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エントリーシートの自己紹介作成ポイント【例文3選付き】

自己紹介は自己PRとは異なる

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自己紹介は、その名の通り、自分のことを紹介する項目になりますので、エントリーシートや履歴書、面接などでも導入として扱われる事項です。また、自己紹介と混同しやすい項目に自己PRがありますが、自分のことを説明する自己紹介と、強みをアピールする自己PRとでは性質が異なります。

そのため、自己紹介は、自身を簡潔に紹介し、分かりやすくまとめた内容にする必要があります。内容としては、余計な話題や熱意は織り込まずに、名前、大学、専攻科目、趣味、特技などをシンプルに書かなくてはいけません。

自己紹介の書き方ポイント2つ

エントリーシートの自己紹介の作成方法について解説していきます。自己紹介はシンプルであることが鉄則です。余計なアピールをしてしまうと、内容把握が多くなり、読み手が理解しにくい文章になってしまいます。

最初のうちは、あれもこれも自己紹介に組み込みたいと、雑多な文章になりがちかもしれません。しかし、これからご紹介する2つのポイントを使って、わかりやすい自己紹介を作成し、ぜひ周りの学生と差をつけましょう。

①記載項目を抑える

エントリーシートの回答内容を考える際、どうしても自分のことを相手に伝えたいという一心で、説明量が多くなってしまったり、紹介する必要性が低い項目をも言ったりしてしまいがちです。

しかし、記載項目が増えてしまうと文章量が多くなり、要点が隠れてしまいます。伝えたいことを簡潔に、分かりやすくまとめるためにも、自己紹介の際は項目を抑えるようにしましょう。エントリーシートで自己紹介の記載を求められた場合は、以下のように項目を整理して、作成してみましょう。

  • 大学名・学部・学科
  • 氏名
  • 大学で学んだこと
  • 自己PRに繋がるような強みとそのエピソード
  • 入社に向けての意気込み

このように、記載項目を最小限に抑えてシンプルにまとめることで、相手の興味を引くこともできますし、次の設問へ話題を展開させることもできます。

②読みやすい文章にする

2つ目のポイントは、読みやすい文章にすることです。例えば、「私は●●が得意で、●●が趣味で、●●が好きです」というように、一つの文章が長文になることは避けましょう。句読点を入れるタイミングや、文章の終わり方に注意して、すらすらと読みやすい文章にしてください。

また、同じ内容を繰り返してしまうことにも要注意です。「英語好きが高じて、英文科への入学を決めました」と言った矢先に「英語が趣味で英会話に通っています」というように書いてしまうと、「英語が好き」という表現が続くことになります。同じ内容が繰り返されると、読みにくいため先に繋がらなくても仕方ありません。読みやすい文章を心掛け、採用担当者に「この人のことをもっと知りたい」と思わせるような引っ掛かりだけ残すようにしましょう。

エントリーシートに書く自己紹介例文3選

エントリーシートの自己紹介で書くべき内容については、先ほど紹介しました。これらの内容を丁寧に書けば、自己紹介で採用担当者に自己紹介について理解していないと思われることはないでしょう。

エントリーシートは、インターンや就活の書類選考を通過するための大切な応募用紙です。以下では、そんなエントリーシートの自己紹介の例文を3つご紹介します。記載内容は分かったが、書き方が分からない人や、書けないまま行き詰っている人は、ぜひ参考にしてください。

例文①

就活大学 経営学部の就活 未来です。大学では商学を学んでおり、簿記や会計が得意です。最近は、簿記検定だけでなく商業経済検定など、商業系の資格試験を受験することに熱中しています。2ヵ月前には、日商簿記検定で2級を取得することができました。よろしくお願いいたします。

1つ目の例文をご紹介しました。基本的な内容を押さえたマニュアル通りの自己紹介ですが、記入欄が小さい場合などは、この分量で十分でしょう。もう少し個人的な内容を含めると、インパクトが出せるかもしれません。

この例文のポイントは、短文ながらもしっかりと自分が持つスキルをアピールしている点です。最近取得した資格名と級を載せることで、採用担当者は応募者がどのレベルなのか判断できます。よっぽどレベルが低くない限りは、自分をしっかりアピールすることで、好印象が与えられるでしょう。

例文②

未来大学 獣医学部に所属している、就活 未来と申します。大学では獣医学を専攻しており、将来的には獣に関するスペシャリストになりたいと考えております。そのためにも、貴社で多くのことを学び、成長していきたいと考えております。幼少時代よりペットを複数飼っているため、さまざまな動物の躾が得意です。何卒、よろしくお願いいたします。

2つ目の例文をご紹介しました。採用担当者のタイプにもよりますが、「将来的にどうなりたいか」という部分を述べることで、自分が働く姿を想像させることができます。働く姿をイメージさせると、採用担当者の印象に残ることができるでしょう。

この例文のポイントは、①でご紹介したものに比べると言葉遣いが少し丁寧な点です。「たかが敬語」ですが、採用担当者によっては、そういった細かい部分もしっかりとチェックしています。どんなに丁寧な文章を書いても、敬語が間違っていれば評価が下がってしまうので、気を付けてください。

例文③

○○県○○市から参りました、就活未来大学 経営情報学部 システム情報学科の就活 未来です。システム情報学科のなかでもエンジニアコースを専攻しており、プログラミングを学んでおります。将来的には、貴社のプログラマーとしていくつかの功績を挙げることが目標です。人からはよく勤勉家と言われ、実際に自分自身でも、新しいことを学ぶのが好きなタイプだと自覚しております。プログラミングはある程度得意なため、最近は相手のニーズを把握するヒアリング力の向上を狙い、人とのコミュニケーションに徹していることが多いです。よろしくお願いいたします。

3つ目の例文をご紹介しました。企業やエントリーシートの種類によっては、文字数が指定されていたり、記入欄が大きかったりすることがあります。そういった際に、他のものに比べると少し文章が長いこの例文を参考にすると、役に立つでしょう。

この例文のポイントは、とにかく具体性を持たせているという点です。先述したエントリーシートの自己紹介に書くべき内容だけではなく、「どこから来たか」「自分の性格」「最近の行動」などを文章に含めています。こうして具体性を持たせると、採用担当者の印象に残りやすくなるでしょう。

エントリーシートの自己紹介の書き方を知っておこう

エントリーシートにおける自己紹介の書き方と例文をご紹介しました。エントリーシートでは、採用担当者に「この人と会ってみたい」と思わせる必要があります。しかし、自己PRとは区別しなくてはいけません。そのため、エントリーシートの自己紹介は、その先のエントリシートが読みたくなるような、さらにあなたに会ってみたいと思わせるようなとっかかりをつくるように記載しましょう。

自己紹介はエントリーシートへの記載だけでなく、面接でも求められる場合があります。その際は、ここでご紹介した内容を面接で伝えて問題ありません。就活は時間が限られていますので、有効に使って行きましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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