面接対策
【面接の退室時のマナーとは】正しい手順と気を付けるポイントを解説
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面接は入退室が肝心!正しいマナーを確認しよう
面接は入室から退室までが評価対象であり、最後まで気を抜くことはできません。面接の対策として面接官との受け答えを練習している人は多いでしょう。しかし、面接で大切なのはそれだけではありません。面接の最中だけではなく、入室から退室まですべて完璧であって初めて高評価を獲得することができます。
面接での受け答えが良くとも、入退室のマナーができていなければ、それだけで大きくマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。入室時は緊張もありマナーを意識している人は多いですが、退室時には気が抜けてしまっている人は多いです。
本記事では、面接で退室する際のマナーについて紹介します。最後まで気をぬかずに、完璧なマナーで面接会場を後にしましょう。
退室マナー7ステップ
面接の退室までのステップは大きく7つに分けることができます。マナーは部屋を出る瞬間にだけ必要なのではありません。面接が終わった瞬間からマナーは意識しましょう。最後まで一切気を抜かずに行動することが大切です。
退室マナーでも面接の印象は大きく変わりますので、正しいマナーを身に付けることが大切です。退室時の7つのステップ別に正しい退室方法を知りましょう。
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ステップ①終わりの合図を告げられる
終了の合図があっても気を抜かないように意識しましょう。面接が終了すると、面接官から「終了です」「退室して結構です」などと言われます。その際は元気な声で返事をしましょう。
ここで何も答えずにぼんやりしてしまったり、返事をしないまま退室準備を進めるのはNGです。相手から言われたことに対して返事をすることは、就活や面接のマナー以前に、社会人として最低限のマナーです。きちんと返事をしてから、退室の準備にかかりましょう。
終わった瞬間は面接中の緊張が解け、ほっと一息ついて油断してしまう人は多いです。しかし、面接の退室マナーは面接が終了した瞬間から始まっていることを忘れないようにしましょう。
ステップ②お礼を言う
面接が終了したら、お礼を伝えましょう。面接官に「本日はお忙しい中、お時間を割いていただき誠にありがとうございました」とお礼を言い、退室の準備を進めましょう。
面接官は忙しいスケジュールの中、面接をおこなってくれています。面接官にとっては面接をすることも仕事のうちでありますが、自分のためにわざわざ時間を割いてもらったことに対する感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。社会人のマナーとして、相手に感謝の気持ちを表すことは必要不可欠です。
ステップ③立ち上がって一礼
面接官に対してお礼を言うときは座ったままでも構いませんが、立ち上がって改めて一礼することも大切です。お礼を何度もされて嫌になる人はいませんので、感謝の気持ちは常に意識しましょう。
退室の挨拶をする際は、椅子の横に立ち「失礼いたします」を言いお辞儀しましょう。お辞儀は45度で行うのがベストです。深々とすればいいというものではありませんし、反対にお辞儀の角度が浅くても印象は良くありません。
正しいお辞儀をするためにも、本番前に鏡の前などで練習をしておくことが大切です。言葉と動作は分けて行うことで、より丁寧さをアピールすることができます。「失礼いたします」と言いながらお辞儀をするのではなく、言い終わってからゆっくりとお辞儀をしましょう。
ステップ④ドアに向かう
立ち上がってお辞儀をした後は、荷物を持ってドアに向かいましょう。面接の退室時は面接官にお尻を見せても問題ありませんので、真っすぐ最短ルートでドアに向かうことを意識してください。
ただし、退室時の歩く姿勢などは見られているので注意が必要です。入室時は気が張っているので綺麗な姿勢を心がけていても、退室時は気が緩みがちです。退室を終えるまで姿勢が悪くならないよう気をつけましょう。
ステップ⑤ドアの前で改めて一礼
立ち上がってドアに向かった後は、ドアの前で振り返り「失礼します」と言ってお辞儀をしましょう。退室の挨拶としては「失礼します」が一般的であり、「失礼しました」は不自然に感じる人もいますので注意が必要です。
この時もお辞儀の角度は45度です。挨拶の言葉と動作は分け、綺麗な姿勢と角度を心がけてお辞儀をしましょう。挨拶なしでの退室は、当然ながら印象が良くありません。退室前に改めて挨拶することを忘れないようにしましょう。
ステップ⑥笑顔で会釈をして退室
ドアを閉める際は、会釈をして退室するようにしましょう。ここでは深いお辞儀や言葉を発する必要はありません。口を閉じたままスマートな笑顔で退室することを心がけましょう。
ドアの前でお辞儀をした後は、出かけたところで振り返り、ドアノブを両手で持ちましょう。片手で持ったままではがさつな印象を与えてしまう可能性があります。少しでも丁寧な印象を与えるように、ドアノブは両手で持つことが大切です。
ステップ⑦ドアを閉める
退室の最後のステップはドアを閉めることです。ドアを閉めるときは、大きな音がしないように両手で閉めるようにしましょう。
ドアを閉める音がうるさければ、最後に悪い印象を与えてしまう可能性があります。これまでの過程を無駄にしないようにするためにも、最後まで丁寧な言動を意識しましょう。
ドアの開閉などは日常的に行う動作なだけに、その人の普段の姿は見えてしまいます。大きな音を立ててドアを閉めるようであれば、普段からがさつな人だと評価されてしまう恐れがあります。ゆっくりと丁寧に閉めれば大きな音はしませんので、勢いよく閉めることだけはやめましょう。
鞄や荷物の正しい置き方
面接は企業によって形式が異なり、荷物の取り扱いについても企業によってさまざまです。いかなる場合でも、面接会場に持ち込む鞄や荷物の取り扱い、身だしなみは見られています。
鞄や荷物の置き方にも細かなマナーがあり、それができていないとマイナスの印象を与えてしまう恐れがあります。面接の退室時だけでなく、面接中における正しいマナーも理解しておきましょう。荷物に関する所作にも気を配ることで、面接の一部始終を通して良い印象を与えることができます。
鞄は利き手側
鞄は持ったまま入室し、着席する際に椅子の横、利き手側の床上に置くようにしましょう。企業によっては荷物置き場を別に用意している場合もありますが、そうでなければ基本的には鞄を持ったまま行動します。
面接が進む中で、鞄の中から資料などを取り出さなければならない場合もあります。利き手と反対側に鞄を置いていると、中身を取り出すのに時間をかける恐れがあります。面接官から指示があった時にすぐ対応できるよう、利き手側に置くように心がけてください。
また、鞄はチャックなどが開きっぱなしにならないように、しっかり閉めてから面接に臨みましょう。
荷物は鞄の中
荷物は全て鞄の中に入れてから面接に臨むのがマナーです。就活ではさまざまな荷物を持参しますが、面接時には不要なものを出していけません。企業から事前に提出を指示されている書類であったり、何か必要な資料がある場合は着席する前に出しておきましょう。
面接中に荷物を取り出す際、面接官の許可なく勝手に取り出すのはNGです。協調性がない、自己中心的だと思われてしまう恐れがあります。社会人のマナーとして、相手とやり取りしている間に別のことをする場合はご法度です。
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退室後のマナー
退室すると面接の緊張が解け、気を緩めてしまう人は多いです。ただし、退室後も会社の中にいるので、常に評価の対象として見られていることを忘れないようにしましょう。
退室後にマナーが悪いところを見られると、面接中の評価も全て台無しになる恐れがあります。面接が終わっても、最後まで油断せずに会場を後にしましょう。
以下より、面接を終えた退室後のマナーについて紹介します。
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退室後も礼儀正しい態度を心がける
面接終了後でも自身の行動はチェックされている可能性があります。会社の中では社会人として恥ずかしくない振る舞いを心がけましょう。
退室後も社内ですれ違う人には礼儀正しく接し、きちんと挨拶することを心がけてください。面接では礼儀正しく振る舞っていたのに、退室後に態度が大きく変わると「面接の人柄は嘘だったのかな」と思わせてしまう恐れがあります。社会人として当たり前のことを徹底することが、マナーの評価に繋がると考えましょう。
すぐにスマホを触るのはNG
面接中はスマホの電源を切るか、マナーモードにしておきましょう。退室した直後にすぐスマホを触るのもNGです。また、目の前に人がいるのにスマホを触るのは失礼でもあるため、少なくとも企業を出るまでは取り出さないようにしましょう。
就活時は選考に関する連絡が来ることもあり、スマホはこまめにチェックしておかなければなりません。仮に急用の連絡があったとしても「面接中で対応できなかった」ことを伝えれば許してもらえます。
スマホは無意識のうちに触ってしまう人も多いため、就活中は特に取り扱いに注意しましょう。
建物を出た後も気を緩めない
退室後に気を緩めないのは、面接を行った建物を出た後でも同じです。最寄りの駅、さらには自宅に到着するまで気を抜かないようにしましょう。いつどこで採用担当者のもとにあなたの言動が知られるか分かりません。
歩きスマホ、歩きたばこ、周囲の人と大声で話すといった行為は悪い印象を与えてしまう可能性があります。スマホやたばこは立ち止まって使用するなど、周囲に配慮した言動を心がけるようにしましょう。
面接では相手に与える印象を意識して臨もう
面接は入室から退室した後まで続いています。面接官からの質疑応答だけが面接ではありません。退室しても、会社を出ても、家に帰りつく最後までは気を抜かないように心がけましょう。
面接官に限らず、就活生の行動や立ち振る舞いは面接以外の場でも誰かに見られています。他の社員から見た印象が面接官に伝わり、評価に影響する恐れもあります。就活では周りの人に「自分がどうみられるか」を意識し、最後まで気を抜かず緊張感を持って臨みましょう。
面接でのマナーに関しては他の記事でも紹介しています。併せて読み、面接で気をつけるべきポイントを理解しましょう。