面接対策

集団面接を突破するためのコツ4つ|就活生がよく聞かれる質問とマナーを徹底対策

集団面接で聞かれる質問内容

集団面接は、エントリーシートや履歴書などの選考が終わったあとに行われます。また、時間も限られています。そのため、質問内容は、誰でも経験している内容や一般的な質問を聞かれることが多いでしょう。下記のような質問内容を参考に対策をしておきましょう。

よく聞かれる質問10問

・自己紹介

・学生時代に頑張ったこと

・志望動機

・自己PR

・他社の選考状況

・自分の長所と短所

・5年後の自分

・最近のニュースで気になること

・学生時代どのような経験で苦労をしたか。それをどう乗り切ったか

・今まで一番うれしかったこと

上記の質問に対して、短時間で簡潔に回答できる内容を準備しておきましょう。1つの質問に対して、1分程度の回答を心がけてください。

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 集団面接を突破するコツ①話がかぶっても堂々とする

集団面接で特に見られているのは態度です。集団の中でも堂々としていられる人を、社会は求めています。たとえその集団面接の中で隣の人と話がかぶってしまっても、一切気にすることなく、堂々としていることがポイントになります。

話がかぶっていても堂々としていれば、その話に自信があると思ってもらえ、それだけで説得力のある話の印象も良くなります。このポイントを抑えずに、動揺していたら、その話に自信がなく信憑性にも欠けています。「あまり準備してきてないのだろうか。熱意が伝わってこない」と思われてしまうでしょう。
かぶるのは当たり前!集団の中で堂々していること
そうなっては印象がよいはずもありません。たとえとなりの人と話がかぶっても全く気にしないでください。多くの就活生がいるのですから、話がかぶるのはよくあることです。たまたまその人が同じ集団面接にいたというだけなので、気にしないようにしょう。

集団面接を突破するコツ②話す内容を簡潔明瞭にまとめる

集団面接で次に抑えておくべきポイントは、わかりやすく短い話にまとめて話をするようにすることです。話がわかりにくくて長いというのは、集団面接全体から集中力を奪っていきます。そうしてあらゆる方面から評価が低くなっていくことでしょう。
伝えたい要点とエピソードでの裏付けを1分程度でまとめる
集団面接では、そうした協調性を見るという意図もあります。自分のことだけを考えているような行動は総じてNGになるので注意しましょう。集団面接でする話は、いつもより少し短くまとめて、要点とエピソードでの裏付けくらいで十分です。

時間にすると1分くらいにまとめられるようにしておいてください。それ以上長いと面接官も聞き飽きてきます。もちろん短すぎてもまとまりが悪く、説得力がなくなるのでこのポイントに注意する際には、「わかりやすさ」というポイントを忘れずに、短くまとめるようにしてください。

集団面接を突破するコツ③挙手制の時は積極的に!

集団面接では、挙手制で答えたり、質問をしたりすることもあるでしょう。そういう時には、迷わず手をあげて積極的に声をだすということも、集団面接を突破するための大切なポイントです。面接官はこういうところで就活生の積極性をみています。

仕事に対しても同じように積極性を持って取り組める人であるか確認したり、わからないことがあったら自分から報告・連絡・相談出来る人かどうか確認しているのです。

秋冬インターン前には"自己分析"が必須!
ツールで"サクッと"自分の強みを知ろう!

インターンの選考を突破するためには、自己分析で自分の強みや適性を理解しておく必要があります。しかし、自己分析の正しいやり方を知らない学生も多いでしょう。

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仕事をする上で積極性は大事!恐れず1番に手を挙げること

このポイントを抑えて、なるべくはやく手をあげるようにしてください。できれば一番最初に手をあげるのが理想です。常に人の意見を聞いていたり、あらかじめ聞いておきたいことを考えておきましょう。

集団面接を突破するコツ④話を聞く態度に気を付ける

集団面接で聞かれる一般的な質問内容は、あらかじめ確認して答えを準備していると思います。しかし面接官によっては、想定外の質問をしてくることもあるので他の就活生の話を聞くことも大切です。面接官が聞いた質問に対して、他の就活生が答えた内容を理解したうえで、自分の順番が来たら自分の考えている内容を発言しましょう。

また、集団面接で人の話を聞く態度は、周りに対しての配慮が必要です。他の就活生が話していても、割り込んで話を中断するようなことはやめましょう。話し終わったことを確認して、発言するようにしてください。

集団面接は個人面接と違い、長い時間を設けていません。椅子に深々と座って背もたれに背中を付けるのではなく、背筋を伸ばして浅く座り、終わったらすぐに動けるようにすることも大切です。

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集団面接でも第一印象が大切

集団面接においても、個人面接と同様に第一印象が大切になります。「一度の面接で多くの学生がいるので、多少のことは気付かれないだろう」と思っていると、かえって他の学生との違いが目立ってしまい、マイナス評価に繋がることにもなりまねません。面接官は、就活に来る多くの学生を見ています。

アクセサリー類などの華美な装いや、清潔感のない身だしなみ、個性的な髪型などにはすぐに着目されてしまいます。第一印象は見た目から入ります。次に話し方や声のトーン、表情からもその人の印象が決まってしまいます。集団面接であっても緊張感を持って、自分の第一印象をよいものにしましょう。

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マナーや表情などにも注意が必要

集団面接に限らず、就活では社会人として守るべきマナーや、話し方、声のトーンや表情にも注意する必要があります。面接の待機中にスマホや髪の毛をいじったり、腕や足を組んだりする姿勢は、採用担当者ではなくとも、企業の社員に必ず見られています。

また、面接開始前の企業訪問時には、あらかじめ携帯電話の電源を切ったり、マナーモードにしておくことは社会人としてのマナーです。緊張しているからと言って、企業の受付でボソボソと小声で名乗ったりせず、はつらつと明るい表情で、学生らしく元気のいい挨拶をしましょう。

身だしなみができていないと悪目立ちする

見出しの最初の文章でも触れましたが、集団面接だからと言って、身だしなみに気を抜くことは厳禁です。他の学生との差が明瞭化してしまい、自分の身だしなみの悪さが悪目立ちしてしまいます。きちんとしている学生がほとんどの中で、少しでも清潔感の無い格好や、奇抜な装いをしていると、かえって目を惹くものです。

集団面接の中で自分の個性を出そうとして、アピールすることは悪いことではありません。しかし、身だしなみのように、きちんとすべき部分で、アピールの仕方を勘違いしてしまうと、マイナス評価に繋がりますので注意しましょう。

集団面接を突破するためのポイントは簡潔明瞭な話をすること!

集団面接を突破するためのポイントについてご紹介していきました。簡潔明瞭は話をすることも大事ですが、自信のある堂々とした異性や挙手制のときは、自ら手を挙げて率先して話す積極性も重要です。

また、集団面接は個人面接ではありません。自己アピールを長々と話すことは自己中心的な行動だと判断され、あなたの印象を悪くします。他の就活生を配慮した話し方や姿勢もまだ大事なポイントです。集団面接は、このポイントさえ抑えておけば突破できる可能性も高いです。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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