

バイトをしながら就活をするポイント

バイトをしながら就活をすることにはデメリットがあるものの、可能なら働きたいと考える人も多いでしょう。また、金銭的な事情で就活中もバイトをやめられない人もおり、続けるなら就活と両立させる方法を考えることが大切です。バイトをしながら就活も上手に進めるのは難しいですが、両立の手立てがないわけではありません。バイトの仕方を工夫するだけでも、就活への影響を押さえて、両立させることは可能です。

時間の融通の利く仕事をする

バイトをしながら就活をする際に問題になりやすいのが、スケジュールです。バイトは早めにシフトを決めなければならないため、後から選考の予定が重なることも多いでしょう。スケジュールはイレギュラーに入るため、ダブルブッキングをしてしまうのは仕方ないです。

もしもの場合に日程を動かしやすいよう、時間の融通が利きやすいバイトを選ぶことが大切です。おすすめなのは日雇いのバイトであり、仕事によっては当日申し込み、働けるものもあります。就活用に予定を開けながらバイトもできるため、両立はしやすいです。また、長く働いているバイト先で就活のために融通を利かせてもらえるなら、そこで続けるのもいいでしょう。

日中のシフトを避ける

就活の予定が入るのは基本的に日中のため、その時間帯を避けてバイトを入れるのもおすすめです。例えば夕方から夜にかけての時間なら終業時間を迎える企業が多いため、それ以降の時間で面接に呼ばれることはありません。夜に働くなら居酒屋がおすすめです。店によっては、深夜から朝方まで働くこともできます。

もしくは、新聞配達やパン屋などで早朝に働き、そのまま選考に向かうのもおすすめです。朝に働くと疲れるとイメージする人も多いでしょうが、早起きして体を動かしておくことで、頭がすっきりすることも多いです。朝一の時間に面接の予定を入れることで、寝坊の心配もなく、眠たくならないうちに選考を終えられるでしょう。

土日に集中して働くのもおすすめ

選考を始めとして、就活の予定が入るのは平日が基本のため、平日は就活に集中し、土日にバイトをするのもおすすめです。土日だけでも終日働くことで十分な稼ぎを得ることはでき、生活費や就活資金にも困ることはないでしょう。一部土日に選考やイベントをおこなう企業もありますが、それは極めて稀なケースのため、気にする必要はありません。

土日でも稼働している飲食やサービス業界だと、平日以外でもイベントがあると思う人も多いでしょうが、実はこれもほとんどありません。これらの業界では土日がもっとも忙しくなるため、選考をしている余裕がなく、店の営業で手一杯になっていることが多いです。平日は就活、土日はバイトと分けることで、気持ちの切り替えもしやすいでしょう。

バイトの有無による就活での評価

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バイトをしながら就活をすることは可能ですが、そもそもバイトをしていないという人もいるでしょう。バイトをすることで仕事の経験が得られ、それを選考でのアピールに役立てることもできます。そのため、バイトをしていない=アピールできる仕事の経験がなく、不利になるのではないかと心配する人も少なくありません。就活をスムーズに進めるためにも、バイト経験の有無がどのように影響するのかを知り、就活とバイトの関係への理解を深めましょう。

バイト経験がなくても問題ない

結論から言えば、バイト経験の有無は就活ではそれほど重要視されません。バイトの経験がないからといって、それだけでマイナスの評価になるわけではなく、不利な要素にはならないことは理解しておきましょう。また、バイト経験があることも、ただそれだけで有利になるわけではなく、単にアピールの題材が作りやすいというだけに過ぎません。

つまり、バイトの経験を就活でのアピールに使わないなら、経験の有無はほとんど関係なく、他の部分でどれだけ自身を売り込めたかで評価が決定します。もちろん、バイトをしていない場合は、それに代わる経験を提示することが大切であり、それもないと学生時代に何もしていないと思われ、評価が下がります。バイト経験がないなら、勉強や趣味など別の経験を使ってアピールすることが大切です。

志望先と関係するなら評価の対象になる

バイトをしているからといって、それだけでプラスになるわけではありませんが、志望先との関係が深い仕事の場合は評価の対象になりやすいです。例えばアパレル業界を志望していて、バイトでもアパレルショップで働いている場合、現場でのノウハウは身についていると判断され、高評価を得やすくなります。

もちろん、単に経験があるだけでは評価の対象にはならないため、バイトでどのようなことを身につけたか、経験したか、何ができるようになったかのアピールが必要です。できることを伝えると評価もされやすく、採用担当者の印象にも残りやすいでしょう。バイト経験は志望先と同業界で働いていたことでも評価の対象になるため、バイト先と志望先が違っていても、業界内で通じる部分をアピールすることが大切です。

バイトを続けるかは就活の進捗と相談しよう

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バイトをしながら就活を進めることは可能であり、やり方次第で両立して就活を成功させることもできます。しかし、両立が難しいのも事実であり、場合によってはバイトをやめて就活に専念したほうがいいこともあります。バイトを続けるかどうかの判断は、メリット・デメリットから考え、さらに就活の進捗具合とも相談して決めましょう。

基本的にはメリットが大きいなら続ける、デメリットが大きいならやめるべきですが、メリットが大きくても就活があまりに難航しているなら、やめたほうがいい場合もあります。バイトに時間を割くことが惜しいくらい就活の時間が足りていないなら、思い切ってやめて就活に専念しましょう。スケジュールと自身のキャパを見ながら、バイトと就活のバランスを取ることが大切です。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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