身だしなみ

就活メイク講座を実施している2社を紹介|メイクの重要性と紹介

就活メイク講座とは

就活メイク講座では、就活向けのメイクのイロハが教えてもらえます。メイク次第で与えられる印象は違います。同じ人が同じ内容で面接を受けても、メイクが違うだけで評価が異なる可能性も十分にあるのです。

就活用のメイクの攻略が、就活を成功させる一歩に繋がると言ってもいいでしょう。この記事では、就活メイク講座の情報や就活用のメイク方法についてご紹介していきます。

就活メイク講座をしている企業

就活用のメイクを実践したいものの、どのようなメイクが就活にふさわしいか分からないと悩む人は多いでしょう。そこで役立つのが就活メイク講座です。美容系の企業は就活メイク講座を実施しており、過去数年にわたって連続して実施し続けている実績を持った企業もあります。メイク講座をおこなう企業を知り、どのような内容かも知っておきましょう。

資生堂

資生堂では、自社店舗で就活メイク講座を実施しています。完全予約制のため、事前に予約が必要です。就活が本格化すると予約がとりづらくなる場合があるため、早めに確保しておきましょう。資生堂のメイク講座は、まずはカウンセリングから始まります。どのような印象を与えたいかを相談しながらメイクの方法を決められるため、自由に印象を操作したメイクを教われるのが大きな特徴です。念入りなカウンセリングの後、実践的にメイクを施していき就活メイクの技術を学びます。

メイクをしてもらうのではなく、あくまでやり方を教わりながら自分で実践するため、メイクの感覚を掴みやすいのも魅力でしょう。細かい部分は修正してもらいながら実践的に就活メイクを学べるため、すぐに就活に役立てられます。

メイクアンリミテッド

メイクアンリミテッドのメイク講座では、学生が現在持っているメイク道具や誰でも気軽に購入しやすい道具を使ってメイク技術が学べるのが特徴です。就活用に特別なものを買い足す必要はなく、メイクの技術を学ぶのが講座の主な目的と言えます。メイク講座では、採用担当者が好むメイクはどのようなものかを知り、細かいテクニックを学びながら就活メイクを習得できるのが特徴です。

たとえばニキビ跡の隠し方や眉毛の整え方など、細部のテクニックまで重点的に学べ、就活だけではなくプライベートのメイクにも役立つでしょう。就活用のメイクはもちろん、社会人にふさわしいメイクも学べるため、新社会人になる準備にもおすすめの講座です。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう!

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

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メイクが就活で重要な理由

メイク講座などを利用しながら、就活用のメイクを学ぶことが大切ですが、そもそもなぜ就活ではメイクを重要視しなければならないのか疑問に思う人もいるでしょう。就活メイクで悩む人は多く、できるなら何も気にせず自分の思うままにメイクして就活に取り組みたいと考える人もいるのです。

メイクが就活で重要視されていることには理由があるため、それらを把握してこだわるべき理由を紹介します。

身だしなみの一部

就活ではメイクは身だしなみの一部として考えられており、就活用のメイクがきちんとできていなければマイナスの印象を与えてしまいます。身だしなみは就活では特に重要視されているポイントであり、細部まで徹底して整えなければなりません。身だしなみは、社会人としての最低限のマナーと考えられています。

身だしなみ=スーツの着こなしだけではなく、持ち物、メイク、振る舞いまで総合的に判断して評価が決定します。身だしなみはいわばトータルコーディネートで見られているため、メイクも細部まで評価の対象になっていると考えておきましょう。

TPOの意識が見られている

就活メイクといわれるように、メイクはシーンに合わせて変えなければなりません。就活にふさわしいメイクができているかでTPOの意識の有無が見られており、これも評価の対象です。TPOとは、時間、場所、機会の英単語3つの頭文字を取ったものであり、社会人の常識のひとつです。

簡単にいえば、その時、その場のシーンに合った身だしなみや振る舞いができているかを問うものであり、メイクも重要な要素となります。たとえば舞台化粧と呼ばれるメイクは、大きな舞台で客席と距離がある中で演者の顔がよく見えるよう、映えるように派手な化粧を施すものです。これは舞台であるから成立しているものなので、日常生活で舞台化粧をしていると違和感があります。極端な例ですが就活もこれと同じで、その場に合ったメイクができているかが、評価の対象です。

メイクで与える印象が変わる

メイクを少し変えるだけでも顔の印象は大きく変わり、雰囲気も違ってきます。メイクによって顔の印象が変われば、採用担当者に与えられる印象も違ってくるため、選考での評価に影響することも少なくありません。顔の印象は、第一印象を決める重要な要素です。

第一印象がよければ面接中も常に好印象を与えやすく、反対に悪ければ不利になる可能性が高いといえます。面接で入室した際は顔を最初に見るため、与える印象を考慮してメイクを考えれば印象を操作してより有利に選考を進められます。

就活メイクでは自分の魅力を演出することが大切

就活のメイクは清潔感があるほうが良いですが、明確な「正解」は存在しません。人それぞれその人に合ったメイクは存在し、企業や採用担当者によってそれぞれ見方は変わります。最も大切なのは自分が納得して就活できるメイクをするということです。

就活のメイクについて解説していきますが、内容は参考にしたうえで、自分自身でどのようなメイクで就活に臨むかは選んでください。

就活メイクの基本

就活メイクでは細かい点まで意識することが大切ですが、まずは基本をしっかり押さえておくことが大切です。メイクの基本ができていれば、少なくともマイナスの印象は与えません。

就活メイク講座の利用によりテクニックを学べますが、基本ができていないとテクニックを使っても効果は薄くなります。就活メイクの基本を知り、どのようなメイクが求められるか再度考えてみましょう。

ナチュラルメイクを意識する

就活メイクの基本はナチュラルメイクです。メイクは細部を変えることで与えられる印象も変化しますが、ナチュラルメイクがベースになっていることは共通しています。ナチュラルメイクといっても、素肌ではなく下地やファンデーションなどで肌をきれいに見せることは大切です。濃く見えるメイクの理由となるのは、目元や口元、チークなどになります。

ナチュラルメイクを意識するためには、これらのポイントメイクを色づく程度に抑えることが大切です。自分では普段のメイクを見慣れてしまっているため、友人や家族にナチュラルメイクができているか確認してもらうといいでしょう。

トレンドメイクは控える

メイクにはさまざまなトレンドがありますが、トレンドのものは就活に不向きです。トレンドメイクをすると一気にカジュアルな印象を与えてしまい、身だしなみが乱れていると判断されます。トレンドメイクには、例えばグラ―デーションリップやチークを入れる位置などがあります。

場合によっては就活に臨む意識が低いと判断される可能性もあるため、注意しなければなりません。就活で求められるのはオシャレやトレンドではなく、フォーマルさです。

すっぴんはNG

就活メイクはナチュラルが基本であり濃いメイクはNGですが、反対にまったくメイクをしないすっぴんも避けたいところ。ビジネスの場ではメイクをした状態が正しい身だしなみ、フォーマルな装いと考えられているため、すっぴんはマナー違反とみなされます。

メイク技術を駆使してすっぴん風メイクで仕上げることは可能ですが、就活には不向きです。眉毛を描く、アイシャドウを塗る、口紅を塗るなど、メイクが必要な場所を押さえましょう。

メイクと合わせて身だしなみも整える

就活ではこだわったメイクが大切ですが、身だしなみで見られているのはメイクだけではありません。身だしなみはメイクも含めてトータルで評価されているため、細部にも目を向けてしっかり整えましょう。

せっかく就活用メイクが完璧でも、他の部分ができていなければマイナスの評価になってしまいます。メイク以外でも見落としがちなポイントはさまざまあるため、細部にまで目を向けて完璧な身だしなみを心がけてください。

髪型・髪色は清潔感が大切

髪型や髪色もメイク同様に目につきやすい部分であるため、念入りに整えなければなりません。それぞれ清潔感が大切であるため、派手になり過ぎないようナチュラルに整えることを意識しましょう。女性の場合、髪の長さはショートからロングまでOKですが、長くなればゴムやピンでまとめなければなりません。

また、前髪も重要であり、目にかからないよう横に流すなどして顔のパーツがすべて見えるようにしましょう。髪色は基本的には黒色がもっとも印象がよく無難です。身だしなみに厳しい企業の場合、少しでも染めていると評価を下げられる可能性があります。

ネイルはなしかトップコートのみ

ネイルも意外に見られているポイントであり、フォーマルさを演出するにはネイルなしが基本です。ネイルはストーンをつけて派手にしている場合はもちろん、単色で塗っている場合でもカジュアルな印象を与えてしまいます。

美容系の業界を志望する場合はネイルをしていても問題ない場合が多いですが、他の業界と並行して就活を進める場合は、ネイルはしないほうが無難でしょう。ネイルなしがどうしても難しいなら、トップコートだけにするなど、派手にならない工夫をすることが大切です。トップコートだけなら爪を保護するという役割があるため、塗っていてもマイナスの印象を与える心配はありません。

香水にも注意

就活中は香水にも注意が必要であり、基本的につけないのが無難です。自分にとってはいい匂いでも、他の人にとっては不快感を覚えることもあります。香水だけではなく、制汗剤や柔軟剤にも注意が必要です。あまりに香りが強いと他人への配慮がないと判断され、マイナスの印象を与えてしまうでしょう。

就活では企業の担当者のみならずさまざまな人と関わるため、相手の立場に立って考えることが大切です。周囲へ配慮する意味でも、本当に香水が必要かどうか考えましょう。

ストッキングの着用は必須

女性はストッキングの着用が必須であり、これは時期やスーツのスタイルに関係ありません。夏の暑い時期でもストッキングは必須であるため、着用を心がけましょう。

パンツスーツの場合は肌が見えている面積が狭いため、ストッキング着用の有無も見えづらいです。しかし、面接官は就活生の足元をチェックしていることが多いため、気を抜かずにきちんとストッキングを着用しておく必要があります。伝線したときのためにも、替えのストッキングを常備しておきましょう。

メイク講座で就活メイクをマスターしよう

就活では身だしなみは重要視されているポイントであり、メイクは特に見られています。就活用メイクはナチュラルメイクが基本であり、薄すぎるても濃すぎてもNGです。ちょうどよいバランスを心がけることが大切であり、メイク講座などを利用して就活にふさわしいメイクを学ぶことが身だしなみを整える秘訣です。

メイク講座は企業が開催しているため信用度は抜群であり、プロの目から見た就活用メイクのポイントを教えてくれます。メイクを少し変えるだけで全体の印象は大きく変わり、就活の評価に影響することも多いです。就活メイク講座を利用して就活用メイクのイロハを学び、TPOに合った装いを心がけましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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