インターン

短期インターンの選び方|募集時期や参加するメリットまで詳しく解説

短期インターンを正しく理解して参加しよう

就活の時期が近づくと、短期インターンシップという言葉を耳にする機会が多くなります。

しかし、下のように疑問や不安をお持ちの方は多いでしょう。

「どんな短期インターンに参加したらいいんだろう?」
「どうやって参加するインターンを選べばいいんだろう?」
「短期インターンって何のためにするんだろう?」
「そもそも短期インターンってなに?」

インターンシップは就活を進める上で非常に重要な機会です。しかし、内容を理解せず「なんとなくみんながやっているから」とあいまいな理由では参加する意味がありません。

ここでは内定獲得というゴールにたどり着くための重要なポイントとなる「短期インターンシップ」を詳しくご紹介します。短期インターンシップを正しく理解し、これからの就活に役立てていきましょう。

そもそもインターンシップとは

そもそもインターンシップとはどういうものなのでしょうか。何のためにどんな活動をするのか、わからない就活生も多いです。

インターンシップとは、学生が興味のある企業で実際に働く「職業体験」のことを指します。略称として「インターン」ともよく言われています。実際に業務を行い、働く環境や社風を知ることで、説明会だけではわからない企業情報に触れられます。

仕事を経験するという部分では、「アルバイトとほとんど同じでは?」と考える就活生もいるかもしれません。アルバイトでもある程度の仕事は経験できるかもしれませんが、募集がある仕事内容には限りがあります。

一方でインターンは、企業が学生に対して会社を紹介するために開催するので、普段あまり触れることのない仕事にも挑戦できる機会があります。実際に仕事や社員さんと関わるなかでより企業理解を深めることができるのです

インターンシップは大きく分けて「短期インターンシップ」と「長期インターンシップ」の2種類があります。それぞれインターンを行う期間が異なります。

正確な日数が決まっているわけではありませんが、3日~1週間程度のものを短期インターンシップと呼び、3か月以上のものを長期インターンシップと呼びます。

短期インターンと長期インターンの違い3選

短期と長期の違い

ここからは短期インターンと長期インターンの違いについて詳しく解説していきます。それぞれの違いを理解しておくことで、短期インターンについての理解が深まります

加えて、皆さんがどちらのインターンに参加するべきなのかを判断する材料にもなるでしょう。是非参考に違いを理解して、それぞれのインターンについての理解を深めましょう。

1.開催目的が違う

短期インターンと長期インターンの違い1つ目は開催目的です。企業側のインターンを開催する目的を知ることで、自分が参加する目的も明確になるのです。

同じインターンシップでも、短期インターンと長期インターンでは開催する意図が異なります。それぞれ分けて解説するので、皆さんの中でもしっかりと区別して理解しておきましょう。

短期インターンシップは自社の認知度を上げるため

短期インターンシップが開催される理由としては「自社の認知度を上げたい」からです。大手で有名な企業とは異なり、学生の間であまり知られていない企業は、想定する募集人数に達さないことが多く、問題となっています。

そもそも新卒採用では多くの企業が採用目標人数を決めています。そしてその採用目標人数から逆算して、エントリーの想定人数も決めています。そのため想定したエントリー人数に達しないと、採用目標人数を達しないために、広報活動をしています。

そのため、就職活動が本格的に始まる前に短期インターンを開催し、少しでも学生間での認知度を向上させようとしているのです。いわば、採用のための広報活動の一環として短期インターンを行う場合があるのです

また、毎年多くの学生が応募するような企業でも短期インターンシップを開催するケースもあります。大手や人気企業が短期インターンを開催するのも広報活動が主な理由です。

企業は自社を理解してもらった上で、優秀な学生を獲得したいと考えています。そこで短期インターンを開催し、優秀な学生を集めるため志望度をあげてもらう狙いがあるのです。

また学生に自社を正しく理解してもらえていないと、入社後に「思っていた仕事と違った」などミスマッチを起こす可能性が高いです。ミスマッチは、採用にかけた時間やコストを考えると、就活生・企業にとって避けたいリスクです。

つまりこのリスクを回避し、優秀な学生の志望度をあげてもらうために、短期インターンを広報活動の一環として大手や人気企業も開催しています。

長期インターンシップは即戦力を採用するため

長期インターンシップは「即戦力」を採用するために開催することが多いです。まだ社会を知らない学生を会社の中に社員として受け入れることで、社内に新しい風が吹きます。既存の社員のモチベーションがアップしたり、インターン生から刺激を受けて活気が生まれることも期待できるのです。

また即戦力としては、新しいアイディアを学生からもらえることも期待できます。社会人では当たり前とされていることが、学生目線では初めての経験ばかりです。不思議に思ったことや、疑問点を発信してもらうことで、社員の「考えてもみなかった」盲点が見つかる可能性があります。そこから業務を効率化できたり、コストを削減できる可能性があるのです。

また長期インターンは社員と同じ実務をこなさなければなりません。そのため給与が発生する企業がほとんどです。一方短期インターンは給与が発生する企業はほとんどありません。

短期インターンは1日~1週間程度で、内容もグループワーク、ディスカッション、講義が中心のところも多く実務はありません。「うちはこんな会社ですよ」と学生に知ってもらう説明会のような感覚の企業も多いため、給与が発生することはないのです。

しかし長期インターンの場合、正社員の手伝いなど補助的な仕事からはじまり、社会人としての教育も行われます。優秀だったり信頼してもらうことができれば、社員と同じ裁量を与えてくれる企業もあるぐらいです。そのため長期インターンでは給与が支払われます。

加えて長期インターンシップでは、そのインターン生が参加していた企業に内定をもらうことが稀にあります。就活に対して前向きな学生が多いことから、優秀であれば早いうちから採用するのです。入社後も誰よりも早いスピードで会社に貢献してくれる可能性が高いことから、長期インターンシップを企業は開催します。

以下の記事ではインターンシップの選び方や、短期・長期インターンを企業が開催する目的について詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

2.参加対象学年が異なる

短期インターンと長期インターンの違い2つ目は参加対象学年が異なることです。短期インターンシップと長期インターンシップはそれぞれ開催目的が違います。そのため参加対象学年も異なるのです

参加対象学年の違いを理解して、短期インターンシップについての理解を深めましょう。

短期インターンシップは大学3年生以上

短期インターンシップの参加対象学年は大学3年生以上としている企業が多いです。先にお伝えしたように、大手や人気企業が短期インターンを開催するのは、優秀な学生の志望度をあげるために行っています。

そのため参加対象学年は大学3年生以上なのです。一方長期インターンは即戦力の人材確保が開催目的です。そのため参加対象学年を絞る必要がないため、学年を問わず参加できます。間違えないように覚えておきましょう。

また短期インターンの中にも、学年を問わず参加できる場合もあります。あらかじめ募集要項で参加対象学年を確認しておくとよいでしょう。

長期インターンシップは学年を問わず参加できる

短期インターンとは違い、長期インターンは学年を問わず参加できます。しかし長期インターンを開催している企業では即戦力の人材確保を目的にしているところも多く、ここが短期との違いです。

だからこそ長期インターンは就活生だけ対象にする必要はなく、1年生から4年生までを対象にしている企業が多いのです。

そのため就活を行う3、4年生だけでなく、1年生から参加している人も増えています。就活前から就職先を決めている人は、志望先の企業が長期インターンを開催している場合、参加して損はないでしょう

3.開催時期が異なる

短期インターンと長期インターンの違い3つ目は開催時期が異なることです。短期インターンシップと長期インターンシップは開催期間の違いの他にも、開催される時期にも違いがあります。

それぞれ分けて解説するので、皆さんの中でもしっかりと区別して理解しておきましょう。また自分がどちらのインターンに参加すべきなのかを判断する材料にもなります。是非参考にしてみてください。

短期インターンシップの開催時期は8月・2月が多い

前途の通り短期インターンシップは、主に大学3年向けに開催されます。そのため学業に影響が出ないように、長期休暇中に行う企業が多いです。

しかしそれ以外の時期でもインターンシップを受け入れる企業もあります。業界によって、忙しい時期が異なるため、インターン生を受け入れる時期にも違いがあるのです。

学生の長期休暇に合わせると8~9月、12~2月にインターンシップを実施する企業がもっとも一般的です。中でも夏におこなわれるサマーインターンシップは、これから始める就活の第一歩として就活生にとても人気です。

また多くの企業ではインターンシップ開催日の1~2ヶ月前からエントリーの受け付けを始めます。

エントリーの時期が近づくと、企業のホームページにはインターンシップの募集ページが開設されることが多いです。そのため参加したい企業が決まっている方はこまめにチェックしておきましょう。

長期インターンシップは企業により募集時期が異なる

長期インターンは企業により開催時期が異なります。そもそも企業が長期インターンを開催するのは、即戦力となる大学生を採用したいという企業の戦略です。

例えば「若者向けの商品やサービスの開発を進めていて、実際の大学生の意見がほしい」や「 営業やライターなど、とにかく労働力がほしい」などが挙げられます。そして大学生の意見がほしい・とにかく労働力がほしいタイミングは企業により異なるでしょう。

そのため長期インターンは企業の戦略により開催時期が異なるのです。また、参加できる対象は大学1年~4年と幅広いです。よって募集時期を本選考前や、大学の長期休暇前後に合わせる必要がありません。

したがって募集する時期が決まっていない企業がほとんどです。さらに長期インターンシップは募集人数も少ないです。参加してみたい人は募集を見つけたら早めにチャレンジすると良いでしょう。

短期インターンシップの内容

ここからは短期インターンシップの内容について詳しく解説していきます。短期インターンシップの内容は、企業によって様々な工夫がしてあります。中でも代表的な内容としては、「企業・事業内容の説明」「グループワーク」「座談会」の3つです。

ここでは、上記3点について詳しく解説します。短期インターンの内容を理解し、参加するかしないかを判断する材料にしてみるとよいでしょう。

またインターンは理由もなく参加するのでは意味がなく、なぜ参加するのかという理由や目的がとても重要です。企業がそのプログラムを設定する理由と、就活生がそのインターンに参加することで学ぶことができるものを一緒に考えていきましょう。

企業・事業内容の説明

1つ目は企業・事業内容の説明です。これは、会社への理解度を上げることで、入社後のギャップが生まれることをなくす目的で内容に盛り込まれています。

インターンに参加している学生は一定企業に対する興味がある場合が多いです。そしてインターンの参加者の中には将来、自社で働く人材もいるでしょう。

そんな入社する人材のために、会社への理解度を上げ、入社後のギャップが生まれることをなくす目的があるのです。そのため企業・事業内容の説明は短期インターンの内容に含まれています。

また短期インターンシップ場合、事業内容の説明として2つのパターンがあります。多くのインターン生がひとつの部屋に集まり、事業内容の説明を受ける場合と、事業内容の説明と社内見学を同時に行うパターンです。

短期インターンシップでは、短い時間でいかに就活生に会社のことを知ってもらうかを企業も考えています。そのため社内見学をしながら事業説明を行う企業も多いのです。

短期インターンシップは時間が短いだけに、その事業内容について深く理解しきれない部分もあるかもしれません。気が付いたことはすぐにメモを取ったり、積極的に質問したりしてその場で解決できるすると良いでしょう

グループワークが中心

短期インターンシップの場合は、仕事体験としてグループワークを行うことがあります。参加した就活生同士でいくつかのグループに分かれ、ひとつのテーマが与えられます。そのテーマについて議論したり、課題解決の方法を導き出したりして、グループごとに発表を行います。

短期インターンでグループワークが中心な理由は、テーマを実務に関連ある内容にすることで、参加者の企業理解を深めるためです

前途の通りグループワークではテーマについてグループ内で議論したり、発表を行います。そしてこの議論や発表をするために参加者は、会社について正しく理解しておく必要があります。つまりグループワークを開催することで参加者の企業理解を深めることができるのです。

そのため短期インターンの内容にグループワークを内容に盛り込み、参加者の企業理解を深めようとしているのです。

そしてこのグループワークでは、実際に会社の中で行われる業務やMTGのように、情報の共有、アイデアの提供、ひとつの答えを導き出すプロセスが必要となります。その中で、自分の役割や立ち振る舞いを学ぶことができるのです。

まだ知り合って間もない同じ就活生と入社後の疑似体験をすることで、働くことのイメージがしやすくなるでしょう。テーマは実務に関連のある内容であることから、企業理解もより深くできるでしょう。

グループワークの具体例リスト

・NASAゲーム

・LEGOブロック

グループディスカッションのテーマ例

1.昭和仮面ライダーと平成仮面ライダー、本当に強いのはどっち?

2.うどんとラーメン、日本の代表的な国民食といえばどっち?

3.ご飯とパン、日本人の朝食といえるのはどっち?

4.人間はその人の心と見た目、どちらで判断すべきなのか?

5.映画を鑑賞するなら、字幕と吹き替えのどちらがいい?

6.ペットを飼うなら、犬と猫のどちらを飼う?

7.スマートフォンとデジタル一眼カメラ、写真を撮るならどっち?

8.企業にとってん必要としているものは、お金か人材か?

9.バレンタインの義理チョコに、お返しが必要か必要ないか?

10.LINEを使っていて、既読スルーするのか有りか無しか?

以下の記事ではグループワークについて対策方法や企業にみられているポイントなど、詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

座談会が開催される場合もある

座談会とは社員と学生がお話をする場です。 説明会で聞き逃したことや、よく理解できなかった内容を会話形式で質問することができます。

多くの場合、複数人のインターン生と先輩社員数名の形式で行われます。座談会は先輩社員とコミュニケーションを取れる貴重なイベントです

またその会社で働く先輩社員の方からよりリアルな情報を得られるため、インターンの内容の中でも人気が高い内容です。

そして座談会は長期インターンで内容に盛り込まれることは少ないです。しかし短期インターンでは座談会が開催される場合もあります。そのため社員さんに質問したいことは、事前に考えておきましょう。

せっかくの会社で働く先輩社員の方のリアルな声を聞くことができる機会に、質問が思い出せなかったり、なにも浮かばないのはとてももったいないことです。

企業によっては私たちと年齢の近い1年目~3年目の若手社員の方や、実績を残している社員、また稀なケースではありますが社長や副社長などの役員クラスの方とお話しできる機会もあります。事前に質問を考えておくとスムーズでしょう

座談会質問の例

・主な仕事内容と平均的な1日のスケジュールを教えてください

・入社前と入社後で会社への印象が変わった点はありますか?もし、あるとすれば、どんな点ですか?

・仕事をする中で一番大事にしている心構えは何ですか?

・就職活動の際、数ある会社の中でなぜ御社を選ばれたのですか?理由を教えて下さい

・会社・仕事を選ぶ際に、どんなことを重視されていましたか?またその想いは会社で叶えられていると想いますか?

以下の記事では座談会について詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

【自己分析は診断ツールから】
"強み"を知らないと出遅れる

インターンの選考を突破するためには、自己分析で自分の強みや適性を理解しておく必要があります。しかし、自己分析の正しいやり方を知らない学生も多いでしょう。

そこでオススメしたいのが、無料の自己分析ツール「My analytics」です。 簡単な質問に答えるだけで、自分の強み・弱み、適性をすぐに診断できます。

活用して自分の強みや適性を把握し、インターンの選考を突破しましょう!

短期インターンに参加するメリット

短期インターンのメリット

短期インターンは、参加することで就活はより有利に進めやすくなり、納得した形で就活を終えやすいでしょう

もちろん、必ずしも就活が成功するわけではありませんが、成功率が高まりやすいでしょう。短期インターンへの参加が、就活にどのような好影響を及ぼすのかを知り、参加へのモチベーションを高めておきましょう。

1.業界・企業理解が深まる

「短期インターンシップの内容」でもお伝えしたように、短期インターンでは説明会やグループワークで企業・事業内容について理解を深めることができるでしょう。

さらに座談会ではその会社で働く先輩社員の方に質問できるので、業界に対する理解も深めることができます。そのため短期インターンに参加すると、業界・企業への理解が深まりやすいと言えるのです。

企業がどのような事業をおこなっているのか、また就職後どのような仕事をするのかまで把握でき、自分との相性を確認しやすいでしょう。企業理解は就活を進める上では非常に重要であり、理解度が高いほど志望度も高いと、高評価を獲得できるでしょう。

インターンに参加して得た業界・企業の情報は価値も非常に高く、場合によっては広く業界への理解が深められることもあるでしょう。企業を知り、仕事を知ることで、本当に就職してもやっていけそうかが判断でき、志望先の選定にも役立ちます

このように業界・企業理解を深められることはメリットの一つと言えるでしょう。

2.学業との両立がしやすい

学業との両立がしやすい点も、短期インターンのメリットのひとつです。長期インターンは3か月以上の就業体験をします。そのため学業に支障が出る可能性があります。一方短期インターンは長期休暇に併せて開催されることが多いです。そのため学業との両立がしやすいでしょう。

また最短で1日のものもあるため、長期休暇以外でも気軽に参加することができます。インターンは参加必須のものではありません。そのため学業を優先して取り組むことが大切です。

インターンでどれだけ有益な情報を得て評価が高められても、卒業できなければ意味はありませんし、内定をもらっても就職できません。

内定契約は卒業を条件に結ぶものです。そのため単位を取得し卒業することが最も大切です。つまりインターンに参加する場合、学業との両立は必須です。そして長期インターンと比較すると、両立しやすい点が短期インターンのメリットと言えます。

3.自己PRに役立てられる

短期インターンに参加するメリットの一つに、自己PRに役立てられることが挙げられます。インターンに参加し得た情報は、インターネット上の情報と比較すると価値が高いです。そのため志望動機や入社後の目標がより具体的になり、自己PRの作成に役立つでしょう。

例えば、インターネット上に「就活生に対するソリューション提供」と記載があっても、具体的な事業内容はわかりません。一方短期インターンに参加することで「キャリアアドバイザーが就活生と面談をすることで、就活生の悩みを解決している」など事業内容を具体的に理解できます。

そして事業内容を具体的に理解できると、入社1年で就活生100人の悩みを解決するなど目標も立てることができます。入社後の具体的な目標を立てられていると、採用担当者からの評価も高くなるでしょう

そのため短期インターンに参加するメリットは、自己PRに役立てられることが挙げられます。

また、そもそも自己PRとは企業に対して自身のアピールポイントを伝える項目です。主に自己PRで話す内容としては、サークルやゼミの活動、アルバイトの経験などがメジャーな話題です。

そのため短期インターンに参加した経験を自己PRで伝えることは他の応募者との差別化をはかれるのです。これも短期インターンシップに参加することで得られるメリットでしょう。

短期インターンに参加するデメリット

短期インターンのデメリット

短期インターンに参加することで多くのメリットが得られますが、必ずしもプラスに働くとは限りません。メリットがある反面、デメリットも複数存在しているため、それらも正しく把握しておくことが大切です

メリットだけでなくデメリットを見ておくことで、インターン参加中に「こんなはずじゃなかった」といったギャップを感じることが少なくなるでしょう。

短期インターンが自分に合っているかどうかを判断するためにも、是非参考にしてみてください。

1.実際の職場の雰囲気は見えづらい

インターンへの参加により、企業への理解を深められます。しかし長期インターンと比較すると短期インターンの場合は、実際の職場の雰囲気はみえづらいこともあります。

短期の場合は学生同士のグループワークが中心になるため、実際の業務は体験できないことが要因です。そのため実際の仕事内容についてはわからない場合も多く、職場の雰囲気が掴みづらいことが多いでしょう。

就職する上では仕事内容の理解はもちろん、職場の雰囲気を知っていることも大切であり、それらを知らなければ就職後に苦労する可能性があります。

例えば「熱血」な社風の企業に、「冷静」な学生が入社すると、ギャップを感じるでしょう。ギャップを感じる職場は、自分の特徴を活かせないことで、成果を上げられない可能性があります。そのため仕事内容の理解のみならず、職場の雰囲気を知っておくことは大切です。

しかしこの職場の雰囲気は、長期インターンのと比較すると見えづらいことは覚えておきましょう。

2.人気企業は選考の倍率が高い

短期インターンは手軽に参加できる点がメリットのひとつではありますが、参加するには選考に合格しなければなりません。

インターンの情報をみつけて予約すればすぐに参加できるわけではなく、選考を受けて合格する必要があります。企業によって選考の倍率は違いますが、人気の企業では倍率が高く、選考も厳しいため参加しづらいことが多いです。

リクルートキャリア就職みらい研究所の調査によると、平均的な選考倍率は2.6倍となっています。それに対してお菓子で有名な株式会社明治は就職四季報をもとに概算すると、2000倍を超えています。このことからも、人気企業は倍率が高いことがわかります。

人気の企業ばかりを狙ってインターンの選考を受けていると、全滅してしまい1社も参加できないこともあるので注意しなければなりません。

インターンに参加するためには、さまざまな企業を選ぶことが大切です。人気企業だけに絞らず、視野を広く持ってインターン先の企業を決めましょう。

3.給与が発生する企業はほとんどない

短期インターンは給与が発生する企業はほとんどないことも、デメリットの一つです。長期インターンの場合、社員さんと同程度の仕事をするため給与が発生する企業が多いです。

しかし短期インターンの場合、最短で1日と期間が短いです。加えてインターンの内容も仕事体験というよりは、企業理解が主な内容です。したがって給与が発生する企業はほとんどありません。

そのためアルバイトを休み、インターンに参加した場合その分だけ生活が苦しくなる可能性があります。

また就活にはスーツや交通費などお金がかかります。そのためお金を就活までに貯めておきたいと考えている人もいるでしょう。この場合、短期インターンは給与が発生する企業が少ないのでデメリットと言えるでしょう。

就活にかかる費用を考慮して、皆さんにあったインターンを選ぶようにしましょう。

以下の記事では有給インターンについて詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

短期インターンシップの3つの選び方

短期インターンの選び方

短期インターンに参加したくても自分に合ったものでなければ、インターン参加後に「思っていたものと違った」と感じる可能性が高いです。そのため短期インターンの3つの選び方を知っておきましょう。

1.業界で選ぶ

まずは業界で選ぶ方法です。これは業界研究や企業研究を進めたい人におすすめの選び方と言えます。なぜなら、研究を進めたい業界に絞ってインターンを探せるからです。

インターンは数多くの企業が開催しています。そのため闇雲に検索しても、望むインターンが見つかる可能性は低いでしょう

また業界研究や企業研究は、インターネットで業界について調べることから始まる人が多いでしょう。インターネットの場合には、深い知識ではなく手軽に幅広く、業界の表面的な知識を得られます。

しかし業界に対する深い知識を得たい場合、インターネットの情報と比較すると、実際にインターンに参加する方が業界に対するより深い知識や経験を得られるでしょう。

そのため業界研究や企業研究を進めたい人は、業界でインターンを選び参加することが効果的です。ナビサイトではインターン情報を検索する際に、業界を絞って詳細検索が可能です。詳細検索機能を活用し、希望する業界のインターンに参加してみてください。

2.職種で選ぶ

2つ目は職種で選ぶ方法です。これは希望する職種が明確に決まっている人におすすめの選び方です。なぜなら希望する職種のインターンを通じて、自分に合っているのか・合っていないのかを判断することができるからです

これは営業職を体験したいや、エンジニアの仕事を体験したい方が該当する選び方です。仮に業界でインターン先を決めてしまうと、望む業務を体験できない可能性が高いです。希望する職種が明確に決まっている場合は、職種でインターン先を選びましょう。

ナビサイトではインターン情報を検索する際に、職種を絞って詳細検索が可能です。詳細検索機能を活用し、希望する職種のインターンに参加してみてください。

3.勤務条件で選ぶ

3つ目は勤務条件で選ぶ方法です。これは希望する業界や職種が明確に決まっていない人や、まだ授業が多く残っている大学3年生・4年生におすすめの選び方です。

インターンは授業と同時並行で行う場合もあります。加えてインターンは開催日が決まっています。つまりインターンに参加するには、スケジュールを調整する必要があるのです。

希望する業界や職種が明確に決まっていない人は、インターンに参加できる日程から選ぶとよいでしょう。

また授業が多く残っている大学3年生・4年生も、インターンに参加できる日程から選ぶとスケジュールの調整が楽にできるでしょう。是非勤務条件で選んでみてください。

ナビサイトではインターン情報を検索する際に、勤務条件を絞って詳細検索が可能です。詳細検索機能を活用し、希望する勤務条件のインターンに参加してみてください。

短期インターンシップに参加する方法

短期インターンの参加方法

短期インターンシップに参加するまでの流れは、まずインターンシップを行っている企業を探すことから始まります。また参加したいインターンシップが見つかると次に、エントリーをする必要があります。

ここからは、短期インターンシップの探し方とエントリー方法について解説していきます。インターンシップに参加する方法は2つあります。1つ目にナビサイトを活用する方法。2つ目に大学のキャリアセンターを利用する方法です。それでは詳しく解説していきます。

1.ナビサイトを活用する

短期インターンシップに参加する方法の1つ目はナビサイトを活用する方法です。ナビサイトとは、企業にエントリーする機能を持つウェブサイトのことです。代表的なものは「リクナビ」や「マイナビ」が上げられます。そしてナビサイトは就活中のみならず、短期インターンシップの情報も数多く掲載されています。

また、近年では長期インターンシップ限定のナビサイトから、地方に特化したナビサイト、理系体育会系に特化したナビサイトなど様々なものも存在します。

ナビサイトを活用することの利点は、企業数の多さです。数多くの企業の中から、インターンシップ先を選ぶことができます。

また企業数が多いことから、自分が指定した条件から探すことができたり、以前参加したこと学生の口コミも見ることができます。希望の業界や口コミ評価の高い企業など、皆さんの基準に合う企業を探してみてください。

2.大学のキャリアセンターを利用する

短期インターンシップに参加する方法の2つ目は大学のキャリアセンターを利用する方法です。キャリアセンターとは、大学が学生の就活支援を目的に設置している機関です。その大学に所属している学生であれば、誰でも利用することができ、就活情報を掲示したりキャリア相談を行っています。

そんなキャリアセンターでは短期インターンシップの情報も紹介されています。「ナビサイトで応募企業を絞り込めなかった」・「どんな企業のインターンシップに参加したら良いのかわからいない」という方におすすめです。

大学機関が選別したインターンシップ情報ゆえに、ナビサイトと比較すると企業数は少ないです。一方で大学機関を通していることで信頼性が高いとも捉えられます

どんな企業の短期インターンシップに参加したら良いのかわからない方は、キャリアセンターを利用すると安心でしょう。

まだキャリアセンターを利用したことがない方はぜひ活用してみてください。

短期インターンのES・面接対策3選

ここからは短期インターンのES・面接対策について詳しく解説していきます。前途の通り、短期インターンは予約すればすぐに参加できるわけではなく、選考を受けて合格する必要があります。

企業によって選考の倍率は違いますが、人気の企業では倍率が高く、選考も厳しいため参加しづらいことが多いです

そのため短期インターンに参加するためには、ES・面接の対策を講じる必要があります。是非この記事を参考にES・面接の対策を講じて、参加したいインターンの選考合格を目指しましょう。

その企業でなければいけない理由を明確にしておく

まずES・面接ともに大切なことは、その企業でなければいけない理由を述べることです。なぜなら採用担当者は、企業への熱意が感じられるかを重視しているからです。

採用担当者が熱意を重視する理由は、内定を出して辞退されるリスクを下げるためです。そもそも企業が就活生に対して内定を通知する理由は、入社してほしいと思っているからです。

入社してほしいと思っている就活生に辞退されると、代わりとなる就活生を見つけるために再度内定を誰に出すのかを決める必要があります。これは採用担当者にとっては工数がかかるため避けたいと考えます。

内定を出した学生に入社してもらうには、入社したいという熱意の高い就活生に内定を出すことが効果的でしょう。そのため採用担当者は内定を出して辞退されるリスクを下げるために、採用担当者は、企業への熱意が感じられるかを重視しているのです。

そして「なぜこの企業をインターンシップ先に選んだのか」を伝えることで、その企業のインターンシップへの熱意をアピールできます

企業を選んだ理由を伝えるためには、競合他社を含めて企業研究をする必要があります。それぞれの企業について調べたうえで志望していることが伝われば、志望理由に説得力が生まれます。

企業研究を徹底して、競合他社や他の業界と比べた上でその企業に惹かれた理由を伝えることも必要です。「貴社のインターンシップなら~が出来る」など、その企業でインターンシップに参加したい理由を明確しておくと良いでしょう。

結論ファーストで書く

結論ファーストの話し方

  1. 結論 (Point)
  2. 理由 (Reason)
  3. 具体例 (Example)
  4. 結論 (Point)

ES・面接ともに大切なことは、結論ファーストで書く・伝えることです。結論から書く・伝えることで、論理的な構成になり、“相手に伝わる文章”になります。

この結論から書く・伝える手法を、PREP法といいます。結論の後に、理由、具体例と続きます。PREP法で書く・伝えると、冒頭でその人の主張がはっきりわかってから、理由や具体例が続くので、内容が伝わりやすい構成になります。

長い前置きの後に結論を述べても、内容にインパクトはありません。話の全体像が見えないため、伝えたい主張もぼけてしまいます。結論を書く・伝えた後に、その結論にまつわるエピソードや、付随する具体例の順で書く・伝えましょう。

「志望動機の書き出し」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「志望動機の書き出し」について詳しくなることで、より優位に就活を進めることができるでしょう。

インターンシップを通じて学びたいことを伝える

面接対策で大切なことは、インターンシップを通じて学びたいことを伝えることです。自分がこのインターンで何を学びたいのかを考えた上で、面接官にその思いをぶつけましょう。

やる気のない学生をインターンの参加してほしいと考える企業はないでしょう。インターンに参加する学生は、やる気のある学生が良いと考える企業が多いです。そしてやる気は学びたいことで測れます。

学びたいことが明確な学生は、習得のためにインターン中も積極的に発言・質問することが予想できます。そのため面接では、インターンシップを通じて学びたい事柄を伝えることが重要なのです。

また学びたいことを伝えるためには、開催されるインターンの内容を確認し、競合他社と比較する必要があります。このように学びたいことを伝えるには手間が必要なのです。

このような手間をかけてでもインターンに参加したいと考えている学生は、熱意が高いと判断できるのです。このような理由からも、面接では、インターンシップを通じて学びたい事柄を伝えることが重要です。

インターンの参加目的は、「スキルアップしたい」「学生でもビジネスマナーを身に着けたい」「企業の仕組み、雰囲気を知りたい」など、皆さんが思うインターンを経験したい理由を述べると良いでしょう

目的意識を持つことは、社会人にとって非常に大切です。目的をもって行動できなければ、スキルは身に付きません。目的を提示することで、採用担当者に熱意を伝えることができます。

是非インターンシップを通じて学びたいことを伝えるられるように、インターンへの参加目的を明確にしておきましょう。

目的にあった短期インターンに参加しよう

短期インターンシップに参加することで得られるものはたくさんあります。しかし、それは「こんなものを得たい」「こんなことを知りたい」と考えている人だけです。

短期インターンシップに応募すること、参加することは同じでも、得られるものは就活生それぞれ求めている目的によって全く違います。

短期インターンシップに参加しようと思ったら、まずは「参加してどんなことを学びたいか」といった目的を考えてみましょう。まずはざっくりと漠然としたもので構いません。

ただ何の目的もなく参加するのは、忙しい就活生にとって時間の浪費を意味します。目的があれば、必ずそのインターンであなたは成長と視野の拡張ができるでしょう。

参加するのは少し勇気がいることかもしれません。それでも、短期インターンをしてみたいという気持ちを大切に、これからの就活に向けてぜひ参加してみましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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