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【公務員はインターンシップで有利になる?】参加するメリットを解説

公務員もインターンシップがおこなわれている

インターンシップといえば、民間企業でおこなわれるものをイメージする人が多いでしょう。実際に多くの企業がインターンシップを開催しており、就活の事前準備として参加する人は少なくありません。

しかし、インターンシップを実施しているのは民間企業だけではなく、公務員も同様にあります。公務員のインターンシップに参加するなら、どのような特徴があるのか、選考に有利になるのかなどを知っておくことが大切です。

民間企業が実施するインターンシップとはどのような違いがあるのかを知っておくことで、より公務員ならではのポイントが把握できます。公務員のインターンシップの内容や参加するメリット、選考で有利になるのかなど、幅広い範囲で理解を深めていきましょう。

公務員のインターンシップの内容と時期

まずは公務員のインターンシップが、どのような内容で実施されるのか、いつおこなわれているのかを知っておくことが大切です。インターンシップの内容は参加先によっても異なりますが、基本的には実際の仕事を経験できることが多いです。

市役所での窓口業務や住民との交流など、公務員としておこなう仕事を学生のうちから経験できます。ただし、必ずしも実務が経験できるとは限らないため、自治体ごとに実施している内容は必ずチェックしておかなければなりません。

実施時期も自治体によって異なり、夏に開催されることもあれば、秋や冬に実施されることもあります。自治体によって実施される時期と期間が異なるため、これも事前に確認しておきましょう。

適職診断で公務員との適性を確かめてください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

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公務員のインターンシップに参加するメリット

公務員のインターンシップに参加するなら、どのようなメリットがあるのかも知っておきましょう。メリットを把握しておくことで、参加するモチベーションを高めやすくなります。民間企業と公務員では、インターンシップの特徴が大きく異なります。

そのため、どのような違いがあるのかを知っておくことが大切です。公務員のインターンシップならではのメリットを知り、民間企業との違いについて、さらに理解を深めていきましょう。

実際の仕事を体験できる

公務員のインターンシップでは、実際の仕事を経験できる場合が多いです。民間企業のインターンシップでも、同様に実務が経験できるものはありますが、長期のものに限定されていることも少なくありません。

1dayや短期のインターンシップでは、会社説明を受けるだけで終わったり、グループワークなどで模擬的に体験できたりするだけという場合も多いでしょう。公務員の仕事といっても内容はさまざまですが、その自治体の住民と交流を持っていたり、窓口などの業務を経験できたりすることは貴重な経験となります。

実際に仕事を経験してみることで、公務員についての理解が深められます。仕事が自分に合うかも確認できるため、相性を見極めたい人におすすめでしょう。

現役の公務員と交流し人脈を広げられる

実際の仕事を経験できるケースが多い公務員のインターンシップでは、現役の公務員の人たちと交流できる機会も多いです。そのため、仕事の話を詳細まで聞きやすく、交流を持つことで人脈が広げられることもあるでしょう。

人脈を広げておくことで、今後の就活についての相談もしやすくなり、場合によっては公務員試験の対策などを教えてもらえることもあります。また、顔見知りになっておくと、その自治体に公務員として就職した際にも、働きやすくなるでしょう。

働く前からアドバンテージが得られるため、就活で有利になるケースは多いです。公務員と交流を持てる機会はあまりないため、インターンシップでは貴重な経験がしやすく、参加するメリットは大きいでしょう。

公務員のインターンシップに参加すると有利になるのか

実際に公務員のインターンシップに参加するなら、選考で有利になるのかどうかも知っておくことが大切です。参加することで有利になるなら、積極的に参加したほうがよりスムーズに就職できます。

選考で有利になるかどうかは重要なポイントであり、これを求めてインターンシップに参加するという人もいるでしょう。公務員のインターンシップが本選考にどのような影響を及ぼすのかを知り、本当に有利になるのかを把握しておくことが大切です。

インターンシップの目的について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

インターンシップに参加しても必ずしも有利になるわけではない

結論からいえば、公務員のインターンシップに参加したからといって、選考で絶対的に有利になるわけではありません。民間企業ではインターンシップに参加することで、直接採用につながったり、選考時の評価にプラスされたりすることがあります。

また、インターンシップ参加者のみに別枠で選考を設けていることもあり、このような点でも参加すると有利になりやすいといえるでしょう。しかし、公務員のインターンシップではこのようなメリットはありません。

選考に影響せず、インターンシップに参加したからといって、採用に直結するわけではないことは、民間企業との違いといえます。インターンシップに参加すること自体のメリットはありますが、絶対的に選考で有利になるとは限らないことは理解しておきましょう。

公務員試験は筆記試験と面接で公平に判断される

公務員試験は筆記試験と面接の2段階にわけられており、このときの評価に応じて合否が決定します。インターンシップでの評価が筆記試験や面接での評価に影響するわけではなく、どれだけインターンシップで活躍しても、選考では有利にはなりません。

そのため、インターンシップでの評価がよくても、筆記試験や面接の評価が悪いと、不採用となってしまうため注意が必要です。逆にいえば、インターンシップに参加していなくても、本選考で高評価を得られるなら就職はできます。

つまり、公務員になるなら、インターンシップへの参加は必須ではありません。ただし、必須ではないものの、参加すること自体がメリットになることは頭に入れておきましょう。

本選考でインターンシップがアピールポイントになる点では有利といえる

インターンシップでの評価が選考に直結するわけではないため、参加しても確実に有利になるわけではありません。しかし、インターンシップでの経験を本選考でアピールできる点においては、有利に働くことも多いです。

実際に仕事を経験したからこそわかることを志望動機に盛り込むと、選考で評価されることも少なくありません。また、インターンシップに参加することで、志望度の高さもアピールしやすくなり、仕事への熱意があることも伝わるでしょう。

選考への直接的な影響はないものの、インターンシップから得た経験は、選考に活かしやすいです。最終的には選考に役立てられるという点で考えるなら、インターンシップに参加することで有利になるといえるでしょう。

インターンシップでの自己紹介方法について、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

適職診断で公務員との適性を確かめてください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

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公務員のインターンシップに応募する方法

公務員のインターンシップに参加するには、自治体ごとに発表しているプログラムを確認する必要があります。自治体によって実施する時期は異なるため、気になる自治体があるなら情報はこまめに確認しておきましょう。

申し込みの方法も自治体によって違いますが、基本的にはホームページなどから直接応募するケースが多いです。申し込みの際には履歴書の送付が必要になるため、スムーズに応募できるように事前に作成しておくとよいでしょう。

書類選考に合格すると面接の案内が届くため、スケジュールを確認しておく必要があります。自治体ごとに詳細な内容は違うものの、情報を集めて申し込みをし、選考を経てからインターンシップに参加するというステップ自体は共通していると考えましょう。

公務員のインターンシップは有利でなくともメリットは大きい

公務員のインターンシップに参加したからといって、必ずしも選考で有利になるわけではありません。民間企業のインターンシップのように選考での評価に直結したり、採用に結びついたりすることはありませんが、参加するメリットがあることは確かです。

そのため、公務員を目指すなら仕事への理解を深めるためにもインターンシップに参加するのがおすすめでしょう。公務員のインターンシップの最大のメリットは、実際に仕事を経験できる点です。

仕事の詳細を把握できることはもちろん、現役の公務員と交流できることも、大きなメリットです。インターンシップの経験から得た知識や情報が選考に役立つことはあるため、選考を有利に進めたい人は参加しておくとよいでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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