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面白いキャッチフレーズの作り方|注意点や例文をご紹介

面白いキャッチフレーズは必要?

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就活では、採用担当者にいかに自分のことを覚えてもらえるかが大切です。何百人、何千人もいる応募者の中から内定を獲得するには、まずは強いインパクトを残して印象に残らなければなりません。自分を印象付ける方法は数多くありますが、その中でも面白いキャッチフレーズをつけるのは特におすすめです。

キャッチフレーズをつけることで、就活はよりスムーズに進めやすく、面接でも高評価を獲得しやすいでしょう。しかし、就活は真面目な場であり、面白いキャッチフレーズは本当に必要なのかと疑ってしまう人も少なくありません。面白いキャッチフレーズが就活にもたらす影響や必要性を知り、作り方も理解して上手に就活に活用しましょう。

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就活で面白いキャッチフレーズを作る意味

面白いキャッチフレーズがあると就活は有利に進めやすくなりますが、考えるのは面倒で本当に必要なのかと思ってしまう人も多いでしょう。確かにキャッチフレーズは必須なわけではなく、何もつけずに就活を攻略している人も多いです。しかし、必須ではない=不要とは限らず、あると便利であることは理解しておきましょう。就活を少しでも有利に勧めたいなら、面白いキャッチフレーズは必要と言えます。

印象に残りやすい

面白いキャッチフレーズがあると、採用担当者の印象に残りやすく、より高評価を得やすくなります。アピールの内容自体はほとんど同じでも、普通に伝えるのとキャッチフレーズを用いて伝えるのでは印象が大きく異なります。より印象に残りやすくインパクトが出るのはキャッチフレーズを使った場合であり、他の学生のアピールとも差別化が図れるでしょう。

印象に残らないことには評価を獲得することはできず、選考の突破も目指せません。就活では、印象に残らなければ不合格になる可能性が高いです。採用担当者の頭に残ることで、合否の選択肢に入ることができ、ダメ押しでアピールできると合格に持っていきやすいです。

端的なアピールが可能

面白いキャッチフレーズがあると目立つだけではなく、端的にアピールできるという効率的な面もあります。キャッチフレーズをつけることで、特定の能力や人柄を凝縮して伝えることができ、少ない文字数で多くの情報量を伝えることができます。就活では自分について理解してもらうことが大切ですが、発信できる情報量は限られており、多くなり過ぎると印象が悪いです。

例えば履歴書では文字数制限があり、面接では時間の制限があります。簡潔にまとめてアピールすることも含めて、評価の対象になっています。キャッチフレーズをつけることで制限をクリアしやすく、短くまとめられているという点でも評価されるでしょう。さらに面白いものなら印象にも残りやすいため、ダブルで評価が高まりやすいでしょう。

面白いキャッチフレーズの作り方

面白いキャッチフレーズの作り方

面白いキャッチフレーズがあると、選考でも評価されやすく、就活のあらゆるシーンで使えるため非常に便利です。しかし、実際に考えようと思うと、なかなかアイデアが浮かばず、困ってしまう人も多いでしょう。面白いキャッチフレーズは持っていると便利で大きな武器になりますが、考えるのが難しい点がデメリットです。作り方のポイントを押さえて、自分なりのキャッチフレーズを作成していきましょう。

自己分析を徹底する

面白いキャッチフレーズを作るには、まずは自己分析を徹底して、自身のアピールポイントを探し出さなければなりません。キャッチフレーズはアピールポイントを凝縮して伝えるためのものであるため、考えるには題材となる強みが必要です。自分の強みは何か、能力や人柄など幅広く探して、思いつく限り列挙しましょう。

この時、弱みも含めて見つけ、そこから強みに変換して考えるのもおすすめです。弱みはそのままではキャッチフレーズに使えませんが、裏返して考えることで強みになり、視点を変えてアピールポイントが見つけられます。強みと弱みの両面から自分を見直し、キャッチフレーズのベースとなるアピールポイントを少しでも多く探し出しましょう。

自己分析や自己アピールの方法について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

アピールポイントを言い換える

アピールポイントを見つけたなら、それを言い換えた表現を考えましょう。例えば「コツコツ努力ができること」がアピールポイントなら、「継続力がある」「根性がある」などに言い換えることができます。ひとつのアピールポイントは表現や見方次第では変化させられるため、上手に変換してより印象的な形に仕上げることが大切です。

さらにキャッチフレーズに近づけるなら、単語だけで伝えずに文章にして伝えましょう。継続力があるなら、「一歩一歩確実に進める継続力」「石にかじりついてもやり遂げる継続力」と、文章を加えるだけで印象は変わります。能力や人柄をより細かく説明し表現することが、キャッチフレーズにする際のポイントです。

数字やカタカナを使う

さらに印象的なキャッチフレーズに仕上げるには、数字やカタカナを使って変化をつけるのがおすすめです。ひらがなや漢字だけでも、言葉の組み合わせ次第でキャッチフレーズにすることはできますが、一本調子になりやすく、印象に残りづらい場合があります。より印象的に伝えるには、語調に変化をつけたり、リズムを変えたりすることが大切です。

例えば「石の上にも3年いられる我慢強さ」や「スポンジのような吸収力」など、数字やカタカナがはいるだけでも印象は大きく違ってきます。数字を入れることで定量的なアピールができ、カタカナをつけることで柔らかくポップな印象を与えることができます。どちらも印象に残りやすく評価にも繋がりやすいため、細かい点にも注目して考えてみましょう。

面白いキャッチフレーズを使った自己紹介

キャッチフレーズは履歴書や面接など幅広いシーンで活用できますが、求められるタイミングによって主張できないこともあります。そのため、就活の中でもっとも自由に自分を表現できる自己紹介のタイミングが、キャッチフレーズを使うにはベストです。例を参考に、キャッチフレーズからどのように自己紹介に繋げるのかを見ていきましょう。

自己紹介①

○○大学経済学部から参りました、○○と申します。私は人間ストーブであり、触れ合う人々をみな暖かい気持ちにすることができます。初対面の人ともすぐに打ち解けることができ、距離を縮めて信用してもらえるのが強みです。また、どんどん質問という燃料を投げて頂ければ、さらに熱く色々なことが語れ ます。本日は面接官の皆様からもどんどん質問を頂き、燃え尽きるまで私自身を表現したいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

自己紹介①では、「人間ストーブ」と表現し、自身のコミュニケーション能力をアピールしています。単にキャッチフレーズを伝えるだけではなく、どのような特徴なのか追加で説明することで、より分かりやすい内容になっているでしょう。加えて、自身の特徴を踏まえて面接への取り組み方を提示し、面接官へのコミュニケーションも図れています。キャッチフレーズでアピールした内容が、自己紹介の続きによってさらに強化されており、より好印象が与えられているでしょう。

自己紹介②

○○大学文学部から参りました、○○と申します。私は1万回練習男と呼ばれており、ひとつのことをとにかく何度も練習し、自身を高めてきました。大学時代はバスケ部に所属しており、毎日朝と夜の練習前後に100本シュートを行い、シューターとしてレギュラーの座を勝ち取りました。実際には1万回どころか、累計100万回以上練習していると自負しており、継続力には自信があります。今日のために何万回も練習してきましたので、本日はよろしくお願い致します。

自己紹介②では、「1万回練習男」と表現し、継続力の高さをアピールしています。数字を使うことで、より能力の程度が明確に表されています。また、他人からの評価以上に実際には練習に励めている点も好印象なポイントであり、期待値を上回ることでインパクトのあるアピールができているでしょう。締めの部分でもキャッチフレーズに絡めた内容でアピールできており、全体的に記憶に残りやすいアピールができています。

自己紹介の例文について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

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面白いキャッチフレーズの注意点

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面白いキャッチフレーズを就活で活用するには、注意点も含めて知っておくことが大切です。持っていると便利でより印象深いアピールができますが、印象に残るからといって必ずしも高評価を得られるとは限りません。場合によっては悪目立ちして、評価を下げられる可能性もあります。面白いキャッチフレーズは、内容次第ではマイナスの印象が強く残るため、付け方に十分注意して悪印象にならないものを考えましょう。

理解できることが大切

面白いキャッチフレーズはインパクトを重視して考えがちですが、大前提としてきちんと理解してもらえることが大切です。どれだけキャッチ―で語感がよくても、よく考えると意味が分からないものだと、就活では評価の対象になりません。ただ印象に残るだけではなく、印象に残った上で評価されることが、キャッチフレーズを作る際に目指すべき理想です。

インパクトを重視し過ぎると意味が抜け落ちてしまい、何を言っているか分からず評価されない危険性があることは理解しておきましょう。質問の意図を把握できていないとされ、マイナスの印象を与える可能性もあります。印象的なだけではなく、分かりやすさも重視してアピール内容を考えましょう。

奇をてらい過ぎるのはNG

面白いキャッチフレーズとイメージすると、奇をてらった内容がいいと考えてしまいがちですが、これは間違いです。就活における面白いとは、笑えること、奇抜なことではありません。一般的な面白さを重視すると、就活の場ではふさわしくないアピールになってしまい、印象が悪くなる危険性が高いことは理解しておきましょう。

就活における「面白い」とは、意味がきちんと通り、かつふざけた印象を与えないことです。あくまでフォーマルな場であることを意識して、カジュアルな表現になり過ぎるものは避けましょう。悪ふざけをしていると思われると、悪印象が強く残り、選考でも不利になってしまうため注意しなければなりません。

評価される内容で伝える

面白いキャッチフレーズで上手にアピールすると、好印象・高評価は獲得しやすいですが、あくまで志望先の業界・企業で求められるものを提示した場合に限られます。真面目に分かりやすく、かつ印象的なアピールでも、内容が志望先にそぐわないものだと、高評価にならないことは理解しておきましょう。

業界や企業ごとに適性は違い、求める人材像も異なります。キャッチフレーズを考える際は、企業が求める人材像も把握し、そこから大きくずれない内容にすることが大切です。題材選びを間違えると、どうしても評価はされづらくなるため、アピールのベース作りは慎重におこないましょう。

インパクトを残して高評価を獲得しよう

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採用担当者の印象に少しでも強く残るには、インパクトを持ってアピールすることが大切です。自身の魅力を正確に把握し、的確な表現を使って丁寧に伝えることも大切ですが、面白いキャッチフレーズをつけるのもひとつの方法です。キャッチフレーズをつけることで、同じ内容でもより印象的に伝えることができ、採用担当者の記憶にも残ります。

悪目立ちすると逆効果ですが、上手にアピールできると好印象が残り続け、選考の合格も勝ち取りやすいでしょう。キャッチフレーズは端的に言い切り、分かりやすく伝えることが大切です。耳馴染みがよく、記憶に残りやすいキャッチフレーズを駆使して、インパクトのあるアピールで高評価の獲得を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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