身だしなみ

【就活用の時計の選び方】好印象を得られるおすすめのブランド5選

就活生に腕時計が必要なわけと選び方

就活をする上で、腕時計は必要でしょうか。もし、希望する企業に採用される可能性を少しでも上げたいのなら、間違いなく必要と言えます。確かに、普段の私たちの生活の中で、腕時計は必需品ではなくなりました。

最近は腕時計がなくても、スマートフォンで時計を確認することができます。また腕時計には高価なイメージもあります。「わざわざ高いお金を出して腕時計を買う必要はない」と考える人も増えていると言えるでしょう。

実際、IT系の仕事をしている人や若い社会人の中には、腕時計をしていない人も増えています。就活に「腕時計は必要ないのでは?」と考える人が増えるのも自然な流れと言えます。しかし、就活には依然として腕時計が必要なわけがあります。この記事では、就活に腕時計が必要なわけと、腕時計の選び方を紹介します。

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腕時計の重要性について、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

就活時計のおすすめ

就活をする上で、腕時計を付けることには確実にメリットがあります。逆に、腕時計を付けなかったために不便な思いをするケースは多いものです。確かに「時間を確認するだけ」ならスマートフォンで十分かも知れません。

しかし、スマートフォンは就活中、いつでもどこでも見られるわけではないことに注意してください。筆記試験の会場に時計がない場合や、目の前に企業の方がいる状態でスマートフォンを見ることは難しいでしょう。

このほかにも、就活で腕時計をするべき理由があります。その理由について見てきましょう。

面接官の世代は時計好き

腕時計がなくても時間が確認できるようになったのは、携帯電話が普及し始めた2000年前後からです。つまり、それよりも前に社会人になった40代以上の人たちにとって、腕時計は時間を確認できる唯一のものだったことになります。

そういった人たちの感覚からすれば、仕事をする上で時間を守るのは最低限のマナーであり、そのためには腕時計が必須です。腕時計をしていないというだけで、社会人としてのマナーがわかっていないと捉えられる可能性があるでしょう。

ほとんどの場合、就活では40代以上の面接官と出会います。中には、「スーツには腕時計がセット」と考える人も多いです。スーツ姿の印象は採用の可否に大きく影響するものですが、腕時計をはめているだけでスーツ姿を好印象にすることができます。

腕時計も身だしなみ

腕時計は、相手に配慮するための身だしなみとしても必要なアイテムです。就活でスーツを着用するのと同様、接する相手に対する身だしなみとなっています。

時計は時間を確認するためのものです。時間を守ることは基本的なマナーとして当然ですが、時間さえ守れていれば良いわけではありません。

例えば時間の確認自体はスマートフォンでも可能です。しかし、スマートフォンには時間を確認する機能だけで無く、SNSやゲームなど、さまざまな機能があります。

あなたは何気なくスマートフォンで時間を確認しただけかも知れませんが、相手にはメールやSNSを確認したように見えるかも知れません。そう見られてしまうと、相手にとってはとても失礼な行為になってしまうのです。

就活で時計が必要になる場面

上記の記事から、就活では時計が必要ということをお分かりいただけたかと思います。しかし、実際に時計が必要となる場面はどこでしょうか。具体的に把握しておかなければ、その重要度はあまりピンとこないのではないでしょう。そこでここからは、就活で時計が必要となる場面について2ケースを紹介します。これから紹介する、時計の必要となる場面で、自分がもし時計を持っていなかったということも合わせて、考えながら記事を読んでみてください。きっと、就活の必須アイテムとして時計を所持するようになるでしょう。

筆記試験

1つ目に、就活で時計が必要になる場面としてあげられるのが、筆記試験での会場です。就活の選考では、一次もしくは二次に試験会場での筆記試験を用いる企業も多いでしょう。筆記試験では、制限時間が設けられているケースが大半ですので、時計を所持していなくては、時間が計れません。会場によっては、時計が設置されていない場合もあります。

そのため、「問題を最後まで解いていないのに制限時間がきてしまった」や「時間が分からないため、焦って早く解きすぎた」となってしまう可能性が十分にあるのです。時間配分をしながらしっかり解き進めるためにも筆記試験に時計は必須アイテムなのです。携帯電話の時計は使えないことが多いので注意が必要です。

グループディスカッション

2つ目に就活で時計が必要になる場面としてあげられるのが、グループディスカッションです。グループディスカッションも制限時間内にグループでの結論を出す必要があります。グループディスカッションでは、最終的にグループでの結論を出すために、役割分担を決める時間、討論する時間、意見をまとめる時間など、時間を分けて進めていく必要があります。この時に時計を持っていないと、時間を余してしまったり、制限時間になってもグループでの結論が出ずに終わってしまったりする場合があるのです。

特に役割で司会となってしまった場合は、時間配分が重要な役割となります。時計を持っていなかったから、自分の就きたかった役割を取ることができなかったと後悔しないようにするためにも、時計を着けてのぞむようにしましょう。

就活にふさわしい時計

就活には腕時計が必要なことがわかりました。しかし、就活に腕時計が必要だからといって、どのような腕時計でも良いわけではありません。就活の場にふさわしく、採用担当者や面接官から好印象を持たれる腕時計をはめていくべきです。

それではどのような腕時計が、就活で印象を良くしてくれる腕時計なのでしょうか。ここからは、就活で好印象を勝ち取るためにふさわしい腕時計の条件をまとめてみます。

アナログの時計

就活にふさわしい腕時計の条件の1つ目は、アナログ時計です。基本的にビジネスシーンではアナログ時計が使われています。その理由は、デジタル時計はカジュアルすぎるからです。

ビジネスシーンでは基本的にスーツを着用するものですが、スーツはフォーマルな服装です。フォーマルなスーツにカジュアルなデジタル時計は似合わず、格好悪い印象になってしまうでしょう。

また、デジタル時計はスポーツやアウトドアなどで好んで使われており、趣味や遊びのイメージを持っている人も多いです。そのため、就活やビジネスのシーンではデジタル時計ではなくアナログ時計を着用するようにしましょう。

ハイブランドの時計は避ける

時計というと、ロレックスやオメガ、カルティエなどを思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、こういったハイブランドの時計は、就活にはふさわしくありません。高級な腕時計が目に入ると、そんなつもりはなくても「贅沢」「偉そう」などと思われてしまう可能性があるため、避けたほうが無難です。

就活生の場合、高価なぶんイメージアップするわけではなくむしろ逆効果で、安物のほうがまだ可愛げがあります。値段は数千円から3万円前後までが妥当でしょう。スーツの価格とランクを合わせることを基準にしてください。記念日にもらったものやお守り代わりにしているものなど、大事な時計を身に着けたい事情があっても、それが就活の場にふさわしいものでなければ差し替えるべきです。TPOをわきまえ、就活生らしい清潔でフレッシュな印象を演出しましょう。

派手なデザインはNG

アナログ時計であればどんな腕時計であっても大丈夫というわけではありません。いくらアナログ時計であっても、カジュアルなデザインの腕時計であれば、結局はスーツに合わなくなってしまいます。

人の印象は初対面ですぐに決まってしまうと言われており、スーツ姿の印象は採用に大きく影響する可能性があります。腕時計で好印象を勝ち取りたいのであれば、腕時計の見た目はスーツに合わせることが大前提です。

特に派手な色やデザインの腕時計はスーツに合わず、変に目立ってしまう可能性があります。また金色のメタルベルトの腕時計の場合、威圧感を与えてしまい、印象が悪くなってしまうこともあります。腕時計は必ずスーツに合わせて選びましょう。

スーツに合う時計の文字盤やベルトの色

スーツに合う腕時計とは、どのようなものでしょうか。腕時計で他者の目につきやすいパーツといえば、「文字盤」と「ベルト」ですよね。以下では、この2点に照準を合わせて選び方のポイントを見ていきます。ベルトの素材はラバーやプラスティックなどさまざまですが、ビジネスシーンで選ぶべき2種に絞って色を中心に解説します。

腕時計は主役でなく、機能としてもデザインとしても、サポートが務めです。じっくりと吟味して、控えめに寄り添いあなたを引き立てる時計相棒を選びましょう連れてください。ビジネススタイルにおけるトータルのバランスを考え、印象づけたい自分のイメージともしっくり馴染む、調和のとれた一本が見つけてくださいかると良いですね。

文字盤はシンプルなデザインがよい

当たり前ですが、時計が持つ本来の役割は「時を知らせること」です。時刻や経過時間の把握を第一目的とする以上、それが読み取りやすくなければなりません。ブランドロゴや模様、装飾などが妨げにならぬよう、また面接官の目に触れた際の印象も考慮し、文字盤はシンプルなデザインを重視しましょう。

落ち着いたトーンの白・黒・青いずれかワンカラーで無地が最適ですし、さらには秒針までつ附いた単純な形状の三針タイプで、1分刻みの目盛りならストレスフリーです。サイズは、自分の手の大きさや腕の太さ長さとの兼ね合いを見ながら、主張し過ぎない程度のものを選択してください。形は体型などから似合うタイプを探しましょう。時計くらい好みのデザインで気分を上げて就活を乗り切りたいと思ってもぐっと我慢し、プライベートで楽しむようにしましょう。センスを表現すると意気込むより、TPOに合わせることが大切です。

革ベルトの色:黒・茶色

ベルトの素材で就活に適したものの一つが、革です。重厚感がありながら温かみも携えた、スタンダードな素材です。金属アレルギーの方は、必然的にこちらになります。柄モノは避け、色は黒や茶を選んでください。黒は重くお堅い印象になりがちですが、キリッと真面目な雰囲気は硬派で堅実なイメージを作ることができます。

茶は軽やかさや柔らかさを打ち出せるでしょう。就活では印象が大切ですから、「自分についてどのようなイメージを与えたいのか」という戦略も交えて選択すると効果的です。気を引き締め敬意を払っている証として、マナーに則った身なりに整えて面接に臨むことは、入社意欲の表明でもあります。よりフォーマルな段階に格上げしてくれる革素材を、うまく利用してみてください。

金属ベルトの色:シルバー・ピンクゴールド

手入れが簡単で臭いもなく、耐久性抜群なのは金属ベルトです。中でもアレルギーが出にくいステンレススチールや、軽量なチタンが扱いやすいでしょう。若々しい爽やかさや清涼感、シャープな知性を感じさせるのがメタルブレスレットの特長と言えます。就活の場における金属ベルトの色は、シルバーが標準です。カチッとクールに印象づけられる基本色のシルバーは、誰でも使いこなせどんなスーツにもキレイにキマります。

選択の許容範囲でおすすめできる色のうち、日本人の肌に馴染みが良いのはピンクゴールドです。強くない発色であれば、女性ならこちらを選んでも良いでしょう。メタルの冷たさや男性的な雰囲気が和らぐ色味です。普通のゴールドは就活生らしさに欠けるためNGと心得てください。カラー診断で、ベースとなるパーソナルカラーを探るのも一考です。通気性や装着のフィット感もふまえ、相性の良い色でお気に入りとなる品を探しましょう。

就活におすすめな時計ブランド5選【男性編】

就活で選びたい腕時計の傾向は掴めたはずですが、ではどれにするのかとなると、思案してしまうかもしれません。これまでに挙げてきた条件に該当する品は市場にたくさん出回っていますので、迷うのは無理もないことです。ここでは参考までに、男性向けとしておすすめな5つの時計ブランドをピックアップしました。安くても安っぽくならない商品はいくらでもあります。以下のブランドを参考にして、素敵な時計を就活のお供にしてください。

①セイコー

セイコーは日本で最も有名な時計メーカーです。1964年の東京オリンピックで公式に使われたことで世界的に有名なブランドとなりました。

ビジネス用の腕時計は全世代向けの落ち着いた印象のものが多いですが、斬新なセンスの光るものも多く、若者も好んで使っています。価格帯も幅広く、中には1万円以下で購入できるものもあります。

おすすめは、高級な黒革のベルトを用いたシンプルな腕時計です。スーツに合いやすく、最高級の牛革を用いているため上品です。文字盤の見やすさも好評になっています。

②CASIO

言わずと知れた国産メーカーです。CASIOの腕時計の魅力は、その安さにあります。3千円前後から入手できるので、出費がかさむ就活でも、購入へのためらいが薄らぐのではないでしょうか。適切な腕時計が手持ちになく着け替え用が必要な場合も、抵抗を覚えずに買い足せるのがメリットです。低価格でも機能性が高く、品質への信頼は軍を抜きます。製品ラインナップも充実しており、日常生活防水機能やソーラー電波時計などバリエーションが豊富です。

デザインは、ビジネスシーンの王道といえるシンプルな正統派のものが数多くあり、チープにならないきちんと感を出せるので、セオリー通りの間違いない選択ができるでしょう。志望職種や自分の就活スタイルに応じて、着せ替えても良いかもしれません。スタンダードシリーズは特におすすめです。

③ダニエルウェリントン

ダニエルウェリントンは2011年にスウェーデンで生まれた新しい腕時計ブランドです。シンプルでヴィンテージなテイストが人気で、日本でも流行しています。

デザインはシンプルですが、白地にブルーの針がおしゃれです。時計として使いやすく、レザーバンドには高級感が漂います。スーツ姿をより洗練された印象にしてくれる腕時計といえるでしょう。

④ポールスミス

ポールスミスは人気ファッションブランドとしてメジャーですが、メンズ小物も充実しています。ブランドイメージ自体は比較的高級で、カラフルな遊び心を感じさせるオリジナリティーに富んだものかもしれません。しかし、腕時計にはベーシックなラインもあります。確かに少々値が張るもののそれなりの上質な品性をたたえており、さりげないアクセントでシンプルながらそれだけではないオシャレ感を差し込んでくれます。

精度も時計専門メーカーに引けを取りません。就活の場で恥ずかしくなく使い勝手も良いという、ビジネスに有用なポールスミスの腕時計は、入社後も長く重宝すること請け合いです。ここぞの一本として就活のため用意するのにおすすめなブランドです。

⑤オリエント

オリエントは日本の三大時計ブランドとも呼ばれています。シンプルではあるものの、格好良さを兼ね備えており、手頃な価格でスーツスタイルをワンランク上に押し上げてくれるでしょう。どこかメカニックな佇まいを放ち、現代的で動的な表情が、あなたのイメージに風格を漂わせます。

中でも深みのあるブルーの文字盤は大変美しく、他ではなかなかお目にかかれない絶妙な色合いです。ファンが多いのも頷けますし、面接官のウケも良いでしょう。コレクションには、ストップウォッチのついたクロノグラフタイプもあり、デザイン性がやや強くなりますが、全体の雰囲気は落ち着いたものに収まっています。これは機能的に利用価値が高いアイテムですので、グループディスカッションなどのシーンで活躍してくれるでしょう。

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就活におすすめな時計ブランド5選【女性編】

次に女性へのおすすめブランドを紹介していきます。就活では、レディースモデルの時計を着用するようにしましょう。女性の場合は、キラキラしたり華美になり過ぎたりしなければ、いくらかデザイン基準が緩やかです。パステル調を除く淡い黄や薄桃の文字盤も選択肢に入れられます。ビジネスシーンは派手さを嫌いますから、アクセサリー感覚ではなく実用品として、落ち着いたデザインのものを選びましょう。

インターネットや通信販売でも購入できますが、色の加減などもありますので、できるだけ現物を試着してみることを推奨します。同行者にスーツや自己イメージとの統一感をチェックしてもらうのも手です。

①シチズン

シチズンもセイコーとならび、世界的に有名な日本の時計メーカーです。「市民に愛され親しまれるモノづくり」をコンセプトに創業され、ハイ・コストパフォーマンスな腕時計を製造してきました。ビジネス用腕時計でももちろん人気です。

②マークジェイコブス

マークジェイコブスは大人っぽいデザインが多く取り入れられているブランドです。腕時計には、加えて可愛らしさも散りばめたパターンが数々見受けられます。メーカーにはそれぞれのブランドカラーがありますから、シンプルに作られたフォルムでも、ほのかにそのブランドの雰囲気がまとわりつくものです。就活にふさわしい腕時計にも自分の好みを反映させたいという方は、普段の装いに近いファッションブランドから選ぶのもアリでしょう。

このブランドの腕時計は、ピンクゴールドのベルトがスタイリッシュです。小ぶりな流形を持ち、桜を思わせる色調が柔らかな時計は、繊細で優しさを感じさせるデザインです。思いやりを長所としたあなたの背中をそっと押す、心強い味方を身に着けてみてはいかがでしょうか。

③マイケルコース

マイケルコースは、バッグや財布で愛用者の多いブランドの一つです。こちらも腕時計は、金属ベルトを中心にピンクゴールドの品揃えが豊富です。ここは普段使いのバラエティに目が行きがちですが、就活に適した腕時計の必須条件を押さえているラインもしっかりと存在します。

SLIM RUNWAYシリーズのウォッチは就活にぴったりくるシンプルデザインです。テリのある面とツヤ消しを施したマット感のミックスが彩りを添えつつ、伸びやかな曲線は優雅な女性らしさをもたらします。カラーバリエーションに広がりがありますので、ピンクゴールドやシルバーからイメージの合うものをチョイスするのがおすすめです。就活に使えそうで使えない、似て非なるデザインも紛れ込んでいますので、不向きなものを掴まないように注意しましょう。

④スカーゲン

スカーゲンは北欧の、時計やジュエリーをメインとするブランドです。どれをとって眺めても、全体にエレガントかつスマートな端正さを持ち、どことなく都会的な洗練を見せています。ベルトに目を向けると、フラットなレザーは革であっても軽やかで、メッシュのスチールはきめ細かく華奢な雰囲気を造成する質感です。他にはない静かな個性を醸し出す、稀有なブランドといえます。

デザインのそこかしこにインターナショナルな感覚を覗かせているので、斬新さを求められるような職種にも適するでしょう。なんと言っても、専門性の高さから時計には優れた性能を発揮しており、レザーグッズに特化したバッグなども扱うだけあって皮ベルトにもメーカーとしての思い入れを感じます。就活時のセレクトで気にかけるべき事項に趣向が行き届いているため、購入しやすいといえるでしょう。

⑤コモノ

コモノは年々人気が高まっている、女性におすすめしたいブランドです。名の通り「小物」を発信する比較的新しいアクセサリーブランドで、バラエティ豊かにコストパフォーマンスの良い腕時計を取り揃えています。有名どころではないかもしれませんが、多くのパターンを用意しているので、条件を満たすデザインの中からイメージに沿った時計を見つけることができれば、あなたを応援する一本に巡り合えるはずです。

気軽にはめられて親しみのある出で立ちは、新進気鋭なさまで若者のフレッシュさを感じさせる印象で、キュートでほのかにクラシカルなタイプを選べばチャーミングなあなたを見せることもできます。とにかくいろいろな種類がリリースされていますので、公式サイトなどから現存タイプの一覧を確認すると良いでしょう。

ピンクゴールドの時計については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

就活においてNGなブランド:G-Shock

これまで見てきた「就活向き」の要素を追っていくと、当然「就活には不向き」な腕時計が類別されてくるのは、おわかりでしょう。ブランドで挙げるなら、G-Shockがその一つです。名前を聞いただけで、その特徴的な形状や素材感がパッと思い浮かぶ方も多いでしょう。

ゴツゴツしていて、とってもカジュアルな印象を受けるG-Shockは、典型的なNG例です。タフな構造を理念としているG-Shockは、まさにスポーティなアウトドア派を想起させる造形で、フォーマルなシーンには適してきません。袖口に収まりきらずスーツのシルエットが崩れやすくなり目立ってしまうでしょう。うっかりG-Shockのアラームが鳴ってしまうこともありえますし、こんなことで人事の心証を左右してはもったいないですから、やはり型通りにカチッと整えて、万全の態勢で挑むのが吉です。

第一印象が決め手の腕時計はスーツとセットで揃えよう

最近はスマートフォンで時間を確認する人が多くなり、腕時計を常時着ける人は減りました。しかし、就活で腕時計は必須です。面接官を務めることの多い40代以上の世代の人の中には、腕時計は最低限のビジネスマナーという認識を持つ人もいます。

逆に言えば、スーツに合った腕時計をしていることで面接官の印象が良くなることもあります。また、就活中はスマートフォンで時間確認できない場合が意外と多いので、腕時計は用意しておくべきです。

腕時計を選ぶ際には、スーツに合うものを選びましょう。派手なデザインの腕時計は避け、シンプルなデザインのアナログ腕時計を選ぶのがおすすめです。ぜひ自分にぴったりの腕時計を用意し、好印象で面接を通過しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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