面接対策

【面接の手応えなしと判断するのはまだ早い】企業の合否の基準

面接で感じるべき「手応え」とは

面接を終え、手応えなしとがっかりしてしまう学生は多いです。面接の評価は数値で表されているわけではありませんし、明確にどれくらいの評価かを知ることはできません。しかし面接全体の雰囲気や自身の回答、それを聞いた面接官の反応などから手応えが感じられない場合もあります。

面接で手応えなしだったと肩を落として、後日結果を見れば合格の場合もありますし、予想通り不合格となっている場合などさまざまです。手応えなしと感じたからといって必ずしも落ちているとは限りませんし、実際にどんな手応えを感じていればいいのかわからない人も多いです。

面接での手応えをどのように感じるかは人によってそれぞれですが、面接で感じるべき手応えとはどんなものなのかを知っていきましょう。

面接で手応えがあったと感じる理由

選考試験での面接が終わり、企業から合否の連絡を受けるまでは、結果が分からず落ち着かない気分になるでしょう。待っている間は、いつ連絡が来るのかと、毎日電話やメールを気にして過ごす人も多いのではないでしょうか。何度か面接を受けていくと、面接官の反応や発言で合格か不合格かを、予想できるようになってくることもあります。

自分なりに、面接の様子と結果を分析してみると、何かしらのヒントが見えてくるものです。就職活動の面接で手応えがあったと感じられるのは、どのような時なのでしょうか。詳しく見ていきましょう

最短入社可能日を聞かれた

最短入社可能日を聞かれると、手応えがあると感じる人が多いようです。最短入社可能日は、すぐに働いて欲しいという企業側の期待が感じられる質問です。面接をしている時点で不合格にしようとしている人に、いつから働けるのかを聞く可能性は低いといえるでしょう。この質問をするということは、企業で実際に社員として働いて欲しいと考えているのです。

また、入社可能日と企業の都合が合っているかや、入社の意志も確認されています。入社可能日を聞かれ「分かりません」と答えてしまうと、他の企業に入社を希望しているか、志望度が高くないと思われてしまいます。入社したいと思っているなら、具体的な日にちを答えるようにしましょう。その際も、あまり先の日にちを述べるのではなく、内定を頂いて1~2か月後などが理想的です。

実際の勤務を見据えた質問があった

職務内容や勤務地について、具体的な説明や、希望などを聞かれることで面接の手応えを感じることもあります。入社の可能性が無い人に、細かい説明をすることはあまり考えられません。面接官からの質問の内容によって、合格しそうか、不合格になりそうか手応えを感じることができます。

職務の内容や勤務地について質問がある場合には、入社してから「こんなはずでは無かった」というようなミスマッチを防ぐためとも考えられます。募集要項では分からない、より具体的な説明があった場合は、入社の意思を確認するためだといえるでしょう。この場合、質問の内容を聞いて、自分の意見をはっきりと伝えることが大切です。あいまいな答えを述べると、志望度が低いと感じられてしまいます。

面接時間が長かった

面接の時間が他の応募者より長めになった場合にも、手応えを感じられます。面接官があなたに対して興味を持っており、多くの質問をしてどんな人材なのかを詳しく知りたいと考えている可能性があります。面接は、面接官が通常の業務の時間を割いておこなっています。本来なら、効率よく、早く終わらせたいものです。

しかし、より良い人材に入社してほしいため、優秀な応募者については色々な質問をするのです。面接は、「最後に質問はありすか?」という言葉で終わりになることがほとんどでしょう。その質問がなく、予定時間が過ぎても色々なことを聞かれたなら、合格する可能性が高いと考えられます。

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面接の雰囲気がよかったとしても合格とは限らない

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面接を終えて、良い雰囲気で進められた、面接官との会話が盛り上がったと手応えを感じることがありますが、これだけで合格だと判断することはできません。良い雰囲気で話も盛り上がったけれど、結果は不合格だったという人も多くいます。

自分の言いたいことを伝えられた、自分の強みをうまくアピールできた場合には、面接に対して「良い雰囲気で面接が進んだ」と感じるでしょう。しかし、これは自分だけが満足している場合もあり、面接官にとっては良い雰囲気でなかったということがあるのです。

面接は、自分の話を一方的にして終わりになるのではなく、面接官との会話を通して、自分のことを理解してもらうことが重要となります。自分の満足度ではなく、面接官の反応がどうだったかがポイントです。話が盛り上がった場合でも、面接官と性格や好みが合っていただけで、仕事にはあまり関係ないということもあります。面接の雰囲気だけで、合否を予想するのは難しいといえるでしょう。

面接に手応えがなかったと感じる理由

面接に手応えがなかったと感じてしまうのには理由があります。何の理由もなく手応えなしを感じてしまうことはありませんし、心当たりがなくても、どこかで理由を自覚している可能性もあります。

手応えなしと感じた場合は、その理由を探し、改善に努めることが大切です。手応えなしと感じた以上、何かの失敗があったはずですし、それをそのままにしてしまうと次の面接でも失敗してしまいます。手応えがなかったと感じた理由を探し、それを自覚して改善を進めていきましょう。

回答に困り沈黙が続いた

面接に手応えがなかったと感じる理由としては、回答に困り沈黙が続いたことが挙げられます。上手く面接官とキャッチボールできなかったり、たまに答えられなくてしばらく黙ってしまうと、手応えなしを感じる人は多いです。

面接では質疑応答の形式で進みますし、いかに上手に回答することができるかが重要です。回答につまれば失敗したと感じてしまう人は多いですし、何も答えることができなければ評価の対象にはなりません。

面接では良くも悪くも評価されるためには何らかの発言をする必要があり、無言では評価のしようもありません。全く評価されないことでマイナスの印象につながる可能性はありますし、評価が下がってしまったと感じ、手応えが感じられない人は多いです。

ありがちな質問しかされなかった

ありがちな質問しかされなかった場合も、手応えなしと感じてしまう理由の一つです。面接でよくありがちな例文のような質問しかされず、自分に興味がないと感じてしまうと手応えなしと感じてしまいます。

面接は就活生のことを知るためにおこなわれますし、さまざまな質問によって人柄を引き出していきます。企業によってはユニークな質問や趣向を凝らした質問がされる場合もありますが、あまりに普通の質問だと手を抜かれていると感じてしまう人は多いです。

難しい質問をされたから手応えが感じられるわけではありませんが、質問が簡単すぎるとかえって不安になってしまいます。普通の質問=普通の評価と思ってしまい、不合格なのではないかと心配する人は多いです。

面接の時間が短すぎた

面接に手応えを感じられない理由としては、面接野時間が短すぎたことも挙げられます。面接の時間は企業によって異なりますが、基本的には10~20分、長い場合は30分程度おこなうこともあります。

面接の相場の時間は十数分ですが、ほんの数分で終わってしまうと、手応えがなかったと感じてしまう人は多いです。面接の時間が短いのにはさまざまな理由があり、もともとの時間設定が短い場合もあります。

特定の人の面接時間を短くしているのではなく、最初から5分程度で全員の面接をおこなっている企業もありますので、時間が短い=不合格であるとは一概には言えません。その他の理由としては評価が両極端であることが挙げられます。開始数分で合格を決めた、あるいは不合格を決めた場合は、これ以上面接をする必要がないと感じ、面接時間が短くなります。

手応えがなかったのに合格する理由

手応えがなかったのに合格する理由

面接で手応えがなかったからといって、必ずしも不合格になるわけではなく、手応えがなかったにも関わらず合格する場合もあります。手応えなしと感じても諦める必要はなく、場合によっては合格の可能性もありますので、必要以上に落ち込む必要はありません。

手応えなしで合格する場合にも必ず理由があり、理由もなしに合格することはないので注意が必要です。面接で手応えがなかったと感じる場合は、合格する理由に当てはまっているかどうかを確認するようにしましょう。

面接官に言いたいことが伝わっていた

手応えがなかったのに合格する理由としては、面接官に言いたいことが伝わっていたことが考えられます。回答に詰まったり、沈黙してしまうと不合格だと感じてしまう人は多いですが、それは必ずしもマイナス要素になるわけではありません。

面接において最も重要なのは「スラスラ回答できる」ことではなく「言いたいことが相手に伝わっているか」ですので、回答の内容が大切です。スラスラ回答できていたとしても、肝心の内容が悪ければ評価されませんし、言いたいことが充分に伝わらなければ意味はありません。

大事なのは回答のスピードではなく、伝わることですので、しどろもどろで回答に詰まってしまった場合でも、しっかりと伝わっていれば合格することはできます。

就活生の回答に独自性があった

就活生の回答に独自性があったことも、手応えなしと感じても合格する理由の一つです。ありきたりな質問ばかりされれば、興味を持たれていないのではないかと考えてしまう人が多いですが、実は高評価を獲得するチャンスです。

ありきたりな質問でも面接官には必ず意図があり、そこで自分にしかない独自性のある回答をすることで面接官に自分を印象付けることができます。ありきたりな質問ばかりと肩を落とすのではなく、ありきたりな質問の中でどれだけ個性を発揮できるか、独自性を持って回答できるかが大切です。

ありきたりな質問に対してありきたりな回答をしても評価されませんし、不合格になってしまいます。どれだけ印象を残せるかが大切ですので、個性がしっかりと発揮できていれば手応えがなくても合格します。

採用の決め手となるスキルを持っている

手応えがなくても合格する理由としては、採用の決め手となるスキルを持っていることが挙げられます。面接には基本的には時間が設定されていますが、時間内に合格が決まればその時点で面接が終わることもあります。

面接が終わってから熟考する必要もなく、面接の時点で評価が高ければ短時間で面接は終了しますので、面接時間が短い=不合格ではありません。採用の決め手となるスキルは、目に見えるスキルだけでなく、これから確実に成長する・即戦力になるというポテンシャルを面接官に感じさせることが大切です。

資格などの明確なスキルがあればアピールにはなりますが、必要なのはそれだけではありません。ポテンシャルを示すことが大切ですので、仕事への意欲や成長するための明確なビジョンをアピールすることが大切です。

面接結果の連絡が遅くても不合格というわけではない

面接結果の連絡がなかなか来ないと、不合格なのではないかと不安に思うことがあります。しかし、面接結果の連絡が遅いからと言って、不合格になっているとは限りません。

連絡が来るタイミングは企業によって違いますが、一般的には翌日から2週間後が多くなっています。規模の大きな企業では応募者も多く、選考に時間がかかるため遅くなる可能性が高くなるでしょう。逆に、少人数の企業では早い場合がほとんどです。

採用担当者が面接をし、責任者などに報告をした後、人事で話し合いをしてから合格・不合格を決めることもあります。採用に複数の人が関わってくると、その分連絡も遅くなるでしょう。上層部の社員が採用を決める場合には、スケジュールなどの問題もあります。面接結果の連絡が遅いというだけでは、合格・不合格を判断することはできないのです。

面接には定性的な判断も含まれる

回答に詰まったり、回答に対する面接官の反応がイマイチなど手応えがなしと感じてしまう理由はさまざまありますが、一つの要素だけで不合格になることはありません。面接に「正解」はなく、就活生の回答や表情、仕草など総合的に見て合否を判断するため、手応えがないと感じても他の部分でカバーできている可能性もあります。

少し失敗してしまったからといって、落ち込んでしまうのではなく、他の部分で挽回すれば問題はありません。失敗に対してネガティブになり、そのまま力を発揮できなくなると、不合格になってしまう可能性が高いです。

面接には定性的な判断も含まれますので、能力に自信がない場合でも人柄の良さを発揮すれば、面接を勝ち抜くことはできます。

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面接の手応えの良し悪しはあくまで参考にしかならない

面接を終えて手応えなしと感じてしまったり、反対に手応えを感じ、合格は間違いなしと思い込んでしまう場合もあります。しかし手応えがあっても不合格になる可能性はありますし、反対に手応えなしでも合格していることもあります。

手応えのい良し悪しはあくまで自分の感覚であり、それが絶対の指標ではありません。手応えがあったと舞い上がり、反省をしないのは良くありませんし、手応えなしと落ち込み、就活がストップしてしまうのもNGです。

手応えは合否を決定付けるものではありませんし、手応えが良かったから、悪かったからと一喜一憂する必要はありません。手応えに左右されるのではなく、面接の一つ一つにしっかりと取り組み、終われば必ず反省をして次につなげるようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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