インターン
IT業界のインターンに参加したい人へ|基礎知識からおすすめ企業まで
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目次
インターンに参加する目的を明確にしておくと就活で役立ちやすい
IT業界に漠然とした魅力を感じていて、志望している就活生は多いのではないでしょうか。そして中には、IT業界に対する漠然とした魅力を具体的なものにするために、IT業界の企業のインターンに参加しようと考えている人もいるでしょう。
「インターンへの参加を考えているが、そもそもインターンの概要を知らない」
「プログラミング職などのインターンに参加したいが、未経験なので参加できるのか不安」
「インターンについての知識がある程度あり、IT業界のおすすめの企業を知りたい」
この記事では上記のような不安や疑問を抱える就活生に向けて、IT企業インターンの基礎知識や特徴から、IT企業のおすすめのインターンまで詳しく解説していきます。
IT業界のインターンについて理解を深め、自分にあうIT企業のインターンに応募できる状態を目指しましょう。
そもそも企業がインターンを開催する目的とは
ここからはそもそも企業がインターンを開催する目的は何かについて解説していきます。企業がインターンを開催する目的を知ることで、インターンによって内容や開催時期が変わることがわかります。
そして内容や開催時期を理解することで、自分がどのインターンに参加すると良いのかを判断できるでしょう。就活に役立つインターンに参加するために是非参考にしてみてください。
インターンとは
そもそもインターンとは、就業体験を指す言葉です。自分の興味のある業界や企業で就業体験を行うことが一般的です。
就活生がインターンに参加する主な目的は、業界・企業への理解を深めて自分の志望する業界・企業を絞り込むことが目的の一つでしょう。
例えばIT業界に漠然と魅力を感じている人は、就業体験を通してIT業界・企業を自分は志望するのか。志望する場合、どの企業を志望するのかを明確にすることが主な目的でしょう。
インターンは大きく2種類に分けられます。それぞれ詳しく特徴と違いを見ていきましょう。
適職診断でIT業界との適性を確かめてください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
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長期インターン
まずは長期インターンです。長期インターンとは一般的に3ヶ月以上の期間、就業体験を行うことインターンを指します。
長期インターンを企業が開催する目的は、即戦力を集めるためです。そのため開催される時期は企業により異なります。そしてIT業界の場合、長期インターンはベンチャー企業が開催することが多い傾向にあります。
理由は人材不足を解消するためです。前提、ベンチャー企業は大手企業と比較すると知名度が低いです。そのため人手が足りない時に採用したいと思っても、なかなか人が集まりません。そこで長期インターンを開催し即戦力となる学生に参加してもらうことで、人材不足を解消しているのです。
このような理由からベンチャー企業が長期インターンを開催することが多いです。また即戦力を集めることが目的なので、企業の利益に関わる正社員と同様の実務を体験できるでしょう。
加えて、就活生のみを参加対象としていないため、大学1年生から4年生までの誰もが参加できます。ただ応募が殺到した場合には、大学3年生以上の学生が優先的に参加できる傾向があります。
したがって長期インターンの主な内容は、正社員と同様の実務を任されることが一般的です。
短期インターン
次は短期インターンです。短期インターンとは、一般的に数日~1ヶ月程度の期間、就業体験を行うことインターンを指します。
長期インターンとの違いは開催期間です。短期インターンは長期インターンよりも開催期間が短いです。そして開催期間の違いを就活生に分かりやすくするために、短期・長期インターンと呼び分け、区別されています。
短期インターンを企業が開催する目的は、就活生からの自社への認知度を高めるためです。そのため就活生が参加しやすいであろう、大学の長期休暇あわせてに開催されることが多いです。そして夏休み(7月~9月)に開催されるものを「サマーインターン」、冬休み(12月~2月)に開催されるものを「ウィンターインターン」と呼び区別しています。
そしてサマーインターンは8月、ウィンターインターンは2月がそれぞれ最もインターン開催時期として多いです。
また就活生を参加対象としているため、大学3年生以上の学生のみが参加できます。加えて就活生からの自社への認知度を高めることで、本選考に進んでほしいという狙いが短期インターンにはあります。
そのため短期インターンの主な内容は、企業説明やグループワークと呼ばれる企業への理解を目的としたプログラムを企業が用意していることが多いです。
以下の記事では短期インターンの選び方について詳しく解説しています。
IT業界のインターンの特徴
ここからはIT業界のインターンの特徴について詳しく解説していきます。
IT業界のインターンの特徴を理解して、自分はIT業界のインターンに参加するのかを判断してみてください。
私服で参加できる企業が多い
まずは私服で参加できる企業が多いことが挙げられます。これは他の業界ではあまり多くありません。
例えば金融業界などのお金を扱うような業界では、基本的にインターンはスーツを着用して行われることが多いです。
しかしIT業界は私服で参加できる企業が多いです。理由として挙げられるのは、正社員の方が普段からスーツ着て仕事をしていないため、就活生もスーツを着用する必要がないからでしょう。
そのためIT業界のインターンは私服で参加できる企業が多いです。
適職診断でIT業界との適性を確かめてください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
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実務に必要なスキルを身に着けられる
IT業界のインターンの特徴2つ目は、実務に必要なスキルを身に着けられることが挙げられます。特にIT業界の長期インターンは、ベンチャー企業が開催していることが多いです。
理由は前途の通り、人材不足を解消するためです。そのため他業界と比較すると、企業の利益に関わる正社員と同様の実務を任されることが多いのです。
そして企業に利益に関わる実務を任されることで、必然的に実務に必要なスキルが身につくのです。
これも正社員と同様に実務を任されるIT業界ならではの特徴でしょう。
アプリ・ウェブ開発を体験できる企業もある
3つ目はアプリ・ウェブ開発を体験できる企業もあることです。特にIT業界の場合、プログラミング未経験者でも、インターンに参加できる企業が多いことが特徴です。
例えば電機業界などのシステム開発などの場合は、理系の専門的な知識が必要になります。そのためシステム開発経験や理系の専門的な知識がなければインターンに参加できない企業が多いです。
一方、IT業界のアプリ・ウェブ開発には、システム開発経験や理系の専門的な知識が必要ありません。そのためプログラミング未経験者でもインターンに参加できる企業が多いのです。これもIT業界のインターンの特徴の一つでしょう。
長期インターンの場合給与が出る企業が多い
IT業界のインターンの中でも、長期インターンの場合給料の出る企業が多いことも特徴の一つです。理由はIT業界の長期インターンはベンチャー企業が即戦力を集めるために開催しているからです。
ベンチャー企業が即戦力として学生を集め、正社員と同様の実務を任されるため給料が出る場合が多いのです。
他業界にも給料が出る長期インターンはありますが、数は多くありません。そのため長期インターンの場合給料の出る企業が多いことも特徴の一つと言えます。
IT業界の短期インターンの内容
ここからはIT業界の短期インターンの詳しい内容について解説していきます。
上で、短期インターンは、企業説明やグループワークと呼ばれる企業への理解を目的としたプログラム多いとお伝えしました。ここではその詳しい内容について解説していきます。
短期インターンの内容を理解することで、自分はどちらのインターンに参加すると良いのかを判断できるでしょう。是非参加するインターンを決める際の参考にしてください。
新規事業立案
まずは新規事業の立案が挙げられます。これは短期インターンに参加した学生数人がチームとなり、新規事業立案に向けて協力して行う場合が多いです。
そもそも新規事業立案とは、その企業の業界での立ち位置や特徴を理解し、新たなビジネスモデルを提案することです。
つまり新たなビジネスモデルの提案をするのが、新規事業立案です。そして新規事業を立案するためには、その企業の業界での立ち位置や特徴を理解する必要があります。したがって、企業への理解が必須なのです。
このように企業は新規事業立案を通して、就活生に自社への理解を深めてもらおうとしているのです。就活生からみると、企業への理解を深めることでその企業を志望するかどうかを判断できるでしょう。そのため双方にとってメリットがあるプログラムと言えます。
グループワークなどで業務体験
次はグループワーク等で業務体験を行うことです。グループワークとは短期インターンに参加した学生を数人のチームに分けて、設けられたテーマに対してチームで議論し結論や成果物を発表する形式のワークのことです。上の新規事業立案もグループワークの一種です。
そして短期インターンでは、グループワーク等で業務体験を行うことが多いです。内容としては新商品の売り上げを伸ばす方法を考えるものや、グループ内でお客さんと営業担当者に分かれて営業の疑似体験をすることが挙げられます。
これらのグループワークなどの業務体験を通して、自分の働く姿を想像し本選考に進むかどうかを判断できるでしょう。
システム開発や設計
最後はシステム開発や設計が挙げられます。上でお伝えしたように、IT業界のアプリ・ウェブ開発には、システム開発経験や理系の専門的な知識が必要ありません。
そのため短期インターンではシステム開発や設計の実務を経験できる場合もあります。つまりシステム開発や設計に携わったことがなくても、インターンで経験できるのです。
インターンでシステム開発や設計を経験できると、自分はその仕事への適性があるかを判断できるでしょう。そして適性がある場合は、インターンでシステム開発や設計に携わった経験を志望動機作成に活かすことが出来ます。
志望理由にインターンでの実務経験を絡め、志望動機を作成できると採用担当者は説得力を感じるでしょう。説得力のある志望動機は高評価につながりやすいです。
このようにシステム開発や設計のインターンに参加することで、内定を得られる確率を上げることができるのです。是非システム開発や設計のインターンに参加してみてください。
IT業界の長期インターンの内容
ここからはIT業界の長期インターンの内容について詳しく解説していきます。
上で、長期インターンは、企業の利益に関わる正社員と同様の実務を体験できる場合が多いとお伝えしました。ここではその詳しい内容について解説していきます。
長期インターンの内容を理解することで、自分はどちらのインターンに参加すると良いのかを判断できるでしょう。是非参加するインターンを決める際の参考にしてください。
営業業務
まずは営業業務です。そもそも営業とは、企業の利益を上げるために自社の商品などの商材を顧客に販売する仕事です。
そして長期インターンでは一社員として実際に顧客に商品を販売することがあります。営業職の実務を経験することで、営業職に必要なスキルや社会人としての基礎的なマナーを身に着けられるでしょう。また営業という仕事への適性も実務を通して判断できます。
短期インターンでも営業職の体験をできる場合がありますが、顧客に商品を販売する工程は体験できないことがほとんどです。
理由はインターンの期間が短いため営業の研修だけで終わってしまうのです。そのため短期インターンの営業業務体験は顧客ではなく、インターン参加者に向けて商品を販売する模擬営業が多いのです。
このように短期インターンでは経験できない、営業業務の実務を長期インターンでは体験することができます。
マーケティング業務
次はマーケティング業務です。そもそもマーケティングとは、自社の商品を顧客に対して売り続けられるシステムを考え、実装する業務です。
例えば、自社のコーヒーを朝サラリーマンに販売するために、駅前に店舗を出店するなどが挙げられます。他にも、SNSの運用や顧客データの解析などマーケティング業務は多岐にわたります。そして長期インターンではこのような様々なマーケティング業務の体験ができます。
特にインターンではSNSの運用に関わる実務を体験できることが多いです。マーケティングに対してなんとなくかっこいいや、マーケティングの実務はどんなものなんだろうと考えている就活生は、インターンに参加することで自分との適性や就活でマーケティング職を志望するかどうかを判断できるでしょう。
プログラミング業務
最後はプログラミング業務です。短期インターンのシステム開発や設計との違いは、実務を経験できるかどうかです。
システム開発や設計の場合、開発や設計の概要についての説明があり、与えられたテーマに対して最適なシステムを設計・開発案を出すというものが多いです。
一方、長期インターンのプログラミング業務では、インターン先の企業で実際に使用しているシステムのアップデート等を目的にプログラミング実務を経験できます。このように短期インターンのシステム開発や設計との違いは、実務を経験できるかどうかです。
そのため長期インターンのプログラミング業務は、すでにプログラミングをしたことがある人が優先的に参加できる傾向にあります。
ただ、未経験でも参加できる場合もあります。是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
IT業界のインターンには選考がある
IT業界のインターンは他業界よりも就活生から人気が高いです。そのためIT業界のインターンには選考がある場合が多いです。
選考は主に2部制となっており、書類選考と面接で構成されています。選考を突破してインターンに参加するためにも詳しく見ていきましょう。
書類選考で完結する場合が多い
まずは書類選考です。IT業界の企業は書類選考で選考が完結する場合が多いです。つまり面接がない場合が多いのです。
そのため書類選考対策は、選考突破のために重要なのです。
そもそも企業に提出する書類はインターンへ応募する際に、履歴書やESの提出を求められることが多いです。そして企業は、履歴書やESからインターン参加への熱意や参加理由を知ろうとしています。
インターン参加への熱意を伝えるためには、なぜインターンに参加したいのか。参加して得た業務経験をどう生かしたいと考えているのかを志望動機に絡めて記入すると伝わりやすいです。是非試してみてください。
以下の記事ではインターンの志望動機の作成方法について詳しく解説しています。
面接を行う企業もある
書類選考を突破すると最後は面接です。基本的に面接は1回開催されます。面接では書類選考に記載した内容について深堀りされることが多いです。
具体的には、志望動機についてなぜIT業界のインターンなのかや、IT業界の中でもなぜ自社のインターンに参加したいのかについて質問されることが多いです。
必ず上記2つに質問には答えられるように対策を講じておきましょう。また以下の記事ではインターンの面接について詳しく解説しています。
おすすめのIT企業インターン5選
ここからはおすすめのIT企業インターンをご紹介します。今回おすすめするものは、楽天みん就が、2022年卒業予定の学生を対象にIT業界で人気のインターンシップ企業ランキングの調査で1位から10位に輝いた企業です。
以下の企業がIT業界のインターンの中でも人気の企業となっています。人気企業を知ることで自分はどの企業のインターンに参加するのかを判断するための材料の一つになるでしょう。
IT業界で人気のインターンシップ企業ランキング
1位「NTTデータ」
2位「ヤフー」
3位「楽天」
4位「グーグル」
5位「LINE」
6位「富士通」
7位「伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)」
8位「アクセンチュア」
9位「NEC(日本電気)」
10位「ぐるなび」
1位から10位に輝いた企業のインターンシッププログラムを見てみると、開催しているインターン内容が多岐にわたることで参加しやすいことや、学生一人一人に向き合う内容が多く就活の役に立つという理由から、人気を博していることが示唆されています。
是非参考にしてみてください。
IT企業のインターンの探し方
最後はIT企業のインターンの探し方をご紹介します。自分の希望するインターン先を効率的に探すために、是非参考にしてみてください。
企業のホームページから探す
まずは企業のホームページを確認することです。この探し方はある程度参加したいインターン企業や職種が決まっている人におすすめの探し方です。
例えば、楽天の総合職の短期インターンに参加したいとある程度明確になっている場合は、就活ナビサイトから応募するよりも、企業のホームページから応募するほうが効率的です。
このように、ある程度参加したいインターン企業や職種が決まっている人におすすめの探し方です。
【楽天 短期インターン 総合職】などと検索をするとヒットしやすいでしょう。是非検索してみてください。
就活ナビサイトで検索する
インターンに参加したい企業や職種がまだ決まっていないという人は、就活ナビサイトで検索することをおすすめします。
就活ナビサイトは、企業の採用に関する情報やインターンに関する情報が数多く載っているサイトのことです。就活ナビサイトの中でも代表的なものは「リクナビ」や「マイナビ」が挙げられます。
そして就活ナビサイトの特徴はなんといってもインターン情報の掲載企業数の多さです。インターン情報の掲載企業数が多いことで、様々な企業のインターンを比較・検討することができます。
そしてその中から、自分が最も参加したいと感じる企業を選ぶことができるでしょう。そのためインターンに参加したい企業や職種がまだ決まっていないという人におすすめの検索方法です。
是非就活ナビサイトを活用してみてください。
IT業界のインターンに参加する目的を明確にしておこう!
「インターンへの参加を考えているが、そもそもインターンの概要を知らない」
「プログラミング職などのインターンに参加したいが、未経験なので参加できるのか不安」「インターンについての知識がある程度あり、IT業界のおすすめの企業を知りたい」
この記事では上記のような不安や疑問を抱える就活生に向けて、IT企業インターンの基礎知識や特徴から、IT企業のおすすめのインターンまで詳しく解説してきました。
IT企業のインターンに参加するためには選考を突破する必要があります。そして選考突破のためには、なぜインターンに参加したいのか。参加して何を得たいのかを明確にしておくことが志望動機作成のために重要です。IT業界のインターンに参加する目的を明確にしてくと良いでしょう。
是非この記事を参考に、IT業界のインターンについて理解を深め、自分にあうIT企業のインターンに応募できる状態を目指しましょう。