就活のマナー

リクルーターから届いたメールへ返信する際の正しいマナー|解説付きで例文もご紹介します

リクルーターへの返信メール① 件名を書き換えない

リクルーターからのメールに返信しようとして、最初に迷うのが件名についてではないでしょうか。ついついやってしまいがちなのが、わざわざ件名を書きかえて「ご連絡ありがとうございます。」などとしてしまうことです。しかしながらそれは適切ではありません。

「Re;」をつけて返信する

リクルーターに送る返信メールは、件名は変えずに「Re;」をつけて返信するのが基本です。一見するとマナーが悪いように見えるものですが、その方が誰へ送ったどういうメールの返信かということが分かりやすくなり、マナーが良くなるのです。そのためあえて件名はかえずに、そのままにして返信するようにしましょう。

24時間以内に返信する

またそうした返信メールはなるべく24時間以内に、できればリクルーターからメールをいただいたその日のうちに連絡するようにしましょう。その点にも合わせて気を付けていってください。

あなたのメールマナーは大丈夫?
39点以下は要注意なマナー力診断で確かめてください。

「めんどくさいな」と思われがちな就活マナーですが、いざという時にできないとそれが原因で選考に落ちてしまう可能性があります。

そこで「マナー力診断」を活用しましょう。数分で終わる就活マナーの問題に答えるだけで、あなたの就活マナー力と改善点を把握することができます。

またメール例文や電話での模範回答例などもついているので、そのまま就活に役立てることができます。

今すぐ診断して、自信を持って就活に臨みましょう

診断スタート【無料】

あわせて活用したい!

30秒で面接力がわかる!スマホで診断できるお役立ちツールです。

リクルーターへの返信メール② 本文は残したままにする

元々のリクルーターから来たメールの本文も、返信時にはついつい消してしまいたくなるものですがこれはNGです。本文を消してしまうと、相手にしても自分がどんなメールを送ったのかいちいち前のメールに戻って確認したりしないとならなくなります。それは非常に手間なことなのです。

引用返信をする

リクルーターへ送るようなビジネスメールとしては、返信時に入っている本文はわざわざ消さないで、そのまま引用返信するというのがマナーになります。

上に自分の書くべき返信メールの内容を書いて、その下には、もともとあったメールの本文をのこしておいてください。こちらも一見するとマナーが悪いことの見えるものですが、消した方がよほどビジネスマナーを知らない人と思われて評価が悪くなるので注意しましょう。こういうちょっとした点も、リクルーターは見ているものです。

リクルーターへの返信メール③ 簡潔な内容にする

リクルーターへの返信メールでは、何回も返信しなくてもよいようなメールを送るというのもとても大切なことです。ビジネスメールのやりとりは、一回半で終わらせるようにするというのがマナーとされています。つまり、リクルーターからのメールにこちらが返信をしたら、それに対してリクルーターが返信をしてくれて、こちらがそれに対して、「よろしくお願い致します。」のようなメールを送って終わるというのがベストなのです。

質問があるならまとめて送る

そのことを把握して本文を書いていけば、ダラダラとマナーの悪いメールのやりとりとなることはなくなるでしょう。

何個が質問があるのであれば、最初の返信時にまとめて質問するなど、一回半で終わらせられるように工夫していってください。

宛名や署名は正確に

あとは宛名を正確に書き、自分の本文の最後に住所や氏名電話番号などの署名を入れれば、マナーの良いリクルーターへの返信メールができるでしょう。

39点以下は危険!就活の弱点を克服するために今すぐ診断しよう

就活では気をつけるべきことが多いです。いざという時に「その対策はしていなかった…」と後悔したくないですよね。

後悔せずに就活を終えたい人は、今すぐ「就活力診断」で診断しましょう。たった30秒であなたの弱点を判定し、これからするべき就活対策がわかるようになります。

無料で使えるので今すぐ診断し、就活で後悔しないようになりましょう!

今すぐ就活力を診断する(無料)

あわせて活用したい!

30秒で面接力がわかる!スマホで診断できるお役立ちツールです。

リクルーターへのお礼メール例文

ここでは、リクルーターへ送るお礼メールの例文をご紹介します。先述した3つのポイントと、あわせて見ていきましょう。

リクルーター面談のお礼|〇〇大学〇〇〇〇

株式会社〇〇

リクルーター 〇〇 〇〇様

お世話になっております。

〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。

本日はお忙しい中、面談をしていただき誠にありがとうございます。

本日の面談で、貴社の経営方針や事業内容をより理解することができ、この面談が大変意義深いものになりました。

〇〇様のお話を念頭に置き、さらに企業研究を進めて参ります。

またご相談させていただくことがあるかもしれませんが、その際は何卒よろしくお願いいたします。

本日は大変貴重な時間を頂き、ありがとうございました。

(署名)

件名は、分かりやすく「リクルーター面談のお礼」としましょう。名前は書かなくても問題ありませんが、書いてある方が誰からのメールなのかすぐに判断できます。本文では、まず宛名を書きます。「(株)」と略さず、正式名称で書いてください。そして、大学名と名前を書きます。たとえ件名で名前を書いたとしても、本文で再度名乗るがマナーです。学部名と学科名まで書きましょう。

つぎに、リクルーター面談のお礼を述べます。どのようなことを感じて、どう思ったのか簡潔に書いてください。そして、締めの挨拶を書き本文の完成です。最後に、署名を忘れずに書きましょう。

リクルーターからのメールには簡潔にお礼を書いて返信しよう

リクルーターへの返信メールは、こうしたマナーに気を付けて作成するようにしていきましょう。本文中でも表記しましたが、こういうちょっとしたマナーが印象を左右してしまうのがリクルーター面談ですから、しっかり把握して、マナー良く、印象良く返信していきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

記事についてのお問い合わせ