面接対策

【面接の椅子の左右どちら側に立つ?】入室のマナーと合わせて解説

面接で椅子に座る際のマナーとは

就活には、さまざまなマナーがあります。エントリーシートや履歴書の書き方、スーツの着用方法、ヘアースタイルなどにおいて、たくさんのマナーがありますが、中でも面接マナーは非常に重要です。面接のマナーは、どう受け答えするのか、どのような姿勢が適切なのか知ることも非常に大切です。

あわせて、面接で椅子に座る際のマナーについても知っておきましょう。まずは、面接の入室から着席までの流れを解説し、「入室したらどの位置の椅子に座ればいいのか」「椅子に座るときはどんな姿勢がいいのか」についても取り上げていきましょう。内定を勝ち取るために、ぜひ参考にしてください。

面接の入室から着席までの流れ

面接会場に入室する時、ドアをノックする回数は決まっています。ノック数は、3回が基本です。そして、中から「お入りください」といった声が聞こえたら、ドアを開けましょう。相手の合図を確認してから、入室してください。

入室後、椅子のある場所まで背筋をしっかりと伸ばして、歩いていきましょう。おかしな姿勢は、面接官に悪い印象を与えてしまいます。こうした面接の入室から着席までの流れについて詳しく解説していきます。

ノックの回数は3回

面接会場に入室する前に、必ずドアをノックします。外国ではノックの回数が4回でもマナー的には問題ありませんが、日本では3回を基本にしています。ノックする際、「ドンドン」と力強くドアを叩くのではなく、手を軽く握り、ゆっくり3回ノックするようにしましょう。

ノックするスピードが速い場合、面接官を急かしているような印象になってしまうため注意が必要です。また、回数を意識し過ぎてしまい、もたついて3回ノックできなくても、それほど気にする必要はありません。集団で面接するケースでは、前の人がノックをするため、後ろに並んでいる人は、ノックしないようにしましょう。

相手の合図でドアを開けて入室する

ドアを3回ノックして、すぐに入室するわけではありません。必ず「お入りください」といった相手の合図があってから、ドアを開けて入室しましょう。ノックして何の返事もなかった場合、再度ノックしてください。

ドアの開け方は、ドアノブの位置で使う手が異なります。右にドアノブがある場合は左手で、左にドアノブがある場合は右手で開けるようにしましょう。そしてドアを閉める際は、開けた手と逆の手を使います。

ドアにはスライドタイプや押すタイプなど、さまざまな種類がありますが、どのタイプにおいても、ドアノブの位置の反対の手を使って開けます。ゆっくりと閉めることも忘れないようにしましょう。また、ドアを閉める際には面接官に背中全体を見せないように注意しましょう。

背筋を伸ばして椅子の横に移動する

ノックしてドアを開けたら、椅子の位置まで進みます。入室の際には、ドアの前で「よろしくお願いします」などの挨拶と一礼を忘れないようにしましょう。椅子に腰かける際にも、「失礼します」と一言挨拶を述べ軽く一礼します。

緊張のあまり、挨拶をし忘れたり、すぐに椅子に座ってしまったりすると、面接官に悪い印象を与えてしまいます。落ち着いて自分の座る椅子の横に移動しましょう。面接場所によっても異なりますが、基本的にはドアから椅子まで、ある程度の距離があります。

椅子に座るまで、背筋をしっかりと伸ばして移動するようにしましょう。下を向きでとぼとぼと歩いたり、猫背の姿勢になっている場合、印象はよくありません。よい姿勢を保つことで、面接官に好印象を与えられます。

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面接において座る椅子はどこなのか

面接において座る椅子の場所にも決まりはあります。基本的には、入り口から最も遠い椅子ではなく、近い椅子に座ってください。面接官から指示があった場合は、言う通りにしましょう。

また、面接官を待っている時は椅子の横に立ちますが、この場合も入り口から最も近い椅子の横がベストです。面接ではどの位置の椅子に座ればいいのか、詳しくみていきましょう。

入口に近い下座を選ぶ

入口に近い下座を選ぶ

入口から最も近い場所を「下座」といいます。逆に最も遠い場所は「上座」と呼びます。面接において椅子に座る位置は、「下座」が正解です。相手から明確な指示がない場合は、入口から最も近い椅子に座りましょう。

相手からどの椅子に座るのか指示された場合、必ず従うようにしてください。また、立って待つのか、それとも座って待つのかも、指示に従いましょう。後から面接官が来る場合、入室後、必ず起立して挨拶してください。

座ったままの挨拶は、悪い印象を与えてしまいます。いずれにせよ、面接において座る椅子は、下座がベストであり、担当者から指示があった場合は、それに従うことを心がけてください。好印象を与えるためにも、座る位置に気を遣いましょう。

待っている時は椅子の横に立つ

待っている時は椅子の横に立つ

先に会場に通され面接を待っている場合は、下座の横に立つようにしましょう。そうすれば、座る際もスムーズに下座に着席できます。しかしながら、面接する会社によっては、就活生を上座、面接官を下座にするケースもあります。

そのため、待つ際は下座の横に立つものの、指示があった場合は、下座・上座を意識することなく座るようにしましょう。もちろん、立って待っている場合は、多少リラックスした姿勢でも問題ありませんが、面接官が入室してきて、だらしない態度を見られてしまった場合、非常に印象が悪いです。

また、待つといっても、それほど長い時間待機するわけではありませんので、できるだけよい姿勢を保ちながら、下座の横に立ちましょう。

左右どちらに立つかはその時の状況による

立ち位置は、下座の横を基本にしていますが、左側に立っていれば良いのか、それとも右側に立つのが正解なのか、頭を悩ませる就活生は多いです。これは、部屋の作りによって正解が異なりますので、大前提としてドアが近い側に立つことを心がけましょう。

そのため、右左に正解はなく、状況によって変わることを認識しておいてください。立って待っている場合、カバンやコートなどは椅子に置くことなく、姿勢を正しておきます。面接当日、緊張して座る位置、立つポジションなどを間違えないように、今のうちにしっかりと覚えておきましょう。

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椅子の座り方のマナー

椅子の座り方のマナーもいくつかあります。基本的には、深く腰掛けることは避けてください。深く椅子にもたれかかってしまうと、綺麗な姿勢を維持できません。また、足の幅も意識しましょう。足の幅をどれくらい開いていいかは男女で異なります。

面接ですので、自宅や飲食店、カフェなどで椅子に座るようなリラックスした姿勢はNGです。また、足だけではなく、手を置く位置にも気を配りましょう。こうした椅子の座り方のマナーについて解説します。

深くもたれかからない

椅子の背もたれに深くもたれかかると、だらしがない印象になってしまいます。椅子の前半分の場所に座れば、しっかりと背筋を伸ばした姿勢をキープできます。椅子に深く腰掛けると、どうしても背中が曲がってしまい、綺麗な姿勢にはなりません。背もたれを使用しないことを意識して、面接に臨みましょう。

着席後、だらしなく足を前に伸ばすことは避け、膝から足にかけての角度が垂直になるよう調整してください。足を後ろに引きすぎている場合、真摯な態度に見られない可能性もありますので、注意しましょう。

また、椅子に座る際、カバンを置くことになりますが、書類などをスムーズに取り出せるように、利き手サイドに置くことをおすすめします。さらに、カバンは自立できて倒れないようなタイプを選ぶと安心です。

足の幅に注意

膝と足の角度だけではなく、足の幅にも気を配りましょう。男性の場合は、肩幅程度がおすすめです。それ以上開いてしまうと、良い姿勢に見られない可能性があります。手の位置は、太ももの上がベストです。膝上に手を置いてしまうと、前傾姿勢になり、横柄な態度に見られるリスクがあります。また、軽く握りこぶしを作ってももの上に置きましょう。

女性の場合は、かかとと膝を揃えます。足を組んだり、開いたりしてはいけません。手は、男性のよう握りこぶしを作るのではなく、左手を上にして、指を伸ばし重ねてください。手の位置は、太ももの上です。このように、男女によって適切な足幅や手の位置がありますので、間違えないようにしましょう。

面接での椅子に座るまでのマナーを守ろう

就活の面接にはたくさんのマナーがあります。入室する際はノック数3回と定められており、担当者の合図を確認してから面接会場に入りましょう。座る椅子の位置は、入り口から最も近いところです。これを「下座」と言い、最も遠い「上座」には座らないようにしましょう。

しかしながら、担当者から明確な指示があれば、その指示通りの場所に座ってください。立って待っている時も同様です。座る際のマナーとして、綺麗な姿勢を維持できるように、椅子には深く腰掛けず、足を開きすぎないことが重要です。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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