インターン
【インターンの選び方】選ぶ際の注意点と見つけ方を紹介
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目次
インターン先の選び方を知ろう
就活を有利に進めるためには、インターンに参加することをおすすめします。
企業により実施内容、学べる知識や経験は異なるため、自分の就活に役立つインターンに参加することが重要です。
しかしインターン先を選ぶにあたり、何を基準に選んで良いかわからず悩んでしまう人もいるでしょう。
インターンでより有意義な時間を過ごすためには、自分の目的に合ったインターン先を選ぶことが大切です。反対に、選び方を間違えると得られるものがなく、インターンに参加した意味がなくなる恐れがあります。
本記事では、インターン先を選ぶ上での考え方や、参加手順について紹介します。自分は何を学びたいのかを考え、就活に活かせるインターン先の選び方を知りましょう。
インターンの種類
「インターンに参加するなら、どのくらいの期間が良いんだろう?」「種類があるけど何が違うの?」と考える人もいるのではないでしょうか。
インターンには「短期」「長期」と大きく2つの種類があり、同じ企業のインターンでも、両者の違いにより学べることは大きく異なります。
自分の目的に合った方を選ばなければ「思っていたのと違う」「大して得られるものがなかった」と後悔する恐れがあります。そのため、それぞれの違いを知り、自分の目的に合った内容を選ぶことが重要です。
両者の特徴については以下より紹介しますので、違いをしっかり理解してください。
短期インターン
短期インターンは、数日から長くて1週間程度と短期間で実施されます。内容は座学や企業の紹介、グループワークが一般的です。
企業としては、短期間で多くの人に仕事内容や自社の魅力を伝えることを目的として開催しています。
短期インターンでは、企業の事業内容や業界について大まかに知ることができます。そのため、気になる企業について「概要を知りたい」と思う場合におすすめです。
また、中小企業の短期インターンに参加する際は選考が不要な場合もあり、気軽に応募できるのもメリットです。
1日で開催されるのは「1dayインターン」と呼ばれていましたが、2020年3月からは単なる企業説明会や会社見学会との違いを区別するために、そのような表記を禁止することになりました。
参照:「学生の学修経験時間の尊重に向けたインターンシップ実施についてご協力のお願い|全国求人情報協会」
大学の講義と被り学業を疎かにする恐れがあり、一日で十分な就業体験をするのは困難であるといった理由から、表記が区別されるようになったのです。
注意点として、短期間であるが故に学べる内容が薄いことが挙げられます。気軽に参加して概要を知れるのが特徴であるため、志望する企業が定まっていない人におすすめです。
また、短期間であるため実務に携わる機会が少なく、基本的に給料は出ません。
短期インターンについては、別の記事でも紹介しています。
あなたが受けない方が良い職種を確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人
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長期インターン
長期インターンは、大学の長期休暇期間や土日を中心に、1ヶ月から半年程度と長く実施します。内容は企業の紹介に始まり、実際の業務に携わることが可能です。
企業としては「参加した学生を採用につなげたい」と思い、開催しています。
長期インターンでは、説明会だけでは知りえない業務内容にまで関われるのが特徴で、企業について深く学べるメリットがあります。
長期のインターンでは週に何日か勤務し、実際に業務を行います。業界研究や業務を体験できるのはもちろんのこと、社会人としてのマナーを学ぶことができるのが大きなメリットです。
また、長期にわたり実務に携わることになるため、給料を支払う企業もあります。
注意点として、長期になるとインターン先での業務に時間を取られるため、他の企業に参加できなかったり学業との両立が難しくなる恐れがあります。
インターンの実施期間、内容を事前に把握して、私生活に悪影響を及ぼさないか考えておきましょう。
長期インターンのメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
インターンに参加する目的を明確にしよう
インターンに参加する上で最も大切なのは、目的を明確にすることです。インターンに参加して何を得たいか、何を学びたいかを事前に考えておきましょう。
目的が明確でなく「何となく参加した方が良さそうだから」と考えていては、何も学ぶことがなく時間を無駄に過ごしてしまう恐れがあります。
逆に、志望する企業が明確で「具体的な仕事内容を知りたい」と前向きに考えている学生が短期インターンに参加すると、想定より学べることが少なく、物足りないと感じてしまいます。
「企業選びに役立てたい」「社会人経験を積みたい」と、インターンに参加する目的は人それぞれです。
インターンに参加する目的を明確にするには、就職先を決める上で「不安な部分を解消できるか」を考えましょう。
たとえば、気になる企業があり「就職は考えているけど、実際の仕事内容や職場の雰囲気はどうなんだろう」と不安を感じる人がいるとします。その人の悩みは「自分のイメージに対し、実際はどうなのか」といった部分が不明であるのが原因です。
その不安を解消するためには、実際にインターンに参加して「仕事内容と職場の雰囲気を知ること」を目的にするのが良いとわかります。
就活で役立てるためにも、インターンに参加する目的は明確にしておきましょう。
インターンに参加する主な目的
- 企業の具体的な仕事内容を知るため
- 業界に対する理解を深めるため
- 就職先として相応しい職場か確認するため
- 社会人経験を積むため
インターン先の選び方5選
インターン先の選び方にはいくつかポイントがあり、それらを踏まえて自分に合った企業を探すことが大切です。選び方の基準は複数あるため、自分が「インターンに参加する価値がある」と思える目的を決めましょう。
何を基準に選んだら良いかわからない場合は、それぞれの条件に優先順位をつけると決めやすくなります。
たとえば「学業との両立が厳しいから、時間をかけずに企業研究をしたい」を第一に考えるのであれば、気になる企業の短期インターンに絞って探すことができます。
インターンに参加する上では「自分の目的を果たせるか」を基準に選ぶことが大切です。以下より紹介しますので、自分の目的を果たせるインターン先の選び方を知りましょう。
①業界から選ぶ
インターン先の選び方1つ目は、業界から選ぶ方法です。大きいくくりから探すと選択肢を多く持つことができるため、より円滑にインターン先を見つけられます。
業界は広範囲にわたりますが、志望する企業が明確に決まっていない人にとっては選択肢を絞れるため選びやすいです。
「どんな企業がインターンをしているのか知りたい」「やりたい仕事はあるが、業界は決まってない」と思う人は、参加する人にはメリットがあります。そのため、インターンに参加する目的が「業界研究」である人におすすめの選び方です。
もちろん、選択肢が多いままだと決まらないので、それから先は業種や実施内容と別の条件も考慮して絞る必要があります。
インターン先に迷う人は、まず自分が専攻している分野や、気になる業界から探しましょう。
業界の例
飲食業界、コンサル業界、観光業界、ファッション業界、金融業界、IT業界、自動車業界、建設業界、ゲーム業界、マスコミ業界、美容業界、医療業界、教育業界
あなたが受けない方がいい職業を確認してください。
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人
これから就活を始める人に!たった30秒であなたの就活偏差値がわかります。
②職業から選ぶ
インターン先の選び方2つ目は、職業から選ぶ方法です。職業とは、仕事における具体的な役割を指し、業界より詳細な視点で選ぶことになります。
職業は業界や企業に関係なく、どこでも共通する働き方であることが多いです。そのため、志望する業界や企業が決まっていなくとも「販売をやりたい」「企画をやりたい」とやりたいことがある人は、職業からインターン先を絞るのも良いでしょう。
そのため、インターンに参加する目的が「やりたい仕事を知りたい人」におすすめの選び方です。
また、同じ営業職でも個人・法人営の違いや、建設業界では事業にかかる金額を概算した見積書の作成があったりと、仕事内容が異なる場合もあります。
気になる職業があれば、さまざまな観点から働き方を知るためにも、異なる業界や企業のインターンに複数参加してみましょう。
職業の例
事務職、営業職、販売職、企画職、技術職、専門職
③企業から選ぶ
インターン先の選び方3つ目は、企業から選ぶ方法です。インターンではその企業独自の働き方を知るこができます。
就職を考えている企業がある人であれば、企業理解に役立てることができます。そのため「就職を志望する企業について詳しく知りたい人」におすすめの選び方です。
志望する企業がインターンを開催しているのであれば、就活の情報収集に役立てるためにも積極的な参加をおすすめします。
注意点として、全ての企業がインターンを行っているとは限りません。気になる企業のホームページでインターン実施の有無を確認し、その後詳細なスケジュールも確認しておきましょう。
また、インターンの応募にも期限があるため、参加したい企業があれば期限内に応募を済ませる必要があります。期限に間に合わずに参加できないのはもったいないため、興味のある企業のインターンの情報は細目にチェックしておくことが大切です。
④実施期間から選ぶ
インターン先の選び方4つ目は、実施期間から選ぶ方法です。前述の通り、インターンには短期・長期の2種類があるため、自分の都合に合った実施期間を選びましょう。
どれだけ気になる企業があっても、インターンの実施期間で都合が合わなければ参加できません。短期は日程を合わせやすいですが、長期は日時だけでなく、学業や私生活にも影響がないかを考慮する必要があります。
「限られた時間の中で学びたい人」は短期、「時間を要しても、企業について詳しく知りたい人」は長期と、目的に合わせて期間を選ぶのがおすすめです。そのため、インターンに参加できる日時がわかっている人は、期間を絞って選びましょう。
注意点として、インターンは大勢の人が参加するため、期間をずらしてもらうことはできません。応募した後に、日程が合わないから辞退するのはもったいないです。インターンに参加できる日程かどうかは、応募する前に確認しておきましょう。
⑤実施内容から選ぶ
インターン先の選び方5つ目は、実施内容から選ぶ方法です。インターンは同じ業界でも企業ごとに実施内容は違い、それから学べることも異なります。
たとえば、同じ総合商社である伊藤忠商事と丸紅のインターン内容は下記の通りで、実施内容が違うため注意が必要です。
伊藤忠商事のインターン実施内容
総合商社ビジネスの本質である「社会への新たな価値提供」をテーマに伊藤忠商事が手掛ける事業とのシナジーを考えながら、実際の収益まで担保できるような新規事業を立案していただきます。
短期インターンの場合、企業の紹介や仕事内容に関する説明、グループワークを中心とした内容で実施されます。長期インターンの場合、実務経験を中心とする内容が実施されるため、自分が何を学びたいかを明確にしておくことが大切です。
インターンを通じて「営業体験をしたい」「見学だけでなく、業務に携わりたい」と思う人は、実施内容を基準に選ぶと、望み通りの募集を探すことができます。インターンに参加して学びたい実施内容がある人におすすめの選び方です。
「実施内容」でインターン先を選ぶ例
- 営業体験をしたいため、販売のロールプレイングができるインターンを選ぶ
- 仕事内容を理解したいため、見学だけでなく実際の業務に携われるインターンを選ぶ
- 単に企業の概要を知れれば良いので、説明会と座談会だけのインターンを選ぶ
インターン先を選ぶ上での注意点7つ
インターン先を選ぶ基準がわかったところで、次に注意点を紹介します。注意点は大きくわけて7つです。
インターンに参加すれば少なからず学べることはありますが、間違った基準で企業を選んでしまうと効果が薄くなる恐れがあります。
「思っていたのと違った」とインターン先選びを失敗しないためにも、ポイントを押さえましょう。
①学べることがあるか確認する
インターン先を選ぶ上での注意点1つ目は、学べることがあるか確認することです。
「実際の業務を身をもって体験したい」と思っても、企業説明や座談会で終わる内容であれば、自分が望むほど得られるものがありません。
インターンの募集要項を確認し、自分が学びたいことが実施内容に含まれているか把握しておきましょう。
また、短期インターンでの企業紹介の内容は、ホームページを見たり、別の説明会で知れる情報である場合もあります。
「わざわざ都合を合わせて参加するメリットがあるか」を考えて、インターン先を探しましょう。
②候補を絞りすぎない
インターン先を選ぶ上での注意点2つ目は、候補を絞りすぎないことです。
「自分は〇〇会社の営業職しか志望しない」とインターン先も絞ってしまうと、就職選びの選択肢も少なくなります。
インターンに参加できるのは就活まで時間に余裕がある時期であることが多いです。将来の選択肢を広げるためにも、インターン先は候補を絞りすぎないようにしましょう。
仮に「営業職を志望している」のであれば、複数の企業で営業体験をするのも良いです。企業によりやり方が異なったり、個人・法人とでは意識することも変わってきます。
また、志望する企業以外のインターンにも参加することで、それぞれの特徴を比較できます。比較することで、志望する企業の良さを改めて実感でき、業界や職種を詳しく知るのに役立つのでおすすめです。
特定の職業を志望していても、さまざまなインターンを通じて客観的に見て「本当にそれがやりたいのか」「他にやりたい仕事が見つからないか」を検討するのも良いでしょう。
③実施期間と場所を確認する
インターン先を選ぶ上での注意点3つ目は、実施期間と場所を確認することです。
興味のある企業のインターンに応募したとしても、実施期間の都合が合わなかったり、場所が遠く離れていて参加できない可能性もあります。
近年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、オンラインでインターンを実施する企業もあり、参加しやすくなっています。(参照:「インターン実施内容|ベネッセ」)
また、申し込んだ後に日時と場所が合わずキャンセルするのは、企業側に迷惑をかけてしまうので避けましょう。
応募する前に、実施期間と場所は確認することが大切です。
④選考の有無を確認する
インターン先を選ぶ上での注意点4つ目は、選考の有無を確認することです。企業によっては、インターンに参加するために選考を通過する必要があります。
たとえば、伊藤忠商事ではインターンに参加する前に書類選考、面接試験を突破しなければいけません。(参照:「伊藤忠商事のインターン内容|マイナビ2023」)
志望している企業があったとしても、選考を通らなければ参加できないため注意が必要です。応募の前に、選考の有無を確認しておきましょう。
ただし、インターンに参加する際の選考は、人気のある大企業で実施されることが多いです。中小企業や短期インターンでは比較的少ないですが、一概に言えませんのでチェックを怠らないようにしましょう。
インターンの選考対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。
⑤知名度だけを優先しない
インターン先を選ぶ上での注意点5つ目は、知名度だけを優先しないことです。
どの企業のインターンに参加すれば良いのか全くわからない場合は、知名度を参考にしても問題ありませんが、自分に必要なことを学べる補償はありません。
また、知名度の高い企業は応募者も多く、選考もあり参加するのは困難です。知名度だけを優先してインターン先を決めてしまうと、選考で全滅して1社も参加できなくなる可能性もあるので注意しましょう。
知名度で選ぶ企業の他にも、インターンに参加できる可能性が高く、自分が望む内容を学べる会社にも応募するのも手です。
⑥給料の有無で選ばない
インターン先を選ぶ上での注意点6つ目は、給料の有無で選ばないことです。
インターンは職業体験を通じて企業を学び、知る場であるため、基本的に給料はありません。実務を経験したとしても、社員同様に責任のある内容に携わることは少ないため、給料は出ないのが基本です。
長期で実施されたり、社員同様の実務を行うインターンの場合、企業によっては時給が発生することもあります。学びながら給料が出るのは魅力的ですが、お金目当てでインターンに参加しても就活のためになるとは限りません。
また、お金がもらえる理由だけで参加すると、業務内容が合わないと思った時に最後まで続けられない恐れもあります。
お金が支払われるのは、それだけ大変な仕事を任されることの裏付けでもあるため、給料の有無だけでインターン先を選ばないようにしましょう。
⑦ベンチャー企業は特徴を理解する
インターン先を選ぶ上での注意点7つ目は、ベンチャー企業は特徴を理解することです。
ベンチャー企業は社員の人数が少なく、その職場の人により働き方が全く異なるため、大きい企業では味わえない魅力があります。他にも、企業の成長に立ち会えたり、起業家精神が学べるのも特徴です。
しかし、ベンチャー企業は人数が少ない関係で、インターン生であっても社員並みの働きが求められる場合もあります。また、責任ある仕事を任されても、無給で働くこともあるため、志望先は念入りに調べておかなければなりません。
若く成長力の高い企業に魅力を感じる学生も多いですが、インターンに参加する前にしっかり下調べをしておくことが大切です。
インターン先を間違えると、ただハードなだけで終わるので注意しましょう。
インターン先を探す方法6選
インターン先を探す手段は、主に上記の6つです。インターンに参加する目的、学びたいことを明確にしたら、実際に企業を選びましょう。
「探す時間がないから」とインターネットを頼りにすると、上っ面だけの情報を収集してしまい、実際に参加した際に「思っていたのと違う」とギャップを感じるおそれがあります。
インターンを実施している企業を見つけるには、インターネットだけでなくさまざまな手段を使うことが大切です。
ぞれぞれの特徴と上手な見つけ方を知り、インターン先をスムーズに見つけましょう。
①大学のキャリアセンター
インターン先を探す方法の1つ目は、大学のキャリアセンターを使うことです。
大学のキャリアセンターでは、インターン先の情報を数多く取り扱っています。手軽にインターン先を探すなら、そこで情報を閲覧するのがおすすめです。
企業によっては大学との連携が強い場合もあり、キャリアセンター経由で応募すれば、優先的にインターンに参加できる可能性もあります。
キャリアセンターでインターン先を見つければ、その場で応募が可能な場合も多く、選考に向けた対策もできるでしょう。
実際にインターン先が決まれば、インターンでの心構えやマナーなどを教えてもらえることも多く、包括的なサポートを受けることが可能です。
そのため「参加しやすいインターンを探したい」「就活のサポートも受けたい」と考える人におすすめと言えます。
キャリアセンターで紹介している企業は大学ごとに異なりますが、多くの企業を紹介していることもありますので、ぜひチェックしてみましょう。
②就活ナビサイト
インターン先を探す方法の2つ目は、就活ナビサイトを使うことです。就活ナビサイトは本選考を受ける企業を見つけるだけではなく、インターン先を見つけることもできます。
ナビサイトを使えば、そのままサイト経由で応募できたり、企業の募集ページにジャンプできたりと使い勝手が良いです。企業の検索から志望先への応募まで流れもスムーズにでき、効率的にインターン先を見つけられます。
使い方は、検索窓に企業名を入力するだけでなく「業界」「職業」「活かせる専攻」とさまざまな条件で絞り込みすることも可能です。
また、インターン特集などが組まれていることも多く、インターン先の企業を一括で掲載していることもあります。
就活ナビサイトは「業界からインターンを選びたい」「どんな企業が実施しているのか知りたい」と思う人におすすめです。
インターンに関する情報が数多く掲載されているため、さまざまなページから探すことが大切です。
③企業のホームページ
インターン先を探す方法の3つ目は、企業のホームページを見ることです。志望している企業があれば、ナビサイトを経由せず直接ホームページを見るのも良いでしょう。
企業のホームページであれば確実な情報ですので、信憑性があります。募集案内から直接応募もできるため、インターンに参加したい企業があれば、ホームページから申し込むのがおすすめです。
注意点として、企業のホームページにインターンの情報を載せていなかったり、見つけにくい場合もあります。その際は就活ナビサイトを活用し、気になる企業でインターンが実施されているか調べましょう。
④合同説明会
インターン先を探す方法の4つ目は、合同説明会に参加することです。ただの企業紹介だけでなく、インターンに限定した説明会もあります。
合同説明会に参加すれば、インターンを実施している企業がその場でわかるので、わざわざ検索する必要がありません。
また、現地で社員と直接話し、インターンの実施内容や社風について具体的に聞くことができます。他にも話を聞いて回っていて、新しく興味を持てる企業がいる可能性もあるでしょう。
合同説明会は、インターンを実施する企業や社員の雰囲気を直に知りたい人におすすめです。
⑤先輩や知人の紹介
インターン先を探す方法の5つ目は、先輩や知人に紹介してもらうことです。
インターネットの情報や企業説明会だと、インターンの内容や会社の雰囲気も美化された話しか聞けない可能性があります。
実際にその企業のインターンに参加した先輩や友人に話を聞けると、判断材料を増やせるのでおすすめです。
また、現在インターンに参加している人が身近にいれば、その企業の人と話せる機会を設けてくれる可能性もあります。
実際に参加した先輩や知人の話を通じて、気になる企業の特徴を具体的に知りたい人におすすめです。
⑥ダイレクトリクルーティング
インターン先を探す方法の6つ目は、ダイレクトリクルーティングを利用することです。ダイレクトリクルーティングとは、企業が直接学生にインターンの案内をすることをいいます。
インターンに関する情報収集は、就活サイトを検索したりイベントに参加するため、学生に労力がかかるのが一般的です。しかし、ダイレクトリクルーティングを利用すると企業からのオファーを待つだけで良いので、負担を減らすことができます。
「自分で探すのが面倒」「おすすめのインターンを知りたい」と思う人におすすめです。
ただし、条件を設定して待つだけだと、自分が望むタイミングでオファーが来ない可能性もあります。そうなると、インターンに参加する機会を逃す恐れがあるため、注意が必要です。
インターン先を探す際は、ダイレクトリクルーティングは補助的な立場として利用し、自ら情報収集をするように心がけましょう。
ダイレクトリクルーティングツールの例
インターンの選考内容
インターンの参加手順
- 募集を探す
- 応募する
- 選考を受ける
インターンに参加するには、募集している企業を探し、条件に合ったところへ応募します。インターンの参加にあたり、選考を設けている場合もあるので、注意が必要です。
選考の内容は様々ですが、主なフローは以下の通りです。
インターン参加における選考フローの例
- 応募
- 書類選考
- 面接
- 合否発表
- 参加
就活の本選考と同様に、書類選考や面接を複数回行う場合があります。これらを通過するには事前対策が必要のため、募集要項で選考の有無を確認しておきましょう。
また、書類選考や面接で問われる志望動機には、インターンへの参加意欲が伝わる内容にしなければいけません。選考通過するためにも「インターンを通じて何を学びたいのか」を明確にしておきましょう。
インターン先を選ぶ際は参加する目的を明確にしよう
インターン先を選ぶ基準や方法は、たくさんあります。ただし、自分の目的に合ったインターンを選ばなければ、時間を無駄にするだけです。
後悔しない選択をするためにも、インターンに参加する際は「何を目的とするのか」を明確にしておきましょう。
また、インターンは社会人になる経験を積める貴重な場です。学生としてでなく社員と同様に見られる場合もあるため、インターンと言えど社会人としての自覚を持って真剣に取り組みましょう。
自分の目的に合ったインターンに参加し、就職先を決めるのに役立ててください。