面接対策

面接で録音する理由|注意点や就活で録音を活用できるシーンをご紹介

面接で録音する学生は増えている

面接で録音をする学生は増えていますが、これにはいくつかの理由があります。録音をすることはプラスに働くことが多く、活用シーンも多岐にわたります。最近では高価なボイスレコーダーを買わなくてもスマホを使って簡単に録音ができるため、ハードルが低くなったことも録音する人が増えた理由のひとつでしょう。

録音したデータは後で聞き返すことができ、音声データだからこその使い勝手のよさもあります。ただし、録音は必ずしも認められているとは限らず、場合によってはマイナスに働くこともあるため注意しなければなりません。面接と録音の関係を知り、どのような方法で有効活用できるのか、また録音時の注意点なども踏まえて、理解を深めていきましょう。

面接で録音する理由

面接で録音する学生は増えていますが、そもそもなぜ録音が必要なのかと疑問に思う人も多いでしょう。録音は当然必須ではなく、していないからといってマイナスに働くわけではありません。また、録音をすることが必ずしもプラスに働くとも限らず、結果的に有効活用できない場合もあります。それでも面接を録音する学生が増えているのはなぜなのか、理由は大きく2つに分けられます。それぞれの理由を把握し、録音する理由やメリットを知りましょう。

面接の振り返りができる

面接で録音をする主な理由は、音声データを聞き返し、面接の振り返りができる点にあります。面接は受けて終わりにせず、終了後にしっかり振り返り反省することが大切です。良かった点、悪かった点の両方を振り返ってきちんと反省することで、次の選考にも繋げることができ、よりスムーズに面接の突破を目指すことができます。

しかし、振り返りをしようにも、面接中緊張してしまい、聞かれたことや話したことが分からなくなることも少なくありません。また、振り返りをしようにもスケジュールが詰まっていてできず、後になると思い出せなくなるということもあります。録音をしておくと、面接中の状態やその後の多忙さに関係なく確実な振り返りができ、選考の対策にも役立てられるため、積極的におこなう学生は増えています。

ハラスメントを受けた際の証拠になる

面接の場は閉ざされた空間であり、残念ながらハラスメントが起きてしまうこともあります。これは企業が上、学生が下と思い込んでいる人が多いことも関係しており、面接で傷つき、就活自体が嫌になってしまう人も多いでしょう。ハラスメントを受けた場合は、泣き寝入りするしかなく、訴えても証拠不十分とみなされることも少なくありませんが、録音データがある場合は別です。

面接の録音はハラスメントの実態を証明する強い武器になり、企業に対抗できる材料になります。実際に訴えるかどうかは別にしても、録音という武器があると思うだけでも気持ちが楽になります。録音する学生が増えたことを受けて、企業も面接でのハラスメントに敏感になっており、実際に抑止力になっていることも事実でしょう。

面接で録音する場合の注意点

面接で録音する場合の注意点

面接で録音することにはきちんと意味があり、録音することで得られるメリットも存在します。そのため、就活を少しでもスムーズに進めるためには、面接ごとに録音するのもいいですが、注意点があることは忘れてはいけません。使い方次第では選考で不利になるケースもあります。実際的な問題に発展することもあるため、面接中の録音および録音データの扱いには特に注意しましょう。

録音自体は違法ではない

大前提として知っておきたいのは、録音すること自体は違法行為に問われないということです。これは企業が事前に禁止している場合でも同じで、禁止の有無に関係なく、録音が罪に問われることはありません。そのため、面接中に録音するのは一向に構いませんが、録音していることがバレた際には注意が必要です。いかに法的に問題がないといっても、無断で録音していると分かると印象が悪くなり、評価を下げられることも少なくありません。

特に事前に録音が禁止されている場合は、評価が下がることは覚悟しておきましょう。録音してもいいか面接官に許可を取る方法もありますが、そもそも録音するという行為自体をよく思わない人もいます。悩む人は、OBやOGに確認してみるといいでしょう。

無断で公開するのはNG

無許可で録音していても法的に問題ないため、仮にバレたとしても評価を下げられるだけで、罪に問われることはありません。しかし、録音したものを無断で公開した場合は別です。無断で公開してしまうと、情報管理の観点から違法行為と認められる場合もあり、最悪の場合企業から訴えられてしまいます。

企業対個人では、どうしても企業のほうが有利になりやすく、かつ録音データを無断で公開するというのは大きな弱みになってしまいます。SNSを使えば誰でも気軽に情報が発信できますが、広めるつもりはなくても、ネット上にデータをアップした時点でアウトなことは覚えておきましょう。録音データの扱いには十分注意し、情報漏洩にならないよう気を付けなければなりません。

面接以外でも録音は効果的

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面接の内容を録音し、反省用に使用する人は増えていますが、実は録音が有効なのは面接だけではありません。就活のその他のシーンでも、録音は有効に使えることが多く、上手に使うことでさらに就活を有利に進められます。面接以外のシーンで録音する場合でも、基本的に注意点は同じで、無断で公開しないよう気を付けましょう。私的な利用に限ってなら問題なく使えるため、面接以外でも積極的に録音を活用して、就活を少しでも便利に進めることが大切です。

説明会の録音

企業説明会に参加した際には、録音が非常に活躍します。説明会では資料が配られることが多く、基本的にはその内容に沿って説明が進められます。しかし、一部資料には記載のない話題が出る場合もあり、それを聞き逃してしまうのはもったいないです。説明会中はしっかり集中して聞き、些細なことでも聞き逃さないことが大切で、聞き逃しを防止するためにも、録音を活用しましょう。

説明会を録音をしておき、何度も聞き返すことで細部まで企業理解を深めやすくなります。その場でしか得られない有益な情報が隠されている場合もあるため、細かい部分にまで注目して聞くことが大切です。業界・企業研究をする際の有効な材料にもなるため、録音データを集めておくと、選考の対策にも役立つでしょう。

インターンやOB訪問でも活用しよう

インターンやOB訪問の際にも、録音を活用するのがおすすめです。これらの場合は無断で録音せず、あらかじめ録音してもいいか許可を取っておくといいでしょう。面接と違って、インターンやOB訪問なら理由をきちんと伝えることで、快く録音を承諾してもらえる場合もあります。録音することで内容を反復して聞き返し、理解を深めることができますが、インターンやOB訪問の場合のメリットはそれだけではありません。

これらのイベントの場合、録音をしていないと話を聞きメモを取るだけでいっぱいいっぱいになってしまうことも多いです。録音をしていると、その場での話の理解に意識を集中できるため、より有意義な時間を過ごしやすく、細かい部分は後から聞き直して、さらに理解を深めることができます。

録音データは私的利用が原則

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面接を始め、説明会やインターン、OB訪問と録音を活用できるシーンは多いです。録音することで後から内容を聞き返せることはもちろん、その場での取り組みにも集中しやすくなり、メリットは多いです。しかし、録音自体を嫌がる企業も多く、無断で録音していることがバレると、評価を下げられることもあるため注意しなければなりません。

また、録音データは私的利用が原則で、どのような意図があっても勝手にネットに公開しないようにしましょう。拡散の意図がなくても、他の人がどんどん拡散して、収集が付かなくなることもあります。無断公開は違法行為に該当することもあるため、私的利用だけに限定し、使い方を正しく守って録音データを上手に活用しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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