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【外資系企業のインターン】参加する方法や日本企業との違いを解説
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目次
外資系企業のインターンシップは内定に直結する
就職活動の中でインターンシップへの参加を検討する学生も多くいるでしょう。インターンにはさまざまな種類があります。半年以上の期間を設けて行われるものや、数日で終了するものまであります。
インターンに参加する際には、その特徴を踏まえ、選択する必要があるのです。外資系企業のインターンの特徴としては、内定に直結するものが非常に多いことが挙げられます。
本記事では、外資系企業と日本の企業のインターンの違いから、参加する方法まで解説していきます。
外資系企業は日本の企業とは異なる部分が多いので、ぜひインターンに参加し、事前に確認してください。外資系のインターンに参加して選考を有利に進めるために、理解を深めていきましょう。
日本企業のインターンシップとの違い
外資系と日本企業のインターンシップには、違いがあります。外資系企業には日本企業とは異なる文化が根付いていることが多く、インターンに関しても、日本企業のものとは異なる特徴があります。
ここでは、日本企業のインターンとの違いについて述べていきます。違いを理解しないまま参加してしまうと、イメージしていたものとは違うと感じるかもしれません。想像していたインターンと違うと、期待していた学びが得られない可能性もあります。
また、なんとなくインターンに参加しても、得られるものは限られるので注意しましょう。しっかりと目的や内容を理解し、その上で参加するか否かを判断することが必要です。
「インターン」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「インターン」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。
適職診断で外資系企業との適性を確かめてください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
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①期間が長いものが多い
外資系企業のインターンの特徴として、期間が長いものが多いことが挙げられます。日本の企業のインターンの場合、大抵3日~5日程度で行われます。短いものであれば数日で終了するものもありますし、長くても1週間程度で終了するものがほとんどです。
一方、外資系企業のインターンの場合、1か月程度の期間を設けて行われるものが多くなります。日本企業のインターンの場合、業界・企業について座学やグループワークで学ぶことが一般的です。
外資系企業の場合、オフィスで実際に社員の方と働き、実務を体験します。そのため、短すぎる期間での実務は、得られる経験も少なくなるでしょう。このような背景から、外資系企業のインターンは期間の長いものが多くなっています。
「長期インターンの選び方」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「長期インターンの選び方」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。
②学生のスキルを測るプログラムが多い
外資系企業のインターンでは、学生のスキルを測るプログラムが多くなっているのが特徴です。
日本企業のインターンでは、企業理解を深めることが目的の場合が多いです。そのため、その企業・業界について座学で学ぶ時間も設けられ、仕事内容を理解するためのグループワークが行われます。
一方、外資系企業の場合は、インターンを通じて本人のスキルを見ています。外資系企業の場合、インターンでの取り組みを見て、場合によってはそのまま内定が決まることもあります。
外資系企業のインターンは、採用活動に繋がる可能性もあります。そのため企業・業界の理解を深める事よりも、その学生のスキルをチェックすることに重きを置いているといえるでしょう。
③内定に直結する
外資系企業のインターンの特徴として、内定に直結することも挙げられます。日本企業の場合、インターンはあくまでも学生の職業理解を深めるための場です。
経団連が、インターンシップで選考活動を行ってはいけないというルールを謳っていたため、現状は採用活動を切り離している企業も多いでしょう。
しかし、朝日新聞によると、2021年4月に経団連と大学側が話し合い、「企業が採用選考を視野に入れてインターンシップを実施できる」方針を打ち出しました。これにより、今後は日本企業のインターンも変わるかもしれません。
外資系企業の場合、インターンシップを採用活動に繋がるものと捉えているところが多いです。外資系企業では、スキルをもつ即戦力の人材を採用したいと考えています。
そのため、実務を通して、スキルを判断し、有能な人材を採用するためにインターンシップを行います。
夏インターンの選考は6月から
外資系企業の多くは、夏インターンを開催します。外資系企業の本選考は大学3年生の10月に始まるため、冬のインターンは開催されない場合が多いです。
外資系企業のインターンシップは、就職内定に大きな影響を及ぼすでしょう。そのため、外資系へ就職したい場合は、インターンシップに応募して選考を突破することも大切な要素になります。
主な外資系企業の夏インターンの募集は大学3年生の6月から始まり、8月に実施されます。決して乗り遅れないよう、6月までに自己分析や志望動機の作成、面接対策などの選考の準備をしておくことが重要です。
外資系企業のインターンシップ選考の内容
外資系企業のインターンシップには、誰でも参加が出来るわけではありません。参加するには選考を突破しなくてはならないのです。外資系のインターンに参加したい人は、選考内容について気になるでしょう。
ここでは外資系企業のインターン参加にあたっての選考について解説していきます。参加を決断しても、選考を突破できなければ意味はありません。
選考内容がわかれば、対策ができます。外資系インターンの選考内容の傾向を知って、インターンへの参加を勝ち取りましょう。
インターンシップの選考の内容
- 書類選考
- 筆記試験・Webテスト
- グループディスカッション
- 面接
書類選考
外資系インターン選考に関して、まずは書類選考が行われます。「日本企業のインターンでエントリーシートを書いたことあるから大丈夫」と甘く見みないほうが良いでしょう。
外資系企業のエントリーシートでは、日本企業のものとは異なる点を見られているからです。日本企業の場合、熱意や人柄を重視して選考が行われるため「どれだけ企業研究を行っているか」「自社の風土に合った人柄か」を見られます。
一方、外資系企業の場合には、それらの点よりも、本人のスキルが重視されているでしょう。実力主義な風土が、外資系企業には根付いています。そのため、自社で活躍することの出来るスキルを有しているかが、最優先事項になります。
外資系のESで盛り込むべき内容は「なぜ貴社なのか」「自分はどこが他の人より優れているのか」です。
その企業のインターンに参加したい明確な理由を書くことで、熱意が伝わります。スキルを求める外資が新卒採用する場合、その強みである「素直さ」「仕事への意欲」「伸びしろ」を求めているといえます。
また、自分が優れている点や活躍できる根拠を明確に伝えることができれば、スキルを求める外資系企業にとって魅力的に映るでしょう。リーダーシップについてアピールするのであれば、「人と協力して成果を出した」経験を話しましょう。
スキルを求める外資系ではありますが、チームワークは大切にしている企業が多いです。熱意をもって、自分の優れている点がチームの中でどのように活かせるかを書くと、高評価につながるでしょう。
外資企業のESで聞かれた質問例
- アルバイトやインターンの中で、特にリーダーシップを発揮した経験とそこでの役割(マッキンゼー・アンド・カンパニー)
- 和魂偉才塾 コンサルティング塾を通じて、あなたはどのように成長したいと考えているかを具体的に教えてください。(アクセンチュア)
- 自己PRなどをご記入ください。英語で書くことを推奨します。(ゴールドマンサックス)
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How do you think you will utilize your academic skills and experience to add value to the division you are applying to?(バンク・オブ・アメリカ)
訳:応募した部門で役立つために、学問で得た知識や経験をどのように活かしますか?
「エントリーシートと履歴書」について詳しく説明している記事もあるので、参考にしてみてください。
筆記試験・Webテスト
書類選考を通過すると、次に筆記試験・Webテストを受けるケースが多いです。これらの試験は日本企業の適性検査に比べ、難易度が高い傾向があります。「SPIの対策はしているから大丈夫」と考えて受験すると、高得点は得られないかもしれません。
外資企業では、宝箱似やGMAT似の企業独自のテスト、TG-WEBが導入されいている場合があります。この中で特に難易度が高いといえるのが、GMATです。外資系コンサルで、導入している企業があります。
GMATは、アメリカでMBA留学するときに必要な試験です。「論理的思考力」「問題解決能力」「データの十分性の判断力」の3つの分野の問題が出題されます。SPIや玉手箱とは、出題形式、考え方、学習法も違うため、事前に調べて対策してください。
外資系企業のインターン選考で導入されているテスト例
- TG-WEB(Webテスト/テストセンター)
- SPI
- GMAT
- 企業独自のテスト
- 玉手箱+ケース問題
また、英語力も問われるため、対策が必要です。日本企業の場合、商社業界や旅行業界など、実務に直結する可能性のある業界以外では、あまり英語力は問われません。しかし、外資系企業においてはどのような業界でも英語力は必要不可欠なスキルとなります。
外資系企業の場合、直属の上司が外国人である可能性もあります。その際、英語力がないと、円滑なコミュニケーションを進めることが出来ません。
コミュニケーションスキルの欠如は、業務に支障が生じてしまうでしょう。そのため、外資系企業では英語力も問われるのです。
「WEBテストの対策」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「WEBテストの対策」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。
グループディスカッション
外資系企業インターンシップの選考過程でのグループディスカッションは、重要視されるポイントです。グループワークと混同して考えてしまう人もいますが、その目的は大きく違います。
グループワークは、チームで話し合いながら、一つの成果物の提出が目的になります。グループディスカッションは、与えられたテーマに対して意見をぶつけ合いながら結論を導き出すことが目的です。また、対立する意見を主張しあうディベート形式の場合もあります。
外資系企業はこのグループディスカッションを通じて、あなた方の折衝能力を見極めています。そこで、大切なポイントを大きく2つ説明していきましょう。
1つ目が、コミュニケーション能力や想定問答を含めた練習をおこなうことです。グループディスカッションでは、チームで話し合った良い結果を見いだすことが求められています。どのように議論を進めればよいかを学ぶためにも、必ず練習して臨みましょう。
また、練習の中で、自分に合った役割を見つけておくと良いでしょう。リーダーだけが高評価になるわけではありません。書記、タイムキーパー、内容のまとめ役など、自分の強みを活かした役割を選んでおくと、本番で発言する機会を逃すことはないでしょう。
2つ目が、個別に対応できるスキルの強化です。グループで討議するとはいえ、評価対象は個人になります。インターンの選考を突破するために、ビジネステーマに対する知識の蓄積は必須です。議論の中で必ず意見を述べられるように、知識を蓄えておきましょう。
例えば、経済をテーマに時事問題について調べておくのも良いです。また、自分が志望する分野について学んでおくと、その知識から発言できるかもしれません。マーケティングや、IT、コンサルタントや金融など、志望企業に合った知識を学んでおいてください。
「グループディスカッション」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「グループディスカッション」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。
面接
書類選考、筆記試験・webテストを通過すると、最後に面接が待っています。面接ではプレゼン能力が問われます。面接では、簡潔かつ的確に自身のスキルを伝えることが求められます。
長々と話してしまうと要点がぼやけてしまい、相手に伝わりにくくなります。また、抽象的な表現ばかりで述べてしまうと、説得力に欠けるので、具体的なエピソードを取り入れて話しましょう。
また、ビジネスマナーも見られています。立ち振る舞いはもちろんのこと、服装など身だしなみ、言葉遣いなど、社会人として通用するものを身につけているかを面接で判断します。
ビジネスマナーに反した振舞いをする学生を、採用したいと思う企業はありません。特に、外資系企業は「個人の能力」を重視しているため、社会人としてのマナーが備わっていることは必須となります。
「面接マナー」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「面接マナー」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。
ケース面接
外資系の面接で課されることが多いのが、ケース面接です。これは、すぐに答えの出ない問題を出題し、仮説を立てながら論理的に回答を導くことが求められます。
ケース面接は、フェルミ推定の応用といわれています。フェルミ推定とは、端的にいえば実際に調査が難しくとらえどころのない、未知の数値を短時間で概算することをいいます。いくつかの手掛かりを元に、自分の常識を活用して論理的に推論しなければなりません。
例題:フェルミ推定
- 日本にある電柱の数は何本か
- 1時間の東海道新幹線の利用者数はどれくらいか
- スケートリンクの氷でかき氷は何杯作れるか
ケース面接では、実際に起こりうるビジネスシーンを使って、問題解決能力を見られています。ここでは、フェルミ推定を応用した回答が求められています。クライアントが持つ課題を発見して解決に導くプロセスと共通した考え方が必要です。
下記で、実際の問題を解説していきます。解き方や考え方の参考にしてください。
例:ケース面接
【地方私立大学の生き残り戦略を立案せよ】
STEP1:前提の理解
地方私立大学=知名度が低く、学生数も少ない大学を想定
生き残る=長期的に収益を上げ続けること
STEP2:現状把握・分析
この場合、私立大学がどのように収益を得ているかを考えます。
私立大学の収益=授業料+入学金+受験料+その他収入
次に、誰から得られる収益なのかを考えます。
ターゲット=高校生+留学生+社会人(退職後の人も含む)
では、私立大学の競合にあたるのは何でしょうか。
大学進学以外の選択肢=専門学校+就職
反対に、大学進学のメリットを考えてみてください。
①学歴を得ることによる、雇用機会の拡大
②専攻分野の研究
③将来を考えるための期間・知識の会得
STEP3:課題の特定
ここでは、地方私立大学が他の大学より劣っている点を洗い出します。
例えば、ブランド力と偏差値の低さ→就職への有利性の低さが挙げられます。また、国公立大学よりも入学金や学費は高い傾向にあります。
STEP4:課題解決のための立案
①就職実績を上げる
具体策としては、キャリア支援の活性化と、ビジネスに必要なスキルを得られる教育の提供です。
②入学しやすい制度を整える
学費や受験料、入学料の減額を視野に入れることが挙げられます。学生の母数が増加するのであれば、減額しても収益は下がらないと考えます。
次に、センター利用入試などを活用して、全国で受験できるようにすることです。また、知名度を上げるために広報活動の活性化も求められます。
STEP5:対策案の確定
第一に、ビジネススキルに特化した学部を作ります。プログラミングスキルや、今後のビジネスで活用できる知識を得られるカリキュラムとして打ち出します。
そして、就職実績を向上させ、入学のメリットを作り出します。学生を集めるために、大学にかかる費用の減額、入学試験の全国対応、マーケティング戦略を活用した広報活動を行って、知名度の向上を図ります。
適職診断で外資系企業との適性を確かめてください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
これから就活を始める人に!たった30秒であなたの就活偏差値がわかります。
外資系企業のインターンシップ内容
インターンシップ先を選ぶためには、どんな内容が実施されているのか知る必要があります。ここでは、IT関連企業・金融関連企業・コンサルティング関連企業の3つのジャンルについて、実際の企業名をあげながら具体的な内容を説明します。
開催時期や開催回数、求めるレベルなどそれぞれの企業でかなり内容が違っています。それぞれの業界における実施内容を参考にし、自分の目的に合ったインターンシップ先を考えましょう。
IT関連企業の例
Googleや日本マイクロソフトなどのIT関連企業では、次のような内容で実施しています。
Googleのインターンは、実施時期もバラバラで、実施期間も1週間から10週間と幅が広くなっています。過去の状況でいいますと、10プログラムを超えるインターンシップをおこなってたこともあります。
Googleは、「ワークサンプルテスト」の考え方で採用活動を展開しているのが特徴です。ワークサンプルテストとは、選考中の求職者に実務を体験してもらい、そこから得られた情報を選考の判断材料にすることです。
日本マイクロソフトは、2017年から日本でも夏インターンシップを実施しています。全ての部門 (技術職、技術営業職、営業・マーケティング職) で 6~8週間で行われます。募集人数が各部門で20人程度と少なく、参加するには非常に狭き門となっています。
面接は、一次面接から二次面接に進み、段階を追って進んでいきます。また、質問の難易度が高くなっているので、自分の意識が高くないと結果は厳しいものとなります。
金融関連企業の例
金融関連企業の例として、モルガン・スタンレーや、シティ・グループについて紹介していきます。
まずは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターンについて紹介します。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の過去のインターンシップは、人数を50人程度に絞り込んだうえで、実施期間も5日間程度でおこなわれていました。
2022卒向けのインターンでは、オンライン形式も取り入れ、各部門30名~40名で募集しています。営業のインターンは、3日間で複数回の開催です。投資銀行部門では、プロジェクトに関したワークや、基礎知識の講義を含め、社員との交流もあります。
リサーチ部門は、完全にオンライン形式で開催されます。証券アナリストの業務を学び、実際の業務に関するワークをおこないます。どの部門でも共通しているのは、採用選考活動とは関係しておらず、学生の企業・職種理解が目的になっていることです。
次に、シティ・グループのインターンついて紹介します。シティ・グループでは、3つの部門で、開催されています。「投資銀行・資本市場本部」では、2~3日間で開催され、投資銀行業務について第一線のバンカーとともに学ぶ体験型です。
「マーケッツ」も2~3日間で開催され、、講義で知識を学び、業務中の様子を見ながら説明を受けることで、業務が体感できます。「リサーチ」は1day仕事体験で、複数の講義、アナリストの業務内容の話から、仕事のイメージを持てるでしょう。
コンサルティング関連企業の例
コンサルティング関連企業として、ボストン・コンサルティング・グループとアクセンチュアをご紹介します。
ボストン・コンサルティング・グループのインターンをご紹介します。インターン選考では、書類選考、適性試験、面接選考が実施されます。
2021年実施予定の夏インターンでは、2日間で計2回オンラインで開催される予定です。実施期間が短い分、より内容が濃いものとなっており、受ける方のスキルの高さも求められます。
特徴的なこととして、社員の方が積極的に関わってくれるため、その会社の雰囲気や考え方がよりわかりやすいです。かなりハイレベルな能力を求められますので、人より抜きん出た能力を持ち合わせておかないと厳しいでしょう。
アクセンチュアのインターンでは、どのプログラムも2~3日程度で開催されています。「和魂異才塾」というインターンが、システム構築、アプリ開発、コンサルティングの3分野で開催されています。どれも一連の業務を体験できるプログラムです。
他にも、「戦略コンサルタント育成プログラム」と「Accenture Interactive Creative School」などの実践的なプログラムもよういされています。経験者向けと初心者から参加できるものとあるので、興味のあるプログラムの参加条件は、事前に調べておきましょう。
外資系インターンシップで求められる人物像
外資系企業のインターンの選考に参加する場合、どのような人物を企業が求められているのか悩む人は多いです。日本企業と異なる点も多いため、求められているポイントも違います。
求められている人物像に沿ってアピールしなければ、高い評価を得ることは出来ません。ここでは外資系企業が求める人物像について2点挙げ、解説していきます。しっかりと理解し、求める人物像に沿ったアピールを行えるよう、準備を進めましょう。
リーダーシップの高い人
外資系企業の求める人物像の1つ目は、リーダーシップの高い人です。「あまり出過ぎるのは逆効果なのではないか」と思う学生もいるでしょう。たしかに日本においては協調性が重要視されているため、それに反する行為はマイナス評価に繋がる可能性もあります。
しかし、外資系企業では、周囲に遠慮して自分の意見を出さない人物は、評価が低くなる傾向があります。自ら課題を見つけ、その課題の解決に向け周りを巻き込み、行動していける人材が求められていると覚えておきましょう。
そのため謙遜し、一歩後ろに下がってしまうような態度は避けましょう。面接では、「一歩後ろに下がって周りをサポートした」経験ではなく「課題解決に向け中心となって動いた」ことを述べ、自身のリーダーシップの高さをアピールしましょう。
「リーダーシップのアピール方法」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「リーダーシップのアピール方法」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。
積極的に自分を売り込める人
外資系企業の求める人物像の2つ目は、積極的に自分を売り込める人です。「積極的にグイグイ自分を売り込むのは苦手」と思う就活生もいるでしょう。しかし、自分に自信がないと思われるような姿勢では、外資系企業からはあまり評価されません。
日本企業では結果だけでなく、そこまでのプロセスも含め、その人材の評価を行う企業が多いです。一方、外資系企業では、結果に重きを置いて評価する、実力主義な企業が多い傾向にあります。
そのため、外資系企業においては、自分を積極的に売り込まなければ、良い評価を受けることは出来ません。自分の得意分野や意欲をアピールして、自身が即戦力になることを印象づけることが重要になるのです。
「積極性」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「積極性」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。
外資系企業のインターンに参加して内定を勝ち取ろう
ここまで外資系企業のインターンについて、日本企業のインターンとの違いと、インターン選考の内容などを解説してきました。外資系企業の選考では、日本企業のものとは違い、「個人の能力」という角度から採用担当者に吟味されることになります。
外資系企業を志望する学生にとって、インターンに参加することは内定への近道となり得るでしょう。そのため、インターンで自身のスキルを積極的に売り込む姿勢が重要になります。
外資系企業を志望するにあたって、謙遜は必要ありません。積極的に自身をアピールし、外資系企業へのインターンの参加権を勝ち取り、内定まで突き進みましょう。