面接対策
面接に受からない人の特徴9選|今すぐできる対策と避けるべき行動
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目次
- 面接に受からない人には共通の特徴がある! 回避すれば合格が見えてくる
- 書類は通るのになぜ受からない? 面接と書類選考の違いをチェックしよう
- 就活生に聞いた! 面接に受からず悩んだ経験は?
- 【事前準備編】面接に受からない人の3つの特徴
- 【印象編】面接に受からない人の3つの特徴
- 【コミュニケーション編】面接に受からない人の3つの特徴
- 就活生に聞いた! 面接対策で力を入れたことは?
- 本番に備える! 面接で受からないときにすべき対策4選
- 就活生に聞いた! 面接直前におこなったことは?
- 当日の対策も大事! 面接に受かるために必要な3つの意識
- 当日これだけは注意! 面接で受からなくなる3つの行動
- なかなか受からない・・・! 面接対策に疲れたらリフレッシュするのも大事
- 面接に受からないのは準備不足が原因! 合格のために今できることを進めていこう
面接に受からない人には共通の特徴がある! 回避すれば合格が見えてくる
面接に通らないことが続いてしまうと自己肯定感が下がって落ち込んでしまいますよね。周りの学生から選考が進んでいる話を聞いて、余計に焦ってしまうこともあるかと思います。
そもそも面接に受かる人と受からない人にはどのような違いがあるのでしょうか? 実は、面接になかなか受からない人には共通する特徴があります。逆に言えば、そのポイントを知って回避することさえできれば面接の合格に近づくことが可能です。
ここからは面接に受からない人の共通の特徴について解説していくので、ぜひ参考にしてください。
書類は通るのになぜ受からない? 面接と書類選考の違いをチェックしよう
就活が思うように進まない人は、「書類選考は突破できるのに面接だと不合格になってしまう」人も多いのではないでしょうか。
実は、書類選考と面接では採用担当者にチェックされているポイントが異なります。それぞれのポイントを知っていれば選考突破の仕方がわかってきます。詳しく解説していくので確認しましょう。
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書類:書類作成の丁寧さと魅力的な情報の有無
書類選考でチェックしているのはおもに以下の2つです。
一つ目の「魅力的な人物かどうか」については、経歴やエントリーシート(ES)で企業が用意している設問に対する回答をもとにして確認しています。特にガクチカや志望理由は企業とのマッチ度や企業分析・業界分析をしっかりおこなっているかを測るため、重点的にチェックするのが一般的です。
2つ目の「最低限の社会人基礎力」については誤字脱字の有無や、社会人として適切な表現が使われているかどうかを確認しています。誤字脱字については回数をカウントされて絞り込みの基準になることも多いので注意が必要です。
書類選考を突破できるのであれば、これらの2点についてはクリアしていることになります。企業からすれば、「自社で活躍する可能性がある人材」だと判断して面接の案内をしているので自信を持っていきましょう。
面接:社会人基礎力の高さと会社とのマッチ度
書類選考で魅力的な人物と判断したとしても、直接会わなければ実際のところはわかりません。具体的に企業が面接でチェックしているのは以下の3つです。
書類上では情報を一方通行で受け取ることしかできませんが、面接では面接官から質問ができるため情報の深さや確からしさをチェックすることになります。企業としては自社で活躍できる相性の良い人材を探しているので、深掘りした質問がおこなわれることが多いです。
また、身だしなみや所作、言葉遣いなど社会で通用する社会人基礎力が身に付いているかどうかもチェックポイントとなります。ESで社会人マナーのある表現ができていても、実際の会話では使い慣れておらず対応できないこともあります。
面接では人柄や意欲、備わっているスキルが見られるので、受かるためには多角的な対策が必要になるのです。
就活生に聞いた! 面接に受からず悩んだ経験は?
面接に受からない時期が続くと、自分だけがこんなに落ちているのではないかと不安になっている人も多いのではないでしょうか。そこで、実際の就活生に面接で受からなくて悩んだ経験があるかどうかを聞いてみました。周りの就活生の状況がわかるので、参考にしてください。
約半数の人が面接に受からずに悩んだ経験があると回答しました。結果的に内定を獲得している人でも、悩んだことのある人は多いということです。
受からないことが続いても、過度に悩む必要はありません。誰もが通る道だと捉えて、志望している企業の内定獲得に向けて前向きな気持ちで就活に挑みましょう。
【事前準備編】面接に受からない人の3つの特徴
選考でチェックされているポイントについては紹介してきましたが、ポイントを意識していても面接になかなか受からないがあります。
実は面接で受からない人には選考に進む前の段階で共通点があるのです。ここから紹介する特徴を回避できれば面接突破の可能性が高められます。ぜひ自分の普段の準備を思い返しながら当てはまる部分があるかどうか確認してみてください。
①自己分析が浅く深掘り質問に回答できない
深掘りの質問に対して、浅い自己分析では十分な回答ができません。面接では学生の回答に対して、細かな質問を通して学生の本質的な人物像を確認していきます。
このように、学生から出てくる一つのエピソードや回答に対してより具体的な内容を問う質問を受けることが多々あります。
学生の実際の行動や物事の考え方を知ることが目的ですが、自己分析が不十分だとこのような深掘り質問に対して戸惑ってしまったり、一貫性のない回答をしてしまいがちです。自分の良さを十分にアピールすることができず、面接が突破できない要因となってしまいます。
深掘りの質問に対応するためには、自己分析を表面的な部分より深くまで進めておくことが肝心です。
②企業のリサーチ不足
面接では企業のリサーチが不十分だと回答が曖昧になり、志望度が低いと判断されることがあります。実際によくある質問の例を紹介するので確認していきましょう。
このような質問に対して、その場で情報がまとまっている資料を見るわけにもいきません。事前にネット上の情報などに目を通している程度のリサーチでは回答するのは難しくなります。
企業情報のリサーチ不足は面接官に「入社への意欲がそこまで高くない」と受け取られてしまう可能性があるので避けましょう。会社説明会に足を運んだり、OB・OG訪問などを通して深く企業のリサーチを進めておくのがおすすめです。
③志望理由が深められていない
志望理由の深さは面接突破のためにはとても重要なポイントになります。
誰しも企業に応募している以上、何かしらの理由があって入社を志望しているはずです。しかし、その理由が曖昧だったり浅いものだと面接官に入社への熱意を伝えることは難しくなります。
たとえば、教育業界の企業を志望していた場合「志望理由を教えてください」質問に対して「子どもの成長に携わりたいから」と答えたとします。ズレてはいませんが、教育業界ならどの企業でも子どもの成長に携わることはできるため、これでは志望理由としては不十分です。より深い志望理由にするには、「なぜ数ある教育業界の企業の中からその企業を選んだのか」を含めることが必要となります。
志望理由を深く伝えられれば、入社への意欲が高く活躍イメージが持てる人材として受け止めてもらいやすくなります。合格の可能性を高めやすくなるので、「その会社でしかできないこと」を意識して志望理由を語れるように準備しておきましょう。
【印象編】面接に受からない人の3つの特徴
事前準備は十分にできていても、当日の印象が良くなければ面接突破はかないません。面接に受からない人には面接での印象の良し悪しも影響しています。
ここからは面接に受からない人に共通している面接時の特徴を紹介します。第一印象はちょっとした工夫次第で誰でも良い方向に変えられます。そのためのヒントをまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①暗い印象に見える
面接官に暗い印象を持たれてはマイナスイメージにつながる可能性があります。面接に来た学生が明るい雰囲気の人と暗い雰囲気の人だったら、どちらかといえば明るい人を採用したくなりますよね。
内定獲得を目指すのであれば、面接では明るい人柄をアピールできるように心掛けましょう。以下の3つのポイントを意識するだけでも、印象は大きく変わってきます。
これらを意識すれば「ハツラツとしている」「明るい」「意欲を感じる」といったプラスのイメージを持ってもらえます。練習すればすぐに取り入れられることばかりなので、ぜひやってみてくださいね。
自信がなさそうに見える
自信がなさそうに見えるのは内定獲得を遠ざけてしまう要因となります 。特に以下のような言動があると面接官に「自信がない」という印象を与えるので注意が必要です。
いずれも「自信がなさそう」「頼りない」印象を持たれやすいポイントです。学生のなかにはこのような言葉が口癖になっている人も多くいます。気付かないうちに使っていることもあるので、ぜひ自分でもチェックしてみてください。これらの表現を避けるだけで自信をもって話せている印象につなげられますよ。
③身だしなみが整っていない
第一印象において身だしなみは特に重要です。人の印象の大部分は第一印象で決まるという話を聞いたことのある人も多いことでしょう。
面接での話の内容ももちろん重要ですが、面接の評価を高めるためには内容以上に身だしなみが重要です。同じ話をするのでも、だらしない人が話すのと、きちんとした人が話すのとでは話の信ぴょう性が変わってきます。
ここではすぐに改善できるチェックしておきたいポイントを紹介します。
身に付けるものは高価なものを用意するよりは、丁寧に手入れをすることが重要です。これらを整えておくだけで、面接官にきちんとした印象を持ってもらうことができます。面接での話の受け取り方もポジティブなものに変えられます。誰から見てもマイナスイメージにつながらないよう、紹介したチェックポイントを中心に身だしなみを整えてから面接に臨むようにしてください。
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面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
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【コミュニケーション編】面接に受からない人の3つの特徴
ここまでに面接に受からない人に共通する事前準備・身だしなみの特徴について紹介してきました。最後に紹介するのは社会人スキルとして重要視されることの多いコミュニケーションでの特徴です。
面接官との対話の中でコミュニケーション能力が図られることになります。どのような職種でもコミュニケーション能力は必要不可欠です。
ここからは、コミュニケーション能力が高いと判断されやすい話し方についてを解説していきます。ぜひ面接での会話で意識して取り入れてみてくださいね。
①自分の言葉で話せていない
誰かの受け売りなど人の言葉を借りて話をすると、自分の言葉ではないので回答自体が曖昧になってしまいます。
就活対策本や就活の情報サイトなどには面接の質問を想定したテンプレートが載っていることが多々あります。「志望動機」や「ガクチカ」などはよくある質問なので、例文として掲載されていることは少なくありません。
もちろん、これらを参考にすることでポイントをおさえた伝え方ができるようになるので活用自体には意味があります。
ただし、たとえばガクチカの例文をサークルの名前や数値だけを自分の状況に合わせて書き換えてそのまま面接で使うのは決しておすすめできません。
テンプレートの表現を使ってしまっては自分の考えを載せた文章ではないので深掘り質問をされたときに対応できない可能性が高まります。面接でスムーズに回答できないことで、コミュニケーションに不安があるという評価がつきやすくなるので避けましょう。
マニュアルやテンプレートは伝え方の構成などを学ぶヒントにしつつも、面接では自分の言葉に変換して語ることが大切です。
②社会人としての言葉遣いやビジネスマナーができていない
面接では社会人基礎力が身に付いているかどうかも所作や言葉遣いを通してチェックされています。そのため、相応の言葉遣い・ビジネスマナーが身に付いていなければ、面接突破は難しくなります。
言葉遣いでは最低限の敬語表現ができ、学生言葉を使わずに正しい日本語でコミュニケーションが取れれば問題ありません。
また、ビジネスマナーについても完璧に習得する必要がありません。細々したところまで意識すると余計な緊張が増してしまうので、面接の段階では「相手への配慮ができているか」だけを最低限意識してください。
たとえば、メモを取るときに一言「メモを取っても宜しいですか?」と声をかけるようにしましょう。いきなりメモ帳やスマホを取り出してメモを取り始めると「面接官への配慮」としては不十分です。同じ空間にいる目上の人に対して、配慮を持った対応ができるようにしましょう。
敬語を使うのもビジネスマナーも相手への配慮が根底にあるものです。日頃から周囲に意識を向けて配慮ある行動ができれば、面接でも社会人として適切な対応ができるようになりますよ。
③スムーズな会話のキャッチボールができない
面接では、テンポよく対話をしてコミュニケーションを円滑に取ることが大切です。スムーズな会話をするために以下のことを心がけましょう。
テンポの良い会話をするためには、間の取り方が重要です。投げかけられた質問に対して答えを一つひとつを考えすぎてしまうと、間が空きすぎてしまいテンポが乱れてしまいます。
とはいえ、「急いで答えないと!」と思って相手の質問にかぶせるように回答するのも、やはりテンポが乱れる要因となります。
質問を受けたら一呼吸置き、適切な間を取ることでスムーズにコミュニケーションが取れますよ。
また、いつもよりも少しゆっくりめに話すようにするのも効果的です。人は緊張すると無意識のうちに早口になりがちなので注意しましょう。
就活生に聞いた! 面接対策で力を入れたことは?
面接で受からない人の特徴を紹介してきましたが、就活生は面接合格のためにどのような対策を行っているのでしょうか。ここでは、面接で受かるために最も力を入れて取り組んだことを学生の皆さんに聞いてみました。
模擬面接などで話す練習をしたという回答が多数
本番の面接を想定して模擬面接などで何度も練習したという回答が多く見られました。
相手に伝わるような話し方ができているか、適切な言葉づかいができているかなどを面接練習を通して確認して練習を重ねる人が多いようです。練習相手から率直な意見を聞くことで自分では気づけない改善点も知ることができるので、効果的な対策と言えます。
ガクチカや志望動機などよくある質問への回答を準備したという意見も
面接で伝える内容を固めておくことを重視して対策を行ったという意見も見られました。
ガクチカや志望動機はほとんどの企業が面接で投げかける質問です。事前にエピソードを深めたり、伝え方を考えたりしておくことで自信を持って面接で答えることができます。じっくり考えておくことで面接官からの深掘り質問に対応できるようにもなりますよ。
本番に備える! 面接で受からないときにすべき対策4選
ここまでに紹介してきた面接に受からない人の特徴を踏まえて、面接突破ができないときにぜひ取り組んでほしい4つの対策を紹介します。
準備次第で内定獲得の可能性を格段に高めることが可能です。誰でもすぐに取り組めることばかりなので、面接を控えている人はぜひチャレンジしてみてください。
①書類の内容を深掘り想定質問に備える
面接での深掘り質問に備えて、提出しているESの見直しをしましょう。
面接では、ESをもとにした質問をされる可能性がとても高いです。特に志望理由やガクチカはどの企業でもより深く知るために深掘りの質問をされることが多々あります。面接で問われたときに一貫性のある回答ができるよう、本番に臨む前にESに記入した内容を改めて確認しておきましょう。
また、準備する際には記入したESの内容に対して「だれが」「なにを」「なぜ」「どのように」を意識して深く考えておくのがおすすめです。深掘りの質問にも対応しやすくなりますよ。
②一歩進んだ企業研究をおこなう
企業研究をするときには、情報を調べるだけでなくさらに一歩踏み込んで取り組みましょう。
企業分析と聞くと事業内容や理念を調べて情報を収集して分析するというイメージを持っている人も多いかと思いますが、それだけでは表面的な調査になるので不十分です。
志望している企業のさまざまな情報に対して「自分はどう思うのか」という問いを立てることで企業分析をより深められます。自分が入社することを前提にして自分事として考えていくことが大切です。
単に情報を暗記したり肯定的な意見ばかりを並べるのではなく、「自分ならこうする」「ここはこうするのが良いのではないか」のような、自分なりの意見を持つようにに意識してください。深い企業研究を進めることができ、面接での意欲のアピールにつながりますよ。
③練習の様子を録画して客観的にチェックする
自分が話している様子を録画してみるのも面接対策としてはとてもおすすめです。自分では意識しているつもりでも、客観的に自分を見てみると気づけていないところで改善点が発見できることは多々あります。チェックすべきポイントを紹介するので目を通しておきましょう。
やや気恥ずかしさはあるかもしれませんが、気づきが多く効果は絶大です。ぜひ面接官になったつもりで自分の姿を確認してみてください。
④模擬面接で面接当日の雰囲気に慣れる
面接のその場の雰囲気に飲まれてしまわないように、事前に練習しておくことが大切です。特に緊張してしまいやすい人は必ず模擬面接に取り組んでおくようにしましょう。1回ではなく雰囲気に慣れることができるまで複数回おこなうのと効果的ですです。
また、面接官役には同じ学生や先輩、社会人の知り合いなどにお願いするのがおすすめです。採用面接の雰囲気がわかっている人にお願いできれば、リアルな模擬面接で練習することができ効果的です。
面接の流れや雰囲気がわかっているだけでも、本番で必要以上に焦ることなく落ち着いた対応ができるようになりますよ。
就活生に聞いた! 面接直前におこなったことは?
面接当日までに準備するべきことについて紹介してきましたが、面接直前はどのようなことをしたらよいのでしょうか。ここでは、合格を勝ち取るために面接直前におこなったことについて、就活生のみなさんに聞いてみました。
想定される質問の回答を考えていたという回答が大多数
面接で想定される質問を考えて答えを用意していたという回答が多く寄せられました。
面接での質問はある程度想定することができます。志望動機や自己PR、ガクチカなど事前に考えてきた回答を本番にスムーズに伝えられるように直前に改めて確認する人が多いようです。
準備してきたことを再度思い返しておくことで、落ち着いて面接に臨むことができるでしょう。
企業の情報を見返していたという人が多い
企業研究として情報をまとめたノートやHPなどで企業の情報を再確認するという意見も散見されました。
同業他社を受けている場合は特に、緊張から混乱してしまい競合の情報を誤って伝えてしまうということも考えられます。事前に改めて企業の情報を確認しておくことで、整理することができるのでおすすめです。企業について質問されることはよくあるので、最新情報を改めて確認して面接本番に備えましょう。
当日の対策も大事! 面接に受かるために必要な3つの意識
合格するためには、落ち着いて面接に挑むことが大切です。どれだけ入念に準備していても、面接本番で良いパフォーマンスを発揮できなければせっかくの努力が水の泡になってしまいます。
自信を持って面接に臨めるように特に意識しておくべきことを3つ紹介していきます。すぐに実践できるちょっとした工夫ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
①身だしなみを徹底的にチェック
面接当日は自宅を出る前に身だしなみを徹底的にチェックしましょう。清潔感を意識して整えておくことで、面接で相手に与える印象は大きく変わります。
具体的には以下のポイントを押さえておくのがおすすめです。
自分でチェックすることも大切ですが、家族や友人など身近な人に最終チェックをお願いするのもおすすめの方法です。客観的に見てもらうことで、より徹底してチェックすることができますよ。
②面接会場の近くに30分前には到着する
面接当日はとにかく時間に余裕を持って行動することが大切です。最低でも30分前までには会場付近に到着できるように時間を逆算して行動しましょう。
当日は電車の乗り間違えや遅延など、何が起こるかわかりません。初めて行く会場であれば道に迷ってしまう可能性もあります。「遅刻してしまうかも・・・」と焦りながら会場に向かってしまっては、面接本番も必要以上の緊張感や焦りを持ったまま臨むことになりかねません。
会場付近で一息ついて気持ちを落ち着かせられるくらいの時間の余裕が持てれば、面接でも落ち着いて対応できますよ。
ただし、面接時間より30分も早く面接会場に入ってしまうのは避けてください。面接官は面接時間に備えて準備を進めています。早く到着しすぎてしまっては迷惑になってしまうので注意が必要です。会場付近で待機してから面接時間に合わせて出向きましょう。
③面接会場に入る前に鏡を見る
面接会場に入る前に、近くにお手洗いがあれば寄って鏡で自分をチェックしましょう。ここで意識しておきたいのは「身だしなみ」と「表情」です。
身だしなみは自宅を出る前に徹底的に確認していますが、会場に行くまでの間に乱れてしまうこともあります。改めて鏡で見ることで身だしなみを改めて整えておきましょう。
また、面接当日は強い緊張感から自分が思っているよりも表情が強張ってしまうことはよくあります。鏡の前で笑顔をつくってみるなど表情筋をたくさん動かして顔をほぐしておきましょう。
近くに確認できる場所がなければ、スマートフォンのアプリなどを使ってカメラで自分を映してチェックするのもおすすめです。清潔感のあるハツラツとした印象を与えるイメージを持ってから面接に挑みましょう。
当日これだけは注意! 面接で受からなくなる3つの行動
十分に準備してきたことを面接で最大限発揮して高評価を得るためにも、ほかの部分でマイナスポイントを作らないことが重要です。
ここからは当日に絶対に避けておきたい行動を3つ紹介していきます。これらの行動を意識的に取らないだけでも面接で受かる可能性が高まるので、ぜひ実践してみてくださいね。
①リラックスしすぎた態度・姿勢
第三者から見て、あまりにもリラックスして見えるような態度や姿勢を取らないように意識しておきましょう。具体的には以下のような態度にならないように注意してください。
これらの行動は面接ではもちろん、待合室などの面接官がいない場でも注意が必要です。癖になってしまっている人も多いので、気を付けましょう。率直にフィードバックしてくれる友人や家族に依頼して、客観的に見て気になる態度や姿勢がないかを確認するのがおすすめです。
面接以外の場面でマイナスポイントを自ら作ってしまうのはあまりにももったいないことです。ぜひ気を付けてくださいね。
②スマホ操作やメモに集中しすぎる
スマホやメモに全力で集中するのはマイナスイメージにつながる可能性があるので避けましょう。
特にスマホでスケジュールや就活の情報を管理していたり、メモを取るのが習慣化している人は注意が必要です。面接官によっては「ただスマホをいじっている」と思われてしまう可能性があります。強いこだわりがなければ、面接のときは手帳などに情報を集約しておくのがおすすめです。
メモを取ること自体は決して悪いことではありませんが、その行動が面接官から良い印象を持たれるとは限りません。面接では相手がいることを意識して対話に注力することが大切です。
メモするときは文章ではなく最低限の言葉のみを記入すると、メモを取る時間を最低限にできるのでぜひ試してみてください。できるだけ顔を上げ、面接官と対面して話している時間を長く取るように意識しましょう。
わかっていても癖づけておかなければ意外と難しいものなので、不安な人はメモを取る練習をするおすすめです。
③意欲が伝わらない表現
本当は意欲があるのに面接官にはその思いが伝わらない、ということは実はよくあります。意欲が伝わらない大きな要因の一つが、面接で否定的な表現を使ってしまうことです。
面接では基本的に肯定的な表現を使うように心がけましょう。たとえば職種の希望を問われたときに「〇〇だけは嫌です」と答えてしまうのは否定的な表現になります。その企業にとっては大切な職種なので、好印象にはつながりません。
また、福利厚生など制度のことばかりに意識を意識した表現も避けましょう。仕事内容のことややりがいなどに意識が向いた発言の方が面接官にとっては意欲的に感じられます。
制度について質問してはいけないというわけではありませんが、順番やバランスを意識することが重要です。
誤解を生むことのないように、表現方法には注意しましょう。
なかなか受からない・・・! 面接対策に疲れたらリフレッシュするのも大事
面接のコツについて紹介してきましたが、それでも思うように進まずにうまくいかないと悩んでしまうこともあるでしょう。面接のためにさまざまなことに取り組んでいるのにうまくいかなければ、気持ちが落ち込んでしまうのは当然です。
「何をしてもうまくいかない」「受かる気がしない」とネガティブな気持ちになってしまったら、一度就活から離れて気持ちをリフレッシュさせることも大事ですよ。
気持ちが後ろ向きなままでは、せっかく根詰めて取り組み続けてもうまくいきません。
気分をリフレッシュできれば、考え方も前向きに戻りやすくなります。気持ちを切り替えてから改めて取り組むことで、より深く集中して準備を進めることができますよ。
ただし、リフレッシュはあくまで一時的なものです。だらだらと楽しいことばかりに流れてしまわないよう、期限を設けようにしましょう。
就活で全力を出すためにも、自分の気持ちに向き合いながら上手に息抜きを入れていくことが大切ですよ。
面接に受からないのは準備不足が原因! 合格のために今できることを進めていこう
この記事では、面接に受からない人の特徴や内定獲得のためのコツについて紹介してきました。
面接に受からないのには理由があり、そのほとんどが面接に向けた準備不足です。逆に言えば、準備を徹底的におこなえば面接突破が見えてきます。
就活の準備に「やりすぎる」ということはありません。自己分析や企業分析など就活を通して取り組んでいることは必ず就活を終えてからも社会人生活の中で役に立ちます。
「自分はどんな人間なのか」「どんな仕事がしたいのか」「なぜその企業に入りたいのか」を深く問い続けて自分の軸を固めておくことで、入社後に高い志を持って仕事に向き合うことができるようになりますよ。
ぜひ記事のなかで紹介してきた内容を参考にしながら、面接に向けた準備を進めてみてください。これまで取り組めていなかったことには、今からでも早速着手して内定獲得を目指しましょう。
Webテストに関する調査
- 調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
- 調査日:2024年12月20日~27日
- 調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
- 調査対象者:25卒・26卒の就活会議会員の79人