職種研究

【仕事一覧】業界別の関連職種ややりたい仕事を見つける方法を紹介

仕事の一覧表からやりたい仕事を探そう

就職先の選択肢を広げるには、仕事一覧を参考にするのがおすすめです。就活をスムーズに進めるには、まずは志望先を選ばなければなりません。しかし「どのような仕事があるのか」「自分にはどのような仕事が向いているのか」と悩む人は多いでしょう。世の中にどのような仕事があるのか知らないことには、志望先を上手に決めることはできず、就活自体も滞ってしまいます。

自分に合った仕事を見つけることが、効率的に就活を進め、納得した仕事に就職する一番のポイントです。就活の成功は、やりたい仕事に就職する点にあります。仕事一覧を参考にしてやりたい仕事や興味のある仕事を見つけ、納得した職業に就職しましょう。

業界別の仕事一覧

仕事の種類を知るには、業界別の一覧を参考にするのがおすすめです。仕事の区分は大きく「業界」→「業種」→「職種」と分けられます。志望先を決める上ではまずは業界を選び、その上で業種を選ぶことが大切です。さらに詳細な志望先を考えるなら、職種まで見て、希望する条件を満たす企業を探して、選択肢を広げていきます。ひとつの業界の中にも多くの仕事があるため、業界ごとの特徴や就職先の選択肢を知って、視野を広げましょう。

金融

金融業界の仕事

  • 銀行 証券 クレジット リース 生命保険 損害保険

金融業界は特に人気の就職先であり、金融の仕事=銀行とイメージする人も多いでしょう。しかし、銀行は金融業界の一分野に過ぎず、実際には証券やクレジットをはじめ、幅広い分野に分けられることは覚えておかなければなりません。基本的にはどれもお金に関係する仕事ですが、リースや保険業はお金よりもモノや生活に関係することが多いです。同じ金融業界でも仕事の特徴は大きく違うため、それぞれの違いも含めて志望先を決めなければなりません。

また、職種も仕事によって違いますが、窓口対応、事務、営業といった職種は共通していることが多いです。同じ職種でも分野ごとに業務の細部は異なるため注意が必要ですが、金融業界全体で共通する職種があることは理解しておきましょう。

メーカー

メーカーの仕事

  • 食品 農林 水産 建設 住宅 インテリア
  • 繊維 化学 薬品 化粧品 鉄鋼 金属 鉱業
  • 機械 プラント 電子 電気機器 自動車
  • 医療機器 印刷 スポーツ 玩具

メーカーは業界の中でも分野が幅広く、企業ごとに扱うものが大きく異なる点が特徴です。分野ごとに手掛けるものが違うのはもちろん、同じ分野でも企業ごとに商品の特徴、ブランドは異なります。企業ごとの違いが大きいため、メーカーに就職するなら、志望先のことを深く理解し、企業や商品に対して愛着を持つことが大切です。

また、分野、企業ごとの違いはあるものの、業界全体のビジネスモデルは基本的には共通しています。メーカーは「モノを作る」「モノを売る」の2点が事業の柱であり、職種も大きく研究開発と営業に分けられます。モノづくりを支える職種として、事務や企画などの職種もありますが、新卒でメインになるのは研究職や営業と考えましょう。

商社

商社の仕事

  • 総合商社 専門商社

商社業界は、大きく「総合商社」と「専門商社」の2つに分けられます。商社の業種は卸売業に該当し、基本的には扱う商材が多い企業が総合商社、特定の分野の商材を専門的に扱うのが専門商社と分けられます。扱う商材の広さで総合と専門が分けられますが、専門=1つの分野ではありません。

専門商社といっても複数の分野に分かれていることもあり、得意分野を広く持つ企業もあります。そのため、扱う商材だけではなく、事業領域の広さから総合と専門に分けられることもあり、総合商社は日本を代表する有名企業ばかりです。また、卸売業が基本であるものの、自社で商品を生産している企業もあります。卸売をメインとしながらメーカーの要素を含んでいる企業もあり、商社の事業領域はかなり広いです。

マスコミ

マスコミの仕事

  • 放送 新聞 出版 広告

マスコミは放送、新聞、出版、広告の大きく4つに大別されます。マスコミ=テレビとイメージする人が多いでしょうが、実は新聞社や出版社、広告代理店などもマスコミの領域に該当します。また、放送もテレビだけではなく、ネット配信やラジオも含まれることは理解しておきましょう。

マスコミ業界は分野ごとに特徴が大きく異なりますが、共通しているのは「情報を発信する仕事」という点です。自身が発信する、あるいは関与した情報が世の中に流れるため、社会的な影響力を持つ場合もあります。責任感が重くのしかかる仕事であるため、華やかなイメージの反面、大変なことも多いです。また、勤務時間も不規則になりやすく、激務が多いことも理解しておきましょう。

サービス

サービスの仕事

  • 不動産 鉄道 航空 運輸物流 電力 ガス エネルギー
  • フードサービス ホテル 旅行 医療 福祉
  • アミューズメント・レジャー コンサルティング 教育

サービス業界は幅が広く、何らかの商品、サービスを提供する業界と考えましょう。例えば不動産なら不動産の商品(家や土地)、賃貸のサービスを提供しており、電力、ガス、エネルギーなどはライフラインのサービスを提供しています。サービス=飲食業、接客業がイメージされることが多いですが、それらが業界の一部分に過ぎません。

しかし、どの分野であっても人と関わることがメインになるため、ある意味ではすべて接客業と言えなくもないでしょう。一部事務や研究開発の仕事もありますが、営業や現地スタッフといった対人の職種が多く、コミュニケーションが得意な人に向いています。全体を通して人と関わることが好きな人が多い業界と考えるとイメージがしやすいでしょう。

小売

小売の仕事

  • 百貨店 スーパー コンビニ 専門店

小売は百貨店、スーパー、コンビニ、専門店などが該当し、接客サービスが基本です。サービス業界と一部重なる部分はありますが、明確に「モノ(商品)」を売る仕事=小売の仕事と考えましょう。ひとくちに小売といっても、企業ごとに扱う商品や対象となる客層は異なります。仮に同じジャンルの商品を販売する場合でも、百貨店とスーパー、コンビニでは対峙する人がまったく異なることは理解しておきましょう。

また、どの企業でも入社してすぐは現場配属が基本です。1〜3年程度現場で経験を積み、そこから本人の希望や適性に合わせて異動になることが多いです。最初からやりたい仕事ができるとは限らないため、現場以外で希望職種がある場合は、数年は下積みが必要なことは理解しておきましょう。

ソフトウエア・通信

ソフトウエア・通信の仕事

  • ソフトウエア インターネット 通信

ソフトウェア・通信業界は、IT業界だけではなく、携帯会社や通信社も範囲に含まれます。IT業界というひとつの業界で見られることも多いですが、携帯会社やその他通信社と同じ分野にいることは理解しておきましょう。ソフトウェアや通信の業界では、自社のサービスの研究開発や他社への販売が主な仕事であり、企業ごとに扱う商品は大きく異なります。

特にインターネットの分野では企業ごとの違いが大きいため、それぞれの事業内容を事前に確認しておくことが大切です。自社技術や商品を使って利益を得ることが、ソフトウェア・通信業界の基本ですが、中にはコンサルティングなどの別の分野に展開している企業もあります。業界の幅は非常に広く、多彩な事業領域を持つ企業も多いです。

官公庁・公社・団体

安定性の高さから希望する人も多く、学生に人気の業界でもあります。就職するには公務員試験を受けなければならず、事前の対策が重要であるため注意が必要です。簡単に合格できるものではないため、就職を目指す場合は早くから準備を進め、きちんと勉強をしておかなければなりません。
運輸・物流
運輸・物流業界の仕事は郵便や引越し、宅配業務などを行う企業が該当します。また他にも物を運ぶという観点から、鉄道や航空、海運といったものも含まれます。基本的に物を運ぶ、または物を移動させるといった考えが当てはまる仕事だといえるでしょう。職種としては、物流の流れを手配する職、車や鉄道などといった乗り物を利用して物を運搬する職などが運輸・物流業界の特徴として挙げられます。

業界では職務内容がハードであるなどといったことから業界全体で常に人手が足りない状態です。

医療・福祉

医療・福祉業界の主な企業は病院や老人ホームといった福祉施設に加え、医療機器メーカーが挙げられます。医療機器メーカーはメーカー業界と重なるので、こちらでの紹介は省略します。法人の関係から病院や老人ホームといった、福祉施設へ参入する民間企業は限られていましたが、高齢化社会の影響によって老人ホームなどの介護職に分類されるサービスが多く提供されるようになりました。

携わる職種としてはケースワーカーや介護福祉士といった介護職関係や看護師が挙げられます。人の命を扱う関係上、資格の取得を必要としているものが多く、また資格取得には実務研修が必要とされるものも少なくありません。事務という観点から業界に携わることも可能ですが、基本的に現場での業務が主となる業界です。

不動産・建築

不動産・建築業界は不動産の売買や賃貸などといった形で関わる企業や建物の建築に携わる企業が挙げられます。他にもビルのメンテナンスを行う企業は不動産業界の企業に含まれ、電力会社や通信インフラを取り扱う企業、建材メーカーなどは建築業界に含まれます。不動産や建築といったイメージからではすぐに思い浮かび上がらない企業も含まれることが多い業界だといえるでしょう。

職種としては多種多様であり、主だったところでいえば宅建士や施工管理、大工などが挙げられます。不動産・建築業界はどのような観点から携わりたいかで注目すべき職種も変化するので、しっかりとした業界研究が必要です。不動産・建築業界では人手不足が深刻になっており、誰でも活躍できる可能性があるといえるでしょう。

やりたい仕事を見つける方法


仕事一覧でどのような選択肢があるかを知った後は、どれが自分に合っているか、やってみたいと思えるかを考えてみましょう。就活をスムーズに進めるためには、本当にやりたい仕事を見つけることが大切であり、これが就活の基本にもなります。やりたい仕事が見つかっていないと、どれだけ知識として仕事の選択肢を持っていても、就活はストップしてしまいます。やりたい仕事を見つける方法を知り、志望先を明確に決めて就活を上手に進めましょう。

自己分析

自己分析は就活の基本であり、やりたい仕事を見つけるための重要な作業でもあります。自己分析で知るべきなのは「仕事に対して何を求めるか」「自身の性格・スキルはどのようなものか」です。仕事に対して求める条件は人によって違うため、自分が望むならどのような条件でも構いません。

「やりがい」「給料」「休み」「残業が少ない」「キャリアアップがしやすい」などの他にもさまざまあるため、何を求めたいかを考えましょう。次に自身の性格やスキル、つまり就活を進める上での武器になるものを考えます。自身の持っている性格やスキルとマッチする仕事を考え、適性を判断しましょう。適性のある分野を見つけ、求める条件を照らし合わせることで、本当にやりたい仕事を見つけだせます。

業界・企業研究

業界や企業についての理解を深めることで、やりたい仕事が見つかる場合もあります。研究の方法はさまざまありますが、説明会やOB訪問、インターンに参加し、実際に働く人の声を聞くことがおすすめです。ネットにも仕事の情報は公開されていますが、信ぴょう性に欠けるものも多く、細部まで知ることはできません。

精度の低い情報だけで就職先を決めてしまうと、就職後に後悔するケースも多いため注意が必要です。信頼できる方法で情報を集め、業界や企業についての正しい知識を身に付けることが、就活成功への近道です。少しでも興味のある業界や企業があるなら、説明会などに積極的に参加しましょう。

資格の取得

取得している、あるいは取得を目指す資格からやりたい仕事を探すのもおすすめです。新卒は就職後のポテンシャルが重要視されているため、資格が必須の仕事は少ないですが、それでもゼロではありません。看護師や保育士といった専門職の場合は、資格がないと応募すらできないため、それらを目指すなら早くから資格取得に動いておきましょう。

資格を持っていない場合でも、資格一覧で興味のあるものを見つけて、そこからやりたい仕事を探す方法もあります。資格が必須な仕事ばかりではありませんが、関連する資格なら就活でも有利になることが多いため、やりたい仕事を探しつつ資格の取得も目指すとよいでしょう。

一覧からお気に入りの仕事を見つけよう

就活を進める際に悩みやすいのが、「どのような仕事がやりたいか分からない」ということです。志望先の選定に悩む学生は多く、やりたい仕事が見つからないために就活が進められないこともあります。就活を成功させるには、本当にやりたい仕事を見つけ、目標に向かって最短距離で努力することが大切です。

闇雲に志望先を選ぶと失敗する可能性が高く、仮に就職できても就職後に合わないと感じ後悔することもあります。本当にやりたい、あるいは自分に合った仕事を見つけることが、就活を成功に導くための第一歩です。正しい理解と知識を持って、本当にやりたいと思える理想の仕事に就職しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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