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【長所として明るいことをアピールできるのか】例文や注意点をご紹介
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目次
長所のアピールに悩む人は多い
就活では長所のアピールを求められることが多く、履歴書やエントリーシート、面接でも聞かれる質問です。長所と問われても、すぐに思い浮かぶ人は少なく、多くの人はアピールに困っていると思われます。長所のアピールでは何を題材にするかが重要であり、何が評価されるのか分からず、題材選びの時点で困ってしまう人も少なくありません。
また、題材が決まっても、それをどのようにアピールすべきか、伝え方が分からず困る人もいるでしょう。長所はどのような題材でいかに上手に伝えられるかが重要であるため、高評価を獲得するには事前にじっくり考えておかなければなりません。明るいことを題材にした場合、どのように伝えると好印象になるのか、アピールのポイントも踏まえて知っていきましょう。
明るい性格は長所になるか
そもそも明るい性格は長所になるのでしょうか。明るいことはもちろんいいことであり、暗い人よりは明るい人のほうが好かれやすいでしょう。イメージから考えると、明るい性格は魅力的にも思えますが、問題はそれが就活・ビジネスでのアピールになるかどうかです。プライベートな部分で好まれるものと、就活やビジネスシーンで好まれるものは違うため、まずは明るい性格を就活でアピールしてもいいのかについて知っておきましょう。
アピールできる
結論から言えば、明るい性格は長所のアピールで使用しても構いません。明るい性格はイメージされる通りポジティブなものであり、就活のアピールでも好印象を持ってもらいやすいです。長所とは自分の性格的特徴の中で特に誇れるものを提示する項目のため、基本的には何を題材にしても問題はありません。
題材選びは自由であり、プラスの印象が強い明るい性格は大きなアピールポイントになるでしょう。明るい性格は上手に伝えることでより好印象を得やすくなり、高い評価に繋がる場合もあります。ネガティブな要素が少ない特徴でもあるため、長所の題材として適しているといえるでしょう。
どのように明るいかを明確にする
明るい性格を長所のアピールに使うことは可能ですが、評価されるにはどのように明るいのかを明確に伝えなければなりません。ひとくちに明るいといっても、特徴は複数の可能性が考えられ、人によってイメージする明るさは異なります。明るい性格と聞いて、誰とでも気兼ねなく話し、距離を縮められることを想像する人もいれば、元気で活発、何事にも挑戦的といったエネルギッシュさを想像する人もいます。
同じ表現でも、各人でイメージするものが違うため、どのように明るいのか、詳細な状態まで説明し、アピールすることが大切でしょう。漠然としたアピールでは上手く伝わらず、せっかくのいい題材でも好印象にならないこともあるため注意が必要です。
言い方を工夫することが大切
明るい性格自体は長所としてアピールできますが、単に「明るい」というのは幼稚に聞こえてしまい、就活で使用するにはそぐわないこともあります。そのため、明るさを題材にするなら言い方にも気をつけ、言い回しを変えるといった工夫も考えましょう。明るいことを他の言葉で言い表すなら、「ポジティブ」「ムードメーカー」「チャレンジ精神旺盛」などが挙げられ、他にも明るい要素を含んだ性格的特徴はあります。
言い換えた表現を使うことで就活にふさわしい形でアピールができ、より明確に特徴を伝えられます。長所は「明るいこと、」「明るい性格」だけで終わらせず、言い換えの表現も上手に使いながら、就活にふさわしい社会人らしい内容でアピールしましょう。
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明るいところを長所でアピールするポイント
明るいのは大切なことなので、就活やビジネスシーンでも評価の対象にはなります。しかし、単に明るいと伝えるだけでは魅力は十分に伝わらず、獲得できる評価も半減してしまうでしょう。より確実に高評価の獲得を目指すには、ポイントを踏まえてアピールすることが大切です。同じ題材を使っていても、アピールの方法次第で与えられる印象は大きく変わります。明るい性格をより魅力的に伝えるためにも、上手な伝え方のポイントを把握しておきましょう。
どのように個性を発揮・身につけたか
長所のアピールでは、何をどのようにアピールするかが見られますが、それだけではなく、それが本当であるかもチェックされています。就活でのアピールはいわば全て自己申告であり、嘘をつくことは簡単です。企業もそれを分かっているからこそ、アピール内容の信ぴょう性が重要視されると考えましょう。
より説得力を持って明るい性格であることを伝えるには、その長所をどのようなシーンで発揮したか、あるいはどのように身につけたかを具体的に提示します。長所にまつわるエピソードを提示することで、説得力の高いアピールとなり、信ぴょう性も増すでしょう。嘘をついているかどうかに関係なく、信ぴょう性がないと判断されると、評価を下げられかねないため注意が必要です。
企業でどのように活かされるか
長所は最終的に仕事に活かせることが大切であるため、明るい性格が企業でどのように役立つかも提示しましょう。明るい性格に限らず、どれだけ素晴らしい題材を用いて長所をアピールしても、それが仕事に繋がらないと高評価を獲得するのは難しいです。企業は単に長所を持った人を探しているわけではなく、自社にとって魅力的な長所、つまり仕事に活かせる長所を持った人材を探しています。
仕事での再現性があることは評価される大前提でもあるため、就職後の仕事や働き方もイメージして、どのようなシーンで役立ちそうなのかを考えることが大切です。就職後のビジョンを提示することで、長所が評価されるだけではなく就職意欲の高さも伝わり、より高評価になりやすいでしょう。
明るいという長所をアピールする例文
明るいという長所をアピールする例文を4つ紹介します。ここでは、明るいという性格をそれぞれ「協調性、チャレンジ精神、ストレス耐性、コミュニケーション能力」に言い換えます。
単に明るい性格であることを伝えても、それを評価する企業は少ないため、このように言い換えて表現することが大切です。明るい性格を長所にするとき、どのようにアピールしていくのかを考える参考にしてみてください。
明るい性格から協調性をアピールする例文
私の長所は、人一倍協調性に優れているところです。大学時代はバスケ部に所属していました。1年生からずっとレギュラーだったものの、最後の大会直前で怪我をし、ベンチ入りしました。私自身も落ち込みましたが、チームメイトも暗い表情になっており、練習の雰囲気が悪くなってしまいました。これではいけないと思い応援に力を入れ、チームを鼓舞するとともに、マネージャーの仕事を手伝い、チームをサポートしました。また、調子が出ないチームメイトには積極的にアドバイスをし、新しい練習メニューの提案もおこないました。
その結果、プレイヤーは私の分まで力を出し切ると宣言してくれ、控えの選手もチームのサポートにより協力的になってくれました。チーム一丸となって大会に臨むことができたため、地区大会では準優勝を収めることが出来ました。
御社では営業でこの協調性を発揮し、個人ではなくチームでお互いを盛り上げながら仕事に取り組み、やる気を高め合いながら成果を出し、活躍したいと考えています。
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明るい性格を協調性と言い換えてアピールしている例文です。実際に協調性を発揮することで集団をまとめ上げた経験を話すことで、明るい性格がどのように発揮されてきたのかを伝えられています。また、企業での活かし方にも言及されており、評価されるアピールができています。
明るい性格からチャレンジ精神をアピールする例文
私の長所は、チャレンジ精神があることです。私は飲食店で3年間アルバイトをしています。始めた当初は、なかなか要領を掴むことができず、先輩や店長に注意されることがありました。しかし、それが悔しかったため、自分の仕事はもちろんのことそれ以外の持ち場の人たちにも積極的に仕事を教わっていきました。その結果、自分の仕事が何に繋がっていくのか、困っている持ち場があったときは自分がどう動けばスムーズになるのかが分かるようになりました。徐々に仕事の幅も広がり、今ではバイトリーダーを任されています。
このように、私は困難な状況でも、より高みを目指して取り組むチャレンジ精神をもっています。御社でも、お客様のご要望を満たすことはもちろん、それ以上に質の高いサービスやプランを考案・提案することで貢献したいと考えております。
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明るい性格をチャレンジ精神と言い換えてアピールしている例文です。チャレンジ精神がどのようにして培われたのかを話すことで、自分の人柄もアピールできています。また、バイトリーダーに任命されたというような自分の長所が認められた功績があれば、盛り込んでいきましょう。説得力を持たせることができます。
明るい性格からストレス耐性をアピールする例文
私の長所は、忍耐力がありストレス耐性に優れているところです。私は卒業研究で、一般家庭における有機野菜への購買意欲に関する調査をおこなっています。調査方法として、近所の5つのスーパーにご協力いただき、買い物客に直接アンケートをお願いする形を取りました。実際にやってみると、多忙な人が多いためなかなかアンケートが集まらず苦労しました。中には、調査概要を詳細に解説しなければご理解いただけないケースもありました。しかし、ひとりでも多くの人に有機野菜のメリットを伝えるやりがいを見出し、調査対象である方々とのふれあいを楽しみながら続けることができました。その結果、1店舗あたり1~2週間程度粘り強く調査をすることで、信憑性が高く有益な調査結果を導き出すことができました。
このように、私は困難な状況下でも諦めずに取り組み続ける忍耐力があります。また、その時々でやりがいや楽しさを見出すことでストレス耐性にも優れています。御社でも、困難な業務や不利な案件へ粘り強く取り組むことで、確実に成果を上げていき貢献したいと考えております。
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明るい性格をストレス耐性と言い換えてアピールしている例文です。ストレス耐性に関連づけて忍耐力があることもアピールしています。ここでは、忍耐力やストレス耐性を発揮したことによる成功体験を述べることで説得力をもたせています。成功体験の中にある店舗数や調査期間のように数字を取り入れることも、具体的なアピールにするには有効です。
明るい性格からコミュニケーション能力をアピールする例文
私の長所は、コミュニケーション能力があることです。私は大学1年生から飲食店でアルバイトをしています。最初は、お客様のオーダーを聞き品物をお出しするだけで精一杯でした。しかし、余裕が出てくるとお客様との会話の中でニーズを聞き取り、それを盛り込んだサービスが提供できるようになりました。例えば「今日は寒いね」とおっしゃっているお客様には少し熱めのお茶をご用意したり、「最近食欲が落ちてきた」と話す方には厨房と相談して料理を出すスピードを調整し、できる限り出来立てを食べていただけるようにしました。その結果、リピーターの獲得に貢献することができました。
このように、私にはコミュニケーションから相手のニーズを把握する能力があります。御社でも、営業としてクライアントのニーズを引き出し、それらを盛り込んだ企画を提案することで活躍していきたいと考えております。
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明るい性格をコミュニケーション能力と言い換えてアピールしている例文です。コミュニケーション能力があるということだけではなく、それを発揮して成功した経験が述べられています。また、仕事でどのように貢献できるのかが述べられているところも、評価されるポイントです。
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長所で明るいことをアピールする際の注意点
明るい性格はプラスのイメージが強く、実際に長所としてアピールしても好印象を与えやすいです。しかし、明るいことを題材にしているからといって、すべての場合で好印象を獲得できるわけではありません。アピールの内容や方法次第では、反対にマイナスの印象を与えてしまう可能性もあるため注意が必要です。明るいことを長所のアピールに使用する場合、何に気をつけるべきか、注意点も正しく知っておきましょう。
短所となることがあればカバーする
長所と短所は表裏一体であり、明るいことも見方を変えると短所になりえます。例えば明るく元気な性格は、思慮が足りないといった見方もできなくはありません。提示する題材はもちろん、どのような内容でアピールするかによっても、短所が見えてしまう場合があるため、マイナスの印象がつかないよう注意が必要です。
上手にアピールするには、どのような短所がイメージされるのかを考え、それを感じさせないよう伝えることが大切です。例えばムードメーカーを題材にした場合、周囲とのバランスを取るだけで、自分の意思が弱いと思われることもあります。これを防ぐには、自分の意思でチームを盛り上げた、集団を盛り立てたとアピールすると、短所をつぶして長所をより際立たせられます。
面接での様子が暗いとマイナスの印象になる
選考は書類選考や面接で1回1回区切られるわけではなく、すべて連続性を持っておこなわれます。そのため、応募書類で長所を明るい性格とした場合は、面接でも明るく振る舞っていないと嘘をついていると思われかねないため注意が必要です。長所や自己PRで提示した個性や能力は、面接時にしっかり体現できなければなりません。
明るい性格としておきながら、表情も暗く、声も小さくネガティブな印象を与えてしまうと、ギャップの大きさから通常より評価を下げられる可能性も高いです。また、面接で明るいことを長所として伝える場合も同じで、伝え方そのものが明るくないと魅力は半減します。表情や声の大きさ、振る舞いといった細かい部分からも、明るい性格ということを伝えていかなければなりません。
明るい性格を長所として上手に伝えよう
長所のアピールは悩みやすいポイントですが、題材の自由度は高いです。明るい性格というのも長所のアピールとして使用でき、伝え方次第では高評価を獲得できる場合もあります。何を題材にするかももちろん大切ですが、それ以上にどのように工夫して伝えるかが重要と考えましょう。
素晴らしい題材でも、アピールの方法次第では魅力が半減したり、場合によってはマイナスの印象を与えたりもします。反対に明るい性格のように一見ありきたりに思える特徴でも、工夫次第で高評価の獲得を目指すことも可能です。どのように伝えるとより魅力的になるのか細部までイメージし、明るい性格を上手にアピールして高評価の獲得を目指しましょう。