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ロジカルシンキングを鍛える本8冊【厳選】|確実に身に付けるためのトレーニング方法もご紹介

ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキングとは、論理的思考と言われています。ロジカルシンキングは決して物事を複雑に考えたり、表現したりする方法論ではありません。自分の考えを誰にでも誤解なくわかりやすく伝えるためのコミュニケーションスキルだと言えます。

ロジカルシンキングには、大きく分けて2つの側面があります。1つ目は、「相手を納得させるためのコミュニケーションスキル」2つ目は、「目標達成をするための思考のプロセス」です。論理的に考えることによって、複雑な物事をわかりやすく整理することで、相手に分かりやすく伝えることができます。また、社会で高い成果を上げている人材なら当たり前に使用している実践的なビジネススキルなのです。

ロジカルシンキングは就活で重要な能力

ロジカルシンキングは就活で重要な能力になります。結論から端的に根拠を持って、分かりやすく伝えることで、面接官も良いイメージを膨らますことができ、「あなたがどのような価値観を持っている人間」なのかを理解することができます。

グループディスカッションでは自分の存在感を示す必要があり、そのためには議論の中心にいなければいけません。なので、自身の発言をメンバーにしっかり聞いてもらう必要があります。

また、ビジネスを遂行する上で必要となるロジカルシンキングの高さ、対人能力などを判断されます。ですが、独裁的に議論を進めたり、他人の意見を論破してばかりいることはマイナスに働きます。

あなたの就活力は何点?

就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対して、どれだけ備えているかをはかる指標です。就活力は今から伸ばすことができます。ぜひ「就活力診断」で今の自分の就活力を診断してみましょう。無料でダウンロードできるので、今の実力を踏まえた上で必要な対策をしてはいかがでしょうか。

トレーニング方法①何事にも疑問を持つ

ロジカルシンキングのトレーニング方法には「何事にも疑問を持つ」ことが大切だと言われています。ひとつの物事に対して、常に客観的な視点を持って物事を考えるだけでトレーニングになります。

例えば、常識や普通と言われることに対して、疑問を持ち追求してみることや、自分の興味や関心があることに関して本や人の話を聞いて学ぶことなどが挙げられます。ひとつ言えることは、「疑問を持つ事柄は何でも良い」と思います。自分が夢中になっているということ自体が、自分の思考を鍛えられているのです。

夢中になればなるほど、追求心が高まり、知識や経験が蓄積されてくるので、基本的なロジカルシンキングの形成には必要不可欠なのです。

トレーニング方法②物事を分析してみる

ロジカルシンキングのトレーニング方法には「物事を分析してみる」ことが大切です。まず、一つの物事に関して分析を行う上で大切なことは、ロジックツリー(問題をツリー状に分解して整理し、その原因や解決策を探る方法)と言われているのですが、頭の中でロジックツリーを作ることで多角的に分析を行うことが大切です。

ロジックツリーを作成することによって問題の全体像を把握することができ、より多くの解決策を全体に共有することができます。多角的な分析を行うことで、本質的な問題はどこにあるのかを絞り込むことができ、一つの問題を解決する際に、多くの解決策を探ることができるので、ロジックツリーを意識して物事を分析してみましょう。

トレーニング方法③話し方を変えてみる

ロジカルシンキングのトレーニング方法には「結論から話す」ことが大切です。ロジカルシンキングを鍛えるためには、話し方を変えてみるのも一つの手段です。インプットした情報を結論から端的に根拠を持ってアウトプットすることでロジカルシンキングが鍛えられます。

例えば、友人や家族などの親しくしている身近な人に「結論から話す」ことで、ロジカルシンキングのトレーニングをするのもいい手段だと思います。その本質を理解した上で、インプットした情報を自分の意見を付け加えて具体的に分かりやすくアウトプットすることが重要なので、話し方から変えてみてはいかがでしょうか。

ロジカルシンキングを鍛えるには本の活用もおすすめ

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ロジカルシンキングを鍛えるためには本の活用もおすすめです。ロジカルシンキングを鍛えるためには、知識や語彙力などのひとつの物事を分かりやすく伝えるための要約スキルも重要です。要約スキルを身につけるためには、本を読まなければなかなか身につかないと言われています。

就活においてロジカルシンキングの能力は、面接官が一番見ているポイントです。そこで、就活生ならばこの部分だけ押さえておきたいロジカルシンキングの基本的な構成や、考え方やテクニックが学べる本があるので紹介します。是非これから紹介する本を読んで、就活対策に役立てて頂ければと思います。

「論理トレーニング101題」野矢茂樹著

ロジカルシンキングが就職において求められることは多くあります。特に、コンサルティング業界などを志望する場合、面接においてロジカルシンキングを試される問いがなされることも多いでしょう。ロジカルシンキングの対策には、本を読んで論理的思考力を高める方法があります。ロジカルシンキングに関連する書籍は多数出版されています。

抽象的な思考力や日本語を正確に伝える能力を高めることが可能

その中でも、はずすことのできない名著を紹介します。まず始めに、野矢茂樹著の『論理トレーニング101題』が挙げられます。論理的思考の練習問題を通して、抽象的な思考力や日本語を正確に運用する能力を高めることができます。

特に接続表現について徹底的なこだわりがあり、このトレーニングを通して、正確な文章表現を行えるようになります。コンサルタントに限らず、どのような職種に進むとしても、プロフェッショナルとして正確な日本語を用いてコミュニケーションをしたいと考えているならば、この「論理トレーニング101題」は非常に役に立つものとなるでしょう。

『マッキンゼーの論理的コミュニケーション』照屋華子・岡田恵子著

次に、照屋華子・岡田恵子著の「ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル」が挙げられます。本書はコンサルタントに特化した論理的思考とコミュニケーションの技術を紹介しています。世界でも高名なコンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーで経験を積んだ著者がロジカル・コミュニケーションに必要な技術を解説しています。

論理構成の横の軸と縦の軸を意識してコミュニケーションを図る

例えば、論理構成の横の軸と縦の軸を意識してコミュニケーションすることが奨励されています。横の軸とは、検討事項に漏れがなくだぶりがないこと、つまり、MECEであることが重要であると指摘があります。

また、縦の軸とは、なぜそうなのか、だから何なのか、といった議論の深堀りをすることを求めます。コンサルタントに必要なロジカルシンキングに必要な技術はこの本に網羅されているといっても過言ではないでしょう。

『理科系の作文技術』木下是雄著

最後に、木下是雄著の「理科系の作文技術」がおすすめです。理科系とありますが、文章でコミュニケーションをする文科系の学生にも推奨された本です。1981年に初版された本ですが、いまだに多くの人に読まれています。

シンプルな文章で読む人を納得させられるかが重要

序論・本論・結論といった原則に従って記述の順序や文章の組み立てを考え、シンプルな文が書けるようになります。論理展開の順序や事実と意見の書き分けといった原則も提示されています。この本を読むといかに自分の文章が独りよがりで、原則から離れたものであったかが明らかになります。

いかに簡潔な表現で筋の通った主張をし、読む人を納得させることができるか、というのは普遍的なスキルです。論理的な文章が書けるようになると、自分の頭の中もより整理され、ロジカルシンキングのスキルが高まっていくこととなるでしょう。

「自分を変える!ロジカル・シンキング入門」出口汪著

ロジカルシンキングには、「知識のストック」と「豊かな語彙力」と「想像力」を必要なものだと著者はあげています。実践的な現代国語系ロジカルシンキングの学び方、使い方、社会の見方を説く1冊です。ロジカルシンキングを知りたい、なぜロジカルシンキングが必要なのかと疑問に思う方におすすめです。

「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」渡邉光太郎著

シンプル最強の思考ツール「5W1H」を使いこなす内容です。ビジネスで必要とされる「課題提起」「アイデア発想」「コミュニケーション」「問題解決」など、あらゆる場面での思考ツールが丁寧にわかりやすく解説されています。5W1Hを使いこなすだけで、複雑なビジネス課題も十分に応えられる思考力が身につきます。

「ロジカルシンキングが身に付く入門テキスト」西村克己著

本書は社会人になる前に、ロジカルシンキングを日常生活でどう身につけて、実践していくのかを平易に説いたものです。挿絵が多く、本書の後半は、ロジカルシンキングを使った具体的な例もあげられている内容になっています。身近な応用例が多く、すぐに実務に役立てられるように書いてあります。就職活動をする方におすすめの1冊です。

「仮説思考」内田和成著

業種問わず企業のビジネスパーソンや、これから新規事業の検討をしている人向けの本です。情報は多い方が思考決定ができると思われがちですが、実際に全てを調べようと思ったら時間が足りなくなります。

そのような問題を解消するためにも、「仮説思考」を身に付ければそのようなこともなくなるでしょう。必要でない情報を見極めることによって少ない情報で素早い決断を下すことができるビジネスのコツを身につけることができます。

「考える技術・書く技術」バーバラミント著

わかりやすい文章やビジネス文書が書けない人を対象にした本です。著者が自ら考案した、「ピラミッド型原則」は、抽象から具体的にピラミッド型で思考をシステムや組織的にとらえながら書くことにより、表現することを理にかなえています。また、事例が豊富で実践の練習問題もあります。社会経験が浅い方に理解しやすい図解つきで、体系的に考える技術と書く技術をシンプルに学べる一冊です。

ロジカルシンキングに関するおすすめの本8選まとめ

ロジカルシンキングは一朝一夕に身に付くものではなく、日々の努力が必要となります。
学校生活で直接的に学ぶ機会も少ないので、書籍を活用していくのは良い手段でしょう。「自分を変える!ロジカル・シンキング入門」「ロジカルシンキングが身に付く入門テキスト」は、ロジカルシンキングの基礎を学ぶ入門編になります。

次に「論理トレーニング101題」「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」で実践的なトレーニングを積みます。「ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル」「仮説思考」「考える技術・書く技術」で応用的なコンサルティング会社の手法を学び、「理科系の作文技術」で確立された論理展開を勉強すれば、ロジカルシンキング対策は問題ないでしょう。

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監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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