就活その他

自己PRで英語力を伝える効果的な方法【例文あり】

英語力を求める企業は多い

自己PRをおこなう場合、自分の持っている能力をどうアピールするかを考えることが多くなります。その中でも、英語力が身についている場合はそれを利用するのもひとつの手です。特に最近の企業の事業において、一番積極的におこなわれているのが海外展開です。

海外に展開していくには、英語力があることが重要になります。自己PRとして自身の持つ英語力をアピールすることができれば、就職に向けて一歩先をいくこともできるようになります。

TOEICなどの目に見える形で英語力が分かる場合も、それをアピールすれば自己PRには非常に有効な手段となるでしょう。では、どういう風に英語力をアピールすればいいでしょうか?効果的にアピールする方法や例文などについて、詳しくまとめ見ていきましょう。

自己PRで英語力を伝える方法①努力をアピールする

自己PRでは英語をアピールというよりも、英語習得までの努力をアピールした方がより効果的な自己PRとなります。英語を使うような職場であれば、英語の力をアピールされても、英語力があることは当然ですし、英語を使わないような職場であれば、英語が喋れてもあまり直接的な意味がありません。ですから、英語の力をそのままアピールするよりも英語習得までの努力をアピールした方が良いです。

具体的に数字を用いて説明すること

毎日こんな努力をどれくらい続けてきたから、英語が自己PRでアピールできるほどになったのかということを説明していきましょう。それにはやはり、数字を用いて説明するのがベストです。「2年間一日も欠かさず、毎日2時間、かならず英単語と教材を用いたリスニングの勉強をしてきた」というように、数字を用いて、努力の度合いを説明していきましょう。

具体的におこなったことを挙げる

英語力を身につけるために、どういった努力をしたかを具体的にアピールすることは非常に重要になります。具体的なエピソードがあるだけで、英語力のみを単純にアピールするよりも、話す人の人となりも含めて企業にアピールできます。

例えば単に「1ヶ月間海外留学をしました」だけではなく、留学した間にどんな学習をしたかを説明するだけで印象が変わります。「留学中に友人を増やして積極的にコミュニケーションをおこなった」、「毎日のようにホストファミリーの手伝いをして生の英語に触れるように行動した」などのPRで、自分の具体的な取り組み方から人間性もアピールすることができます。

努力とともに英語力をつけた成果をアピールする

就活の際に、自分の英語力を前面に出して自分のアピールポイントにする場合は、伝える内容と方法に工夫が必要になります。つまり、英語力が不足していた状態から、日常会話またはビジネスレベルまでの英語力をつけたことに至るまでの自分の努力と、それ以外の事ついても、更にアピールする必要があるということです。

独学または留学、スクールなどに通って英語力をアップさせたことにより、どんなメリットや成長があったかどうか、という具体的な例を挙げて説明することが大事です。例えば、「英語がただ話せる、ということだけでなく、一つのツールとして外国の人たちとスムーズにコミュニケーションがとれます」といったことや、「英語の記事を、辞書をほとんど使わずに読めるようになったため、国際時事の情報収集をして知識を増やし、視野がより広がった」などが一例として挙げられます。

自己PRで英語力を伝える方法②身に付けた理由を説明

自己PRでは、直接的なアピールをすることだけが評価されるわけではありません。それを通して人間的な魅力が伝われば、それも十分に良いアピールになるのです。ですから、自己PRで英語についてアピールする際には、なぜ英語力を身に付けようと思ったのかということについて説明して、人間的に自分を理解してもらうようにすると良いでしょう。

英語が通じなかった悔しさがきっかけだと評価されやすい!

そのきっかけが分かることで、相手はこの人はこういうときに努力できる人間だと思うようになります。そのことを考えると、どういうきっかけであることが望ましいのか見えてくるのではないでしょうか。「海外にいった時にあまりにも通じなくて悔しかった」とか、「英語が苦手で馬鹿にされて悔しかったから」とか、くやしさから勉強をはじめたというようなきっかけであれば、自己PRを通して評価されやすいので、そういうものが望ましいです。

前向きな姿勢をアピールしよう

自分のキャラクターもあわせてアピールする部分では、英語に対する姿勢も大事になってきます。前向きな姿勢をアピールすることができれば、採用担当者の好感を得やすくなります。具体的にどうアピールをするのかというと、英語を学んだ理由や、学んだ英語で何をしたいかを前向きに説明するのがいいでしょう。

例えば「さまざまな国の人とコミュニケーションを取りたいから」、「英語ができるようになれば、世界のたくさんの情報を知ることができるから」など、英語力を身につけた後の使い方などで、前向きさをアピールするといいでしょう。

自己PRで英語力を伝える方法③仕事に活かすことをアピール

自己PRの最後には、仕事でも同じように努力して色々と学び成長していけるということをアピールしていきましょう。すると、より効果的な自己PRになります。

あえて言葉にして伝えることでよりしっかりと印象深く伝わるようになるのです。ですから、自己PRの最後には、仕事でも同じように努力できるということをアピールしていきましょう。

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英語をアピールできるTOEICのスコアは?

商社や航空業界、ホテルや観光業界など入社後に直接英語力が必要になってくる企業もあります。また、英語力を活かした仕事を希望している就活生がTOEICのスコアを自己PRとして使うケースもあります。TOEICは企業に明確に数字でアピール出来る資格ですし、就職後にTOEICを受験するよう推奨している企業も少なくありません。

どの資格もそうですが、資格はただ羅列すれば良いというものではありません。TOEICも同じようにただ受験をしましたということだけでは強みにはならないのです。では、履歴書に書けるスコアはどのくらいになるでしょうか。

基準を設けている企業もある

業務で実際に英語を使う企業に行う「上場企業における英語活用実態調査」では、国際部門で業務をするにあたり要求されるスコアは、700点以上が半数以上になっています。英語を必要とされない業種や部署において求められるスコアは500点以上が一番多いというデータが出ています。

よって、自分の希望している企業の業種によって求められるスコアが変わってきますので、自分の持っているスコアが自己アピールになるか判断して使用しましょう。また、企業によっては入社後の昇給や昇進の判断材料として、TOEICのスコアを使う企業もあります。就職した後でも英語のスキルアップが求められる企業があるという事を頭に入れておきましょう。

必要なスコアに満たない場合は努力を伝える

履歴書にTOEICのスコアを記入してはいるが、スコアがその企業で要求しているレベルにまで到達していない場合、どう対応したらいいでしょうか。就活生がTOEICの勉強をする際に、目指していたレベルのスコアを試験では取れなかった時は、極端に低いスコアの場合、履歴書に書かない方が無難でしょう。対策を練って勉強し再度受験をした場合に目標のスコアがとれそうという時には、履歴書に記入し現在も勉強して目標スコアを目指している事を面接官に伝えましょう。

目標に向かって努力しているという前向きな姿勢や努力は、十分長所としてPR出来るポイントになります。そしてスコアをただやみくもに上げるという目標よりも、各パートごとの点数を分析して、より強化していきたいパートを中心に、強化対策を立てて勉強していると伝えることも有効でしょう。

実際に英語を使って面接をおこなう場合もある

就活の面接では、応募している企業が商社や外資系企業など、日常的に英語を使用している職場の場合は、面接時に英語で答えなければならない場面もあります。突然の場面に慌ててしまわないように、事前の心がけと答える準備をしておきましょう。

自分の長所やPRのポイントとして英語力という項目を挙げる場合は、自分の英語力についてのアピールの他に、事前に準備しておくべきことがあります。ここでは、面接のときの英語を使っての質疑応答には、どのようなものがあるのかについて見ていきます。

面接は母国語の日本語でおこなう場合でも、緊張感から上手く内容が伝えられないこともよくあります。英語での質疑応答の場合は、更に緊張感も高まり言葉が上手く出てこないということも想定されます。したがって、事前に何を準備していくかによって、面接が成功するかどうかに差が出てきますので、しっかりと対策を立てていきましょう。

英語で自己紹介をするよう指示される

就職後に英語を使う機会がある企業や、将来的に海外の駐在などの可能性がある企業などは、面接の際に英語力の試験する場合があります。その中で最も多く発生する質疑応答は、「英語での自己紹介」です。面接そのものは日本語で進行していき、自己紹介は英語でおこなうというパターンが想定されます。この場合は、自分の培ってきた英語力を見せるチャンスですので、内容をまとめてスムーズに英語で伝えられるように、しっかりとした準備が必要です。

更に英語での質疑応答の場合に必要なことは、ネイティブスピーカーのような発音やイントネーション、ジェスチャーではありません。あくまでも日本人として自分を英語で紹介
した上で、コミュニケーションをとれるかが大切なのです。英語での面接で心がけたいことは、はっきりと分かりやすい発音ではきはきと答えること、難しすぎる単語を羅列しないこと、そして一文を短く区切ること、などが大切だと言えるでしょう。

面接自体が英語で行われることも

その他に英語を使って面接がおこなわれるケースは、語学力が問われる外資系の会社や、実務に英語を使う会社や、海外の人と接するサービス業などの面接が挙げられます。このような企業の面接では、応募してくる就活生の多くが、英語力が高い学生や留学経験がある人、帰国子女などの場合もあります。

また、面接の際には面接官自身も英語が堪能であったり、外国人の面接官であることも想定されます。そして、面接の質疑応答そのものが、英語で全ておこなわれるということもあります。もし就活生がこのような英語力を求められる企業を受ける場合には、採用担当者とのコミュニケーションも求められます。したがって、自己PRのような一方的なペースで自分が話すだけでなく、相手からの質問に的確に答えられる英語能力と、臨機応変な態度も求められると言えるでしょう。

英語力をアピールする際は英語のPR文章を考えておく

自己紹介を英語でおこなう可能性がある企業の面接の対策として、事前に自分を紹介する内容の英文を作成し、練習を何度もしておくことが大切です。面接の会場でとっさに考えた内容をまとめるという器用なことは、緊張する面接ではなかなかできないからです。

事前に準備と対策を立てておけば、自信と余裕を持って面接に臨むことができるのです。英語で自己紹介をするポイントやコツですが、英語だからといって特別な内容を盛り込む必要はありません。自分の今までの学生生活についてや、得意なこと、性格についてなど自分の特徴について紹介する内容で問題はありません。まず骨組みが決まったら、あとは正しく自然な流れの英文を自分で作成していきましょう。

例文①

I am Jiro Tamada. First of all, I would like to thank you for giving me this great opportunityto introduce myself.  I’m from 〇〇University, and my major is psychology study. I’m writing a graduation thesis about “Psychology for communication between different culture.”I like playing tennis when I have time on weekends.  Because, I have been playing tennis for over 8 years from junior high school.  I belong to football club in my university, and that gives me a lot of chances to learn about how important teamwork is.  I have learned much difference between individual sports and team sports.I guess my strong point is having a spirit of challenge, and I’m sure it will be the strength for working on your company.

内容のポイント:「私は〇〇です」の自分の名前の紹介、「〇〇大学で〇〇を専攻しています」と現在の所属先についての説明と紹介をしています。そして、卒業論文の内容についてと、自分の趣味について紹介しています。自己紹介の最後に自分の長所を述べて、社会に出てからも役立てたいという内容を入れています。このように簡単な文で、一文ずつを短く分かりやすい表現にすることが大切です。

例文②

My name is Michiko Koda. I was born in Tokyo, and grew up in several cities because of my father’s job. I graduated from university in Seattle and I am studying at 〇〇 University in Tokyo. My major of the university is economy study.I have been working at airport for service staff for travellers from outside of Japan as part time job. I think this job gives me lots of experience and, I could be good at communicate with people.I am sure I can work with good communication when I work for your company. I truly appreciate for giving this opportunity to visit your company and have a meeting test here.Thank you so much for your time today.

内容のポイント:自分の名前の紹介をオーソドックスな「My name is~」の表現を使っています。一般的な会話では固い印象の表現ですが、面接など初対面やビジネスでは使用しても特に問題はありません。

「私は東京で生まれて、父親の仕事の関係でさまざまな都市で育ちました」と自分の出身地や育った場所について述べています。「私は空港で海外からのお客様への顧客サービスのアルバイトをしています」と、現在のアルバイトの内容についてと、「お客様との接客でコミュニケーション能力を培うことができました」と、自分の成長点と長所についても述べています。

最後に、「このような面接の機会を作って下さり感謝しています」「お時間頂きありがとうございました」とお礼の言葉で締めています。お礼は、最初と最後どちらかに入れると印象が良くなります。

自己PRとして英語での自己紹介やPRを求められることがある

実際に英語力の高さをアピールする場合、合わせて英語でのPR文章を考えておきたいところです。というのも、英語力を強みとしてアピールした際、企業は実際にどの程度英語ができるかを確認したいと思います。そのため、自己PRの一貫として英語での自己紹介やPRを求められることが多いのです。

いくら英語力に自信があり、アピールできるとはいっても、いきなり「英語で自己紹介をしてください」と言われてスラスラ英語が出せる人は多くありません。特に就職活動向けの自己紹介やPRとなると、できれば事前に「こういったことをアピールしたい」と思うことをある程度まとめておきたいものです。英語力を強みにする場合は、あわせて英語を用いた自身のPR文章も考えておくようにしましょう。

英語力を伝える自己PR例文3選

日本人が持つ英語力は、就活において非常に魅力的なスキルです。海外進出している企業やこれから進出する企業も多いので、ほかの就活生に差をつけることができるでしょう。ここでは、英語力をアピールした例文を3つご紹介します。先述したポイントと合わせて、参考にしてください。

例文①

私は、日常の会話ができるレベルの英語力を持っています。英語力が身についたのは、大学生のときです。私は、大学1年生の頃に3ヶ月アメリカに留学していました。その当時は、英語で会話なんて全くできませんでした。アメリカ人の友人が、次第に日本語が上手になっていくのを近くで感じ、悔しかったことを今でも覚えています。
そこで私は、日本に帰り大学の外国出身の先生に質問するなど、英語が話せるよう努力しました。そして、自分の腕試しもかねて翌年も同じ場所に留学しました。そこには、英語で積極的にコミュニケーションを取る自分がいて、驚くほどの成長を実感しました。貴社でも私の英語力を活かし、海外進出に貢献していきたいと思っております。

1つ目は、留学経験で英語力が身についた例文です。留学で何を感じどう思ったのか具体的に書いてあり、担当者も読みやすくイメージしやすい自己PRになっています。「もう一度留学した」から、負けず嫌いなこともアピールできるでしょう。

例文②

私は高い英語力があると自負しております。それを証明できるのは、英検1給とTOEIC840点の2つです。私は小学生の頃から英語を話せる人に憧れを持ち、将来高いレベルの英語を扱いたいと考えておりました。中学生になると英語力を測れる英検の存在を知り、資格を取得するために毎日4時間勉強しました。
その結果、中学2年で高校レベルの準2級を取得することができました。大学でも英語の勉強を続け、TOEICで最高840点を取り、英検も1級を取得することができました。貴社でも目標達成のために日々努力し、私の英語力を遺憾なく発揮したいと思っております。

2つ目は、高い英語力で資格を取得した例文です。英検やTOEICなどの資格を持っている場合は、積極的にアピールしていきましょう。ただし、「資格取得のために勉強した」だけではいけません。ポイント①でもご紹介したように、どんな努力をしたのか具体的に書くようにしましょう。

例文③

私は、人よりも高い英語力を持っています。私の両親は、父が中学の英語教師で母が高校の英語教師です。ですので、私は幼いころから英語に触れて育ってきました。そのおかげか分かりませんが、小学校や中学校での英語の成績も群を抜いて良く、友達にいつも教えていました。
私自身英語が嫌いな訳ではなかったので、人よりも優れているこのスキルを活かして働きたいと思うようになりました。それからは、英語力のさらなるスキルアップのために語学学校に進学し、仕事で使える英語力を身につけて参りました。貴社に入社できましたら、先のことを見据えて行動し、この高い英語力を存分に発揮したいと思っております。

3つ目は、幼いころから英語に触れていた例文です。「父が英語教師」「実家が英会話教室」などはアピールできますが、それだけではいけません。この例文のように「英語力を活かせる仕事がしたい」と、志望理由に繋げるようにしましょう。

英語力が伝わらないNG自己PR例文3つ

ここまで自己PRで英語力を効果的に伝えるポイントについて解説してきました。ここでは英語力が伝わらないNG自己PR例を紹介していきます。どんなに素晴らしい経験をしていたとしても、その伝え方を誤ってしまうと、採用担当者の目には魅力的な人材に映りません。

確実に自身のスキルを採用担当者に伝えるためには、NGポイントもおさえておくべきなのです。以下のポイントを把握し、それらに注意して自身の英語力をしっかりと採用担当者に伝えられるようにしましょう。

例文①

私の強みは英語力の高さです。私は海外留学を経験したことで、この強みを伸ばすことが出来たと考えています。海外留学を経験する前は、さほど英語に得意意識を持っているわけではありませんでした。しかし、海外留学の際には、現地の人と毎日交流する機会があり、必然的に英語を話さなければならない環境に身を置くことになりました。
その結果、英語を用いた日々コミュニケーションを通じて日本にいる時よりも英語が話せるようになったのです。私はこの英語力を活かし、〇〇という部署において、海外とやり取りしながら、活躍していきたいと考えています。

この例文のNGポイントは、「どの程度の英語力を持っているのか」、「どのような工夫により、英語力を身につけたのか」という点が述べられていないことです。英語が話せると言っても、そのレベルはさまざまです。そのため「TOEIC900点」など、客観的にその価値が分かる指標を用いてそのスキルを示すのが賢明です。

また英語を話せるようになった過程でどのような工夫をしたのかが全く書かれていなく、事実を淡々と述べているだけになってしまっています。過程でどのような工夫を行い、その中でどのような強みを発揮したのかを採用担当者は知りたいのです。

例文②

私の強みは英語力の高さです。私はこの強みを学生時代の勉強を通じて身につけることが出来ました。私は英語力がなくても、他者との意思の疎通は難しくないと思っています。しかしそうは言っても、世界のボーダーレス化が進んでいる今日、多くの企業では国内だけでなく海外にまでビジネスを展開しており、それゆえ仕事をする上で英語は話せた方がいいという考えもあります。
そのため、そのような社会に適応していくために英語の勉強を行ったのです。もともと英語に得意意識があったわけではなく、TOEICも450点程度だったのですが、この勉強を通じて、TOEIC850点を記録することが出来ました。

この例文では、仕方なく英語の勉強をしている印象を与えてしまい、その点がNGポイントと言えるでしょう。また、「英語力が無くても意思疎通できる」という根拠が書かれていません。さまざまな企業が海外へビジネスを展開していく中で、英語力を持った人材の需要は高まっています。しかし必ずしもすべての仕事で英語力が必要とされるわけではないのです。

例文のような書き方をしてしまうと、勉強に対する主体的な姿勢が感じられず、受け身な姿勢で勉強を行ったことが伝わってしまいます。企業は必要な能力を身につけるため日頃から自己研鑽を欠かさない姿勢を求めており、この例文のような書き方をしてしまうと、そのような求める人物像とはズレてしまうのです。

例文③

私は英語力の高さに自信を持っています。私は貴社の選考を受けるにあたり、英語力が必要ということで勉強を始めました。それまで英語には苦手意識を強く持っており、TOEICの点数も500点程度でした。しかし貴社に入社したい一心で毎日8時間勉強時間を確保し、TOEICの勉強に取り組みました。
学業の他にもアルバイトや部活動などさまざまな活動に取り組んでいたことで時間の確保が難しいこともありましたが、何とかやりくりし、その結果、TOEICで800点を記録することが出来ました。しかしここで慢心することなく、今後も英語の勉強を続け、英語力に磨きをかけていきたいと考えております。

この例文では英語を身に付けた理由が「選考のため」だけになっており、その点がNGポイントだと言えるでしょう。たしかにTOEICでハイスコアを記録していることで、就職活動において有利に働く可能性もあります。しかし選考を突破することをゴールとして英語力を身につけているのであれば、それは企業の意図を理解しきれていないと言えるのです。

企業が人材に英語力を期待している場合、事業のグローバル化を推進しているなど、その企業は実務において英語力が不可欠な職場になりつつある状況だと言うことが出来ます。選考の突破をゴールにしているように述べてしまうと、「本当に仕事において英語力を活かしてくれるのかな」と疑われてしまう恐れがあるのです。

自己PRでは英語力を得るためにした努力を伝えること

自己PRでは英語ができるということを単にアピールするのではなく、自分の具体的な努力について伝えることが重要です。以上、自己PRで英語を効果的にアピールする方法のご紹介でした。英語は英語でさりげなくアピールしつつ、あくまでもメインはそれを習得するための努力する力のアピールをしていってください。するとより効果的な自己PRとなるでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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