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【学チカの答え方】学生時代に力を入れたことのアピール方法~例文あり~

学チカの答え方に悩む人は多い

就活でよく聞かれる質問のひとつとして学チカが挙げられます。学チカとは学生時代に力を入れたことの略であり、履歴書やエントリーシートをはじめとし、面接でも聞かれる質問です。

学チカは業界、企業に関係なく聞かれる質問ですが、これに上手に答えられず困っている人は多いです。学生時代に力を入れたことといっても、すぐにアピール内容を思いつく人は少ないですし、頑張った経験がないと落ち込んでしまう人もいます。

しかし学チカは誰しもアピールできるものですし、きちんと考えれば頑張った経験は探し出せます。アピール内容が見つからないのは探し方が悪かったり、そもそも学チカについての理解が深められていない可能性が高いです。学チカとは何かを理解し、上手なアピールを考えていきましょう。

学チカでアピールできる内容

学チカを上手にアピールするためには、まずはどんな内容ならアピールできるのかを知っておくことが大切です。学チカで悩んでしまう人の多くは、そもそもアピールできる内容が何なのかを理解していないことが多いです。

アピールできる内容を知らなければ考えるのも難しいですし、考えたとしても的外れな内容になってしまい、評価されない可能性もあります。学生時代を思い返しながら、アピールできる題材を見つけていきましょう。

基本的には何でもOK

学チカでは何を題材にアピールしていいのか分からず悩む人が多いですが、アピール内容については基本的には何でもOKです。ゼミや部活、サークル、ボランティア活動はもちろんアルバイトなどもアピールできます。

学生の本分である勉強もアピール可能ですし、ゼミに所属していない場合でも力を入れた勉強や研究があればアピールしても問題はありません。どのような取り組みでもアピールできるため、比較的自由度は高いです。

就活のほかの質問では使用できる題材が限られていることが多いですが、学チカは自由度が高く、題材も見つけやすいでしょう。選択肢が多い分絞り込むのが難しいというデメリットはありますが、視野を広げれば題材はすぐに見つかります。

ありきたりな内容でもアピールできる

学チカで伝える内容は、取り組み内容がありきたりだとしても、伝え方次第で高評価を得ることができます。印象的なエピソードであれば採用担当者の印象にも残りやすいですが、それはあくまでプラスアルファの評価に過ぎません。

印象的なエピソードでも上手にアピールできていなければ、評価はされませんし、目立つ=高評価とは限らないことは覚えておきましょう。学チカでは珍しいことを経験したかではなく、経験から何を得てどのように成長したのかが重要視されています。

ありきたりな内容でも、経験から成長できたことをアピールできれば好印象です。題材の自由度も高いですし、内容についてもどんなに些細なことでもアピールはできますので、難しく考える必要はありません。

マイナスイメージがある取り組みはNG

学チカでは基本的にはどんなことでもアピールできるものの、マイナスイメージがある取り組みをアピールするのはNGです。ギャンブルや犯罪をイメージさせるものは、決してアピールしないようにしましょう。

仮にこれらに力を入れていたとしても、アピールすればマイナスの印象を与えてしまいますし、評価は大幅に下げられます。経験から何らかの成長があったとしても、エピソードそのものが評価されませんので過程や結果に関係なく評価は下がります。

学チカでは就活にふさわしい内容を伝えることが大切ですし、これらの内容ではTPOに合った内容ではないとして常識まで疑われる可能性が高いです。社会人としての自覚がないと評価されますので、これらは絶対にアピールしないようにしましょう。

学チカを尋ねる企業の意図

学チカで高評価を獲得するためには、企業がなぜ学生時代の経験を尋ねるのか、質問の意図を知っておくことが大切です。企業が学チカについて聞くのには理由がありますし、評価の基準もあります。

質問から何が見られているのか、評価されているのかを知ることは、好印象を与えるために重要なことです。企業が質問をする意図を正しく理解して、どんな内容を伝えるべきかを考えましょう。

学生の経験値を見ている

学生時代にどのようなことを経験しているのかによって、企業は学生の経験値を見ています。経験値の高さは、人間としての価値の高さになりますし、胸を張って答えられる経験をしている=人間的な魅力があると判断されます。

珍しい経験、貴重な経験をしていれば注目はされますが、必ずしも高評価になるわけではありません。経験値の高さは経験の多さではなく、経験から学んだことの多さです。学チカでは経験から何を学んだのかが見られており、そこからどのような人柄をしているのかが判断されています。

そのため珍しい経験、貴重な経験をしていても、経験から何も学べていないのであれば経験値は低いと判断されます。ありきたりな経験でも、多くを学んでいれば経験値は高いと評価され、好印象です。

企業との相性を測るため

学チカでは学生時代に取り組んだ内容から人柄や能力を測り、それらによって企業との相性が見られています。仕事をする上では仕事の資質や適性、相性があるのは大切であり、それらがなければ活躍はできません。

人柄がよく、能力が高くても必ずしも活躍できるとは限らないため、企業に適した資質を持っていることが大切です。学生時代の経験からどのように成長したのかによって、相性が測られていますので、アピール内容には注意が必要です。

何らかの経験から成長できたことをアピールしても、それが企業の求めるものと合致していなければ意味はありません。相性の良さをアピールすることが大切ですので、企業に求められるもの、仕事で役立てられる能力や人柄を身に付けたとアピールすることが大切です。

物事への取り組みの姿勢を知るため

学生時代に力を入れたことから、物事への取り組みの姿勢も見られています。物事にどのように取り組むのか、問題に直面したときにどのように考え、対処するのかなど、細部まで評価されています。

物事への取り組みの姿勢は、そのまま仕事への取り組みの姿勢として評価されますので、アピール内容から企業で活躍する姿をイメージされていると考えましょう。アピール内容から企業で活躍する姿を上手にイメージできれば好印象ですし、反対にイメ―ジできなければマイナスの印象を与えてしまいます。

仕事への取り組むの姿勢をイメージしてもらうためには、伝えるエピソードにも気を配る必要があります。物事への取り組みの姿勢が分かりやすい内容でアピールすれば、高評価になる可能性も高いです。

学チカのアピールのポイント

学チカは上手にアピールするためのポイントがあり、それを踏まえて伝えることが大切です。同じ内容でもアピールの仕方次第で与える印象は違ってきますし、評価も異なります。

内容をしっかりと練り上げることも大切ですが、それをどのように伝えるのかも重要です。アピールのポイントを知っておけば内容も考えやすくなりますし、ブラッシュアップもできます。どのようにアピールすれば好印象を与えられるのかを知り、上手に伝える方法を身に付けましょう。

過程を重視してアピール

学チカで評価されているのは結果ではなく過程です。華々しい結果を誇っていれば印象的なアピールになりやすいですが、結果が良ければ必ずしも評価されるわけではありません、結果が素晴らしいものでも、過程が悪ければ意味がないので注意が必要です。

結果よりも過程を重視してアピールし、取り組む姿勢を重点的に伝えていくことが大切です。過程を念入りに伝えることで、ありきたりな内容でも評価されやすくなります。結果はあくまでプラスアルファのものであり、必ずしも実績が必要ではないことは覚えておきましょう。

もちろん結果と過程の両方が素晴らしい場合は、結果もアピールすればより好印象になります。その場合でも主役になるのはあくまで過程ですので、過程の配分を多くしてアピール内容を構成しましょう。

経験から何を得たのか

学チカでは過程のアピールが大切ですが、どのような経験をしたのかだけではなく、そこから何を得たのかが重要です。経験からどのように成長できたのかが重要視されているため、得たものについてしっかりとアピールしなければなりません。

過程の説明だけになってしまうと評価はされませんし、そこから何を得てどのように成長したのかを意識して伝えましょう。過程も評価の対象ではありますが、重要視されているのは経験から得たもの、成長できたことです。

これら2点が学チカのアピールにおける中核になりますので、ここを重点的に伝えることが大切です。経験から得たものをアピールの中核として考え、それを補足するものとして過程の説明があると考えましょう。

得たものが仕事でいかに役立つか

経験から得たものを述べれば、それが企業の仕事でいかに役に立つかをアピールしていきます。学チカに限らず、就活で求められているのは仕事で活躍できるかどうかです。素晴らしい経験をして、さまざまなものを得たとしても、それが企業の仕事で活かせなければ評価はされないので注意しましょう。

経験から得たものが仕事で役立つことをアピールし、採用メリットを伝えていくことが大切です。最終的には仕事で役立つもの、企業に貢献できるものをアピールしなければなりませんので、企業研究は必須です。

企業で何が求められているのか、仕事で活躍するためには何が必要なのかを知った上でアピール内容も考える必要があります。学チカの内容は、志望企業ごとに変えることも大切です。

学チカのアピールの注意点

学チカをアピールするためにはさまざまなポイントがありますが、上手に伝えるためには注意点についても理解をしておくことが大切です。上手にアピールできていても、注意点がひとつ守れていないだけでマイナスの印象を与えてしまいますし、場合によっては評価を下げられる可能性もあります。

高評価を獲得するためには、いかにマイナスの印象を与えないかも重要です。注意点を把握して、減点対象とならないようにアピールしていきましょう。

概要の説明だけにならない

学チカのアピールでは経験の過程を重要視して述べることが大切ですが、経験の概要の説明だけにならないように注意が必要です。経験したことを説明するだけでは、何のアピールにもなりません。

企業は学生の経験を聞きたいわけではなく、経験からいかに成長できたのかを聞きたがっていることを理解しましょう。概要については最小限に抑え、いかに成長したのかを重視してアピールすることが大切です。

成長したことを伝えるためには、ある程度はエピソードも伝えなければなりませんが、説明部分が多くなりすぎるとアピール力が半減します。説明部分もある程度は取り入れながらも、いかに成長したのか、それが企業でどのように役立つかを重視してアピール内容を考えましょう。

分かりやすく伝える

学チカは基本的にはどんな内容でもアピールできますが、経験内容によっては、専門外の人には分からないこともたくさんあります。そのため概要を述べる際は、専門外の人でも分かりやすいように簡単に伝えることが大切です。

特にゼミでの研究内容などを題材にアピールする場合は、誰が聞いても分かるように説明しなければなりません。どれだけ念入りに概要を説明したとしても、それが理解してもらえなければ意味がありませんし、評価が下げられる可能性があります。専門用語などは使わずに、簡単かつ簡潔にアピールすることを心がけましょう。

自分の意思で取り組んだことを述べる

学チカはどんなことでもアピールできますが、自分の意思で取り組んだことでのアピールが大切です。他の人に言われて取り組んだことでは積極性がないと判断され、マイナスの印象を与える可能性が高いです。

また必要性に迫られて仕方なく取り組んだことも、印象が良くないので注意しましょう。自分の意思で自発的に取り組んだことを例に挙げて、アピールすることが大切であり、物事に積極性に取り組む姿勢があることを伝えなければなりません。

取り組みの過程や得たもの次第では自分で始めたこと以外でも評価される可能性はありますが、それでもアピール力が半減するのは事実です。高評価を狙うのであれば、自発的に取り組んだ内容を伝えることが大切です。

学チカの例文

学生時代はサークル活動に力を入れ、活動を通して目標に向けて努力することの大切さを学びました。大学入学時に軽音楽サークルに入り、ドラムを担当しました。バンドメンバーは私を含め全員初心者で最初は上手くいきませんでしたが、学園祭での演奏を目標に練習に励みました。月ごとに目標を増やして練習に取り組むことで真剣になることができ、学園祭での演奏も成功させることが出来ました。私は御社でも目標を立てながら仕事に取り組み、分からないことでも投げ出さずに努力を続けることで、少しずつ目標を達成していきたいと考えています。

例文ではサークル活動に力を入れ、目標に向けて努力することの大切さを学んだとアピールされています。エピソードの説明については最小限に抑えられており、どのように取り組んだのかを明確に伝えられています。

目標を設定し懸命に努力をしていたことが伝わりますし、最初に提示した内容とリンクしており好印象です。身に付けたことを企業でどのように活かすかもアピールできています。活躍の仕方も具体的に示されていますので、企業で活躍する姿もイメージしやすく好印象でしょう。

学チカは努力過程や経験から得たことのアピールが大切

学チカでアピールできる内容はさまざまであり、基本的にはどんな内容でも高評価を狙うことができます。学チカで大切なのは珍しい経験をしたり、実績を残していることではなく、経験から何を学んでどのように成長したか、それが企業でいかに役立てられるかです。

ありきたりな内容でも企業での貢献度の高さがアピールできていれば好印象ですし、印象的な内容でも仕事に役立たなければマイナスの印象を与えてしまいます。学チカは大学生活の総まとめであり、これまでの経験をしっかりと思い返して考えることが大切です。

しっかり考えればアピール内容は必ず見つかりますので、どのように伝えるかを念入りに考えて、上手にアピールして高評価を獲得しましょう。

監修者プロフィール

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吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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