インターン

理系のインターンとは|おすすめの職種や参加するメリットなどをご紹介

理系にもインターンは必要?

就活を有利に進めるためにはインターンへの参加がおすすめですが、理系でもインターンに参加したほうがいいいのか悩む人は多いでしょう。理系は専門職が多く、インターンでの選択肢も文系と比べると少ないです。

文系と比べると選択肢は少ないものの、理系の専門職に特化した内容でインターンを実施する企業は数多くあります。また、専門職ではない職種でも、理系の学生に人気のものはあり、それに参加するのもおすすめです。理系ならではのポイントを理解して、インターンを上手に活用しましょう。

理系インターンで参加できる職種

理系の学生がインターンを上手に活用するには、まずはどのような職種に応募できるのかを知ることが大切です。理系で応募できる職種は実は複数あり、選択肢がまったくないわけではありません。

また、一部文系職と重なるものもありますが、業界を選べば理系ならではのメリットが活かせる場合もあります。理系ならではという条件で絞れば、インターン可能な主な職種は大きく3つに分けられます。それぞれの特徴を知り、自分に合った仕事を見つけましょう。

SE

SEはシステムエンジニアの略です。システム開発の責任者としてクライアントと交渉し、プログラマーのチームをまとめる役割を担います。SE=プログラミングとイメージされることは多いですが、これは必ずしもイコールではありません。プログラミングをおこなうのはプログラマーであり、SEはプログラマーのチームをまとめるリーダーです。

リーダー業務をこなしながらプログラミングを担当し、SEとプログラマーを兼任することもありますが、基本的には別物だと考えましょう。SEのインターンではシステムの作り方や実際の業務見学など、SEからプログラマーの仕事まで幅広く見学できます。企業によってはプラグラミングの体験を実施していることもあり、実務的なスキルを磨ける場合もあります。

コンサル

コンサルは文系理系に関係なく人気の職種ですが、理系で参加する場合は金融やIT系の業界がおすすめでしょう。ひとくちにコンサルといっても領域は幅広く、企業ごとに専門分野は異なります。

理系ならではのメリットを活かすには、文系学生がチャレンジしづらい領域に絞ってインターンをおこなうのがおすすめです。コンサルのインターンでは、ワーク形式で業務を疑似体験できる場合が多いです。実際の企業を想定して経営戦略を打ち出すなど、ワークもより実務に近いものが多く、現役のコンサルとして働く社員からフィードバックも受けられます。実践的にコンサルの仕事の理解を深められるため、コンサルの楽しさや難しさを感じやすく職種との相性を確認するのに最適でしょう。

エンジニア

エンジニアは理系専門職であり、さまざまな業界にわたってインターンに参加できるのが特徴です。ひとくちにエンジニアといっても活躍する領域はそれぞれで違うため、自分の専門分野から参加先の企業を探すことが大切です。業界、企業ごとに実施内容は大きく違うものの、それぞれ専門分野に特化している点は共通しています。

エンジニアのインターンは理系の中でも少し特殊で、その企業だけに特化した専門的な経験ができるのが大きな特徴です。専門分野に特化しているため経験が他の企業で活かしづらいですが、反面インターン先の企業で活かしやすく採用に直結することも多いでしょう。専門的な知識やスキルも身につけやすいため、就活の明確な方向性が決まっており、スキルアップを図りたい人におすすめです。

理系学生向けの短期インターンがある

企業によっては、理系学生向けの短期インターンを実施している企業があります。理系の学生は一般的に「論理的な考え方ができる」「パソコンスキルがある」などの特徴があるといえます。そうした理系学生を募集している、文系のコンサル業界や金融業界があるのです。
インターンには、企業が優れた学生を見つけるという目的もあります。理系向けの短期インターンが開催されるのには、そうした優秀な学生を見つけて採用し、即戦力として活躍してもらいたいという企業側の意図があるといえるでしょう。

理系のインターンに参加するメリット

理系のインターンに参加するメリットは複数あり、それらを把握してモチベーションを高めることも大切です。インターンでは実務を経験することもありますが、労働力として採用されているわけではなく、あくまで職業体験を通じた学びが重要視されています。

企業は学ぶ意欲の高い学生にこそ、インターンに参加してほしいと考えるため、インターンに向けてモチベーションを高めるのは重要なことです。理系インターンならではの参加メリットを知り、どのような魅力が隠されているのか理解しておきましょう。

視野が広がる

理系は専門職での就職が多いため選択肢が狭まりやすいですが、インターンに参加した場合は視野を広げて就活に取り組みやすくなります。理系のインターンの職種は複数あり、これらは幅広い業界に存在しています。職種を絞って考えた場合でも業界の選択肢は広いため、インターンに参加して他の業界を覗くことで視野は広がり、選択肢を多く持って就活に臨めるでしょう。

また、理系職だけに限らず、文系職にも注目しながら就活を進めやすくなるため、就職の可能性はさらに広がります。納得した就職先を見つけるには、さまざまな可能性を検討し、本当に自分に合った職種や企業を見つけることが大切です。インターンへの参加は可能性を広げる重要であり、積極的に取り組むことで自分に合った仕事を見つけやすくなるでしょう。

スキルが身につく

インターンでの経験を通して特定のスキルが身に付きやすいのも、理系ならではの参加メリットです。インターンは大きく短期と長期に分けられ、実務が経験できるのは基本的には長期に限られます。短期の場合は企業の説明やワークだけで終わることがほとんどですが、理系の場合は短期でも実務やそれに近いことが経験しやすいです。これは理系は専門分野に特化しているからであり、学ぶべき内容が狭いからこそ実現できることです。

狭く深くが理系の専門職の基本であり、これはインターンにも反映されています。特定のスキルを磨きたい人にインターンへの参加は特におすすめであり、スキルアップを目指しながら社会人に求められる能力を知ることもできます。

就活対策に繋がる

インターンに参加する最大のメリットは、就活対策に繋がる点にあります。これは文系、理系それぞれ共通していますが、理系の場合は採用に直結しやすいことから、特に重要なポイントといえるでしょう。インターンの参加によって企業や業界、仕事についての理解を深めることができます。理系は特定のスキルも身につけやすいため、すべてが選考の対策に繋がり、就活を有利に進めるために役立ちます。

また、採用担当者に覚えてもらうことで人脈の繋がりができ、これが有利に働くことも多いです。特に理系の場合は文系と比べると採用枠が小さいため、少しでも採用担当者の記憶に残るのは大切なことです。専門職は就活対策がしづらいですが、インターンに参加した場合は効率的に対策を進められるため、参加するメリットは非常に大きいでしょう。

就活への意識が持ちやすくなる

就活への意識が持ちやすくなることも、インターンに参加するメリットのひとつです。理系の学生は卒業に向けて論文や研究が忙しくなり、就活期間中もこれらに追われることは少なくありません。また、理系の場合、教授や研究室からの推薦で就活をほとんどしないままに採用が決定することもあります。

周囲に就活をしていない学生がいると、忙しさも相まって就活への意識を持ちづらく、そのままずるずると就活をしないままに卒業を迎えてしまうことも少なくありません。インターンに参加した場合、周りの学生は当然就活モードであるため、就活をしなければならないという意識を強く持ちやすいです。論文や研究にかかりきりになっている状態から、就活モードに頭を切り替えられるという点でも、インターンへの参加はおすすめです。

理系のインターンに参加する方法

理系のインターンに参加する方法は大きく2つに分けられます。状況に合わせて方法を使い分けることが大切であり、自分に合った方法で参加を目指すことで、よりスムーズにインターンを実現できます。

インターンは参加しようと決めてすぐに取り組めるわけではなく、応募して選考を受けたのち、合格しなければ参加はできません。どのように参加を決めればいいのかを知っておきましょう。

企業の応募フォームから応募する

理系でもインターンに参加する方法は文系の学生と同じです。企業のエントリーフォームから応募し、選考を受けます。企業ごとに開催日や実施内容は異なり、応募可能期間も限られているため、早めに情報を調べておかなければなりません。企業の採用ページにはインターンについての情報も公開されていますが、ひとつひとつチェックするのは大変です。

そのため、就活ナビサイトやインターン合同説明会などを利用して、まとめて情報を仕入れるのがおすすめです。就活ナビサイトではインターン特集が組まれていることも多く、サイトからそのまま応募できる場合もあります。合同説明会では一度に複数社のインターン情報を確認でき会場ですぐに応募できるため、これらの利用がおすすめです。

学校が推薦枠を持っている場合もある

学校によってはインターンの推薦枠を持っている場合もあるため、キャリアセンターやゼミの教授に確認してこれを利用するのもひとつの方法です。学校の推薦枠を利用できるのは理系学生の特権であり、文系でも推薦の利用は可能なものの枠はほとんどありません。推薦枠を利用した場合はスムーズにインターンに参加でき、かつ学校の代表として参加しているため最初から信用度が高く、採用にも直結しやすいでしょう。

ただし、推薦を受けたからといって必ずしも参加できるとは限らず、選考で落とされる可能性はあります。また、学校の代表として参加しているため、身勝手な行動は許されません。参加する以上、最後まで責任を持ってやり抜き、学校の信用を損なわないよう真面目に取り組むことが大切です。

理系のインターンは何社参加するべきか

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インターンの参加によって得られるメリットは大きく、積極的に参加することで就活をより有利に進められます。問題は何社参加すべきかであり、参加数によって就活の進め方も違ってくるため注意が必要です。理系学生は論文や研究で忙しいことも多く、インターンに時間を割きづらい人も多いでしょう。どれくらいの数なら学校生活とインターンを両立でき、就活も有利に進めやすくなるのか知っておくことが大切です。

管理できる範囲内で参加する

インターンは何社参加しても問題はありませんが、必ず管理できる範囲内に収めることが大切です。インターン数の管理とは、学業との両立はもちろん、スケジュールの管理も含まれており、誰にも迷惑をかけずに参加できることが重要です。インターンで貴重な経験を積めば就活も有利に進めやすいですが、学業がおろそかになり卒業できなければ新卒入社はできません。

また、複数社の応募でスケジュールが重なり辞退することも企業に迷惑がかかるため、できるだけ避けることが大切です。あまりに多くの企業で参加を目指すと、インターンだけでいっぱいいっぱいになり、肝心の就活がストップする可能性もあります。参加数が多い=就活で有利とは限らないため、自分に合った範囲で参加しましょう。

複数参加すれば選択肢は広がる

インターンの参加数は増やし過ぎないことが大切ですが、複数参加によって視野が広がりやすいのは確かです。数を増やし過ぎないことを意識するあまりに、参加数を絞り込み過ぎると今度は視野が狭くなり、就活の失敗に繋がる可能性もあるため注意が必要です。

複数企業へのインターンの参加は管理が大変になるというデメリットはあるものの、就職の選択肢を広げやすく、スキルアップにも繋がります。管理が大変な反面、取り組む価値があることは理解しておかなければなりません。理系の場合は専門職がメインになるため、視野が狭くなりやすいです。明確に志望先が決まっていればそれでも構いませんが、志望先が決まっていない場合は、複数参加して就職の可能性を広く探るのがおすすめです。

理系のインターンは就職に繋がりやすい

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理系のインターンは専門職が多く、経験を通じて特定のスキルを磨きやすいのが大きな特徴です。スキルが身につくため就職にも役立てやすく、インターンの取り組み次第ではそのまま採用に直結することもあります。

企業によってインターンの捉え方は異なりますが、理系の場合は採用により近い位置にあることは理解しておきましょう。インターン参加によって得られるメリットは非常に大きいため、気になる企業があれば積極的に参加することが大切です。理系は採用枠が小さく、インターンでもこれは同じです。インターン選考を勝ち抜くのは大変であるため、早めに情報を集めて行動し、事前準備を徹底しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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