面接対策

【面接でボロボロになってしまう人の特徴とは】挽回の方法もご紹介

面接でボロボロになって落ち込む人は多い

選考の中心となる面接を突破するのは、なかなか難しいものです。企業によって合格の基準は違うものの、難易度は一定して高いため、思うように成果が出ずに困ってしまう人もいるでしょう。中には失敗を繰り返してしまい、面接でボロボロになる人も少なくありません。

面接でボロボロになってしまうことには必ず理由があり、原因を突き止めて対処法を講じることで改善できます。面接が上手くいかないからといって諦める必要はなく、努力次第でいくらでも挽回できることは知っておきましょう。

就活を攻略するには、最後まで諦めずに、粘り強く取り組むことが大切です。面接に苦手意識を持っている人もただ落ち込むだけで終わらず、改善を目指して取り組み、就活の成功を目指しましょう。

面接でボロボロになりやすい人の特徴3つ

面接をスムーズに攻略するためには、まずは失敗する理由を知ることが大切です。面接でボロボロになる人には共通した特徴がありますので、自身に当てはまるところはないか確認しておきましょう。

ひとつでも当てはまるなら注意が必要で、複数当てはまる場合は改善を目指してより念入りな努力をしなければなりません。また、当てはまらないからといって油断は禁物で、いざ本番を迎えると同様の失敗をする可能性はあります。

なぜ失敗するのか、ボロボロになりやすい人の特徴を知って、理由を把握しておきましょう。

①過度に緊張しやすい

面接でボロボロになりやすい人は、過度に緊張してしまうことが多いです。就活の面接は自身の将来を決める重要な場であり、普段とは違った厳かな雰囲気が漂っていることもあります。

そのため、緊張してしまうのは仕方ありませんが、ボロボロになる人は必要以上に緊張してしまうことが問題です。そもそも緊張自体は悪いものではなく、適度な緊張は反対にパフォーマンスの向上をもたらします。良くないのは、過度に緊張してしまい実力を発揮できなくなることです。

不合格になる原因は実力不足ではなく、実力が発揮できないことに由来するものであることも少なくありません。緊張を上手に受け入れコントロールできていないと失敗しやすいため、注意が必要です。

②事前準備をしていない

そもそも面接は難易度の高いものであり、簡単に攻略できるわけではありません。攻略するには徹底した事前準備が必要で、これができていないとボロボロに失敗してしまうことも多いでしょう。

特に面接でボロボロになる人は、基本的な準備からできていないことが多いです。志望先の業界や企業について調べたり、アピール内容を復習したりと、面接前にすべきことは数多くあります。また、当日の持ち物や企業までのアクセスについて調べるのも、大切な事前準備です。

これらがきちんとできていないと、面接で自分を売り込むどころか、スタートラインにすら立てない可能性もあります。準備がきちんとできていないと、面接自体が受けられなくなる場合もあるため注意が必要です。

③就活に真剣に取り組めていない

面接が苦手、あるいは準備ができていないというよりも、就活そのものに真剣になれていないために、面接でも成果を得られない人はいます。就活は非常にハードなものであり、攻略するためには努力を重ねなければなりません。

就活自体への意欲が低いと、選考への意欲や就職への熱意もないと判断され、面接ではマイナスの評価を受けてしまいます。基本的なビジネスマナーが備わっていなかったり、基本である自己分析ができていなかったりすると、就活への意欲が低いと判断されるため注意が必要です。

就活を攻略するには、高い意欲を持って取り組む必要があり、社会人としての自覚を持って臨まなければなりません。いつまでも学生気分が続いていると、面接でも気の緩みを見透かされて評価を下げられるため注意が必要です。

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面接でボロボロにならないための事前準備

面接でボロボロになる理由は複数ありますが、基本的に共通しているのは「準備不足」です。面接に対して、就活そのものに対しての準備が不足していると、結果が奮わない可能性が高いでしょう。

そのため、面接でボロボロにならないためには、事前準備を徹底することが大切です。準備して取り組んだとしても必ず合格できるとは限りませんが、合格率が高められるのは確かです。やっておくべき事前準備の内容を知り、徹底した対策をしてから面接に臨みましょう。

自己分析を徹底する

就活の基本は自己分析であり、面接を攻略するためにもこれは徹底しておかなければなりません。自己分析を徹底すべきなのは、自身の特徴を知り、面接でのアピールポイントを探したり、本当に相性のよい就職先を探したりするためです。

面接は簡単にいえば自分を売り込み、知ってもらうことが目的です。自分がどのような人間か提示し、面接官に評価してもらうのが大まかな流れであり、売り込むためには自分自身について正しく理解しておかなければなりません。

また、売り込んで評価してもらうためには、そもそも相性のよい企業を探すことが大切です。どれだけ高い能力を持っていても、相性が悪いと高評価を得るのは難しいです。アピールできる武器を見つけること、自身の特徴を見つめ直し、適切な志望先を決めることが、自己分析最大の目的と考えましょう。

業界・企業研究も念入りに

業界・企業研究も面接攻略の基本であり、細部まで徹底しておこなわなければなりません。業界や企業についての理解を深めることで、求められる人材像が把握でき、自身との相性がより詳細まで確認できます。

相性を見極めたなら、何をアピールすべきかが分かり、面接も有利に進めやすくなります。また、業界や企業に関する知識が身についていて、理解度が高いということは、仕事への興味関心が強く就職意欲が高いと判断されることが多いです。

新卒は成長力重視で採用される傾向にあるため、就職意欲の高さは特に重要視されます。業界・企業研究の程度で就職意欲を測る企業は多いため、志望度の高さを上手にアピールするためにも、事前の研究は徹底しておこなうことが大切です。

応募書類の内容を見直そう

就活の基本的なスケジュールは、書類選考→面接です。事前に書類選考をおこなう企業がほとんどで、その時に提出した応募書類は面接時の参考資料として使用されることが多いです。面接では応募書類の記載に従って進むことも多いため、どのような内容で提出したか、事前に再確認しておきましょう。

応募書類の質問と同じことを面接で聞かれた場合は、記載内容に合わせて回答しなければなりません。応募書類の内容と全く違うことを述べてしまうと、一貫性がないと判断され、マイナス評価になってしまうため注意が必要です。

一言一句同じことを言う必要はなく、細部を口頭で膨らませ、より詳細なアピールをすることが大切です。応募書類に書ききれなかったことを補足説明してアピールすると、評価に繋がりやすいでしょう。

基本的な面接マナーも確認

面接ではマナーが多数あり、高評価を獲得するためにはこれも覚えておかなければなりません。細部のマナーも含めると数は膨大ですが、面接攻略のためにはまずは基本をチェックすることが大切です。

例えば入室時にはノックをする、椅子は勧められてから座る、退室時にはお礼とあいさつを述べるといった、基本をしっかり押さえておきましょう。細部のマナーまで覚えられるならそれに越したことはありませんが、細かい点はあくまでプラスアルファの評価であることも多いです。

細かい部分はできるとプラス、できなくても大目に見てもらえることが多いですが、基本は違います。基本マナーができていないと、大幅にマイナス評価になりやすいため、まずは基本を完璧に身につけて、評価を下げないことが大切です。

当日の持ち物や時間もチェック

面接は正しくスタートラインに立つことも重要なため、当日の持ち物や開始時間は念入りにチェックしておかなければなりません。必要な持ち物は企業によって違うため、案内を細かくチェックして忘れ物のないよう準備しておきましょう。特に指定がない場合でも、筆記用具やメモ帳、スケジュール帳は持っておくことが大切です。

面接は遅刻せずに会場入りすることが当然のため、遅れないようアクセスの確認も必要です。企業周辺には早めに到着できるようにし、開始の10~15分程度前に受付を通れるようにしましょう。

遅刻はもちろん、早くに到着し過ぎるのもNGです。開始の少し前に到着できるように、到着時間をコントロールしなければなりません。

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面接でボロボロでも受かった人はいる

どれだけ徹底した準備をしたからといって、確実に合格できるほど面接は簡単なものではありません。徹底した準備をしていても、当日緊張して実力を発揮しきれなかったり、してきた準備が全て外れて、空回りしたりすることもあるでしょう。

しかし、面接でボロボロになったからといって、必ずしも不合格になるとは限りません。手応えはボロボロでも、合格になる場合はあります。結果は企業からの通知を見るまで分からないため、面接中はとにかく最後までやり遂げることを考えましょう。

いかに挽回するかが大切

面接は緊張度が高く、難易度も高いため失敗があっても仕方ありません。面接官も失敗については大目に見て、当然と考えている場合も多いです。大切なのは失敗を引きずったりしないことですので、いかに挽回するかを考えましょう。

仮に大きな失敗をしたとしても、他のことで挽回できるなら合格できる可能性は十分にあります。面接は何かひとつで合否が決まることはほとんどなく、基本的には全体での評価を総合して最終的な判断を下します。つまり、最後の瞬間まで合否は分からないため、失敗してもぎりぎりまで挽回するチャンスはあると考えましょう。

失敗を上手に挽回できると、リカバリー能力の高さが評価され、より高い評価が得られることもあります。

落ち込まずに明るく最後までやり切ること

失敗しても挽回を目指すことが大切で、印象良く面接を終えるには常にポジティブな姿勢をみせ続けなければなりません。同じ失敗をした場合でも、落ち込んでずるずる引きずってしまうのと、明るく前向きな気持ちで取り組み続けるのでは、印象が大きく違います。

好印象が与えられるのは前向きな気持ちで取り組み続ける後者の人のため、失敗したからこそ明るい気持ちで挽回を目指すことが大切です。どれだけボロボロでも、めげずに最後までやり切る姿勢を見せることで、取り組みの姿勢そのものが評価される場合もあります。

諦めない限り何がどのように評価されるかは分かりません。諦めた時点でプラスの評価に転じる可能性はなくなるため、失敗続きでも最後までやり切ることは意識し続けましょう。

面接でボロボロでも受かる人の特徴

面接でボロボロだったとしても、必ずしも不合格になるとは限りません。出来がよくなかったと感じても、実際には合格しているケースもあります。このような人には、どのような特徴があるのか知っておくことが大切です。

面接は個人の手応えではなく、面接官の評価によって合否が決まるため、諦めずに企業からの連絡を待ちましょう。ボロボロでも受かる人の特徴を知り、最後まで諦めずに面接に臨むことが大切です。

明確な志望動機がある人

面接の出来がボロボロのように感じても、志望動機が明確であるなら合格する可能性は高いです。そもそも面接はスムーズに話せるかどうかよりも、きちんと明確にアピール内容を伝えることが求められます。そのため、緊張などで上手に話せなかったとしても、アピール内容がきちんと伝わっているなら、評価を得られる可能性は高いです。

逆にいえば、スムーズに話せていたとしても、明確な志望動機が示せていないとよい評価を得られないため注意しなければなりません。面接はどうしても緊張してしまうため、ある程度硬くなってしまうのは仕方ないと考えましょう。緊張した中でも本当に伝えたいことは何かを考え、志望する理由の核となる部分を伝えることが、高評価を獲得して合格する秘訣です。

企業の求める人物像と合っている人

企業ごとに採用の基準は違い、求める人材像も異なります。求める人材像にふさわしいと判断されたなら、面接の出来がボロボロであっても合格する可能性は高いです。企業は面接の出来そのものをみているわけではなく、自社で活躍できる人材かどうかをチェックしています。

そのため、緊張して上手く話せなかったとしても、仕事で活躍できると判断されたなら合格を勝ち取ることは可能です。重要なのは企業が求める人材像に合ったアピールができるかどうかであり、上手に話ができるかどうかではありません。

合格を勝ち取るには、企業がどのような能力を求めているのかを知り、それをアピールすることが大切です。自己PRやその他のアピールでも自分らしさを伝えるだけではなく、企業が何をもとめるかを重視して売り出す内容を決めましょう。

面接でボロボロにならないためには事前準備が大切

就活の面接は失敗することも多く、ミスを連発してボロボロになることも少なくありません。しかし、ボロボロになったからといって、必ずしも不合格になるとは限らないため、最後まで諦めずに取り組むことが大切です。

失敗は誰しもあることで、防げない失敗も当然あります。重要なのは失敗を挽回して最後まで諦めないことですので、前向きな姿勢を示し続けることが大切です。また、そもそも面接でボロボロにならないため、事前準備を徹底することも重要です。

事前準備ですべきことは数多くあり、それらを徹底しておこなうことで、面接の合格率は高められます。徹底した事前準備で少しでも合格率を上げ、粘り強く諦めずに取り組み続けて、面接の攻略を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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