筆記試験

性格適性検査のライスケールとは|対策の必要性や出題例を解説

性格適性検査での種類である「ライスケール」

性格検査ではライスケールと呼ばれるものがあり、選考を攻略するためには、ライスケールについても理解を深めておくことが大切です。あまり聞き覚えのない言葉ですし、実際にどんなものであるかを知らない人は多いです。しかし聞き覚えがないからといって、知らなくてもいいわけではなく、就活を攻略するためにはどんな些細も知っておかなければなりません。

少しでも情報を身に付けている方が選考はスムーズに進められますし、性格検査であっても上手に進められます。就活では性格検査は重要視されていない場合も多いですが、その人の本質を図ったり、仕事への適性を見るなど、実は重要なものです。ライスケールへの理解を深めて、性格検査も上手に攻略していきましょう。

ライスケールとは?

そもそもライスケールとは性格適性検査の判断基準の一つであり、その人の回答の虚偽を見るものです。性格検査では複数の問題に解答、総合的に判断して対象者の性格や仕事への適性を測っていきます。問題に対してどのように解答したのか、どの選択肢を選んだのかによって性格を判断していきますが、質問の中には嘘をついているかどうかを見るためのものがあります。

性格を図るのではなく、嘘をついていないかを図る質問がライスケールと呼ばれており、何問該当したかで虚偽の強度を決めていくものです。就活では嘘をつくと印象が悪くなりますし、場合によってはその場で不合格になる可能性もあります。ライスケールに引っかかってしまうと不合格になる可能性が高いので、性格検査では慎重に解答していかなければなりません。

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ライスケール対策への考え方3つ

ライスケールは嘘をついているかどうかを測るものであり、嘘をついていると思われないためにも質問には慎重に解答していく必要があります。しかし性格検査はその人の本質を見るためのものですし、上手に解答しようと考えても上手くいかないことも多く、場合によってはそれがマイナスに働くこともあります。

そのため対策は不要だと考える人は多いです。ライスケールは選考を勝ち抜くためには避けなければならないものですが、対策は必要なのか、それとも不要なのかを知っておきましょう。

①対策は必要ない

性格検査では正直な人柄を伝えることが大切ですし、好印象にもなりますので、ライスケールはどうにかして避けなければなりません。しかし質問に対して素直に答えなければ、かえって誤解された人物像が伝わってしまうため、対策は全く無駄という考え方の人もいます。

ライスケールを意識するあまりに、上手に解答できなくなってしまい、結果的に評価が悪くなってしまう場合も多いです。自分を良く見せようとして嘘をついていると判断されれば印象が悪いですが、誤解された人物像が伝わってしまい、それがさらに大きくマイナスとなってしまう可能性もあります。対策自体も難しいですし、結果的にマイナスになる可能性が高いならと、そもそも対策をせずに正直に臨もうと考える人は多いです。

②ライスケールとは何かの理解が重要

ライスケールは対策が無駄だと考える人は多いですし、実際に対策をしても無駄になることは多いです。無駄になるだけであればまだいいですが、場合によってはマイナスに働き、評価が下がってしまうこともあります。ライスケールの対策は非常に難しいですし、何もしない方がいい場合もありますが、それでも全く何をするのかも知らないままでは、戸惑う可能性もあります。

本格的な対策はしないまでも、ライスケールとは何かの理解が重要です。ライスケールの存在を認識しているのと、全く知らないのでは性格検査の進め方も違ってきますし、情報のなさにより損をしてしまうことも多いです。性格検査を攻略するためにも、ライスケールとは何かを正しく理解しておきましょう。

③一貫性のある回答

ライスケールの回答は一貫性が大事であり、同じ試験の中では、あまりに回答に一貫性がないと性格に問題があると捉えられるので注意が必要です。ライスケールの質問では類似する質問が出されることもあり、それらの質問に対しての解答が違っていないかなどからも、嘘をついているかどうかを判断しています。

解答に一貫性がないために嘘をついていると判断される可能性が高いです。一貫性のない人は、信用できない人物として判断されてしまう場合もあります。上手に解答しようと意識するあまりに、解答がぶれてはいけませんので、一貫性を意識して解答を進めていきましょう。

整合性は取ろうとしない

ライスケールは一貫性を持った解答が大切であり、整合性を取ろうとしないことも大切です。前回のライスケールに引っかかったからといって、前回との整合性をとろうとして今回もわざわざ引っかかるような回答は避けなければなりません。整合性を意識して、同じ問題に引っかかってしまうと印象悪くなりますし、よりマイナスの評価になってしまう可能性も高いです。

ライスケールはあくまで性格検査の指標の一つであって全部ではありませんし、一問引っかかればすぐさま虚偽の診断を受けるものでもありません。複数問虚偽を示す解答があって、はじめて嘘をついている可能性があると疑われる程度ですので、整合性を気にせずに素直を気持ちで解答を進めていきましょう。

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ライスケールの出題例

ライスケールの対策は無駄になってしまうケースも多いですが、それでも何も対策をしないよりはいいですし、対策がプラスに働く場合もあります。ライスケールの対策方法としてはさまざまありますが、最も効果的なのは実際の出題例を知っておくことです。

どんな問題がライスケールとして出題されているのか知れば、解答をスムーズに進められます。ライスケールの出題例を知り、どのように解答していけばいいかを知って、性格検査を攻略していきましょう。

一般的な出題例

ライスケールの問題はさまざまありますが、「後悔が多く、後ろ向きな人間だ」、「物事を深く考え、行動できないことが多い」などが挙げられます。ライスケールは少しでも自分を良く見せようとする心理をついたものであり、これらの質問にどのように解答するかで虚偽を見ています。

「後悔が多く、後ろ向きな人間だ」などであれば、Noと答え、前向きな人間性をアピールした方が好印象です。明らかにNoと答えた方が印象は良いですが、他の質問の解答で後悔しやすい、あるいはネガティブな傾向にあると診断されていれば、嘘をついているとみなされます。ライスケールはその質問だけではなく、その他の質問も総合して考えられますので注意しておきましょう。

絶対にYesと答えてはいけない出題例

ライスケールでは絶対にYesと答えてはいけない問題もあり、それは「一度も~ない」などの"強い否定”の入った質問です。「これまで一度も嘘をついたことがない」や「一度も勉強を嫌になったことがない」などの質問が挙げられ、「一度も~ない」の形式で出題されれば注意が必要です。

一度も嘘をついたことがない、一度も勉強を嫌になったことはないなどであれば、Yesと答えた方が好印象ではあります。しかし嘘をついたことのない人などいませんし、誰しも一度くらいは勉強を嫌になり、サボりたいと考えたことはあるはずです。誰しも経験があるはずの質問に対して、Yesと答えてしまうと嘘をついていると判断されてしまう可能性が高いので注意しましょう。

ライスケールは素直に回答し一貫性を持たせること

ライスケールは性格検査の判断基準の一つであり、その人の虚偽を測るものです。就活では信用があるかが重要視されていますし、嘘をついていとそれだけでマイナスの印象を与えてしまいます。ライスケールには引っかからないように注意して、嘘をついていないことをアピールしなければなりませんが、意識するあまりに解答がぶれてしまうことは多いです。

ライスケールを避けようとすればするほど、解答に一貫性がなくなってしまい、評価が悪くなることは多いので、一貫性を持たせることを意識しなければなりません。性格検査を攻略するには、素直に解答していくことが大切です。ライスケールの存在を理解して、素直に解答を進め、一貫性を意識して人柄の良さをアピールしていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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