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【事務職の志望動機の書き方】求められるスキルや例文を紹介

事務職の志望動機に苦戦する人は多い

事務職は就活生に人気の職種ですが、志望動機に頭を抱えているという人は多いでしょう。経理や営業職と異なり、事務職は自身の経験を直接仕事に関係させることが難しいです。そのため、志望理由やきっかけとなるエピソードを考えられない学生は少なくありません。

事務職で特別なスキルや経験が求められるケースは少ないため、志望動機を重要な評価ポイントとしている企業もあります。そのため、事務職であっても、志望動機は念入りに考えておくことが大切です。

そこで本記事では、事務職を志望する際の志望動機の書き方や例文を紹介します。事務職に求められるスキルについても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

下記の記事では、志望理由の書き方を紹介しております。

事務職に求められるスキルや性格

事務職に求められるスキルが何かわかっていなければ、的外れなことをアピールしてしまう可能性があります。事務職は誰にでもできる仕事と考えている人もいますが、実際はそうではありません。

事務職は多くの業務をこなすためPCスキルやコミュニケーション能力など基本的な能力を幅広く求められます。それらが備わっていることが伝わらなければ、高評価を得ることは難しいでしょう。事務職に必要な能力を詳しく説明していきます。

PCスキル

事務職ではパソコンを使う業務があるため、素早く正確なPCスキルが求められます。一言にPCスキルといっても、オフィスソフトやタイピングなどさまざまな技術があります。自分が得意なスキルを明確にしてアピールするとよいでしょう。

その中でも、タイピングのスキルは正確性とスピードをアピールするにあたって使いやすいです。事務職は書類を作成する業務も多いため、正確に早くタイピングができるということは、生産性が高いと評価されます

タッチタイピングができるかできないかで、仕事の早さが大きく変わってきます。PCスキルにおけるスピードと正確性をアピールすることができでしょう。

下記の記事では、事務職の仕事内容について紹介しております。

積極性+コミュニケーション能力

事務職はデスクワークのイメージがあるため、コミュニケーション能力などとは無縁の職種に思えるでしょう。しかし事務職の業務内容は、非常に幅が広いです。そのため、業務連絡をこまめにおこなう必要があります。積極的に多くの従業員とコミュニケーションをとり、皆のサポートをすることが求められます

コミュニケーション能力がない場合は、事務職としての業務を円滑にこなせないと評価されてしまいます。また、電話応対などで相手に悪い印象を与えてしまう可能性も危惧されるでしょう。

日々の業務が多岐にわたるため、業務に対して積極性がない人はそれらがおっくうに感じてしまう可能性も高いです。そのため事務職は、印象に反して、コミュニケーション能力や積極性が必要とされる職種でもあります。

下記の記事では、事務職に必要なスキルについて解説しております。

機動性

事務職は机にじっと座っているイメージが強い職種です。しかし実際は、頼まれたタスクを次々にこなしていく機動性が問われる職種でもあります。同じ仕事を黙々とおこなうというよりも、頼まれている仕事をすぐに終わらせて、次の仕事に取り掛かれるような能力が求められるでしょう

機動性がなく、ひとつの業務に時間をかけてしまうような職人肌の人の場合、資料作成や電話応対などさまざまな業務を沢山こなすことができず、業務が滞ってしまいます。その結果、社内全体に迷惑をかけてしまうことになるでしょう。

そのため事務職には、ひとつの作業をじっくりおこなうというよりも、あらゆるタスクを着々とこなす能力が求められます。

事務職の志望動機の書き方

①事務職を志望する理由を書く
②企業を志望する理由を書く
③強みを活かして貢献できることをアピールする

事務職を志望する際の志望動機の書き方について解説していきます。事務職だからといって他の職種と大きく変わるわけではありませんが、やはり事務職ならではの志望動機を考える必要があるでしょう。

そのためには、事務職という仕事がどのようなものかを把握しておく必要があります。就活では自己分析と同じくらい企業分析、仕事分析が重要になるため、しっかりと予習しておきましょう。

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①事務職を志望する理由を書く

事務職を志望する理由を書くことが大切です。事務職を志望する理由を明確にするには、自己分析が必要になります。それに加えて、「事務職」という仕事についてもしっかりと下調べをしなければなりません。「事務職を志望している」ということをアピールしているのに事務職の仕事内容について理解が浅い場合は、説得力に欠け、選考を通過するのが難しくなってしまいます

また、同じ事務職でも会社によっておこなう業務は変化します。できる限りその辺りも加味し、自分が志望している事務職に沿った内容を記載しましょう。「何故事務職なのか」という部分を掘り下げ、響くアピールを心がけるとよいです。

下記の記事では、志望動機の構成のコツを紹介しております。

②企業を志望する理由を書く

事務職の志望動機を書く際は、「何故その企業か」という部分もしっかりと記載しましょう。志望動機を、事務職を志望する理由だけにとどめてしまうと、採用担当者に「他の企業でもいいのではないか」と思われてしまいます。

事務職を志望する理由とともに、志望企業でないといけない理由を述べましょう。同じ事務職でも、企業によってやるべきことや求められることは変わるため、業務内容をしっかりと把握しておくことが大切です。

企業分析に基づいた志望理由を記載することができれば、採用担当者の印象にも残りやすくなります。また、志望企業や志望職種に対する熱意と共に、情報取得能力をアピールすることもできるでしょう。

下記の記事では、志望動機の書き方のポイントを紹介しております。

③強みを活かして貢献できることをアピールする

入社後、自分の強みを活かしてどのように貢献できるのかをアピールすることも大切です。志望理由を述べるだけでは、入社意欲しか伝わりません。自分を採用することによって、企業にどのようなメリットがあるのかを伝えましょう

採用メリットを伝えるためには、自己分析が必要です。自分にどのような長所があるのか、それを活かしてどのように働くことができるのかを明らかにしておきましょう。

また、長所をアピールする際は、その根拠となるエピソードを示す必要もあります。長所を発揮した経験を述べましょう。

下記の記事では、志望動機でやりたいことを効果的に伝える方法を紹介しております。

事務職の志望動機例文

事務職の志望動機を考える際のポイントについて解説してきました。しかし、ポイントをみただけでは、実際にどのような文章を作ればよいのかが分からないという人もいるでしょう。

そこで、ここでは事務職の志望動機の例文を紹介していきます。例文をみることで、文章の構成をイメージしやすくなるでしょう。各例文への解説も入れていくため、参考にしてみてください。

事務職の志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用しよう

事務職の志望動機は、内容が薄いと人事に採用されません。選考を突破するには、志望動機を作り込む必要があります。

そこで活用したいのが志望動機作成ツールの「志望動機ジェネレーター」です。 このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで、理想的な流れの志望動機が完成します。

ぜひ活用して採用される事務職の志望動機を完成させましょう。

例文①商品に惹かれているため

私はPCの扱いやこまめな作業が得意なため、事務職が向いていると考え志望いたしました。
PCの扱いに関しましては、MOSを取得しており、タッチタイピングが得意です。データ入力のアルバイトをしていた経験から、こまめな作業を正確におこなうことが得意になりました。
また、貴社の商品は私もいつも使っています。その便利な商品をより多くの人に届ける仕事に関わりたいと考え、貴社を志願しました。
PCスキルと作業の正確性を活かし、仕事では日々のあらゆる業務を柔軟にこなすことで貢献していきたいです。

上記の例文は自分のPCスキルをアピールしています。事務職を志望していても、未経験の場合は経験をアピールすることができません。そのため採用したらどのようなメリットがあるのかという点を伝える必要があります。事務職ではあらゆるタスクをこなす能力や、PCスキルが求められるため、それらを備えた人は採用メリットがあると判断されます。

下記の記事では、事務職の志望動機のポイントを紹介しております。

例文②職場環境に魅力を感じたため

私は、事務職であっても実力があればどんどん仕事を任せてもらえる貴社の職場環境に魅力を感じ、志願いたしました。
私はアルバイトで資料作成や電話対応などの実務経験があります。電話応対や資料作成では正確に早く進めることを意識してきました。また、業務の効率化を図るため、あらゆる改善策を徹底的に試しました。その結果、同じ時間で最初よりも正確に、そして倍以上の業務をこなすことができるようになった経験もあります。
貴社に入社した折には、その経験を活かし、素早く正確に仕事に取り組んでいけると考えています。また、若くても仕事を任せていただける貴社の環境で働くことで、より事務スキルを成長させ、貢献していきたいです。

上記の例文では自分の経験から採用後、即戦力として活躍できるという点をアピールしています。入社後早い段階で活躍してもらえるのは、企業にとって大きなメリットです。さらに、採用後どのように活躍するかを具体的に述べられている点も、評価ポイントです。

下記の記事では、事務職の面接で評価されるポイントについて解説しております。

事務職の志望動機は具体的な内容にしよう

事務職は就活生に人気の職種です。だからこそ、他の応募者より説得力のある志望動機を考えることが大切です。説得力のある志望動機にするために、できる限り具体的に述べることを意識しましょう。きっかけとなる経験をエピソードとして述べると、内容が具体的になります。

また、入社後どのように活躍できるのかを伝えることも重要です。自分を採用することで、企業にどのようなメリットがあるのかを提示しましょう。

エピソードや入社後の目標などを述べるためには、入念な自己分析が必要です。志望動機の作成に取り組む前に、まずは自己分析をおこなうようにしましょう。

下記の記事では、事務職の自己PRのポイントを紹介しております。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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