面接対策

【面接に受からない理由とは】内定を得るために知っておきたい対策

面接に受からない原因を探ろう

面接に受からないと悩む人や、内定までなかなか辿りつけずに困っている人は多いでしょう。

面接が受からないことには原因があります。理由を把握し、面接で受かるにはどうすれば良いか対策を練りましょう。

「どうして受からないんだ」と悩んでいるだけでは解決できません。気持ちを切り替え、次こそは面接に受かるように取り組むことが大切です。

面接に受からない理由は大きく2つ

面接が上手くいかない場合、一度自分の行動や面接時のマナーなどについて見直しましょう。

「単に企業との相性が悪かった」という場合だけでなく、自分に何かしらの問題があった可能性があります

面接に何度も参加して受からない場合の理由は、主に2つです。

1つ目は、就活の準備不足であるパターン、2つ目は、面接における基本的なマナーが身についていないパターンが挙げられます。

自身の面接内容を振り返り、どう対策する必要があるのか考えてみましょう

①就活の準備不足

まず、就活の準備不足についてです。

面接で話す内容から、自分が面接に向けてどれだけ準備してきたのかを面接官から見抜かれます。

面接官はこれまで何人もの就活生を相手にしてきたので、しっかり準備して臨んでいる人とそうでない人の違いがわかるのです。

面接で聞かれた質問に上手く答えられない場合、自己分析や企業研究が足りていないことが原因をとして挙げられます

それぞれの重要性については、以下より紹介していきます。

自己分析

自己分析は就活の基本であり、面接に臨む上で必須のものです。

自己分析は就活準備のエントリーシートを作成する段階にすることが一般的ですが、一度やればそれで終わりではありません。

時間が経ってから自己分析をやり直すと、これまで見えていなかったものが見つかることもあります。

自己分析ができていないと、自分の強みをアピールするために必要な裏付けとなるエピソードがなく、説得力が弱くなってしまいます

今の自分の価値観を理解するためにも、就活中は自己分析を続けましょう

自己分析の具体的なやり方については、別の記事で紹介しています。併せて読み、自己分析をしっかり行いましょう。

業界・企業研究

業界・企業研究も面接対策には欠かせません。

面接ではさまざまな観点から評価されますが、特に重要視されているのは「志望度の高さ」「仕事への熱意」といったやる気の部分です

企業はどれだけ就活生の能力が高くても、やる気がなければ採用したいとは思いません。

志望度をアピールするには、業界や企業についての知識を深めて、理解度の高さを伝えることが大切です

「業界や企業への理解度が高い=時間を割いて研究している」と判断され、優先度が高い印象を与えられます。

志望先を正しく知ることが大切なので、現状と課題、将来性など、さまざまな観点から情報を集めて、理解を深めておきましょう。

業界・企業研究をする上で使える「業界研究ノート」「企業研究ノート」というものがあります。

以下の記事を参考にして、業界・企業研究を効率良く行ってください。

志望動機が弱い

前述の「自己分析」「業界・企業研究」をおこなったら、両者を結びつけて入社意欲の伝わる志望動機を作成しましょう。

志望動機は、企業が就活生の熱意を測る重要なものであり、これが弱いと面接は受かりません。

評価されるには、業界を志望した理由から述べ、「なぜその企業か」「入社してどのように活躍できるか」まで伝える必要があります

志望動機は就職意欲や仕事への熱意はもちろん、自身の採用メリットを示すためにも重要なものであり、面接官の記憶に残ることが大切です。

曖昧な志望動機では、面接官の印象に残りません。その企業を志望する明確な理由を提示して、他の学生と差別化を図りましょう。

面接で志望動機を伝える際のポイントは、別の記事でも紹介しています。

併せて読み、面接で志望動機を上手く伝える方法を身につけましょう。

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あなたの面接力を診断してください

面接力診断はもう試しましたでしょうか?就活では、面接での印象が大きなポイントとなります。自信がないまま本番を迎えてしまうと、理由がわからないまま選考に落とされてしまいます。

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②基本的なマナーができていない

面接に受からない理由の2つ目として、基本的なマナーができていないことが挙げられます。

面接では受け答えの内容だけではなく、ビジネスマナーも評価の対象として見られています。

ビジネスマナーを全て完璧にこなすのは難しいですが、少なくとも基本的なマナーは身につけておかなければなりません。

自身の性格は態度や言葉に表れるため、外見は一番外側の中身とも言えます

当たり前にやっていることが実はマナー違反の可能性もあるため、面接に慣れてきたときほど初心に戻り、基本的なマナーを再確認することが大切です。

身だしなみが整っていない

面接では、当然ながら身だしなみに気を付けなければいけません。

身だしなみを整えていなければ、相手に悪い印象を与えてしまいます。髪が乱れていたり、スーツのしわや靴の汚れがないか事前に確認しましょう。

スーツやシャツへの手入れやアイロンかけだけでなく、髪を整えたり、きれいなハンカチを持ち歩くようにし、身だしなみを普段から整えることは大事です。

女性の場合は、面接に臨む前にメイクの確認やメイク直しをしておくことも意識しておくと良いでしょう。

身だしなみは疎かにしてしまいがちですが、少しの気遣いがあればカバーできます

身だしなみでチェックするべき項目

  1. 髪型は清潔感があり整っているか
  2. 目やにがついていないか
  3. 化粧は乱れていないか
  4. 服装はしわや汚れがないか
  5. 靴は汚れていないか

コミュニケーションが取れない

面接では、基本的なコミュニケーションが取れるかどうかについてもしっかり見られます。

面接で大切なのは、採用担当者の目をしっかり見て受け答えをすることです。さらに、ハキハキとした受け答えをすることも忘れてはいけません。

「意識してやっているのに面接で受からない」という場合は、自分の話し方を録画して見直し、客観的にコミュニケーションの基本ができているか確認しましょう

コミュニケーションが苦手だと感じているのであれば、面接に向けて押さえておくべきポイントを理解し、改善することが大切です。

コミュニケーション能力の鍛え方については、別の記事でも紹介しています。併せて読み、コミュニケーションに自信を持って面接に臨みましょう。

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面接に受からない人におすすめの対策

面接に受からない場合、どういう風に対策すれば良いかわからない人もいるでしょう。

面接の対策で効果的な方法は、他人に見てもらい客観的に分析することです

面接の練習を友人や家族に見てもらうのもいいですし、大学の就職関係の窓口で模擬面接を受けるのも良いでしょう。

面接での問題点は、自分で判断するだけでなく、他人に指摘してもらうようにしてください。

友人や家族に客観的に見てもらう

自分では面接のやり取りが上手くできているつもりでも、端から見ると足りていない部分がわかります。

面接に受からない場合は、家族や友人に協力してもらい、面接での振る舞いなどを客観的に見てもらいましょう

家族や友人といった関係であれば、気心知れた仲でもあり、遠慮なく問題点を指摘してくれるというメリットがあります。

もしくは、スマートフォンを使って面接の姿を録画し、自分で見直すのも良いでしょう

これらの方法でわかった課題をまとめて、次の面接に向けて練習してください。

エージェントを利用して模擬面接を繰り返す

就活向けのサポートを受けるのであれば、エージェントの利用もおすすめです。

エージェントは就活に関する専門家であり、履歴書の添削だけでなく、面接の練習もしてくれます。

面接になかなか受からない場合、模擬面接を何回もおこなうと、自分の面接における課題が分かりやすくなるでしょう。

エージェントとの模擬面接では、自分で面接の中で問題点に気付くだけでなく、それについて解説してもらえるのも利点のひとつです

また、何回も模擬面接をおこなうと、実際の面接への慣らしにもなるでしょう。

おすすめのエージェントとして、「キャリアパーク就職エージェント」があります。誰でも無料で相談できるので、試しに利用してみてください。

面接に受からない人は他の人に見てもらおう

面接に受からない人の原因として、自己流で面接に臨んでいるという点があります。

なかなか面接に受からないと思う場合は、自己流で面接対策をするのを一旦止めるようにしましょう。併せて、就活の基本をしっかりと押さえられているかも確認してください。

面接に失敗する場合、自分の目線だけで分からない問題点が隠れている場合も多くあります。

それを改善するためにも、他の人に見てもらったり基本的な準備をやり直したりして、課題を客観視して課題を克服しましょう

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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