履歴書

【履歴書は市販のものでもOK?】種類の違いや新卒向けの物とは

履歴書は市販の物でOK

就活時に欠かせない履歴書は種類が多く、どれを使用すべきか悩む人も多いでしょう。就活時の履歴書は市販されているもので問題はなく、内容さえ正しく書けているなら、合格を勝ち取ることは可能です。

しかし、ひとくちに市販の履歴書といっても数は多く、種類ごとに細部の特徴は異なります。履歴書はある程度の内容は共通しているものの、どれを買うかで違いが出ることは理解しておかなければなりません。

市販されているものを選んでよいものの、新卒の就活向けのものを選べていないと、選考で不利になる可能性もあります。履歴書は書類選考だけではなく、その後の面接の資料としても使われる大切な書類です。確実に評価してもらうためにも、上手な履歴書の選び方を知っておきましょう。

市販されている履歴書は3種類

・JIS規格
・一般用
・転職用

市販されている履歴書は、大きく「JIS規格」「一般用」「転職用」の3つに分けられます。履歴書は同じ種類でも販売元によって若干の違いがありますが、種類自体が違うと内容が大幅に変わってしまうため注意しなければなりません。

新卒の就活向けのものも決まっており、選び方を間違えるとそれだけで選考攻略のハードルが高くなります。市販されている履歴書3種類のうち、どれを購入すべきか、理由も含めて知っておきましょう。

使うべきは一般用

新卒の就活で使うなら、一般用の履歴書が基本です。一般用の履歴書は志望動機や自己PRといった、自身の内面をアピールする項目が多数あり、かつそれぞれの枠が大きく取られていることが特徴です。新卒は実力重視よりも、将来性重視で採用する企業が多く、入社後のポテンシャルを見て合否を決める企業は少なくありません。

能力面は入社後に伸ばしていくと考えれているため、実力よりも個性や人間性が重視される傾向にあります。つまり、自身の内面を深くアピールできるほうが、高評価も得やすく、合格も勝ち取りやすいと考えましょう。一般用の履歴書は他の種類に比べて内面や人間性のアピールがしやすい規格になっているため、新卒の就活には最適です。

その他の履歴書はアピールしづらい

新卒向けの一般用以外の履歴書を使ってはいけないわけではなく、JIS規格や転職用のものであっても、使用は可能です。ただ、使用はできてもアピールがしづらく、不合格になりやすい点は理解しておきましょう。

JIS規格や転職用の履歴書は、経歴やスキルをアピールする欄が大きく取られています。志望動機はごく小さい枠だけになっていることが多く、物によっては自己PRの欄がない場合すらあります。

新卒向けの一般用の履歴書と比べると、人間性のアピールがしづらく、自分の魅力を売り込みづらいのが難点です。また、経歴を記載する項目は、新卒だと学歴くらいしか書くことがなく、空白だらけになってしまいます。一般用以外は最後まで書ききるだけでも苦労しやすいため、間違って選ばないよう注意しましょう。

生協で売っているものもおすすめ

大学によっては自校で独自の履歴書を作っていることもあり、これも選考に使って構いません。大学独自の履歴書は生協で売っていることが多く、これを利用するのもおすすめです。大学の履歴書は学校ごとに細かい内容は違いますが、基本的には一般用と似ています。

新卒の学生向け、自校の学生向けに作られているため、個性や人間性、これまでに学んできたことがアピールしやすい内容になっているでしょう。また、大学の履歴書には学校のロゴが入っていることも多く、ぱっと見ただけでどの学校の学生か分かります。

就活時には学歴も評価に関係することが多く、学校名のアピールがプラスに働くことも少なくありません。実際に評価に繋がるかは別にしても、書きやすく、かつ採用担当者の印象にも残りやすいため、使い勝手は優れているでしょう。

市販の履歴書はどこで買う?

新卒の就活では市販の履歴書が使用できますが、問題はどこで購入するかです。履歴書を販売している店舗は非常に多く、どこで購入すべきか悩む人は多いでしょう。最近ではコンビニや100均でも売っていますが、安く買えるものを使っても大丈夫か、選考には影響しないかと不安に思う人も少なくありません。

市販の履歴書はどこで購入できるか、購入場所によって選考にどのような影響があるのかも含めて知っていきましょう。

履歴書はどこで購入してもOK

コンビニ
スーパー
100均
百貨店
文房具店
大学生協

結論から言えば、履歴書はどこで購入しても構いません。履歴書購入の選択肢は、簡単に挙げただけでも上記のようにいくつかあります。

購入するなら百貨店や文房具店がよさそうと考える人もいますが、購入場所が評価に影響することはありません。たとえコンビニや100均で購入しても合格する人はいますし、反対に文房具店で買っても不合格になる場合はあります。

大切なのはどこで購入するかではなく、正しいものを選び、いかに上手に書けたかです。もちろん、コンビニや100均、スーパーだと、種類はそれほど豊富ではないため、複数の選択肢から選びたいなら、百貨店や文房具店がおすすめです。どこでも手に入る反面、便利に買えるところは、商品のラインナップが少ないことを理解しておきましょう。

印刷して使用も可能

履歴書は市販されているものを買って作成するだけではなく、パソコンのデータから印刷したものを使用することも可能です。ネット上には履歴書のフォーマットが無料で公開されており、これを印刷して使用しても構いません。

また、データ時点で内容を入力し、完成したものを印刷して使うことも可能です。データで受け付けている企業なら、印刷なしでデータのまま提出することも可能でしょう。印刷して使用する場合は、紙に注意が必要で、ペラペラのコピー用紙よりは、上等な高級紙を使うのがおすすめです。

また、履歴書のフォーマットは自身で作成することも可能で、必要最低限の事項さえ含まれているなら、細部は自由に調整できます。市販以外の選択肢もあるため、印刷して使うやり方も覚えておくとよいでしょう。

市販の履歴書はサイズもチェックする

市販の履歴書は新卒の就活向けのものを選ぶことが大切ですが、それだけではなくサイズのチェックも重要です。実は履歴書には複数のサイズがあり、同じ一般用でも複数サイズが用意されていることもあります。

サイズの違いによって印象が変わったり、作成のしやすさが違ったりすることも少なくありません。履歴書は種類、サイズといった、細かい点までこだわって選ぶことが大切です。細部までこだわることで、よりスムーズに選考が進められるでしょう。

基本はA4がおすすめ

市販の履歴書の基本サイズは、A4とB4の2つです。履歴書は見開きになっており、A4サイズは開くとA3、B4サイズは開くとB3のため、展開した時のサイズで書かれていることもあります。使用するならA4(A3)の履歴書がおすすめで、特別な事情がない限り、こちらを使いましょう。

A4サイズがおすすめなのは、B4に比べてサイズが大きいためです。履歴書のサイズが違うと、記入できる内容も増減します。少し大きめのA4なら、より多くの内容を盛り込みやすく、アピールもしやすいでしょう。また、履歴書に限らず、就活やその他採用に関係する書類は、A4サイズが多いです。他の書類とサイズを合わせると企業でも保管しやすく、不便をかけないため、余計な印象を与えずに済むでしょう。

企業からの指定にも注意する

基本的にはA4サイズの履歴書がおすすめなものの、企業からサイズ指定がある場合は注意しなければなりません。特に指示がないなら、どちらのサイズを使用しても構いませんが、指定がある場合はそれに従うのが鉄則です。

企業が指定するサイズと提出した履歴書のサイズが違うと、指示が守れない、細部まで気が回らないといったマイナスの印象を与えてしまいます。場合によっては応募基準を満たしていないと判断され、読まれもせずに不合格になるケースもあります。

どれだけ完璧でアピール力の高い履歴書でも、読んでもらえないことには、合格を勝ち取ることはできません。まずは応募の条件を満たすことが大切なため、サイズの指定がないか念入りに確認し、ある場合は必ずそれに合わせましょう。

市販の履歴書はA4の一般用を選ぼう

就活では市販されている履歴書を使って構いませんが、これには複数の種類があります。履歴書ごとに規格やサイズは異なるため、それぞれの組み合わせには注意しなければなりません。

基本となるのは「一般用」で「A4サイズ」の履歴書です。企業からの指定や特別なこだわりがない限り、この組み合わせが基本と考えましょう。また、一般用以外でも選択肢はあり、大学生協で売っている大学独自の履歴書や、ネットで公開されている履歴書を印刷して使う方法もあります。

企業によっては履歴書をデータで受け付けていることもあり、必ずしも紙で提出するとは限りません。条件は企業によって違うため、志望企業の指示を守れる履歴書を選んで、スムーズに選考を進めましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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