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【海外インターンシップに参加するメリット】身につく能力を解説

海外インターンシップへの参加に悩む人は多い

インターンシップは国内だけではなく、海外で実施されているものに参加することもできます。海外インターンシップに参加するかどうかで悩む学生は多く、迷っているうちに機会を逃してしまうということもあります。

海外インターンシップでは、国内のインターンシップでは経験できない、さまざまなことが体験できます。そのため、海外インターンシップならではのメリットや、参加することの意義があります。

実際に参加を検討しているなら、国内でのインターンシップとはどのような点で異なるのかを知っておくことが大切です。参加時のポイントや注意点などを理解して、海外インターンシップがどのようなものなのか、知識を身につけておきましょう。

下記の記事では、インターンで提出する履歴書の書き方について解説しております。

海外インターンシップとは

まずは海外インターンシップとはどのようなものか、基本的な理解から深めておくことが大切です。国内で実施されているインターンシップとの違いや、詳細な実施期間などを知っておくことで、インターンシップの概要について理解を深められます。

海外インターンシップならではの特徴を知っておくことが、参加を決める上では重要です。とくに国内で実施されるものとの違いを把握しておきましょう。

国内のインターンシップとの違い

日本国内でのインターンシップと海外でのインターンシップの内容に、大きな違いはありません。インターンシップに参加することでビジネスに携わり、社会人経験ができるという点は、国内でも海外でも共通しています。

国内インターンシップと海外インターンシップで違うのは、置かれる環境です。海外インターンシップでは、異なる文化の中でビジネスを経験することができます。言語で苦労することもあるでしょう。

しかし、そのような困難な状況に置かれるからこそ、得られる面白さや達成感があります。コミュニケーション能力も向上するでしょう。文化の異なる環境で社会人経験ができるということが、国内のインターンシップとの大きな違いといえます。

下記の記事では、東京都でインターンに参加するメリットを紹介しております。

海外インターンシップの期間

国内でのインターンシップの場合、1週間程度で終わる短期のものに参加する学生も多いでしょう。学業やアルバイトで忙しいため、短い期間で参加できる短期インターンは学生に人気です。

しかし海外インターンシップに参加するのであれば、3ヵ月以上実施される長期インターンに挑戦することをおすすめします。海外インターンシップの場合、国内とは生活環境も異なるため、まずは環境に慣れることに数日かかることが多いです

仕事を覚えて学びを得るためには、短期インターンでは短すぎる可能性が高いです。語学力やビジネススキルを身につけたいと考えている人には、より長期インターンの方が向いているでしょう。

下記の記事では、長期のインターンに参加するメリットを紹介しております。

海外インターンシップに参加するメリット

実際に海外インターンシップへの参加を考えているなら、参加することにどのようなメリットがあるのかを知っておきましょう。国内でも海外でも、インターンシップに参加することにはさまざまなメリットがあります。

インターンシップ自体が貴重な経験であるため、積極的に参加することで得られることは多いです。海外インターンシップの場合は、さらに多数のメリットがあるため、これを把握して参加する魅力を理解しておきましょう。

グローバル社会で働く経験ができる

日本以外の国でインターンシップに参加することで、グローバルな環境で働くという貴重な経験を積むことができます。国内でもグローバルに活躍している企業は多数ありますが、実際に海外にある企業で仕事を経験したほうが、得られるものは大きいと考えましょう。

グローバルな環境で仕事をすることによって、海外でのビジネスとはどのようなものなのかを知ることができ、自身の成長につながることも多いです。また、今まで知らなかったことを発見し、日本ではなかなか得られない知識が身につくこともあるでしょう。

国内のインターンシップではグローバルな経験はできないため、貴重な体験ができるという点は海外インターンシップならではの大きなメリットです。

下記の記事では、インターンシップに必要な持ち物を紹介しております。

視野が広がる

視野が広げられるという点も大きなメリットです。海外インターンシップでは国内では経験できない仕事が経験できたり、知らない情報が得られたりします。

海外ならではの視点やビジネスの考え方などを知ることで視野が広がり、自分の将来を考える際に役立つことも多いでしょう。視野が広がることで、これまで知らなかった業界や仕事に興味を持つことができたり、不明確だったやりたいことが見つかったりすることもあります。

そのため自分の将来の選択肢を増やしたい人や、やりたいことが定まっていない人にも、海外インターンシップはおすすめです。環境を変えることで行き詰った現状を解消できることもあり、視野が広がることで就活がスムーズに進めやすくなります。

下記の記事では、サマーインターンに参加するメリットについて解説しております。

海外インターンシップで身につく能力

インターンシップに参加することで貴重な経験が積めるだけではなく、さまざまな能力も身につけられます。とくに海外インターンシップの場合は身につく能力も多く、国内でのインターンシップとは違ったスキルが身につけられることもあります。

能力の向上は就活で有利になるだけではなく、社会人生活でも役立つため、スキルアップを目指すことは大切です。海外インターンシップで身につく能力としてはどのようなものがあるのかを知り、参加する魅力についてさらに深堀りしていきましょう。

コミュニケーション力

海外インターンシップでは国によって使う言語は異なりますが、日本語以外でのコミュニケーションとなることが基本です。そのため、第二言語を使って人間関係を築いたり、仕事の連絡を取ったりする必要があるため、コミュニケーション能力が身につきます。

第二言語でのコミュニケーションは日本語でやり取りをするよりも難易度が高いため、より優れた能力が身につくといえるでしょう。実際に仕事を進めるには同じインターンシップ生や企業で働く社員との綿密なコミュニケーションが欠かせません。

周囲の人と連携を取りながら仕事を進めていくことになるため、海外インターンシップではコミュニケーション能力がとくに身につきやすいといえるでしょう。

下記の記事では、インターンシップの目的について解説しております。

主体性

海外インターンシップでは、自分から仕事を取りに行く姿勢を持つ必要があります。消極的な姿勢では、仕事を回してもらえないことが多いためです。そのため、常に次の仕事を探しながら業務に取り組むことになり、これによって主体性が身につきやすいです

主体性とは自分から行動して物事に取り組み、周囲を巻き込みながら仕事を進めていく能力です。国内でも海外でも仕事をする際には主体性は重要であり、業界に関係なくビジネスでは求められる能力です。選考でも高く評価されます。

主体的に業務に取り組んでいくからこそ、国内のインターンシップよりもハードルが高いといえますが、その分身につくものは大きいです。学生でありながら自分から仕事を取りにいくという経験は、貴重といえるでしょう。

下記の記事では、インターン先を探せるおすすめのサイトを紹介しております。

課題発見力

自分から積極的に動いて仕事を見つけていく必要がある海外インターンシップでは、課題発見力も身につきます。自分主導で行動して仕事をするからこそ、現在抱えている業務の課題や問題なども発見しやすくなり、問題解決能力の向上が期待できるでしょう。

ただし、ただ漠然と業務をこなしているだけでは、課題発見力は身につきません。主体性を持って仕事に取り組み、問題解決を目指しながら業務を進めることで、課題発見力が身につくと考えましょう

課題発見力は仕事をするうえでの重要なスキルであり、現状の改善やリスクヘッジなどにも役立ちます。社会人として活躍するには必須のスキルといえるため、これが学生のうちから身につけられるのは、海外インターンシップに参加するメリットといえます。

下記の記事では、インターンシップの目的を紹介しております。

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海外インターンシップに参加する際の注意点

参加することでさまざまなメリットが得られる海外インターンシップですが、同時に注意点もあります。注意点を理解できていないと、せっかくインターンシップに参加しても得られるものが少なくなったり、なにも身につかないまま終わったりすることも多いです。

注意点を正しく理解しておくことで、海外インターンシップに参加すべきかどうかも判断しやすくなります。どのような点に注意すべきかを知り、参加前の準備に役立てましょう。

最低限の英語力は必要

海外インターンシップは、どの国でおこなうかによって使用する言語が異なりますが、基本的には英語を使うことが多いです。そのため、最低限の英語力は必要であり、日常会話程度は話せるようになっておかなければなりません

英語が話せないと仕事でのコミュニケーションを取ることができず、業務を上手く進められなくなってしまいます。最低限英語でコミュニケーションが取れることは必須であり、海外インターンシップをするなら欠かせない能力であることは理解しておきましょう。

また、英語以外の言語ができる場合は、それを活かしてインターンに参加することがおすすめです。インターン先の国によって、必要となる言語が変わってくることもあります。

参加する目的を明確にしておく

海外インターンシップへの参加を検討しているなら、なぜ参加するのか、目的を明確に持っておくことが大切です。ただ漠然とした気持ちで参加を決めてしまうと、せっかく業務に取り組んでも、得るものがないまま帰国するというケースもあります。

そのため、なぜ海外インターンシップを選ぶのか、国内ではいけない理由などを、参加前に明確にしておきましょう。海外インターンシップによる経験で何を得たいのか、どのようなことを実現したいのかは、最初に考えておかなければなりません

海外インターンシップは参加までに手間がかかるため、目的意識を高く持つことが重要です。かけた手間を無駄にしないためにも、目的をしっかり決めておきましょう。

下記の記事では、秋のインターンに参加するメリットを紹介しております。

主体的に取り組む

実務を経験する海外インターンシップは、主体性を持って取り組むことが大切です。受動的になってしまうと、ただ作業をこなすだけになってしまい、何も得られないまま終了してしまうこともあります。

また、受け身の態度だと自分に仕事が回ってこないこともあるため、注意しなければなりません。海外インターンシップでさまざまな仕事を経験し、スキルを身につけるには、自分から積極的に行動して、仕事を取りに行くことが大切です。

チャレンジする意識を持って業務に取り組むことで、さまざまな仕事を任せてもらうことができ、より多くの経験が積めることもあります。貴重な経験を逃さないためにも、インターンシップには主体的に取り組むことを意識しましょう。

海外インターンシップに必要な費用の項目

海外インターンシップに参加するには、さまざまな費用がかかります。インターンシップのプログラムの参加費用をはじめとして、渡航費としてビザの取得費用や航空券、不安な場合は海外旅行保険の保険料なども必要です。

また、渡航先での滞在費として現地での生活費や住居費などもかかり、1回の海外インターンシップで数10万円から場合によっては100万円程度の費用がかかることもあります。また、どの国に行くか、どれくらいの期間滞在するかによっても費用が変動することは覚えておきましょう

多額の費用がかかってしまうため、参加するかどうかは慎重に決めなければなりません。参加する目的を決めておくことは重要であり、自身の成長につながるかどうかを意識して、参加の有無を決めましょう。

下記の記事では、インターン前の準備について解説しております。

海外でのインターン先は東南アジアが人気

インターンシップの受け入れをしている国はさまざまありますが、その中でもとくに東南アジアがおすすめです。東南アジアでの海外インターンシップは、実務を経験できるものが多く、スキルを身につけやすいです。

東南アジアではインターンシップ生が自身のスキルを発揮できる環境にあり、スキルを活かして仕事をしたり、誰かに自分のスキルを教えたりすることもできます。そのため、周囲の人への教育を通じて自身のスキルを高められたり、仕事をしながら自らも能力を高められるといった点が大きな特徴です

また、東南アジアでは高い英語力を必要としないことが多いです。つまり、英語力に自信がない人でも参加しやすい環境であることも特徴といえます。

下記の記事では、インターンシップについて詳しく解説しております。

海外インターンシップには目的を持って参加しよう

国内ではなく、海外でのインターンシップを検討している場合は、なぜ参加するのか、目的を明確にしておく必要があります。海外インターンシップに参加するには煩雑な手続きが必要であり、かつ多額のコストもかかります。

目的意識を持たずに取り組んでしまうと、何も得られずに終わってしまい、費用分だけ損をしてしまうことも多いです。せっかく参加するなら、少しでも成長につながることが重要であるため、目的は明確に定めておかなければなりません。

インターンを通じてどのような経験をしたいのか、参加前に決めておきましょう。自分がどのように成長したいのかをイメージすることが大切です。目的を明確にしてから海外インターンシップ参加の計画を立て、貴重な経験をして成長を目指しましょう。

下記の記事では、海外インターンシップに参加する流れを紹介しております。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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