自己分析

強みと弱みを自己分析で把握する方法|アピールの仕方や例文もご紹介

自己分析で強みと弱みを見つけるのは難しい

面接では自身の強みや弱みについて聞かれることも多く、それを上手にアピールするためには自己分析を欠かすことはできません。自己分析は就活を進める上でも重要になるものですが、簡単できるものではなく、自己分析が上手くいかないと悩んでいる人も多いです。

自己分析で強みと弱みを見つけるのは難しくもあり、自己分析の方法を工夫して取り組む必要があります。ひとつのやり方に固執していては上手くいかない場合も多いため、さまざまな方法を試してみることが大切です。自己分析を徹底して自身の強みと弱みを見つけ出し、上手にアピールして就活を攻略していきましょう。

自己分析で強みと弱みを把握する方法

自身の強みと弱みを見つけ出すためには、自己分析で強みと弱みを把握する方法を知っておく必要があります。自己分析にはさまざまなやり方がありますし、方法次第で得られる結果が違う場合も多いです。ひとつの方法で出た結果だけで就活を進めるのではなく、複数の方法を試し、より自分を表すものはどれなのかを選択して、総合的に考えましょう。

得意なこと・不得意なことを書き出してみる

自身の強みと弱みを見つけるためには、得意なこと・不得意なことを書き出してみることが大切です。得意なことは強みに、不得意なことは弱みになりえるものですので、そこから自己分析を進めることができます。強みと弱みと考えると見つけることが難しいですが、得意なことや不得意なことと考えれば、見つけやすいです。

自己分析は難しく考える必要はなく、できるだけ簡単に、シンプルに考えることでも進めていくことができます。これまでの経験を思い出して得意だったことを探すのもいいですし、現在の趣味などから転じて何が得意かを考えることもおすすめです。不得意なことも現在不得意なものではなく、過去に不得意だったものでも構いませんので、ひとつでも多くの情報を書き出していきましょう。

人との関わり方

得意なこと、不得意なことがなかなか思いつかないという人もいると思われます。そういう場合は、まず自分が他人とどう関わっているかという人との関わり合い方について考えてみるといいでしょう。例えば、部活動やゼミナールなど組織の中で、どのような役割を果たしているでしょうか。

リーダーシップ性を発揮して組織を率いている人もいれば、気配りができる人間で組織の潤滑油的役割を担っている人もいるかと思います。コミュニケーションの取り方が十人十色であるように、自分の強みも他人とは違います。ですから自分の強み、弱みが見つからない人は、自分が他人とどうコミュニケーションを取っているかを考え、そこから考え出してみましょう。

物事への向き合い方

次に、自分は物事に対してどう向き合う人間なのかを考えてみましょう。物事への向き合い方も人それぞれ違い、これも自分の強みや弱みに繋がります。例えば、何かを成し遂げようと考えたときに、今まであなたは目標に対しどのように向き合ってきたでしょうか。

難しいと思われる目標に対して積極的に挑戦するチャレンジ精神旺盛な人もいれば、大きく目標に近くことはできなくても、コツコツと努力を続ける継続力を持った人もいると思われます。こうしたチャレンジ精神や継続力は、あなたの強みです。なんとなくで強み、弱みを考えてもはっきりとした特徴は掴みづらいです。まずは、自身の物事への向き合い方を思い出して自分の強み、弱みを明確化させていきましょう。

強みと弱みをそれぞれ言い換える

強みや弱みを知ろうと考えるときに、強みだけなら分かる、あるいは弱みだけなら分かると片方だけならすぐに思い浮かぶ人も多いです。どちらかを見つけることができれば、それぞれ言い換えることでも強みや弱みは見つけることができます。例えば意志が固いという強みは頑固という弱みに、臆病という弱みは慎重という強みとも捉えることができます。

強みと弱みは表裏一体のため、言い換えるのもアリです。どちらか一方を見つけることさえできれば、捉え方を変えればもう一方を見つけ出すことができます。表裏一体と考えることで、両方を見つけられるだけではなく、それぞれがリンクしているため、より一貫性のあるアピールにもなりますので、好印象を得やすいです。

身近な人に訊ねる

自己分析で行き詰まりを感じた場合は、自分1人で考えようとするのではなく、身近な人に訊ねてみるのもおすすめです。第三者に聞くことで、自分では分からない強みや弱みが見える可能性があり、簡単に自己分析が進む可能性もあります。

自分では普通だと思っていることが、他人にしてみれば特別なことである場合もありますし、自分では分からないことは意外にも多いです。自分のことは自分が一番分かっていると考える人も多いですが、実際には他人にしか見えない部分もたくさんあります。第三者の意見を取り入れることで視野を広げることができますし、客観的なアピールにもつながり、説得力を高めることができます。

事前に質問リストを作成しておく

身近な人に訊ねて第三者の意見を聞くことは非常に重要ですが、ふわっとした質問を相手にぶつけていては有益な回答は得られません。また、相手に時間を割いてもらっているのに、何の準備もせずにただ質問を並べるのは失礼に当たります。事前に質問を考え、リストなどを作成してから訊ねるといいでしょう。

質問は、具体的な内容にするとより明確な回答が得られやすくなります。例えば、「私はどんな人間だと思う?」と訊ねるのと、「私の第一印象と現在の印象のギャップはある?」と質問するのでは、どちらの方が相手は答えやすいでしょうか。後者のように質問した方がはっきりとした回答が返ってくる可能性が高いです。質問事項はできるだけ具体的なものにしましょう。

36の質問に答えて自分のタイプを知る

自己分析をいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのかや準備するものは何かなどが気になって、すぐに行動に移せないことが多いです。今すぐできたら、その時間が省けますよね。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプを診断できます。

技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

強みと弱みの効果的なアピール方法

自身の強みと弱みを見つけることができれば、それを効果的にアピールしていく方法を知っていきましょう。強みや弱みはただ提示するだけでは高評価を得ることはできませんので、アピール方法に工夫が必要です。

強みや弱みの能力自体も見られていますが、それをどのように捉え、どのようにアピールしているかも評価の対象となっています。効果的なアピール方法を踏まえて強みや弱みを伝えていき、面接で好印象を獲得していきましょう。

具体的なエピソードを盛り込む

面接の場で、自分の強み、弱みだけを語っても面接官は納得してくれません。なぜなら、その強み、弱みに対する「根拠」がないからです。何事も裏付けとなるデータや根拠がなければ信ぴょう性は低くなってしまいます。面接やエントリーシートで強みや弱みをアピールする際には、具体的なエピソードを盛り込むようにしましょう。

エピソードを盛り込む際に注意して欲しいのは、役職だけを語るのはエピソードではないということです。時折、「私は部長をしていました」などと自分の役職をアピールする就活生がいます。

アピールする際に重要なのは、あなたが何を経験し、それに対してどう対処したか、というエピソードであって就いた役職についてではありません。ですから強み、弱みをアピールする際には、それに伴うあなたの経験談を話すようにしましょう。

困難を乗り越えたエピソードがおすすめ

エピソードを盛り込む際には、困難を乗り越えた内容がおすすめです。なぜなら、企業はあなたが困難にどう立ち向かうことができる人間なのかを知りたいからです。社会に出ると、成功よりも失敗や挫折に直面することの方が多いです。

失敗や挫折から立ち直ることができないと、社会人として大きく成長することはできません。自分は自己成長力があるということを企業側に伝えるためにも、エピソードを語る際には困難を乗り越えたエピソードを盛り込むようにしましょう。

仕事での活かし方を述べる

自身の強みをアピールする時には、強みを活かしてどのような仕事をしたいかを述べることが大切です。強みを活かしてどのように活躍できるかをアピールすることで、企業側は入社後の姿がイメージしやすくなります。仕事でどのように活かせるか、どのように活躍できるかをできるだけ具体的に伝えていきましょう。

業務内容や職種を調べておく

上記で強みを活かしてどのような仕事をしたいのか述べることの必要性についてご紹介してきましたが、そもそも企業にどのような仕事があるのか知らなければ対策の取りようがありません。自身の強みと企業の仕事をマッチさせる際に大切なことは、各企業の業務内容や職種について調べることです。

企業が行っている業務について詳しく知っていれば自分の強みがどこで活かせるか、具体的なビジョンが見えてくるはずです。業界内容や職種についてはしっかりと把握するようにしましょう。調べる際は、企業の公式HPや新聞に目を通すのがおすすめです。座談会などで社員の方に具体的な業務内容を聞くことも手です。自分の強みにあった企業の業務、職種を見つけるようにしましょう。

弱みは改善策も交えてアピールする

強みはただ提示するだけではアピール力が半減してしまい、魅力が伝わりづらくなりますが、マイナスの印象を与えることはありません。しかし弱みの場合は提示するだけではマイナスの印象を与えてしまいますので、改善策も交えてアピールすることが大切です。

自身の弱みは何であるか、それをどのように捉え、改善するために何をしているか、また何をしたことで改善できたを伝えましょう。弱みは改善策を伝え、改善の意志があることや向上心の高さ、自身の弱みとしっかり向き合っていることを伝えることでプラスへと転じることができます。

仕事に直接影響する弱みは避ける

弱みに関しても、仕事に支障が出ないような弱みである必要があります。なぜなら、企業によって業務内容や職種は当然変わるため、影響する弱みも大きく変わってくるからです。弱みに関しても強みと同様に企業研究が必要です。企業それぞれの業務内容や業種を知らなければ、どの弱みが仕事に影響するのか分かりようがありません。

例えば、営業業務を行っている会社に対して「私の弱みは内向的すぎる点です」などと話した場合、人事の方はどう評価するでしょうか。ぜひ採用したいと思うでしょうか。この例は少し大げさすぎるかもしれませんが、要は企業の求めている人材、仕事にマッチしないような弱みは避ける必要があります。

その求めている人材を知るには企業研究をする必要があるということです。業務内容や業種についてはしっかりと調べつつ、仕事に直接影響が出てしまうような弱みを避けるようにしましょう。

強みと弱みを面接で聞かれた際の答え方例

強みと弱みは面接で聞かれることの多い質問ですので、実際に聞かれた場合にどのように答えるかを考えておくことも大切です。強みや弱みは答え方次第でアピール力は大きく変わりますし、良くも悪くも印象を大きく左右するものです。

好印象を与えることでできれば有利に、悪印象になれば不利になってしまいますので、事前に上手な回答を考えておく必要があります。答え方の例を参考にして回答を考え、上手に答えて面接を有利に進めていきましょう。

例文①強みの場合

私の強みは目標に向けて継続して努力を続けられることです。大学時代はバスケ部に所属しており、ポジションはシューターでした。シューターの役割はとにかくシュートを決めることで特に3Pシュートを決めることが求められました。1試合で10本は3Pを決めることを目標にし、毎日朝と夜にシュートの自主練習を行いました。
努力の結果、試合でもコンスタントに10本以上3Pが決められるようになり、チームの勝利に貢献することが出来ました。御社では営業として働き、ノルマとは別に自身で営業目標を定め、その達成に向けて努力することで、企業に貢献し、活躍出来る人材へと成長したいと考えています。

例文①では目標に向けて継続して努力が続けられると、自身の強みがアピールされています。最初に結論となる強みから伝えることで、アピール内容を明確にすることができ、何を伝えたいかが分かりやすくなっています。

強みの裏付けとなるエピソードも示されており、説得力が高く好印象です。企業でも能力を活かして活躍することが語られており、これも好印象です。ただ能力を活かして活躍したいとするのではなく、具体的にどのように活躍するかを提示することで、企業で働く姿がイメージしやすくなっています。

例文②弱みの場合

私の弱みは頑固なことであり、一度決めたことは最後までやり通さなければ気が済みません。頑固に自分の意見を押し通そうとするあまりに、他人に迷惑をかけてしまうことも多く、このままではいけないと感じ、周囲の意見に耳を傾けるようにしていています。
周囲の意見を聞こうと意識することで冷静になることができ、自分の考えを客観的に眺めることが出来るようになりました。客観的に考えることで、視野も広がり、様々な選択肢を選ぶことができ、今では物事に柔軟に対応出来るようになりました。

例文②では頑固なことが弱みであるとアピールされています。弱みだけを提示するのではなく、改善策も交えて伝えていることで、向上心の高さも伝わり好印象です。自身の弱みをきちんと把握できていることで、自己分析が徹底できていることが分かり、就活への意欲の高さも伝わっています。

自分としっかりと向き合い、弱みからも目を逸らさずに対処していることで誠実な人間性もアピールでき、これも好印象です。弱みが改善し、物事に柔軟に対応できるようになったとすることで、弱みから強みへと転じることができています。

自己分析で強みと弱みを明確にして効果的にアピール

interview-seminar就活では自身の強みや弱みについて聞かれることが多く、いかに上手に答えることができるかで就活が成功するかどうかが決まります。強みや弱みは仕事に直結する部分ですし、上手に伝えることができれば評価も高くなりますが、失敗すれば大幅に評価を下げられる危険性もあります。

強みや弱みは伝え方次第で印象が大きく変わりますし、上手なアピール方法を知っておくことも大切です。就活の攻略のためには自己分析は欠かせませんし、強みと弱みを見つけるためにも、まずは自己分析を徹底していきましょう。

自己分析を徹底し、さまざまな方法を試すことで、これまで見えなかった強みや弱みを見つけることができます。自身の強みと弱みを明確にして、上手にアピールして面接を攻略していきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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