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面接時間が短いと落ちたも同然なのか|面接が長い理由と短い理由をそれぞれ3つご紹介

面接の平均時間は30分~1時間

多くの企業では面接が進むと集団面接から個人面接に進んでいきます。集団面接の場合、3人から5人でグルーピングされ、1人1分程度の自己PRを行い、その後順番に質問をされていくケースが一般的で、トータルで30分から1時間です。しかしグループ面接の場合、自分の話している時間は実質10分程度となります。

一方、個人面接の場合は1人あたりにかける時間は平均30分~1時間と長くなります。なぜなら、時間をかけて面接することで、企業はより詳しい人柄、志望動機から見えるその人のやる気や熱意、成長性などを読み取っているためです。多くの企業では30分以上の面接で交わされる内容から、総合的に判断していると言えるでしょう。

面接中に時間を気にし過ぎるのはよくない

面接中は、目の前にいる人事の担当者に、自分の今までの経験を通じて得たもの、自身の性格や人柄などを伝えることに集中しましょう。質問の内容に的確に答え、自分の熱意や想いを述べることが大変重要です。面接時間が予定より長引いたとしても、面接中に腕時計などをチラチラ見たり、ソワソワした態度したりすると、落ち着きのない印象を与えてしまいます。

そのような態度で面接に臨むとやる気がないと思われササッと切り上げられてしまう可能性もあります。緊張していてそのような態度になってしまう場合は、緊張している旨を面接官に伝えるようにし、落ち着いて受けられるように心がけましょう。また、他社の面接が同日に入っている場合などは、移動時間や面接時間が長引いた際のことを踏まえてスケジュールを組むことをおすすめします。

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面接時間は合否に関係あるのか?

面接時間が短かったり、長かったりするケースは、その企業による面接に対する判断方法の違いや、応募人数の関係など様々な場合が存在するため様々です。応募人数が多い場合などでは1人にかける面接時間が短い場合もあります。逆に、人事担当者に話がスムーズに伝わらず長引く、といったこともあるでしょう。

面接時間の長さは企業によって、行われる面接の目的の違いや判断基準の違いから長引いたり、短かったりすることもあります。そのため面接時間の長さと合否に直接的な関係があるかどうかは、ほとんど関係ないと言えるでしょう。しかし、面接時間が短かったり、長い場合の具体例として次に挙げるようなケースがありますので、参考までにいくつかご紹介します。

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面接時間が短い理由①人柄を見ようとしていた

面接時間が短い理由の一つとして、その会社がその面接では人柄重視で採用を通過・不採用を考えようと思っていたからということがあります。人柄なんていうのは、だらだら何十分も1時間も話さなくても、なんとなく最初の数言プラス何分か話せばわかるものですよね。ですから、面接時間が短いまま終わったというのは、人柄を十分判断できたということのあらわれなのでしょう。

面接時間が短い理由②話がよくできていたからすぐに終わった

面接時間が短い理由として、こちらの回答が良くできていて、一回聞くだけで大体のことがわかり、とくにつっこむところもないくらいに魅力的に感じたからさっさと切り上げたということもあります。志望動機や自己PRが良くできていて魅力的な人物であることが明らかにわかるのであれば、そこに時間をかけていても仕方ないです。

それならば、その時間を当落線上の人の判断につかったりと、振り分け作業に費やした方がましです。自分のした話をもう一度確認してみて、自分ではとくにつっこみどころが見つからないと思うような出来であれば、それがそのまま評価されているという可能性も高いでしょう。

面接時間が短い理由③全員の面接時間が短い

応募者が異常に多い会社などでは良くある話なのですが、そもそも一次面接に来る人全員の面接時間が短いというパターンもあります。こういうパターンでは面接時間が短いという感覚そのものが間違いで、その会社ではそれが普通ということなので心配する必要はないでしょう。

面接時間応募者が多い会社というわけではなくても、そもそも一次面接は全員それくらいの時間でやっているというところもあります。こういう理由で面接時間が短い会社の場合は、とてつもなく悪い人を落とすというだけで、多くの人は一次面接を突破する可能性が高いです。そういう意味では自分がよほど変な人物で、悪目立ちしていたということでもない限り安心してよいでしょう。

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面接時間が長い理由①もっと知りたいと思ったから

面接時間は短くなるだけでなく、予定より長くなる場合もあります。面接の時間が長い理由には、どういったものがあるのでしょうか。実は、面接が長いのには3つの理由があるのです。1つ目の理由は、面接官あるいは担当者が就活生のことをもっと知りたいと思った場合です。

面接では、自己PRや志望動機などで自分をアピールしますが、その回答をさらに深堀りされる可能性もあります。具体的な質問や細かな質問をされた場合は、面接官からの関心を集めることができたといえるでしょう。

面接時間が長い理由②面接官にきちんと伝わらなかった

面接の時間が長い2つ目の理由は、面接官にきちんと伝わらなかった場合です。1つ目に紹介した理由の「もっと知りたいと思ったから」は良い印象だとイメージできますが、こちらの理由はあまり良い印象ではありません。面接が長いからといって「関心がある」と、過大評価しないようにしてください。

では、この2つの理由はどこで判別できるのでしょうか。実は、面接官からの質問でどちらの理由で長くなっているのかを判別できるのです。「きちんと伝わらなかったから」という理由の場合は、志望動機で話したことや自己PRでアピールした長所などをもう一度聞かれます。一度話したことをもう一度質問されるということは、面接官にきちんと伝わらなかったといえるでしょう。

面接時間が長い理由③1人あたりに設けられている時間が長い

面接の時間が長くなる3つ目の理由は、短くなる理由でもご紹介したように、もともとの時間が長い場合です。会社が決めた長さなので、「ほかの会社の面接より長い」と心配する必要はありません。

1人あたりに設けられている時間がもともと長い場合は、「就活生の人柄をじっくり見たい」と考えている可能性があります。その面接で就活生をある程度絞る場合に、長くなることが多いといえるでしょう。自分をしっかりアピールするために、長い時間を有効活用する必要があるのです。

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面接時間の長さで合否を判断してはいけない

「面接が短かったから合格だ」や「面接が長引いたから不採用かも」と、面接時間の長さで合否判定をしてはいけません。必ずしも「面接が短いから合格」「面接が長いのは評価が悪い」ではないのです。

質問や答えた内容で合否は決まる

就活においての合格・不合格、つまり採用・不採用は面接の時間ではなく、志望動機や自己PRなどの内容や、逆質問の項目などで決まるのです。「面接官の心に響くような回答」や「一緒に働きたいと思ってもらうこと」が重要になります。面接官は就活生のエピソードを聞いたり、人柄を見たりして合否を判断するので、面接の時間はあまり気にする必要がありません。面接の内容に重点をおいて、受けるようにしましょう。

面接時間が短い理由は【人柄重視】【話が分かりやすい】【全員短い】の3つ

面接時間が短い理由の多くは、これらの3つのうちのどれかです。ですから、基本的には面接時間が短いからといって、不安になる必要はないのです。むしろ通過している可能性の方が高いので、落ち込まないで、次に向けた対策などをしておいた方が良いでしょう。

監修者プロフィール

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吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年2月、北海道生まれ。小樽商科大学卒業。 2010年4月に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。 IT・小売・外食など幅広い業界にわたって300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を行なう。 現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。